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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部・第4話

マインが食事をして余った分を神の恵みとして孤児院に分け与える。フランがそれを持って行った後でギルが入って来てパンもこんなに余ったと言って来た。それじゃそれも孤児院に分け与えましょうと言うとギルは喜んだ。

ギルが孤児院にパンを持って行くのにマインは一緒に連れて行って貰う事にした。孤児院はどう言う所なのか見てみたかったのだ。孤児院の食事をする場所は女子棟の地下にあると言う。男女で一緒に食べるのだ。でもその入口は外から閂がされていた。マインはこれを見て悪い予感がする。

開けて中に入ってみると暗くてすえた匂いがし、痩せこけた子供達が横たわっていた。そのうちの一人がマインの服を引っ張る。思わずマインは払い除けて、そのまま倒れてしまった。マインの身体は弱いからなあ。
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部屋に戻って気づいたマイン。ギルはあんな場所に連れて行くのが悪いとデリアに叱られたが、ギルが居た頃はあんな状態ではなかったのだそうだ。デリアが孤児院を出たのは一年前。その時でもかなり状態が悪かったのがこの一年で一層悪くなっているらしい。

青色神官が還俗して数が少なくなって、灰色神官も減らされて、その結果として孤児院には物が届かなくなっていたのだ。自分の居た孤児院を何とかして欲しいとギルはマインに懇願する。マインの今の立場では何も出来ないので、神官長に相談する事にした。

そして神官長に会っていきなりこの話を切り出したマインだが、神官長は全く聞く耳を持たずに却下。取り付く島もない。そんなにどうにかしたいのなら自分がやったらどうかと言う神官長。どう言う事かと言うと、誰もなりたがらず空席になっている孤児院の院長にマインがなって、マインの金で孤児たちをどうにかすればよいと。院長になって責任を負えと言うのだ。

マインには確かにお金はある。しかしそれはマイン工房のお金であって、自分の好き勝手に仕えるお金ではない。ちゃんと会計を別にしてるんだね。現代社会でも中小企業ではこの辺の区別をちゃんとしていない会社が結構あったりして、騒動になる。

金も出せない、責任も負えない、そんな事なら口を出すなと神官長から突き放された。そう言うマインを冷ややかに見るどこか誰かの青色神官。

部屋に戻って神官長の仕打ちに気落ちしていたマイン。フランはもう孤児達の事は忘れましょう。気晴らしに本でも読んではと言うが、こんな気持で本は読み続けられない。

迎えに来たルッツにマインはこの気持で泣きついた。話を聞いたルッツは、だったらその孤児達をみんなマインの側仕えにしてしまえば良いと言う。そして資金の問題は、マインの側仕えになった孤児達にマイン工房の仕事をさせれば良いと言うのだ。それならそれによって利益が生まれ、当然の対価として孤児達にお金か食料を提供出来る。マイン工房の孤児院分室を作れば良いと言う。それか、それがあったかと喜ぶマイン。

とは言ってもこんな大胆な施策をいきなりは出来ない。ベンノに話したらまた面倒な事を始めると言われたものの、植物紙を量産出来るので反対はしない。だがマインがさっそく神官長に会って話を言い出すとベンノが怒る。そんなに直接的に言ってもダメだと。

貴族の世界では表立っていきなり話を切り出してもダメ。先に根回しをしておいて、話がついたところで切り出す。まあ、会社でもちょっと似た事してるなあ。先に担当者に打診して、可能そうなら改めて上を通した依頼にするって感じで。えー、と思うマインにフランもそのとおりだと言い、そこはフランが神官長に根回しをすると言う。

こうして根回しが済んでマインは神官長と面会して孤児院の院長就任を認めてもらう手はずとなった。

「ここで話をする」
「ベッドで!」
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ワロタw

実際にはそのベッドの奥にある壁に隠された扉を魔法で開けて中に入って神官長とマインの二人だけで会談をするのだ。他に誰も入れず誰にも聞かれない。

先日、大勢の居る場所でマインがあの事を切り出した時は神官長は命が縮む思いをしたと言うのだ。孤児院批判は神殿長の方針批判そのものだ。あの場には神殿長の灰色神官も居たし、神殿長寄りの青色神官も居た。そこで神殿長批判をしようものならあっと言う間に揚げ足を取られてしまう。もっと警戒すべき相手は誰なのか覚えておけと言う。

神官長はマインに尋ねた。基本的に他人に関心が無い君がどうして孤児達の面倒を見ようと思ったのか。マインは即答する、本を読みたいから。
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神官長、全然意味が分からず呆然w

分かる様に話せと言われて、マインは孤児達があの状態だと気になって本がまともに読めない。だから孤児達にちゃんとした生活を送らせて、自分は安心して本を読みたいと言う。頭を抱える神官長、君は想像以上の馬鹿者だ。

そう言われてこれは孤児院の院長就任はダメかなと思ったマインだが、神官長はマインの院長就任を正式に認めると言う。礼を言うマインだが、貴族の女性の言葉遣いがなっていないと言って、言葉遣いを教える巫女も必要かと呟いた。

そんな神官長にマインはどうして神官長は他の神官達と違うのか聞いてみた。フランから神官長は実は孤児院の状態に心を悩ませていたと聞いていた。あの場では却下されたが、それは他にそれを聞いていた者が居たから。二人だけで話をして神官長はマインに任せる事にした。それは何故か聞いたのだ。神官長は、自分もマインと同じ様に外からこの神殿に来たからだと言う。外様で神官長になったって事はそのツテが強力だったのだろうか。

戻ってギルにこの話をするとギルは涙を流して感謝する。ギルは本当に孤児院の子達を気にしていた。そしてそこにやって来たデリア。神殿長には黙っていてあげるが、絶対失敗するなと。デリアだって孤児院で酷い目に遭っていたからね。

神殿長には「マインに孤児院の院長を引き受けさせた」「そうか、あんな面倒な物を押し付けたか」と言う話になるのかな。で、蓋を開けてみたら「なんだこれは」となりそう。

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動画工房 春のアニメまつりで振り返る・月刊少女野崎くん

COVID-19の影響により、放課後ていぼう日誌の第4話以降が放送延期になってしまったこの枠で「動画工房 春のアニメまつり」が始まった。今週は「月刊少女野崎くん」。

私はこの作品がとても好きで、舞台探訪にも言っている。この第1話で登場した駅が新所沢駅なのだ。
舞台探訪・月刊少女野崎くん・新所沢駅

当時はどこの制作会社かと言うのは全然気にしていなかったが、動画工房なんだなあ。千代がジタバタ転がっている場面とか。
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第1話のタンデム自転車の場面もよく覚えているが、それを見てる周囲の人間が顔を暗くしてあっけにとられているのは多分気づいてなかった。別に普通に走っていても良いのでは?

千代をやってる小澤亜李さんをこの作品で初めて知った。それ以来ずっと好きな声の人。そしてこのEDの「ウラオモテ・フォーチュン」の「反対の反対の反対の…」が忘れられない。

千代ちゃんと言えば「脚本の人そこまで考えてないと思うよ」の一コマがやたらと有名。でもこうやって動く千代ちゃんって可愛いでしょ。

月刊少女野崎くんが放送された平成26年7月期には「ハナヤマタ」「ヤマノススメ・セカンドシーズン」「ろこどる」「さばげぶっ!」が放送されていて、実に充実したクールでした。

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プリンセスコネクト!Re:Dive・第4話

ギルド美食殿が結成して、組合からは拠点となる家が与えられた。
与えられた…
外見えはなかなかだったのに、中が誇りだらけゴミだらけ虫だらけ。特に虫はキャルにとって天敵。猫属性なのに。
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こうなったら徹底的に綺麗に掃除するわよー、特に虫は全部排除、とキャルが陣頭指揮をとって掃除が始まった。先ずは家の中の物を全部外にだす。その時にペコリーヌが気がついた。大変です。大切な物がありません。

何だと思ったら、みんなで食事をする食卓が無いと。これが一番大切な物。あー、そう言えば私は高校生位の頃から食卓で家族で食事するって事が無くなったなあ。別に引きこもったとかそう言うのじゃなくて、生活時間が合わないとか、偏食で食べる物が一人だけ違うとか。特に父親は夕食時刻に家に居た事がないから一緒に食べたとしたら正月位なんじゃなかろうか。と言う事で、定番の「ちょっと醤油取って」と言う会話もした事がないw

とにかくペコリーヌにとっては何よりも大事な食卓が無いので、木を切り倒して自分で作り始める。そこからか。どこかで買ってくるとかじゃないんだ。

コッコロはカーテンなどの洗濯。そうだよねえ、洗濯機とか無い世界だからカーテンを洗濯するとなるとそう言う足踏み洗濯になるよねえ。
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自ずと家の中の掃除はキャルとユウキの二人で行う事になる。キャルは虫が嫌いと言うか、汚れているのが我慢出来ないのでせっせと掃除を進めた。

そのうちにコッコロは買い物の買い出しに行かされた。先日のお金が残っているのでそれなりに買い物が出来たが、それでも早くも予算が足りなくなって来ていたらしい。良さそうな皿をまじまじと見ていたら、これを売っているらしいサレンが話しかけて来た。それが気に入ったのならまけましょうと。でも随分上品そうな人でバザールで品物を売る人にはあまり見えない。すぐにサレンに仕えるスズメと言う子が騒ぎを起こしながら来て、沢山の買い物をしたコッコロの荷物運びを手伝う様にサレンから命じられる。

スズメが言うには実はサレンは王宮騎士団の副団長だったのを、身寄りのない子供達の救護院を設立する為に騎士団をやめたのだそうだ。立派な主人を持って幸せですねと言うコッコロ、自分も主様との関係がそうなりたいと話ながら進む。

でもそうやってたら見事に森の中で道に迷ってしまい、しかもロバが逃げ出してしまった。ロバが居ないと荷車が引っ張れないと困ったところで、森の中で何か音がする。さてはロバがそこに居るのかとコッコロが投げ縄で捕獲。

ロバ…確かにロバっぽいのだが、大分違う。本人からするとかなりおしゃれして外に出たらしい。リマと言って、アルパカらしい。ロバが逃げて困っていると言ったら自分が引いてあげると言う。

そこに山賊登場。荷物とロバを置いて…あれ?なんだこいつは、まあいい、ロバを置いていけと言うからリマが怒って山賊をあっさりボコる。

リマが山賊を撃退して力を使ったところで特製リンゴを食べて少女の姿に。ちゃんと女の子の姿になれるんだ。でもその姿で荷車牽いたのか、この後。

その頃、美食殿の家の方ではキャルが浴室の掃除を完璧にしあげ、ユウキに高い場所の窓拭きを依頼する。しかし、虫が出現して押さえていた椅子を動揺させてしまったのでユウキが転落。気を失ったユウキはよくある現世と異世界をつなぐ神様の居る空間みたいな場所に。ここのアメス様って以前も見たっけ。アメスはユウキを送り出してそれを見ていたが、よりにもよってこの世界で大きなポイントになる子達と一緒になったんだねと。そして特にキャルは事情があるからと呟いた。

そんな話をしてまたユウキは戻って目覚める。キャルは事情の有る子。

漸くペコリーヌが作った食卓が完成したものの、見た目がヤバイと思ったらやっぱり家の中に入らない。一旦分解して作り直し。

無事にテーブルが家の中に収まったところでコッコロも買い出しから戻って来た。

食材も調達されて本日は記念の夕食。美食殿のみんなが初めてあのテーブルを囲んでのビーフシチューだった。
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社長、バトルの時間です!・第4話

ユトリアが美味しい話を持って来た。
何かと思ったらマリカが持っている宝物の地図で一緒に探索に行けば分け前が貰えると言うのだ。宝の地図の持ち主はマリカ。どんな縁でユトリアに話が来たの?以前依頼の途中で知り合ったとは言うけれど。

やって来たのは小さいツインテの子で、ミナトが見た感じでは10歳位かなと言う女の子。でも胸は大きいじゃん。あとで12歳と分かるが、12歳の背丈の胸の大きさじゃないぞ。もちろん、のんのんびよりのほたるんみたいな例外はあるけど。
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しかもこのマリカが高飛車で、あまり性格がよくないぞ。それでもユトリアは大変乗り気で、早速宝探しに行きましょうと拳を振り上げるが、みんなあまり乗ってない。アカリとマコトは今日は買い物があるとかで参加せず。

そもそもそんな小さい子が持って来た宝の地図ってアテになるのか。真偽判定せずに貧すれば鈍すると言うか、ユトリアとミナトがマリカと共に宝探しに行く事になる。あれ、ガイドさんも行かないの。

宝の地図と言うと、実はユトリアとミナトにも思い出があって、宝の地図を元に二人で宝探しに行ったものの、帰りが遅くなって先代の社長に怒られた思い出がある。にしても、思い出の中のユトリアさん、ゲームに負けた時のちゃぶ台返しと言い、お転婆だよね。
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宝の地図には緑の迷路の中の鹿の角の地面を掘れとあったので、森に行ってみる事にした。森の中に入ってみたら、以前コスト的にペイしなくても困った人が居たら助けてあげると言うミナトの方針で花をとってあげた少年トーマスと出くわす。

トーマスはこの辺の地理に詳しくて、鹿の角もきっとあれだろう、この辺で遊んでいる子ならみんな知っていると教えてくれる。マリカはこんな子供の言う事が信用できるのかと言うが、お前だって子供ではないか。歳を聞いてみたらトーマスは10歳。マリカが2歳上だと言うのだ。と言う事でマリカも現代日本で言えば小学校6年生段階。それでも信頼していた祖父が残した地図だと言うので信じている。

行ってみたら、木が二方向に斜めに生えていて、これは確かに鹿の角に見える。

と言う事で、ミナトがスコップで掘ってみたら(そんな適当な場所で良いのか)、カツンと当たる物があって、掘り出してみたら小さい宝箱みたいなものだった。開けてみたら中にまた紙が入っている。こちらにはお化け屋敷の奥の部屋の絵を調べろとあった。

また分からない場所登場。でもトーマスは知っている。お化け屋敷と言うのならこの辺の子供達の間では廃屋を指しているだろうとの考えだった。行ってみると確かに廃屋あり。これは愈々本物とお宝を期待するユトリア。
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大きそうな家だったのに、入口から一直線で部屋に向かって、そこは扉に鍵がかかっていた。

ユトリアがガサツにも蹴破りますとか言い出すので、ミナトが慌てて止める。そんな事をして家ごと潰れたら大変だと。よく見たら扉の隣に小さい穴がある。トーマスなら入れそうなので入って中から鍵を開けようと言うものの、中が真っ暗。そこでマリカが魔法で照らしてやった。

これで中に入れて鍵も開けて、奥の方を見たら何だか絵がある。あれかと思ってミナトが近寄ろうとしたら魔獣出現。ミナトが剣で戦おうとしたのを(でもレベル低いんだよね)、マリカが炎の魔法で退治。大丈夫なのかあんな古い廃屋で炎とか使って。よほどピンポイントで当たるのだろう。

絵の方に近寄ってみたら何か手紙みたいなものが挟まっていた。中を読んでみたらマリカの祖父からマリカ宛の手紙だった。この手紙を読んでいるとしたら自分はもうこの世には居ないだろう。120歳迄生きてもう未練は無いが、ひとつだけ心残りなのはマリカの事だった。マリカは優秀だったのが逆に仇となって、同い年の子供達と友達になれていない。この宝の地図はマリカが見つけて誰かと一緒に宝探しをして友達を持てればと思って作ったのだと言う。

祖父のはからいに涙するマリカ。そしてトーマスはもう俺たちは友達だよなと。トーマス、大人なんだよね。あの性格の良くないマリカ、しかも一度ぶったんだけど、そのマリカに腹を立てずにつきあって最後は友達って言ってくれたんだから。

思い返せばミナトとユトリアが小さい頃にやった宝の地図での宝探しも先代の社長のはからいだったのかもしれない。先代の社長がユトリアを引き取って、まだ間もない頃で、ユトリアがミナトに馴染んでいない頃、あの宝探しで二人は仲良くなった。

と言う事を実はガイドさんが先代の社長から何となく聞いていた(実はガイドさんって相当歳なんでは)。だから今回の宝探しは二人だけで行かせたのだ。そして都合よくアカリとマコトも用事で別行動になり、今からでもミナト達の後を追おうかとしたアカリの前に突如出現して留めたのだ。

今回は社長スキルの出る場面は無かったけど、以前の社長スキルで助けてあげたトーマスが今度は助けてくれた。

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ミュークルドリーミー・第4話

まいらが中心となって作ったお笑い研究部。さっそく学校で大々的に宣伝して部員募集を始めた。その様子を見てみんなまいらにあんな一面があったのかと驚く。
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何の抵抗も無く、宜しくと言うまいら。読モとしてはイメージが別にあっても学校でのキャラは地を見せても何とも無いと思っているんだ。それはそれで良い事だと思う。

次のモデルの仕事は土日。と言うか毎週週末はびっしり仕事が入っていると言うのだ。そして平日は学校って、体力あるまいら。何だったら見ていくかと言われてゆめはまいらの仕事現場に行ってみる事にした。

撮影の方は順調に終了。その後は雑誌のインタビューと来て、土日は何してるのとか(いや、今おまえがやってる様な取材とか写真とかそう言う事やってるに決まってるじゃないか)、お勧め店はどこかとか。ここでまいらがぶっちゃけた答えをしたが、学校の時は理解したが、雑誌の取材でそれはまずいんじゃと思ったらやはり妄想だった。

取材後、まいらはゆめを家に誘った。そしてどうせなら夕食を食べて行かないかと。親から今日の夕食にピザをとっていいと言われていたので、ピザを頼むらしい。それってわざわざ自分(ゆめ)の分もとるの?と遠慮したゆめだったものの、一緒に食べてくれる人が欲しいと言われて一緒に。まあピザなら他の人が居た方が良いかも。

まいらのお笑いコレクション見て行ってと言われてまいらの部屋へ。ふと見ると机の上にぬいぐるみがある。みゅーに似ているぬいぐるみが。しかも話を聞いてみると空から落ちて来たと言う。さらにはみゅーと同じ様に取扱説明書まである。これは怪しい。
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家に帰ってからゆめとみゅーはあのぬいぐるみが怪しいとお互い思っていたのを話し合う。それならまたまいらの夢の中に入って調べようと、ユメシンクロ開始。相変わらず牛が居る夢の中だった。

さっき見たぬいぐるみ発見。取扱説明書を背負っていたので中を読んで見る。するとこのぬいぐるみはみゅーのドリーミーメイトとの事。ドリーミーメイトを持つパートナー同士は互いにそれを持っているのを知られても大丈夫。それ、パーマンの法則か。あっちはバレた場合は深刻で脳細胞破壊銃でク○ク○パ○にされる。そして最初にバレた時にバレた相手もパーマンにしてしまう事でそれを逃れた。これと同じか。

みゅーと同じ様に話せる様にするにはみゅーとそのパートナーの力で喋れる様にしてやる必要がある。と言う事で、ゆめとみゅーとで新しいぬいぐるみが喋られる様に魔法をかけた。

話し始めたそのぬいぐるみはまるでまいらの為に作られたかの様に関西弁。お腹がぺこぺこでペコリーヌ…じゃなくてぺこと名付けられた。そして夢のなかでまいらとコンビを組む。

ここにゆにの妨害が入る。たこ焼きがいきなりタコに。ゆにがブラックアビスを放り込んだからだと言う。人間のネガティブな心のスキマにブラックアビスを入れてるらしい。でもじゃあたこ焼きはどこに隙間があったんだ。
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ともかく、ぺこが本格的に活動を開始する前に片付けるとタコを煽る。逃げながらもゆめはミュークルステッキを使ってタコを倒す。あっけないな。

夢から覚めてまいらはぺこが実際に喋って存在するのを知る。だからゆめとみゅーも同じなのかとあっさり理解。ゆめのドリーミーストーンも2個目。

学校では人目につかないところでゆめとみゅー、まいらとぺことで楽しそうにお喋り。
それを青い髪の子が通りすぎながら楽しそうねと言うが、彼女もOPから見るとドリーミーメイトになるんだろうなあ。

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波よ聞いてくれ・第4話

瑞穂の所に居候のミナレ。瑞穂は朝出勤して行くが、ミナレはそのまま8時をスマホで確認したと思ったら目覚めたのは既に11時過ぎ。ウォーキング・デッドの様な演出って、それ何?

朝食まで用意してくれる瑞穂に、ミナレはヒモになりたいと涙ぐむ。しかし瑞穂の飼ってる亀のマニュアルを見ると字がびっしりと書かれていて、瑞穂の怖い一面を見た。実は瑞穂は後の場面で恐い顔をのぞかせるんだよね。
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兼嗣から冠番組の話を貰ったとは言っても、現時点で収入がある訳ではない。そこでミナレはバイトを探していた。ついでにスポンサーも見つからないかと。中原も一緒で。中原がスポンサーなんてどの程度出せばよいのかと言うから兼嗣に聞いてみた。すると一ヶ月で170万円なのだそうだ。マジか。そんなに高いのか。深夜3:30の枠なのに。まあ確かに人件費はどの時間だろうとかかるし、設備費もかかる。それにしてもミナレじゃなくてもこれは予想外の値段。まあ流石に5万円とは思わなかったが。さらにはCMも流すとなるとCMを制作する費用もかかる。

こんな様子だから中原はボイジャーに戻って来いと言う。店長はミナレの働きだけは認めていた。ただ、店の雰囲気を壊すのが許せなかったのだ。だから心を入れ替えて謝れば何とかなると。

ここに突然の事件。店長が事故られて、救急車で搬送される時に中原に連絡が入った。店を頼むと。とは言っても中原一人で到底店をまわせないからとミナレに手伝って貰う。

疲れ果てて業務用ラッシーを持参して瑞穂の所へ帰宅。今日も飲むのか。毎日酒を飲むとかアル中か。大変な状況なのに、中原、なんだか夫婦で店やってるみたいだと言って喜ぶが、喜んでいる場合じゃない。二人はやっぱり足りないと愚痴るミナレ。よっぽど好きなんですねと話を向ける瑞穂にらっしーねと言ったらラッシーを掛けてるんですかと睨んだ瑞穂の目が恐い。
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相変わらず忙しいのだが、中原がミナレと一緒に仕事がしたいと迫る。中原、以前ああ言われたのに全然諦めてない。まあ普通にお友達として付き合って貰えたらその先も考えちゃうだろう。結局30になる迄に店を持てたら考える、それまで結婚しないでいると言う言質は取れた。

ボイジャーに謎の女性登場。店長を事故らせた人物の妹だと言う。兄の不始末に対して、無償でボイジャーで働いて償いたいと言う。実際のところ、ボイジャーは二人では手が回っていない状況だったので、皿洗いからやって貰った。この女性、城華マキエ(たちばな マキ)と言う。これで「たちばな」って読めないな。

ところがこのマキエがかなり使えるのだ。皿洗いはもとよりオーダーもきちんと取れる。しかもミナレのボイジャー&中原の位置を脅かす。中原が送っていく時に今日は帰りたくないと言い出すし、新メニューを作るし、そしてブログの更新までしてしまう。

中原は一旦は帰りたくないをあしらったものの、その後もう一回帰りたくないでとうとうだったらうちに来いと言うのだ。そしてその現場をミナレが目撃する。

ヤサグレたミナレに兼嗣から電話が入った。スポンサーがついたのだ。第1回は架空実況で行くぞと。ここから第1話の冒頭の羆との格闘戦に繋がるのかな?
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八男って、それはないでしょう!・第4話

五男・エーリッヒの結婚式に向かう為にオウトへ向かうヴェル、そしてギルドを結成したイーナ、ルイーゼ、エルも同行。ついでにと言うか、たまたま引率者としてブランタークも乗船していた。

ところが魔法で飛んでいる船、絶対落ちる筈が無い船も、アンデッド・ドラゴンに狙われてしまって撃墜の危機に。乗船していた大魔法使いのブランタークに救援の依頼が入るものの、相手はアンデッドなのでブランタークの魔法では浄化出来ないと言うのだ。しかし、とブランタークは続ける。ここにもう一人魔法使いが居る。と言ってヴェルを指名。
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確かにヴェルは子供の時にアルフレッドの浄化をしたからね。他の造作がどれもこれもナーロッパな世界なのに、何故か船のハッチだけは未来的で、そこからヴェルは外に飛び出す。アンデッド・ドラゴンの船に対する攻撃はブランタークにまかせておいて、ヴェルはアンデッド・ドラゴンの浄化をする魔法に専念。力を貯めて解き放った。これで終わりだーみたいな叫びだとフラグが立つが、これで終わってくれーと言うお願いだとまあアンデッド・ドラゴンは浄化される。

一息ついたヴェルだが、ブランタークは休んでないでドラゴンの残骸を四次元ポケットで回収しろと命令した。これが後で役に立つ。

この船に乗り合わせたアルテリオと言う大商人とブランタークを通じて知り合いになった。ヴェルの活躍を見ていたのだ。やがて船はオウトに到着。ところでオウトって王都だと思うのだが、Wikipediaを見たら王都スタットブルクと書かれていて、何故また「オウト」とか妙な名前をアニメでは付けたのだろう。

アルテリオが予言していたとおり、王都に着いてもヴェルには買い物に行く間もなく、突如騎士団が出現してヴェルを馬車にて王城へ迎い入れた。過去二百年間にわたって退治された事のないアンデッド・ドラゴンを退治した事で王城へ迎い入れられるのだが、それにしたってこんな大人数の騎士団が来るか。

ヴェルは王の御前に迎えられてアンデッド・ドラゴン退治の勲功により、準男爵へ叙爵される。父親は騎士爵なので爵位としては上になってしまった。

と言う様な事を今頃は王城で行われているだろうとブランタークから聞かされた三人。本来は仲間の叙爵を喜ぶべきところだが、でもそうなったらもうヴェルは自分たちと冒険者を出来ないのかと浮かない顔をしていた。だからブランタークが、たとえ爵位を持っても本人がその気なら冒険者をやるのは問題ないと聞いて、やっと安心。そもそもヴェルは領地を持っていない法衣貴族。

それよりも今頃は貴族のしがらみと言うのを嫌という程思い知らされているだろうとブランタークが言うが、それは予想していたのとは何か違った。

よりにもよって王の御前でヴェルの持って来たアンデッド・ドラゴンの値踏み論争が行われていた。財務卿のルックナーは財政上の問題から金貨13万枚を主張。一方でエドガー軍務卿は武勲を立てたヴェルにそれは安すぎると17万枚を主張。お互いヴェルの気持ちを勝手に持ち出して譲らない。そこでホーエンハイム枢機卿が間を取って15万ではどうかと。間とかそう言う問題ではないと二人は言うが、ここで宸襟を悩ませるのはどうかと言うホーエンハイム枢機卿の意見でまとまった。
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やっと本来の目的のエーリッヒの結婚式に参列するが、ここで問題が。父からの手紙で金がないから祝儀の品はそっちで何とか用意しろと言うのだ。そんな事を言われても兄達もお金を持っている訳ではない。無いなら無いでも良いのではと思うヴェルだったが、そうは行かない。それはバウマイスター騎士爵家の寄親であるブライヒレーダー辺境伯の顔に泥を塗る事になるからだ。寄子が困っている時は寄親お金を貸すのが当たり前で、でもバウマイスター騎士爵は借りても返すあてが無いから言わなかったのだろう。

それを聞いてヴェルがお金を出す事にした。ついさっき莫大なお金も手に入ったしね。これで滞りなく式はあげられたみたいだが、この場面って「お前にそんな金があるのか!一体どうしたんだ!」みたいな展開が何故無いの?

さてヴェル君、アルテリオに米麹の入手を頼んでいたらしい。なんだこの突然の展開は。アルテリオが苦労して(いや、そもそもそんなものがこのナーロッパにあるのか)手に入れた米麹。それを使ってヴェルは味噌作りを始める。しかもイーナ達を巻き込んで。これ、三人を巻き込む意味がどこにあったのだろう。

無事味噌が完成。そしてどうやらそれを使って味噌スープを出したらしい。これがまたおかしい。あの料理に味噌スープ合うのか?初めて味噌の味を味わう人達に馴染むのか?そして折角気合を入れて異世界に日本の食文化を持ち込んだのに、うまいと言う表情の描写がヴェルだけなのか?なんなんだこのエピソードは。入れる必要があったのか?
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そして最後にOPに登場していた5人目の仲間と言うか、メインヒロインらしきキャラ登場。あのホーエンハイム枢機卿の孫だったのか。

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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部・第3話

おかえりなさいませ、マイン様。
ああそうか、メイド喫茶と同じ理屈かw

今回のルッツは単にマインを送り届けただけではなくて、フランにマインの体調管理をどうしたら良いのかを伝授する為に来た。神官長には本来的にはフランがその役割をすべきと言う期待を持たれていたのを前回悟ったから。

フランは前回マインとのちゃんとした主従の絆が出来たが、ギルとデリアは未だ。その態度に何だこいつらはと思うルッツ。デリアはマインから今話している相手はフランだと叱られて、じゃあ用がないのなら神殿長の所に帰ると行ってしまう。マインがそのままギルを無視して中に行こうとするとギルがマインの腕を掴んで俺の話を聞けと引っ張ろうとしたのでマインが転倒しそうになってルッツが咄嗟に助けた。
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だがこれでルッツは怒り心頭。「下町ルール」では先に手を出したギルに対してルッツは懲らしめをして構わない。だが流石に神殿内での暴力沙汰はまずいのでフランはマインに止めて下さいとお願いして、マインはルッツにそこまでにしてと止めた。

ここまでされてもギルには自分が責められた理由は納得していない。と言うのも、ギルの生活がかかっているのだから。青色神官の側仕えになった灰色神官は青色神官からの神の恵みを受け取って生活をする。それは衣食住の施しが青色神官からあると言う事だ。マインはこの仕組が分かっていなかった。だからギルは「常識知らず」と言っていた。ただ、それは神殿内の常識であって、外から来たマインには知り様もなかったのだが。

これで初めてマインは青色神官の側仕えに対する行いは何をしなくてはならないのかを知る。自分が通いを求めたから神殿内に居室が無くて自分の側仕えの居室が無い。フランは神官長、デリアは未だ神殿長の所に居たから良かったが、ギルは居室も食料も施されていないのだ。マインはそれを知って自分が全部何とかするとギルに言う。

神殿に着いてマインはそのまま神官長の所へ行ったので、神官長はその服装は何だと聞く。青色神官の服のままだと外では誘拐されるからこの格好で来た、今すぐ服を着るからと言ってマインはその場で青色巫女の服を着始めた。

当然だが、神官長ははしたないと言い、自分の部屋で着替えなさいと。待ってましたその言葉w それは即ちマインに部屋をくれると言う事だ。しかし貴族のエリアにマインの部屋を許与しないと言う話だったので神官長は直ちに失言だったと訂正。
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ここで声を上げたのがそばかす顔のアルノー。孤児院棟に使われていない院長室があるのでそれはどうかと。あれ?ひょっとしてそれは困らせようとしてると一瞬思ったものの、フランが納得顔だったのでそうでもないと見た。神官長もそれなら良いだろうと院長室をマインにあてがう事にする。但し何年も使われていないので相当汚れているから掃除が必要。

鍵を拝領した(実際に受け取ったのはフランだけど)マインは掃除をギルにやらせると言う。その場に居たアルノーを含めた灰色神官達は神殿の掃除もサボって懲罰を受けたギルにやらせるのか?と疑問の目で見たが、マインはギルに宣言する。ちゃんと掃除したら報酬を与えましょう。お金をあげます。どうもギルはそう言う感覚が無かったらしい。働かざる者食うべからず、ちゃんと仕事をしたらちゃんと食べられると聞いてやる気になる。

ひとり先に院長室に行ったギルは腕まくりして掃除を始めた。これって、ギルが一度何も食べられない程の状態になったからこそ効いたと思う。デリアみたいにバックに神殿長が居たら絶対やらない。

神官長の書類仕事を手伝ってからマイン達は院長室へ。入ってみたが未だ汚い感じ。でも上からギルの声がする。上のマインの部屋を掃除したと言うのだ。上がってみたら綺麗になった院長のプライベートエリア。なるほど、下は来客用スペースで、上が院長のプライベートスペースか。

窓の方に向かったマイン。てっきり窓を開けて外を見るのかと思ったら違う。窓からさす明かりを背後に背負って、ギルを目の前に膝まづかせて、ちゃんと仕事したね、いい子いい子と頭を撫でたのだ。これでギル陥落。

ちょっと待って下さい、マインさんw
あなたまさか光の演出まで狙ってギルを陥落したんですか。いや、まあ、前世ではそれなりに大人だったけど、かと言って世渡りに長けていた訳でもあるまいし。これが本の知識か!w

さて、残ったのはデリアだが、その頃神殿長は怒り狂っていた。あのマインなんぞに院長室をあてがっただと?神官長め勝手な事をと。しかしデリアは先に神殿長の所へ帰って来たのでその情報を知らない。折角情報収集の為に送り込んでおいたのにこの役立たずめとデリアは追い出されてしまった。
参考資料

その頃、マイン達は連れ立って下町へ。外出用の服もマインが調達。マイン、お金を持ってるからなあ。やはりどんな世界でも先立つものはお金だ。一緒に下町の市場へ行って、クレープみたいなのを注文。早速食べようとしたらギルがお祈りを始めた。そう言う教育はちゃんと受けて出来る子なのだ、ギルは。そしてフランもギルも食べようとしないのを見る。主が先に食べてその残りを側仕えが貰う事になっていると聞いて、マインは冷めないうちに食べなさいと命令。

マインの言う通りにしたらたらふく食べられると理解したギルは神に祈りをとポーズを取るから周りから驚かれる。ここではそう言う事をしないのが下町ルールと分かったギル、やっと「神殿では神殿の常識、下町では下町の常識」と言うのが別々にあるのを理解した。

院長室を綺麗にして使える様にした結果、院長室にはオーブンがあるのが判明。院長=貴族が使っていたオーブンなので立派に使える筈。それを聞いたベンノが大喜び。既に料理人の方は目星をつけていたので早速マインの院長室にフーゴとエラが送り込まれる。

例によってマインからレシピを見せられたフーゴは「野菜の煮汁を捨てないだって?」と驚くものの、そのとおりにスープとピザを作ってみる。ピザは綺麗に焼けた。流石貴族様の使っていたオーブンだ。そして食べてみたらマインが望んでいたピザの味。この時の為に 酵母を作っておいたと言うが、そんなもの自力で作れるものなのか。

ベンノも食べてみて驚く。なんだこの美味しさは。そして青色神官のマインからフランとギルに施しを…と言うタイミングでデリアが怒鳴り込んで来た。あんたのせいで神殿長の所を追い出されたと。

でもマインの所でも不要だと言われたデリアは泣き出すが、これって嘘泣きっぽいなと思ったらやっぱりギルに指摘された。

役立たずと言われても自分には出来る事がある、それはお客様の花となる事だと言ってベンノの膝の上に座るのだ。花ってそれですか。でもベンノさん、私に花など必要無いと言ってデリアを押しのけた。

神殿長の所を追い出され、ここでも不要と言われてしまったデリアが今度は本当に泣き出す。マインはさっきのデリアの様子を見て、デリアは花の役割しか教えて貰ってなかったんだと理解して、今度はちゃんと自分の所で奉仕しなさいねと受け入れる。デリアも陥落。

一癖も二癖もあった三人の側仕え、マインは見事に1.5話で手なづけてしまった。
それも気づきがあったればこそなんだけど。

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放課後ていぼう日誌・第3話

陽渚がPCでマゴチを調べている。夏海からキシャーッな写真を見せられてあんなもの釣らされたら大変だと調べているのだ。写真を見たらグロいけど耐えられない程ではない。そこに父が入って来た。調べ物は終わったのかと。ここの場面で謎が2点。一つは部屋にあった製図台。父の仕事は何なんだ。自宅に製図台あるなんて。私も製図台を使った事がある。大学の教養部で図学を取ってその時に使った。図学って今の時代どうなったんだろう。少なくともアナログで描く時代じゃないよね、大分前から。もう一点の謎は、どうして父のPCで調べたのだろう。つまるところ、陽渚はスマホを持っていないと言う事か。だとしたら今どき珍しいし、ひょっとしてそう言う時代背景なのだろうか。

翌日はそのマゴチ釣り。いつもの堤防での釣りではない。マゴチの生息地は砂の上らしいから、そこの堤防ではダメなのだ。ちょっと遠征する必要があって、クーラーボックスを持って行くのでリアカー登場。

陽渚と夏海はカッコ悪いと言うが、今なら一周回って気にならないんじゃないの?
それが嫌なら重いクーラーボックスを担ぐかと言われて反論出来ない。それにこれを引くのは力持ちの真。って、真はデカいだけじゃないんだ。流石に陽渚と夏海を乗せて引く訳じゃないけど
参考資料

二人はリアカーを後ろから押すが、陽渚は早々と疲れてしまった。都会の子供は歩かないからなあ。でもそのうちに砂浜が見える。夏海によると子供の頃陽渚と二人で行った砂浜らしい。

現地に着いて、悠希がルアーの付け方を教えてくれる。マゴチを釣るのは疑似餌らしい。でもそれは現地で製作しないとならない。柔らかい小魚みたいな物を頭を切って針に通して小魚らしい状態にする。完成品じゃないのか。そしてそれを糸に結びつけるのは、どうやら釣り独特の結び方。今迄見た事ない。クリンチノットと言うらしい。

こうして釣りの開始だが、マゴチは体長60cm以上にもなると聞いて陽渚がビビる。いや、昨晩マゴチを調べたんだからそこにきっと書いてあったろうに。解説するサイトで体長を書かないとか考えられないから。

ビビる陽渚に、マゴチはそんなに簡単に釣れるものじゃない、捕らぬ狸の皮算用だと言われた陽渚。まあ確かに釣れてから心配すれば良い。

糸の垂らし方としては、糸の先が海底の砂の上に届いたあたりで少し引き上げる、そしてまた落とす、引き上げる、落とす、たまに砂の上を這わせる。こうしてマゴチにあたかも小魚っぽい雰囲気を見せて食いつかせるのだそうだ。

と言う事でマゴチ釣りスタート。でも案の定釣れない。釣れたのはゴミ。
あ、ちょっと待って。それ海藻ですね、褐藻。
参考資料
どうもワカメとホンダワラ類に見える。ホンダワラ類はアカモクだろうか。多くのアニメでワカメなどが緑色で描かれるのに対して、この作品ではちゃんと茶色していて素晴らしい。

とは言っても女子高校生に茶色い海藻はゴミでしかない。夏海達は砂浜で場所を移動しながら釣れるのを待っていた。悠希の意見では、陽渚の動かし方が単調でマゴチから見切られているのかもと。もっと変化をつけて動かせ。目をつぶってイメージしてみろと。そう言われて陽渚は海底で疑似餌が本当の小魚らしい動きをする様にと動かしてみる。

最初はやっぱりゴミだったが、その後とうとう大きな手応えが来た。夏海が言っていたビギナーズラックが来たか。へっぴり腰の陽渚を悠希が支える。海中から姿を見せたのはまごうことなきマゴチ、しかもデカい。ビビる陽渚をみんなが励ます。そんな時に陽渚が海に引き込まれて転落しそうになったのを真が支えた。流石だ。リアカーに抱え上げただけの事はある。

やがてマゴチも疲れて動きが鈍くなり、最後は悠希が何か道具で掴み上げた。
巨大なマゴチによくもこんなに引き回してくれたなーと叫ぶ陽渚。

釣り上げた獲物は釣り上げた人がさばく。つまり陽渚が。
いや、それは流石に無理。つかめないもさる事ながら、どうやって良いか分からないし。だからとどめを刺すのだけやれと言われて包丁を手渡された。さあ、ここをぶっすりと。こうして初めての殺魚を成し遂げた陽渚。

その後さばいて料理するのは真と悠希。刺し身と唐揚げと汁か。父にツマミになる様なお土産の分は残せたのかな。刺し身を食べてウマーと言う陽渚に、釣り上げた者の特権と言う汁を渡されたが、マゴチの頭がこっちを向いていて陽渚は手を伸ばしたまま固まって気絶。
参考資料

次回予告、Next…で、何も入らない。絵は完成していて、次回のサブタイを出しながら次回の放送予定は未定ですと言うテロが入るのかと思ったけど。

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プリンセスコネクト!Re:Dive・第3話

倒すべき相手に仲良くされてしまい、しかもその相手がメチャクチャ強い。どーしたらいーんだー状態のキャルだが、ペコリーヌだってきっと弱点がある筈とペコリーヌの弱点探しをする事にする。

そのペコリーヌさん、あの脚気を偽った二人組をすっかり舎弟にしてしまって、朝食をだいぶ食べたと思ったのに、二人から美味しい店があると言われてついて行く。キャルはその様子を店の外からうかがっていた。怪しげに。

そんな怪しい格好をコッコロに見られて声をかけて慌てる。見られてしまって一緒に店に入って、必然的にペコリーヌと顔合わせする事になる。

ペコリーヌからここ美味しいですよーと言われてフィッシュ・アンド・チップスを注文したものの、マスターからもう材料が無いと言われてしまった。しかしペコリーヌは知っていた。このコカトリス亭には裏メニューがあると。

ほう、裏メニューの事を知っているのかとマスターがそれを出してくれたら、それは見事な虫料理。こんなもの食べられるかーと言うキャルだが、おまえは猫属性なんだから大丈夫なんじゃないの?
参考資料

コッコロがユウキに食べさせているのを見て、キャルは大切な主様にそんなものを食べさせていいのかと喚き散らすキャルではあったが、そのキャルの口の中にペコリーヌは芋虫を放り込んでしまった。げえっと思ったキャルではあったが、食べてみたら美味しい。

ひととおり食べ終わって、コッコロがギルドの申請書を出すと、ペコリーヌは喜んで入ろうと言うが、キャルは違う。以前も言った様に、その気は無い。
「ギルドに興味はない」
とキャルは答えていた。これ、「あなた達と一緒なんて嫌」とは意味が違うんだよね。コッコロ達を否定してる訳ではない。ギルドと言う、チームを組む行為に興味がないと言う事で、微妙にいい返事したなあと思った。

コカトリス亭を出てからキャルは年長の知り合いみたいな人に声をかけられた。誰だこの人。雰囲気から同じ組織の人間みたいだけど。実況を見たら「クリスティーナおばさん」と呼ばれていた。そして同時に「おばさん」と言ってはいけないみたいなのも。

キャルは「あのお方」みたいな人から、ペコリーヌ暗殺よりもペコリーヌの情報収集をしろと命令の変更を受ける。だからこの先はペコリーヌの様子をずっとうかがう事になる。

裏メニューの味を知っていたと言う事で、ペコリーヌはコカトリス亭で働いてみないかとマスターから誘われる。

また別の日、コッコロとユウキがコカトリス亭に来たら、ペコリーヌが既に看板娘として働いていた。コッコロはペコリーヌやキャルとギルドを組みたかった。今回の最初の方で組合で申請書を貰った時のコッコロの表情が忘れられない。未だ決まってないけど、誘いたい、そんな顔のコッコロ。
参考資料
ところがペコリーヌがコカトリス亭で働いているのを見ては安易にギルド申請の紙を出せなくなってしまった。

コカトリス亭に小さいお客様来訪。まるで艦これの第六駆逐隊みたいだ。未だ年齢が幼いからギルドごっこをしているとの事。実況やWikipediaによると三人はリトルリリカルと言う集まりらしい。

リトルリリカルみたいなお客さんだけなら良いのだが、そこに巨体の千葉繁さん声の男がやって来て、ここでは昆虫料理とかいうクソまずいものを出してるそうだなと叫ぶ。周囲の客をびびらせて昆虫料理もって来いと座り込む。マスターが他の客の迷惑になると前に出てきたが、そのマスターの腕をひねり上げてしまった。

そこでペコリーヌがその無頼者(ブライ)に宣言する。私がその料理を出してみせましょうと。ペコリーヌ、ずっと自炊もして来て料理の腕も並大抵ではなかった。手際よく料理してブライの前に出す。ブライはライバル店から雇われてここの店を潰す気で来ていたのだ。まずいと難癖をつけてやろうと。

ところがこれがうまい。しかもそこにキャルが来て、最後の一絞りを料理の上にたらしたら、ブライはもう旨さを否定できなくなってしまった。ソーマかなw
参考資料

それなのに、店で暴れようとしたからここは怪力ペコリーヌが放り出す。床にはブライに踏んづけられたギルド申請書があったが、キャルは仕方ないから参加してあげるわよと言って、ここに美食ギルド結成。

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社長、バトルの時間です!・第3話

サブタイが受注コンペとは言うものの、単にダンジョンで獲得するのが発注書と言うだけのもので、ダンジョンの競争。

前回、ダンジョンの中でアカリと冒険者育成専門学校で同期だったライバーと遭遇し、ライバーが学校時代からと同様にアカリにちょっかいを出して、とうとうサイエッジが買ったらアカリを引き抜くと言う約束になってしまった。

アカリが無茶な勝負を飲んだのはキボウがバカにされたから。家族の様に思っているキボウカンパニーを馬鹿にされて黙っていられない、それはアカリのみならずユトリア・マコト・ガイドさんも同じ気持ちだった。

サイエッジより少し出遅れたミナト達。またぞろ会社クイズ。会社にとって大事な物はなんでしょうと言うクイズで、いわゆるホウレンソウが回答になるが、このクイズでマコトが植物に詳しいと言うのが判明する。俗世界で「植物に詳しい」と言うのはその場にある植物の名前と効能を知っているかと言う点で、別にカルビン回路で使われる酵素の話とかではない。C3植物とかC4植物とかCAM植物とかの話でもない。

取り敢えずここでゴマすりする植物とか、目が覚める植物とかが登場。でもここってダンジョンの中なんじゃないの。そもそもどうやって灯りをとってるか知らないけど、この程度の明るさじゃ光合成には足りないのであまり生えないけど。
参考資料

これは何だとミナトが引き抜いたのがまるでマンドラゴラみたいな物で、叫び声を聞いたらリストラされてしまうと言う物だった。いや、それって普通は抜いた瞬間に叫ぶのでは。このままではミナトが危ないと言う事で、ここは僕に任せてとマコトが引き受けて影に隠れる。何をしたのかと思ったら、あの例のカバン、カバンちゃんに食べさせたのか。

その時に叫び声が。どうやらライバーも変な植物を引き抜いてしまったらしい。みんなはあんなの放っておきましょうと言うが、ミナトはライバルでも困ってる人は助けに行こうと。ほら、コンビニの近くにコンビニがあった方が全体の利益が上がると言うし。それはケースバイケースなのでは。

ともかく、ライバーの所へ行ってまたもカバンちゃんがたいらげてくれる。

助けてもらったのにライバーは助けてくれと言った覚えはないと言う理屈でまたも先へ。そして先に行ってまたも難題にぶつかっていた。

今度は頭が三つ有る魔獣。一番下が部下の頭、一番上が上司の頭、真ん中が中間管理職の頭の魔獣だそうだ。ライバーが戦っていたが、かなり苦戦。またも助けようと言う事で、アカリが参戦したものの、相手の三つの頭が効率的に攻撃を防いでいて攻略が難しい。

そこでミナトが気がついた。これって会社の三人の職責の問題なら、一番下と一番上を気づかれない様に攻撃したら良いのではないかと。そこで他のメンバーによって魔獣の気を逸らせ、そのすきにアカリとライバーが一番下と一番上の首を攻撃した。

上司と部下は他の首が自分に攻撃をかけたのかと勘違いして仲違い。真ん中の中間管理職は板挟みで、魔獣は事実上の自滅状態。これで発注書付きキラクリが手に入ると思ったら、目的の場所には無かった。

発注書付きキラクリはこの時既にインペリアルの騎士スバルの手にあった。汚いぞ、魔獣と戦っているすきに掻っ攫うとはと文句を言ったら、実はスバルはもっと先に来ていて魔獣が眠っている間に手に入れたのだが、すぐ後に来たライバーが魔獣にあの目の覚める植物を食べさせて、それで戦いになってしまったのだと言う。
参考資料
アフォですか、ライバー。

ガイドさんもぐうの音も出ない反論と言う事で今回は発注書付きキラクリは手に入らず。一応魔獣を倒したのでそれなりの賞金は手に入ったから、地道に相続税を払える迄貯めようと言う。目先の運転資金は大丈夫なのか。

今回の戦いを見てヴァル美はミナトがどこかの大手企業から抜け出した社員じゃないかと目星をつけて来た。でもなあ、ミナトがやってる事なんてせいぜいが係長程度の知識なんだけど。

ミナトはごまかしていたが、どうもユトリアがそれを承知でミナトをキボウカンパニーの社長に引き抜いたのではなかろうか。ユトリアは一生懸命なのでミナトは頑張ってキボウカンパニーを建て直して下さい。
参考資料
次回、なんだかうまい話が転がり込んで来たみたいで。

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ミュークルドリーミー・第3話

チア部に入ったゆめ。未だ入ったばかりで見学中。
GO FIGHT WIN!って聞くとアニマエールを連想する身体になっていて、もっと聞きたいw
妄想のまま先輩達の中に入ったので慌ててソバカスの子がゆめを紹介。そう、と何だか部長がそっけない感じだったので心配したが、そんな事は全くなくて、みんなでゆめにエールを送ったのでこれは良かった。
参考資料

お昼休み、ゆめはわかば達と一緒にお弁当を食べていたが、この時点ではまいらは一人でお弁当を食べてる。一緒にと誘おうとしたら、別のクラスメイトがまいらと一緒に食べたいと囲んだので、この時はパス。

そしてそんなまいらが載ってる雑誌をかえでが学校に持ち込んでいた。こんなのバレたら没収だよと言われて、バレない様に教室の隅に移動するが、その方が怪しいんじゃ。

ところが、まいらの周りに群がった連中はまいらが読モでモデルやってるからとサインを貰って来てとか試供品を貰って来てとか、下心ありでの群がりだった。

部活の時に杉山先輩に見とれて転ぶとかちょっと無様な姿を見せた後でベンチで休んでいる時にゆめは気がつく。ユメシンクロで杉山先輩の夢の中に入れるんじゃないかと。さっそくみゅーのマニュアルを読んでみる。

「あなた以外の夢の中に入っているのは困っている人や悩んでいる人を助ける時のみです。」
(入っている?)
参考資料
ゆめが読み上げた時は「入っていいのは」と言っていたので、誤字ですね。

「決して自分の欲望をかなえるためにユメシンクロを使って他人の夢を覗いてはいけません!」

ゆめ「やったー、入っていいって」
日本語読めないヤツがここに居た。

ゆめ「あ!じゃあ一回だけ!」
みゅー「そんないい考えが浮かんだ風に言われても」
参考資料
この掛け合いクソワロタw

でも結局一回だけと押し切られてしまった。
こうしてゆめは杉山先輩とユメシンクロしようとしたのだが、突如黒い子猫(ゆに。CVは釘宮理恵さん)が邪魔してやると言って夢空間をビリビリと破いてしまった。その結果、ゆめが着地したのはどうも杉山先輩の夢とは違う場所。
「あぽーん」
そこではまいらが一人漫才をしていた。牛乳を持って。どうやらここはまいらの夢らしい。

その時に一匹の牛が突撃して来たのでゆめとみゅーとでおとなしくさせる。
これがまいらに何か良い影響を、と思ったのに、その後特に何も無かった。

あれは何だったのか。不思議がっていたゆめはまいらが夢と同じ様に左手にAPON牛乳を持って歩いていたのでついて行ってみる。でもあっさりバレて、一緒に喫茶店へ。

そこでまいらが雑誌社から喫茶店で写真を取ってSNSに上げる様に言われていた仕事だと聞かされた。ここでゆめはまいらとまいらの事について話し込むが、まいらって完全に関西弁(これは京都弁?)なんだ。そこで実はまいらはモデルよりもお笑いの方が好きだと言うのを知り、じゃあ学校にお笑い研究部が無いのなら作ろうと二人でお笑い研を作る事にする。

え?そっちの部活もするの?
チア部は?

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波よ聞いてくれ・第3話

ラジオで飲み屋でのグチを流されてバイトをほっぽらかして藻岩山ラジオ編成局に殴り込みをかけたミナレさん。もともと店長からは良い目で見られていなかったのに決定的となって裏参道での露店での営業でもう終わりと告げられてしまっていた。

と言う事でそのグチを中原相手にこれまた飲み屋でぶーたれるのだが、中原君、君はこんなだらしなくて面倒でうるさい女が好きなのか。あとで別の会話で分かるのだが、ミナレは私と完全に意識レベルで人種が違っていた。それなのに、うっかり寝る時は裸族発言で下心を見抜かれて、最後には別れを告げられるが、それもミナレに都合の良い、もう君の前に現れる事はないだろうが、金が無くなったら現れるだろうとか。

さて酔って帰って来たミナレだが、そのミナレを後ろから抱きかかえて服を脱がそうとするヤツが居る。途中でミナレが気がついてぶちのめして警察に電話するものの、事情を聞いてみたらいつもミナレが酔って部屋を間違えて侵入して、それを元の部屋に返していた、靴もそろえてベッドの上に、と言うのが実は沖進次だったのだ。何故部屋に入れるんだと思ったら、ドアを開けないと元カレ相手と間違えていつまでもいつまでもドアの外で叫ぶからたまらずに入れて、そしてミナレの部屋に戻していた模様。これは酷い
参考資料

さて車検も部屋の更新料も一気にかかって来るミナレには、そこまでの蓄えは無かった。急いで兼嗣に電話を入れてラジオ局で働かせてくれ、その前に寝る場所をくれと電話する。放送局の倉庫に泊めさせてやると言われてミナレは家財道具を背負って藻岩山ラジオ編成局へ。

兼嗣はミナレに冠番組をやってみないかと言う。冠番組って何だ。先に思ったのはスポンサーの名前が頭についてるやつかと思った。そうじゃなくて、パーソナリティとかの名前が頭についてるやつ。ブラタモリ?(ちょっと違うか)民放はアニメしか見てないから分からんな。

それはともかく、ミナレとしては生きていく為の目の前の稼ぎが無くてはならない。それに対して兼嗣は、ぶっちゃけこれは成功報酬。どれだけの反響があるか次第で金は決まると言う。だから反響を取れと。

サウンドハイタイドの時間を削ってミナレの冠番組を入れようと言うのだ。ほー、既存の番組を削って?と思ったら、それは別に番組じゃなくて試験電波放送の時間帯。午前3時30分とか。そんな時間にやって反響とか何ほざいてるんだと叫ぶミナレ。こりゃ少なくともそれ以外の時間はバイト入れないと食っていけないな。
参考資料

取り敢えず放送局で寝泊まりする訳に行かないので当面はADの南波瑞穂の部屋に同居させて貰う事になった。えー、これディレクター命令?ちょっと災難すぎるんじゃ。

でも到着後さっそく女子会的な飲み会。ここは驚いたなあ。私は酒を飲まないからいきなり同居が決まった相手とその晩に飲み会やると言う発想に心底驚いた。そしてここでミナレが言い出したセリフにも驚いた。瑞穂は可愛いからモテたんでしょ(これは分かる)。で、今迄付き合った男(ここまでは分かる)から貰った物の中で一番ドン引きだったプレゼントは何?(全然分からない、この発想)
参考資料

ミナレと瑞穂の会話で取り敢えずそうなのかもと思ったのは、ラジオ局には未だFAXが多い。年配の聴視者が多いからFAXで意見や感想が来る事が多いのだそうだ。これ、あるタイミングでミナレの番組を聞いた聴視者からガンガンFAX入る場面あるかも。

それからラジオ番組は基本的にその気になって聞く人達ばかりが聴視者だから否定的な意見はほぼ来ないらしい。ああ、それもそうかも。でもミナレの番組でクレームが殺到する時があるかも…でも試験電波放送時間帯だからなあ。

そう言うとりとめない話をして就寝へ。でも瑞穂がサウンドハイタイドを流しながら寝ましょうとラジオをつけた。ラジオってそう言うものなのかな。無音声時間帯作っちゃいけないのかな。

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八男って、それはないでしょう!・第3話

第2話で師匠のアルフレッドから一通りの魔法の使い方を習い、アルフレッドがゾンビ化する前に、未だ人間の意識があるうちにと浄化させてやったヴェル。

今回、早くも育ってしまってあれから7年。青少年となったヴェルはブライヒブルク冒険者予備校に入る。ところでどうして予備校なんだろう。7年間ひとりでひっそり生きてきたせいでぼっち属性になってしまい、元々は25歳のサラリーマンだったのが予備校の自己紹介でキョドるまで退化してしまっていた。
参考資料

そんな訳で最初の自己紹介で失敗した感じになって周りから浮いてしまったが、でもこれは単に自己紹介に失敗したからではなかった。学校中で噂になっていたのだ。今年唯一の魔法特待生。途方も無い魔力を持っていて、魔法担当の講師がもう何も教える物がないと言ってしまったとか。そりゃ浮く。

最初にパーティー申請用紙を先生から渡されたものの、そんな訳なので一人さびしく食事をしていて、それを遠巻きに見ていたのがエルヴィン・フォン・アルニム(エル)、イーナ・ズザネ・ヒレンブラント(イーナ)、ルイーゼ・ヨランデ・アウレリア・オーフェルヴェーク(ルイーゼ)の三人。三人はそれぞれ剣・格闘・槍で成績トップだった。だからエルがイーナとルイーゼを巻き込み、そこにヴェルさえ参加させたら今後好成績でやって行けるぞと考える。最初はイーナはそんな考えでと思ったものの、幼馴染のルイーゼがそれに乗ったので巻き込まれた。

しかし相手は底しれぬ魔法特待生。向こうもこちらを値踏みしている筈。だから彼を凌駕する程の結果を出さないと駄目だと言って、狩りで結果をだそうとした。

ところがよくあるパターンでヴェルが全員の予想を遥かに超える獲物を取って来る。しかもそれをドラえもんの袋みたいなのに入れて。これを見てヴェルを狙っていた他のパーティーは全く敵わないと誘うのを諦める。だがイーナ達は諦めなかった。

もっと獲物をと、先生が行くなと言っていた森の奥に入ったが、あっと言う間に特大サイズの狼に囲まれてしまう。一頭一頭だったら何とかなったかもしれないが、大量の群れに囲まれてもう駄目だと言う所でヴェルが察知して狼をあっと言う間に倒す。
参考資料
これで流石にエル達もレベルの違いを痛感してしまった。

そんな時に学校にブライヒレーダー伯爵から園遊会のお誘いが来る。エル達は王国の有力貴族のブライヒレーダー伯爵に知って貰えたら王国での栄達の道があるかもと喜ぶものの、他の生徒はもっと冷めた目をしていた。ヴェルの噂を聞きつけたブライヒレーダー伯爵がヴェルだけを目当てにしたのだろうと。

園遊会に出てみたら、やはりブライヒレーダー伯爵はヴェルの方へ足を進める。イーナ達を無視して。そして別の場所で話がしたい言い出したので、ここで咄嗟にヴェルはイーナ達を指してあの三人は自分のパーティーだから同席させて欲しいと言い出した。

四人で通された部屋にはブランタークと言う、ブライヒレーダー伯爵家筆頭魔法使いが居た。しかもそのブランタークはのヴェルの師匠だったアルフレッドのさらに師匠だと言うのだ。アルフレッドはブランタークよりもずっと魔力があった魔法使いだったが残念ながら亡くなってしまった。風の便りに語り死人となり、無念を残していた筈だが、7年前にその気配が消えた。

ブランタークは問う。ひょとしてお前がアルフレッドが魔法を託せる弟子と認めた人間なのかと。ヴェルは確かに自分がアルフレッドを浄化したと明かすとこんな子供に無理を言ったものだと。

これでヴェルはブライヒレーダー伯爵とブランタークの知己を得る。しかもこれを機会にヴェルはイーナ達とちゃんとパーティーを組めた。その上、アルフレッドの遺産を継げと言われて巨大な城があてがわれたw
参考資料

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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部・第2話

さて、神官長からマインに青色神官としての努めなどの説明。まずは今のマインが置かれている状態から。平民から青色神官になったので神殿内でマインの事を心良く思っている者は基本的に居ない。親殿長に至っては誓いの儀式すら拒んでいる。まあね、心良く思っていないどころか、殺されそうになったのだから顔を合わせたくないだろう。だから今後の指導は全部神官長が行う。

神官長は能力のある者なら拒まない、特に今は青色神官から貴族に戻った者が多くて人手が足りず、神官長に業務が集まっているので手伝える者を拒む筈があるまい。
ニヤリ
参考資料
門でのお手伝いの事が知られています。

それから青色巫女として魔力の奉納。フランに奉納用の盾を持って来させて、真ん中の魔石に手をかざさせた。そこに魔力を注入するイメージで。するとマインの中にあった魔力が盾に吸い取られた。身体が軽くなるマイン。これはお互い益のある行為だ。

もう一つの仕事は聖典を読んで内容を覚える事。キターーw今すぐにでも読みたいマイン。それを制して、寄付金の話を神官長は持ち出した。

さっそく図書室へ行くマイン。側仕えの三人がついてくるが、この三人には用がないとマインはどっかへ行けと。そして図書室で本を読み始めたら没頭しだした。没頭しすぎて時間が経つのを忘れて昼食の時間になった。ギルが呼ぶと邪魔するな勝手に食べてろと言う。実はギルは主と一緒じゃないと食事出来なかったんだな。そこにはマインは気づかない。そしてあの目の色になるから、多分話を聞いていたフランが焦ってギルとデリアを引き離した。

帰ろうとしたら三人の側仕えがついて来た。何で一緒に来るんだ。来るなと言うので、食事にありつけなかったらしいギルは怒って戻る。マインはデリアに神官長への伝言を命じた。これでデリアも来ない。フランも来るなと言う表情だったので肩を落として去るフラン。

そのまま徒歩で二人はベンノの所へ向かうが、すれ違う人が「え?」と驚いていた。それもその筈、ベンノの所へ着くなり「おまえはそのままの格好で歩いて来たのか!」と怒鳴られた。青色神官は貴族で、貴族は馬車で移動する。その理由はふらふら歩いていたら金目当てに誘拐される可能性があるからだ。流石に誘拐と聞いてマインはもう絶対しないと誓った。

そしてベンノに寄付金の話。大金を持って歩くのが不安だからベンノに来てほしいと言う。それは側仕えにやらせろと言うベンノに、マインは側仕えなどあてにできないと答える。これでベンノはマインが酷い側仕えをつけられたのだろうと推測した。

でもその時ちょうどルッツが一生懸命仕事を覚えようとしている姿に出くわした。ルッツが頑張っている。それなのにおまえは神殿でちゃんと頑張ろうとしているのかとベンノに諭されたマイン。

それで寄付金はいつ持っていくと答えたのかとベンノが聞くと、ベンノの都合の良い時とマインが答える。これを聞いてマルクもベンノも大驚愕。それは神殿に対して即刻出向くと答えたに等しいと言うのだ。これは分からんなあ。

ベンノとマルクはさっそく身支度をして馬車で神殿へ。神殿の正面に降り立った。凄いな、ベンノの容姿が全く変わったぞ。神殿に赴くと言うのはこう言う事なんだな。それをフランが出迎えるので、さっきまでの調子で「あ、フラン」と言いかけてマインは言い直した。自分は側仕えの主として行動しなくちゃいけない。
参考資料

貴族らしくフランにベンノを紹介すると、フランもそれに応えた。そうだったのか、これが貴族らしい振る舞いなんだ。

フランが三人を神官長の所へ案内するものの、フランは未だマインの事がよく分からない。大人の歩速で歩くからマインが息を切らせる。ベンノがフランを止めた。マイン様は身体が弱い。速度が早すぎる。

神官長の前に通されてベンノとマルクが跪いて挨拶。やはり神官の位は高いんだな。と言うか、そもそも青色神官は貴族なんだし。

会談の為の席が用意されるが、当然マインには高い。しかも座って高さが維持出来る様に嵩上げされている。貴族らしくよじ登る?いや、それは貴族らしくない。どうすればいいかしらね、フランと言う目でフランを見たら、フランに通じた!wフランが抱き上げてくれた。今回、フランとの関係がどんどん良くなっている。

そしてベンノから寄付金と御礼の品。ここで神官長とベンノの戦いが始まった。
神殿でのマインの認識は魔力を暴走させる危険人物。ベンノから見たマインはどんな人物か。ベンノの意見ではマインは新しい商品の開発については天才肌。それ以外はおっとりとした寛容な人物。寛容な?そんな人間が魔力を暴走させるのか?おそらく、それはマインの不可触領域に手を入れたから。自分の身内に酷い事をしようとしたらマインは怒る。それ以外は無関心。

さらにベンノが加える。マイン様は虚弱。体調管理をうまく出来る者は現在当店の見習いしか居ない。神官長としてはその役割をフランに期待していたのだ、実は。でもフランはさっきマインを疲れさせてしまった。役割を果たしていなかった。

加えてマイン様は未だ神殿や貴族社会の慣習が分からない。そこを考えてほしいとベンノが言うと、それはちゃんと考えてある、そこは私の側仕えの中でも優秀なフランに任せていると。でもフランはそのつもりではなかった。そうだったのか、自分はその役割の為に神官長からマインの側仕えをする様に言われたのかと、フランはこの時初めて分かった。

ここで神官長からベンノに鋭い攻撃。マインは君にとっての水の女神らしいがと。水の女神?どうやら男女の良い仲みたいな言われようしているらしい。いや、ベンノは少なくともロリコンじゃないし。マインだって考えてもいないし。ここでマルクが憚りながらと口を添えた。マインの商品開発はすばらしい。その点がギルベルタ商会にとっての宝なのだと。

そしてマイン工房の取り分の交渉。ここはベンノの勝利だった模様。神殿の取り分はマイン工房の1割となった。

ここでマインが倒れる。神官長は未だマインの虚弱体質を理解していない。みっともないから立ち上がれと言うが、ベンノはこれがマインの虚弱体質なのだと言う。そうか、そうなのか。ベンノはマインを抱きかかえて退出。その後をフランが追った。

自分にマイン様を抱かせて欲しい。神官長の意図も分からずマイン様に文句を言っていた。自分が間違っていたと。マインの方も神官長から見放されたと思ったんでしょう、でもそうじゃないんだと。そして自分はちゃんと主になれる様に努力すると。

二人の関係がちゃんとなったのを理解したベンノ、フランにマインを任せる。
おお、今回三人の側仕えの中でフランはちゃんとしたマインの側仕えになったね。
参考資料

でもデリアとギルはまだまだ。
特にギルはマインの側仕えになった筈だからと仲間から食事の同席を拒否され、お腹をすかせるしかなかった。食べ物の恨みは怖いぞ。

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放課後ていぼう日誌・第2話

陽渚が小さい魚を沢山持ち帰ってお母さんびっくりだよ。丁寧に内蔵を取ってあるねと言うので、やっぱり取らないとダメなんだな。てっきり手芸部に入ると思っていた娘だったが、でも本人が納得した上で食材を持ち帰って来る部活なら大歓迎。次は大きな魚をお願いねと言われるものの陽渚は未だ大きな魚は苦手。

そこにやって来た父親はどうやら元々ここが地元で、陽渚の通ってる学校にも行ってたらしい。そしてていぼう部と聞いて、知っていると言う。あそこは学校創立時からあって、変わり者ばかりの部だったなあと。変わり者、今でもそうか。
参考資料

自転車で登校中の陽渚に夏海が追いつく。昨日の釣れた感触、良かったろうと。もうあれに嵌ったらやめられないぞ。

今日は体力測定の日。陽渚はどの測定も残念な結果を出していた。ああ、大丈夫。私はそれよりもっと酷かったから。立位体前屈なんて小学生の頃から下に手がついた事ない。しかし今って「インドア派」などと言う聞こえの良い呼び方があるから良いじゃないか。

お昼のお弁当は陽渚の方はあの小さい魚を母が南蛮漬けにしてくれていた。夏海の方はハンバーグに。ハンバーグになんて出来るものなのか。お互い釣果を美味しく楽しめるのは結構な事。

放課後は自転車で部室まで行く。体力測定のあった後なので陽渚にはきつかった。先日はぶらぶらしただけで到着した場所なんだけど。部室に到着したら悠希が長椅子でぐったりしていた。今日の体力測定で疲れたからもう今日は寝ると。いや、陽渚が遠いと言っていたこの部室まで頑張って来て寝てるのかい。

いきなり思いついた悠希が沢山のリールを持ち出して来た。毎年恒例の作業で新入部員が絡まった糸を解く作業するんだと。いきなり取ってつけた話とは思うが、リールってあんなに絡むものなの?そしてあんなに絡んで放置するものなの?

夏海の方は胡散臭い目で見ていたが、陽渚は違う。目を輝かしていて、絡まった糸をほぐしたそうだった。と言う事でさっそくとりかかろうとしたが、リールに挟まっていて糸を取り出せない。この場合はこうやってリールを分解して外すのだと夏海が分解してくれる。それにリール自体の手入れもしないといけない。
参考資料

全部綺麗にして満足そうな陽渚。しかしそこに入ってきた真がまーたこんな事を新入部員にやらせてるんですかと睨む。真、身体が大きいだけに怖いみたいだ。

流石にこれで終わらせられなくなった悠希は、今日はキャスティングを教えてやろうと堤防に出る。見本は真。綺麗に竿をしならせて飛ばした。同じ様にやってみなと、先ずは兎に角後ろに人が居ないのを確認し、指を糸に引っ掛けてリールのストッパーみたいなのを外して、竿を後ろにしならせて、途中で指を話して投げ入れる。

と言われて何となくやってみた陽渚だったが、何故か夏海のスカートに針がひっかかってスカートをまくりあげてしまった。いや、そうはならんやろ。真がコツを教えようとするが、陽渚は用語が分からなくて困惑。代わって悠希が教えると、こっちは具体的なやり方で言ってくれるので何となく分かった。

ともかく針があると危険だと言う事で、針を外してやりなおし。夏海は初回で懲りて離れたのに、何故か陽渚がやると全部夏海にぶつかって行く。

笑ってしまった悠希は漁師さんからブイを借りて来て、そこに夏海の似顔絵を描いてこれを海中へ放り投げた。あんな巨大な物を遠くに投げられるのか!そしてあそこめがけて竿を振ってみろ、その時に何か掛け声があったら良いと言われて陽渚は思案した結果、

「こんにゃろおおお」
参考資料
今後これで行くのだろうかw

糸は見事に夏海ブイの方向へ。
陽渚の練習を見ているうちに夏海が我慢できなくなって自分もと釣り糸を垂らす。夕方になってから何か大物が引っかかった。残念ながらチラと見えただけだったが。陽渚に聞かれてあれは多分シーバスじゃないかと真が答えるが、大きな魚怖いなと言う陽渚に、折角の新入部員が怖がって逃げちゃ大変だと小さいけど活きが良い魚なんじゃないかと怖がらせない様に言ったのに、夏海があれはでかいと言いかけて悠希が気を利かせて夏海の口を封じた。

次に狙うは「マゴチ」…
魚の名前は全然分からない。少なくとも夏海が見せた写真じゃないみたいだが。
検索してみた。結構グロい。

ところで、今日、この「放課後ていぼう日誌」が第3話で今期は放送打ち切りで第4話以降は放送予定未定とアナウンスされちゃいましたね。おのれCOVID-19。
ともあれ制作現場のみなさんには安全な状態になってから仕上げていただければと。
それまで待ってます。

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啄木鳥探偵處・第1話

正直に言うと、公式サイトを一見してこれは女子向けだなと思ってパスするつもりだった。でも何となく何故か録画予約を入れていたので、見てみた。

あれ?これ、面白い。

久しぶりに訪れたと思われる下宿屋(字が潰れていて最初の文字が見えない。「盡」?)。京助(金田一京助だそうだ)が昔住んでいた所。そしてここに今回の「啄木鳥探偵處」の看板がかかっていたらしい。

住んでいたのは石川啄木。金田一京助に煙草を借りたり(その時にマッチもね)随分世話になっていた。でも金田一京助に言わせれば石川啄木は才能がある。だから自分は君を応援したいのだと。金田一京助の部屋には色々な本があって、石川啄木はそこにハイネのBuch der Liederを発見。これってかなり値が張ったでしょうと。
(因みにKindleで0円 https://www.amazon.co.jp/dp/B004SIRSTQ/ )

腹ごなしに浅草十二階方面へあるき始めた石川啄木。先に行ってしまうので慌てて後をついていく金田一京助だが、段々色街に入ってしまった。そこのある待合で中から飛び出して石川啄木とぶつかった人物が居た。その人物の袖口には赤い血糊の様なものが。

それを見てズカズカと中に入った石川啄木は次々と部屋の戸を開けて、中でよろしくやってるのをどんどん見過ごして、最後に辿り着いた。殺人事件現場に。

駆けつけた刑事は先ずはそこに入っていったと言う石川啄木と金田一京助を疑うが(一応当然ではある)、二人の手は血では汚れていないと見せてやって先ずは開放して貰う。

ところがこれが新聞沙汰になった。何しろ容疑者は荒川銅山の大番頭の小栗。使用人に関係を迫って断られて逆上した殺したのだろうと。そして机の上にあったであろう手紙も小栗の邸宅で発見された。それは銅山に関する告発状だったそうで、表面には血糊がドクロの様になって。

これを見た瞬間に石川啄木が立ち上がる。そしてある人物に声をかけた。

別の日、小栗の事件を担当してるあの刑事が小栗の屋敷の前に呼び出される。石川啄木が呼び出した。そしてそこにやって来たのは石川啄木が声をかけた人物で、陸軍軍医総監の森林太郎。これには刑事もかしこまざるをえない。

森林太郎が来たので石川啄木の推理がちゃんと聞いて貰える。あの机の上にあった告発状なら、そんなドクロの形のシミになどならない。そりゃそうだ。あの血糊の無い場所にあったとしたらそんな汚れ方になる訳がない。

じゃあ本物の告発状は?それは小栗が持ち帰ったのだろう。持ち帰ってどうしたのか。そこで石川啄木は金田一京助に尋ねる。あなたならどうする。それはこんなものが見つかったらまずいから処分する。そう、おそらく小栗は戻ってその告発状を燃やして、そしてこのゴミ箱に…見事にゴミ箱から紙の燃えカスが出て来た。

これで刑事も石川啄木の推理を飲まざるを得なくなった。でも実はそれはあの石頭の刑事を説得する為の小芝居で、適当な紙をトイレで燃やしてゴミ箱に捨てたのだ。金田一京助から貰ったあのマッチで。小芝居だろうと、これで警察は小栗がぬれぎぬを着せられたとして捜査をするだろう。

しかし或る日。石川啄木が荷造りをしていた。家賃が滞って下宿屋を追い出される事になった。それを聞いた金田一京助は部屋を飛び出す。その間、石川啄木は加代の作った朝食を食べて泰然としていたが、そこに金田一京助が息せき切って戻って来た。良かった、未だ居てくれた。これ、へそくりの四十圓ですと石川啄木に差し出して、使ってくれと言うのだ。

だが石川啄木は気がついた。朝食の膳を放り出して金田一京助の部屋へ駆け下りた。
そしてそこには何も無かった。あのBuch der Liederも。

なんて事だ、金田一京助は未練なんだけどと言って集めていた本全部を古書店に売って金を用立てたのだ、石川啄木の為に。

「京助さん、僕は死んだらあなたを守りますよ」

こうして石川啄木は下宿屋に「啄木鳥探偵處」を開設したのだ。
参考資料

おわー。
推理が面白いだけじゃない。
人間の関係性の話も面白いじゃないか。

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プリンセスコネクト!Re:Dive・第2話

結局ユウキ&コッコロと、ペコリーヌは一旦別れたらしい。主様に朝食を用意したコッコロはユウキが剣の練習をしているのを見てスタンプカードを作ってくれる。このコッコロスタンプ、どうやらゲームにあるみたい。イイネ、コッコロスタンプ。
参考資料

ペコリーヌの方は厩で一晩お休みして翌朝。またもやお腹がペコリーヌ。

お腹ペコリーヌをどうしたかと思ったら、ユウキとコッコロが街を歩いてみると人だかりがあって、大食い大会でたらふく食べていた。朝食代わりの大食い大会。朝っぱらから大食い大会やるのか。

同じく人だかりのところへペコリーヌの剣を盗んだ二人組が出くわす。目を合わせて二人組は一目散で逃走。ペコリーヌさん、未だに薬を渡していないとその二人を追いかけた。同じくユウキとコッコロも。

二人組を見失ってしまうが、そこに魔物出現。街の人達が危険だからとペコリーヌは一人で魔物に向かって行った。実はその魔物を陰で操っていた人物が居た。ペコリーヌを魔物で倒そうとしていたみたいだが、ペコリーヌは剣が無くても素手で充分に強い。魔物をぶっ飛ばしてしまうが、その先にさっきの人物が居て巻き添えを食って気絶してしまった。

ペコリーヌ達は善良な市民が巻き添えを食ったかと思ってその人物を介抱する。
またも「はじめチョロチョロ…」でw
気がついたその子にペコリーヌがお腹すいてるんじゃないかと炊き込みご飯を差し出した。ジューw
参考資料

冷ましてもやっぱり熱い。
ジューw

その子、本来はペコリーヌを倒そうと魔物をけしかけていたのもあって、勝手に助けられただけなのでとそのまま立ち去る。倒そうとしていた相手に助けられたのが腹立たしいし、それにどうやらペコリーヌの本当の名前は別にあるらしい。

その子、ペコリーヌが剣を失ったと見て今ならやるチャンスだと考えた。丁度そこにペコリーヌの剣を騙し取った二人組が通りがかり、光る宝物に目のないドラゴンがその剣の輝きに目をつけて二人を連れ去って行くのを見た。

これは使える。
そう考えてその子はペコリーヌ達のところへ。

何か探しもの?そう言ってキャル(ここで名前を自己紹介)はペコリーヌに話しかける。ペコリーヌは相変わらず脚気の薬を届けたいと言うが、キャルはここで焦らず特徴を聞く。するとアフロの人と細い人の二人組で大きな剣を持ってるというので、それなら自分は案内出来るかもと三人を連れて行く。

行った先はあのドラゴンのねぐら。大量の宝物とともに、ドラゴンは剣を咥えて、しかもあの二人組をしっぽで捕らえたままだった。キャルはここまで案内したらもう自分は安全な場所に隠れると言って立ち去る。

どうしたものかと思案した結果、ユウキが思いつく。何をしたかと言うと、ドラゴンの前で闘牛士の様にマントをヒラヒラと。ドラゴンの注意を引きつける作戦みたいだが、ドラゴンが凄い勢いでユウキに食らいついてしまった。でもどうやらコッコロの力で噛み殺されない様にはなっているらしい。

そこを見計らってペコリーヌがドラゴンに飛び乗る。しかしキャルもこれを待っていた。キャルの魔物を操るプリンセスナイトの力でドラゴンは大暴れ。ドラゴンは飛び上がってペコリーヌや二人組は転落の危機。しかしペコリーヌはアフロの髪を掴んでしぶとく耐える。そのうちにユウキがドラゴンの目を隠したのでペコリーヌはドラゴンを殴り落として再びドラゴンの上に。

またもキャルは巻き添えになり、しかも魔物を操る力が解けてしまったので自分がドラゴンにやられそうになるのを剣を取り戻したペコリーヌがドラゴンにプリンセスストライクで倒してしまった。
参考資料

街に戻ってコッコロが作ったおにぎりを四人で食べる。キャルのお腹がなっちゃったからね。みんなで食べるごはんは美味しいね。と言う事でペコリーヌは美食ギルドを四人で作らないかと提案。コッコロはギルドを作ったら組合から住居も提供して貰えると聞いていたので賛成するが、キャルは勿論そう言うつもりではなかったからお断りした。

でもどうせいつか参加するんでしょ?

あ、プリンセスコネクト、面白い。これは面白い。
ソシャゲがオリジナルなのにw

コンテ、動画、この辺もとても良い。
今回の絵コンテは金崎貴臣監督か、流石だ。

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社長、バトルの時間です!・第2話

社長、最初に言っておきたい事があります。
我社にはお金がありません。

その後の会話を聞くと、賃金未払いは未だ発生していないみたいだが、回転資金がかなり無いみたい。赤字だし。どれだけ何期続けての赤字か分からないけど。金が無いと言うのを社員の前で言うのもどうかと思うが、本来的にはギルドだから良いのか。経理はガイドさんがやってるみたいだけど、ユトリアが言うんだな。

今までは何とか中小企業扱いだったのが、そのせいで零細企業扱いになったらしい。最悪の場合は冒険者免許も取り消しになってしまうかも。武器の維持もままならないし。

装備の話をされてミナトは目の前の武器を見て、これなんかどうだろうと触ろうとしたが強く制止される。その剣に切られると一生お金に困る呪いが、突かれると生涯異性に縁が無くなる槍、叩かれると病弱になるハンマー、刺されると何を見ても笑ってしまう短剣…あれ?それって別に持ち主は何ともないんじゃ?取り扱い注意だけど。

武器集めは先代の趣味。仕える武器もあったが、ユトリアとミナトが会社に入る前に博物館に寄贈されてしまった。

ナズェダ

だったら博物館から返却して貰おうとミナトとユトリアが博物館へ向かう。ガイドさんが何か言いかけたけど、聞かずに。ユトリアのそんな顔をもう見たくないんだと言うミナトなのだが「そんな顔」とは幼い頃にユトリアがゲームに負けたらちゃぶ台返しした時の顔だったw
参考資料

博物館へ行ったらあっさりとキボウカンパニーから寄贈されたと言う武器を見せて貰えた。一室にまとめられていて結構な量がある。これなら十分やっていける、引き取る事は可能かと博物館員に聞いたら可能だと言うが、それには相続税を払わないとダメだと言う。先代は長期行方不明なので死亡者扱いされていて、相続になって、相続税を払わないといけないらしい。いや、これ会社の資産にしておけばそんな事起きなかったのではないの。

到底払える額の相続税ではなくて、にっちもさっちも行かなくなるミナトとユトリア。

何とか装備品を引き取る為の相続税を払うお金を捻出出来ないものか。マコトは株はどうだろうかと言う。素人がいきなり手を出してどうにかなるものじゃないぞ。そもそも元金が無い。信用取引などしようものなら大抵は破滅の道が。

アカリはレースに賭けたらと言う。それも素人がいきなり手を出して儲かるものじゃない。宝くじに至っては期待値が論理的に赤字なので論外。

ユトリアがチラシを発見。冒険庁主催の第8回グッド冒険コンテスト。上位入賞すれば賞金も貰えるし1位なら冒険庁から優良クエストを回して貰える。うん、やって損はない競技ではなかろうか。みんなも乗り気で参加する事になった。

と言う事でさっそく冒険庁へ行くのだが、その前に優雅に食べていた食事代はミナト払い。そりゃ経費で落ちないかもしれいが、社長が払うの?
参考資料

参加は口頭で申し込んだだけであっさりと受理された。このコンペは協会指定のダンジョンである受注殿(と言う名前で良いのか)を探索して発注書付きキラクリを確保するのだそうだ。

当日現地に行ってみると沢山の会社が参加していた。大手上場企業のインペリアルとか。そしてそこにユトリアが冒険庁から出てきてコンペに参加すると言うのを聞いて、ニヤリとした男が現れる。どうもアカリの知り合いらしい。でもアカリ覚えてない。

何とかして思い出したのは冒険者育成専門学校で同期だったライバー。今は新興企業の「サイエッジ」と言う会社にいるらしい。このライバー、アカリに何かに付けてちょっかいを出していた。アカリはそれがずっとウザいと思っていたのだ。うん、気の毒に気持ちが伝わってない。

アカリの専門学校時代の話をしながら歩いていたら魔獣出現。これはアカリが全部片付ける。こうやって見ると、キボウカンパニーは剣士が一人だけと言うのは随分戦力不足だと思う。全部アカリに負荷がかかる。

先に進むとサイエッジのヴァル美が立っていた。そこには何か書かれていて「契約が成立するのはどの時か」と言う三択問題があった。なに、このダンジョン、経営に関する試験問題もあるダンジョンなの?

追いついたライバーがアカリに答えてみろと言われて間違える。一方ミナトはあっさりと回答。まあ社長だし。キボウカンパニーは一応五人で来てるからそう言う分担が出来るけど、サイエッジはこの二人だけなの?

次の利息計算もミナトはすぐに計算してしまった。ユトリアがミナトを社長に見込んだとおりだと喜ぶ。だがライバーはミナトにランクはいくつだと聞いて星二つとミナトが答えるとそんなもの冒険者になって一ヶ月でもなれるレベル、自分は星四つ、ヴァル美に至っては星五つだと自慢した。

ミナト社長を馬鹿にされて怒るアカリ。そこでライバーはアカリに対してこのコンペで勝負しようと言い出す。勿論ミナトはそんなの意味ないと思ったものの、アカリが挑発に乗って勝負を受けてしまった。もしキボウカンパニーが負けたらアカリを取られてしまう。でもガイドさん達はそんな事絶対にさせないとかえって結束力は高まった。
参考資料

アカリは自分達の会社を、キボウを馬鹿にされて悔しいのだと言う。
ここで思ったんだけど「キボウ」って会社名良いね。「キボウ」って呼ぶたびに希望を確実に連想させてくれる。

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ミュークルドリーミー・第2話

第1話でその片鱗を見たが、この第2話で確信した。これは今期の大穴アニメだ。

夢の中でお空の上の女王様からのお約束事項。みゅーの事が誰かにバレたらみゅーはただのぬいぐるみになってしまいます。バレたらあなたも諸共ぬいぐるみになってしまいます、とかの恐怖の禁則事項じゃなくてよかったね。

それから逆にゆめにもメリットのあるお話。前回母のダークな心を鎮めた時に手に入ったドリーミーストーンがあるが、あれをこれに集めるとゆめの願いがひとつ叶う。入れ物が用意されているとか、女児玩具として当然のアイテム。ドリーミーストーンって?「あの時のあれ?」「その時のそれ」って何だこのテンポの良すぎる会話は。
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もう出かける時間になってしまってゆめは朝食をおにぎりにして貰って出る。きゅうちゃんに驚いて鞄に隠れたみゅーを連れたまま。

学校ではゆめの友達の紹介。情報通でオシャレに気を使うかえで、しっかり女子のわかば、メガネをかけて絵を描くのが好きなはな。どれも植物系の名前だ。はなが予想外に癖のある子だった。単なる大人し地味子かと最初は見えたのに。

そして同じクラスには読モのまいら。この時点では気にしてなかったけど、名前が月島まいらで、日向ゆめと日・月の対になってる。あとからまいらがゆめを気にしていたし。
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そして先生が妙なノリ系の自分はイケメンと思っているタイプで、そのとおりにかえでは先生にはあとマークだったけど、はなは創作意欲湧かないよとお断り。

このあとは部活紹介だったものの、ゆめが勝手に私チアやりたい!とコブシを振り上げて目立ってしまったので、慌てて先に飛び出してしまった。と言う事でゆめがひとりで外のベンチへ。そこでうっかりみゅーと話をしていた所を通りがかりの先輩に見られてしまったかもになる。

これがテニス部の杉山先輩で実は校内でも有名人だった。杉山先輩に連れられて部活紹介のある体育館へ。書道部の紹介のあと、野球部だのサッカー部だの諸々の部活の紹介はまとめて簡単に描かれて、沢山まとめちゃったね→私達に関係なさそうなクラブって、話の流れをメタに説明するな。

そして杉山先輩のテニス部。ここで杉山先輩が生徒会長でもあって有名な人なのだとかえでに教えて貰う。どれだけ人気あるかと言うと、その後に杉山ファンクラブが出て来る程。ちゃんとした部活らしい。

ゆめは家に帰ってから杉山先輩に誘われたテニス部に入るべきか、それとも元々そのつもりだったチア部に入るべきか悩むと、みゅーがユメシンクロで体験入部してみたら良いと言うのだ。今回は誰かがダークになってドリーミーストーンを回収すると言う方向じゃないんだ。ユメシンクロの中でゆめはテニス部は大変で、単に杉山先輩に憧れただけで入る所ではない、やっぱり自分が好きなチア部に入るべきなんだと心が決まる。
参考資料
ああ、アニマエールだ。

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天晴爛漫!・第1話

チキチキマシン、チキチキマシン、猛レースぅぅうううう。
どう見てもチキチキマシンのリスペクト。ギャングセブンとかプシーキャットとか(乗ってるのが音楽ならしてるあんちゃんだけど)、そもそも主人公マシンがマジックツリーではないのか。
参考資料

とにかく何故かアメリカ大陸横断レースに日本の侍ぽい連中が参加している。そして参加者のかなりが空乃天晴を意識していた。だが話はずっと戻って御一新後の日本へ。

冬月県(藩)の師範代一色小雨は(元)藩主に呼び出された。手に負えない天晴が自分の丹精込めた庭に得体のしれない機械で突っ込んで来て台無しにしてしまった。捕まえて牢にぶちこんである。天晴の家は将軍家とも取引のあった大商人の家なので迂闊な事は出来ないが、荒くれ者共の牢にぶちこんで勝手に死んだらそれはまた別だろう。それはともかく、一度面倒を見た事のあるお前に天晴を預けると言うのだ。

荒くれ者共の牢の中で天晴が殺されるかもと思って小雨は急いで牢へ向かった。だが、それよりも前に天晴は牢の連中を手玉に取って牢の鍵をちょこっと弄って抜け出てしまっていた。

家に戻った天晴に父親が怒る。あれ?父親も天晴には呆れていたのか。ならあまり遠慮せずに罰しても良かったんでは。牢から抜け出たと聞いて小雨は天晴の家へ。戻って謝ってくれ、自分は藩主様にお前を託された以上、何とかしないとならない。自分には許嫁が居て未だ会った事ないが、多分美人で自分の将来の嫁も守ってくれと頭を下げるのだ。天晴からしたら自分の頭を下げさせようとする連中は沢山居ても頭を下げられるのは初めてだと言う。

でも天晴は小雨の言う事は聞かず、とっとと脱出する準備をしていた。そこに牢脱けをした天晴を捕らえに役人が来た。姉がそれを知らせに来て、暫く出て行くと言う天晴にお守りを託す。こんなもの意味がないと言う天晴に、自分を安心させる為に受け取ってと。おお、それは良い言い方だな。

こうして小雨を乗せたまま小型蒸気船は出航。長崎から神戸横浜へ。それを聞いた小雨が慌てて自分はそんなの嫌だと操舵を奪い合った結果、蒸気船は暴走して沖合に漂流してしまった。燃料が無くなって動けない。元の場所から凡そ100km沖合だろうとの天晴の計算。泳いで帰れる距離ではない。

そのまま「ソウナンですか」していた二人だが、たまたま米国籍の蒸気船が通りがかって曳航して貰えた。小雨は律儀に船内で働いたが、天晴は船員に色々教えていた様だ。

そして到着した港がロサンゼルス。ああ、日本の港に入った訳じゃないんだ。
そして冒頭のチキチキマシン猛レースに繋がって行くのかな。とは言っても最初に書いた様にレース参加者が天晴を知ってるので、少しロサンゼルスで時間が経ってからの事だろう。

久しぶりにP.A.WORKSの肩の力を抜いたオリジナル作品を見た気がする。ギャグだけで行くのは難しいかもしれないが、あまり深刻にならないと良いな。

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富豪刑事 Balance:UNLIMITED・第1話

つい最近NHKの土曜時代ドラマで「大富豪同心」と言うのをやっていて、大富豪の孫なのだが同心見習いとして奉行所努めをして推理や人から好かれる性格を使いつつも、ある場面では大富豪らしく金を使うと言うのをやっていた。

こっちはもっと遥か昔に筒井康隆が書いた小説と言う事で、こっちの方が大元の構図は早い。

タイトルから想像出来る様に富豪の神戸大助が警視庁に入って金に物を言わせて捜査を行う。その部署は現代犯罪対策本部準備室(現対本部)。しかし神戸が赴任する前に描かれる現対本部はどう見ても掃き溜めと言うか、暇な連中が集められたと言うか、そう言うお荷物っぽい部署だった。

そこに居る加藤春刑事は、以前は捜査一課に居たらしいが、何かの理由でこの現対本部に転属になっていた。元同僚だった星野涼は加藤が追い出されたと言う認識で加藤の問いにも冷ややかな答えしかしない。彼に言わせれば加藤のナイーブな正義感が疎まれたのだろうと。

現対本部に今日銀座で行われるクラシックカーフェスティバルの警備に二人程人をよこせと言われて、加藤が行く事になった。迷子係として。

だが事件はここで起きた。爆破予告が警視庁に入り、捜査一課が犯人捜査で駆け回っていた。加藤がそれを見て星野に聞いても何も言わない。ところがここで別の事件が発生する。近日中に金を返さないといけないと言う二人組が宝石店に強盗に入ろうとしていた。優柔不断な男の方、しかも金を借りたのも男の方が、警備員を怖がってどの店も見送るうちに、チョコレート店に入って現金を要求。

同じタイミングで爆破予告犯が捕まったものの、爆弾は未だ発見されておらず、どうやらクリーニング店の車の中らしいと連絡が入る。加藤と星野のすぐ目の前にそのワゴン車があったが、強盗に入ったものの逃げ出した二人が手頃な逃走道具としてそのワゴン車を盗んで発進してしまったのだ。

爆弾を積んだワゴン車が逃走した事で警視庁あげての捕物となる。強盗犯二人はどうしてチョコレート店に入っただけでこんな追跡を受けるんだと驚きながら逃走。星野達は勿論すぐに追跡に入ったが、加藤はその手段が無かった。そこにあの神戸がクラシックカーフェスティバルの高そうな車を全部ぶつけてどかせながらやって来る。驚いた加藤がその前に立つと車は道をそれて街路灯に衝突。

降りて来た神戸が自分は警察の者だと示しながら、アラブの王子の車を言い値の3倍以上の10億で買い上げて追跡に入ろうとするので、加藤は慌ててそれに同乗。

神戸は犯人を追い詰める為に全ての信号を金の力で捜査して、此処までに破壊した車も全部賠償額の2倍の金でカタをつけて追撃に入った。犯人のワゴン車が勝鬨橋に誘導されていると言うので、ああさてはあれをやるなと思ったらその通り。

ワゴン車が勝鬨橋に入ったところで近年跳ね上げた事の無い勝鬨橋が跳ね上がる。驚いた犯人の中で男が先に逃走。女は最後まで車に乗っていて跳ね上がった橋の先端で止まってしまった。神戸は爆弾処理などせずにこのままワゴン車を隅田川に落とそうと言うのだ。でもそれでは運転手の犯人が死んでしまう。そんな事は加藤の性分では許せない。加藤はワゴン車に飛びついて女を降ろさせて、そのタイミングでワゴン車は川の中へ転落。爆発は川の中で起きたので大事に至らなかった。そして加藤はギリギリで橋に捕まっていたが神戸はそうだったのかとニヤとしたかと思うとそのまま見捨てて加藤は川に転落。

加藤が現対本部に戻って来て、どれだけ始末書を書かなければならないのかと思ったら、全部神戸が金の力で片付けてしまっていた。そして清水幸宏部長から紹介された。今日から現対本部に配属された神戸警部だと。
参考資料

加藤は神戸のやり方を認めない。
そうか、神戸だけだと単に金で事件を解決するからこう言う対立する正義漢を相棒キャラに入れたか。

富豪刑事面白かった。
でも警部じゃないの?

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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部・第1話

巫女見習いに平民がなるのが大変な事だと分かった第一部。父親を害されそうになって怒り狂ったマインが親殿長を殺しそうになって、慌てた神官長が止めた。マインの怒りを鎮める為に神官長はマイン達の要求を出来る限り聞く事にして、聞き取りを始めた。

その結果、平民出身ながら青色神官となり、家から通う。家から通うと言うのは、そもそも孤児出身が灰色神官だったので、自宅があるマインが青色神官として家から通うのは当然とも言えた。

そして商業ギルドの資格をそのままにする事、これについては神官長は最初はそんなものは神に仕えるのに必要無いと親殿長なら言うだろうと言ったが、マインが神殿の利益になると思うと言ったので、神官長は一体どこまで知っているのかと頭を抱える。
参考資料

結果的にベンノに報告する時は、こちらの要求は全部認めさせたと言う事になると言えた。でもギュンターは分かっていた。口では青色神官だと言っても実際は違うだろうと。それでも巫女見習いを許したのはマインが生きる為。そんな話をオットーとしていたが、そのオットーは兵士をやめたらしい。マインのせいでギルベルタ商会は客が沢山来る様になって人手が足りず、ベンノに請われたのだそうだ。一方でギュンターは兵士なんだからマインとこの町の民を守れよとオットーは言う。

マインのカトルカールのお披露目。ベンノがやって来て、またこれだけの物をあっさりと譲渡したのかと怒るが、こう言う物を作るには砂糖とバター、そして腕の良い料理人が必要。ベンノの所には居ないだろうと言われて、ベンノは「本がなければ」のマインの如く、料理人が居ないのなら育てれば良い、やってやろうと言う。ヤッターこれでピザもグラタンも作れるぞ、イタリアンが始められるとマインは喜ぶが、トゥーリ達にはまたマインが訳の分からない事言ってると思う。

愈々神殿に行く日。ルッツに連れられて神殿へ。門の前で門番にマイン様と呼ばれているのを聞いてルッツは吹き出す。あれ?ルッツ、帰っちゃうの?ルッツが必要と要求項目に入れたけど、神官じゃないから入れないのか。

マインの側仕えには三人がついた。神官長一筋のフラン、親殿長の愛人になりたかったのにと言うデリア、灰色神官の中でも問題児のギル。どれもこれもマインを軽視していて、マインはこの三人を教育して行かなくてはならない。

変な重責が加わったぞ。

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BNA ビー・エヌ・エー・第1話

フードを被った人が逃げ隠れする様にしていた。そこには手を繋ごうと言う、この後の話を見ると恐らく人間と獣人が認め合った世界を築こうと言う趣旨のポスターが貼られていた。だが、そこにやって来た人間達がスプレーで「獣人死すべし」と落書きをする。ポスターで啓発しようと抜き差しならない対立はある様だ。

フードの人物=姿はタヌキ獣人は彼らが行ったのを見届けて逃げ出し、バスの屋根に乗る。行き先は中央埠頭となっていたが、その方向へ逃げたいのだろう。だがそこで襲撃される。獣人を狙う連中が、ここで見張っていれば必ず逃げ出そうと言う獣人が通るだろうと待ち構えていたのだ。

だが襲おうヤツいれば救うヤツもいる。イタチの様な子の一味に助けられて船に乗って目的の街へ。但し有り金をむしり取られるが。

タヌキ獣人=影森みちるは街の中に入ってみたが、やけに静まり返っていた。しかし突如として電気が点灯し、そこはカーニバル会場となった。いや、そうはならんやろ。屋台の準備とか必要じゃないか。とまれみちるは始まったカーニバルを楽しむ。だって此処には獣人しか居ないのだから。
参考資料
途中で嬉し泣きする妙なオオカミ=大神士郎に絡まれるけど。

そこで市長の挨拶。ここは獣人の特区だと言う。今日は10周年の祭で、楽しんで欲しいと。この市長、実は善人面して悪人ってキャラなんじゃないかと思ったが、その後の首相とのやり取りを見ると首相の方が悪人面していて、どちらかと言うと市長は市民を守っている様子があった。

しかし祭はそのまま平和には行かなかった。みちるがさっきのイタチ…実はミンク獣人のマリー伊丹(イタチじゃねーか)と出くわして、何だ有り金全部じゃなかったのかと言われているそのスキに財布をすられた。それを追いかけた先でみちるは何か工作をしているヤツを見かける。だがスリは見失った。

くっそーと巨大モニタの鉄骨に八つ当たりしたらその瞬間に爆発。巨大モニタは倒壊を始めた。逃げ惑う獣人達。だが、そこに老ヤギ獣人が居るのを見つけてみちるが助けようとしてもうダメかと言う所をあの士郎が助ける。

これをやったのはお前かと士郎はみちるに食って掛かるが、みちるはさっき柱の近くで何かやっていたヤツのせいじゃないかと言う。そう言われて士郎は匂いの痕跡を探る。すると過去の様子が判明して疑ってすまなかったと犯人を追った。一方みちるはスリの方を追う。だが爆発音を聞いてみちるも士郎の方へ。

そこでは士郎が工作員達と交戦。同じ獣人なのに何故こんな事をと匂いを辿ると、人間に操られていると気がついた。工作員達は金さえ払えば誰が雇い主でも関係ないとぶちのめして行く。しかしそこに到着したみちる、同じ獣人同士で争うなと。自分などは元は人間だったんだと叫んだ。

リトルウィッチ・アカデミアっぽい絵と動きかなと思ったらそうだった。但し私は制作会社の名前を知っていた訳でなくて、みんなよく記憶にとどめているなあ。
話も動きも面白かった。

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放課後ていぼう日誌・第1話

関東(東京かどうかは分からない)から引っ越して来た鶴木陽渚。PVをチラ見した時は瀬戸内が舞台かと思ったが買い物に行った先の芦方朝市って地名を見た時に、瀬戸内にそう言う地名あるのかな?と疑問に思った。後からこれは熊本の芦北町だと分かる。

磯の香りを嗅ぎながら堤防の方へ向かうと手にフナムシが「\コンニチワ/」。実は陽渚は動物系が大の苦手で、特にフナムシの様な物に突如手に乗られたので激しく驚く。逃げ出して堤防の上を見たら誰かがフラフラっと倒れた様に見えたので慌てて熱中症か?と駆け寄ったら、単にしゃがんだだけだった。

その人の話によると、釣りをしようとしていたのだと言う。釣り?ところが紐がこんがらがって解けない。それを見て目を輝かせる陽渚。冒頭で手芸が好きなのが描かれていたが、そう言う糸とかをほぐすのは得意らしい。と言う事で陽渚がささっと解いてしまった。

早いなと彼女は、じゃあ釣りしてみようかと陽渚を誘う。よく分からない針のついたのを海中に垂らして、底に着いたと思ったら何度かクイックイッと上下に動かしてみろと。何が釣れるのかは釣ってのお楽しみと言って教えてくれない。手応えが無いならちょっとズレようと右へ少し動く。これを何度か繰り返すうちに手応えがあった。よし、あげろと言われて思い切り陽渚が紐を引くと何かが足の上にドサッと落ちた。
参考資料
げえっタコ!

フナムシの時の様に陽渚は動物が苦手で、取って下さいと頼むが、釣りを勧めた彼女は最初は取ろうとしたのに、ふと気がついてうちの部は人数が少ないから入部しないかと弱みに付け込んで来る。緊急事態に陽渚はそれに同意してしまった。

入学式を終えて教室に戻り、どのクラブに入ろうかと他の生徒が噂している。その中で「ていぼう部」ってなにーとか言われるも、陽渚が入れさせられたのはその部だ。気乗りしない陽渚はていぼう部へ行って断ろうと部室へ向かう。

しかし部室に行っても誰も居ない。そこにやって来たのはいかにも元気そうで黒髪系の女の子。ひさしぶりーといきなり抱きついて来るが、陽渚には誰か分からない。
参考資料
ああ、ヤマノススメですか!w

なんとかでこしっぽで思い出したのは彼女は陽渚が幼い頃にここに遊びに来た時に友達になった帆高夏海だった。彼女はていぼう部の部員。さらにそこにもうひとり巨大な人。大野真先輩と言うらしい。色々でかい。そしてさらに昨日の人もやって来た。彼女は黒岩悠希。部室でひととおり自己紹介が始まって、どんどん言い出しにくくなって行ったが、勇気を出して陽渚は今日はお断りにし来たのだと言う。

悠希もまあ無理に強引に誘ったしなあと思ったのかあっさり分かってくれて、でも折角だから一回釣りしてみないかと誘う。

一回ならいいかと行ってみる悠希。今回も不思議な釣り糸で、何が釣れるんですかと聞いてもまたお楽しみ。でも今回は海を見てご覧と言われて上から覗いて見たら、小さい魚が無数に泳いでいる。

と言う事で餌をつけるが、これが臭う。なんとか餌を入れて糸を垂らしたらやがて引っ張られた。あげてみたら一気に二匹釣れた。夏海の方は三匹。だんだん面白くなって来て、あの臭いと言っていた餌も結構平気で入れられる様になった。

釣れたあじごはすぐさま揚げて頭から丸ごと食べる。恐る恐る食べてみた陽渚だったが、美味しかった!

ひととおり釣って食べて楽しかった陽渚はこのままていぼう部続けてもいいかなと思うのであった。でもやっぱりフナムシの\コンニチワ/は苦手。

えー、やっぱりヤマノススメパターンじゃないですかw

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プリンセスコネクト!Re:Dive・第1部

月曜深夜は白猫と並んでプリコネの二大ソシャゲ由来アニメ。

冒頭でプレヤーらしき人物が「目が覚めた?でもはじめましてみたいな顔されると悲しい」みたいな事を言っていたので、どうやらそう言う設定なのだろうと思ったが、Wikipediaを見たら「覇瞳皇帝に敗北し(これはRe:Diveの前作の無印の話)、意識を失っていた主人公は、コッコロと名乗る女の子によって目覚める。全ての記憶を失い、幼児退行を引き起こしていた主人公」とあったので、なるほどその設定を今回やったのだなとよく分かる。

Wikipediaで書かれていた様にユウキは以前の記憶を失って幼児退行している。だから雑魚のモンスターにも勝てない上に、襲われてしまったりする。

コッコロちゃんがその面倒をずっと見ているが、お金もあまり持ち合わせが無くて野宿とか。で、野宿するとまたモンスターに襲われちゃう。
参考資料

レベル上げに簡単なクエストから始める事にした。ギルドに行ってみると、キノコ集めと言う初級者向けのクエストがあったので、キノコを求めて山へ。これがなかなか順調で、沢山集めていたら小さい動けるキノコを確保した。

キノコを焼いて食べていたらお腹をすかしたペコリーヌがやってくる。おなかペコペコのペコリーヌ。ペコリーヌは実は歩いている途中で詐欺に遭って剣を失っていたのだ。そんな訳で素手で戦う状態。

そんな所へ巨大キノコが襲撃して来る。主人公はまだまだへなちょこだから弱いけど、ペコリーヌは素手でも結構強い。それでも数も多くて苦戦してるところで主人公覚醒。主人公オーラによってペコリーヌもコッコロちゃんも力が増大して巨大キノコを倒してしまった。

でもその巨大キノコを操っていたのはあのチビキノコ。スキありとコッコロちゃんを狙おうとしたが、それをペコリーヌが食べてしまった。チビキノコ食べちゃったと驚くコッコロちゃんだが、ペコリーヌは美味しかったよと言った直後に酩酊状態。毒じゃなかっただけ良かった。

同じソシャゲ由来のアニメだけど、こっちは大変面白かった。

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白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE・第1話

白猫プロジェクトと言うのを知ったのは秩父とコラボしているらしいのを西武秩父駅で見たから。そう言うものがあるんだなあと思った。何故秩父なのかは今でも分かっていない。どうやら秩父と言うか西武鉄道がコラボしたらしい。理由は分からなくてもラブライブとのコラボとかもあったし、そう言うものなのか。

アバンで天上の白猫、地上の黒猫が出て、何故天上の城で収まっている白猫に黒猫が恋するんだよ、どうやって知るんだとちょっとツッコミ。

天上では光の王アイリス(堀江由衣さんがヒロインなのは久しぶりな気が)が闇の魔獣と戦っている。ただ、なんだかお疲れ感がする。一応騎士団や魔道士も臨戦態勢にあるが、どうしても光の王の力に頼っている様だ。
参考資料

一方の地上。ある村でこれから狩りか何かに出発しようとしている場面で魔獣が襲撃して来る。(名無し)お前は子どもたちを守って逃げろと言うが、それはどう見ても全滅フラグ。案の定逃げた先でも子どもたちが次々とやられてしまい、最後の女の子も息絶える。その子を連れて村に戻ってみればやはり生き残っている村人は居ない。

そこに剣士スキアーズがやって来た。村で休ませてもらおうかと言うが、どこをどう見ても村は壊滅状態。ひとり(名無し)が穴を掘っていた。何故穴を掘るのかと尋ねると含意としての弔いだと答えた。もうやめろとスキアーズは止めてパンと水を与えた。

この世には闇の王が居ると聞いたが、何故魔獣を放置するのか。王は正しい事を考えているのかと言う(名無し)にお前が思う正しい事とはと聞かれて(名無し)は「みんなの幸せ」と答えるとスキアーズは「浅いな」と言われ、だから穴を掘るんだと答える。なんか含蓄ありそうで穴の深さになぞらえる。スキアーズがいつまで穴を掘るのかと聞くと「天に届く様に」と言うから「それは興味深い」と。なんですかねこのおっさんのやりとりは。

結局スキアーズ、剣を(名無し)に与えて抜いてみろと。それがちゃんと使える様にならねば何者も守れないと言う感じで。剣を交わすうちに最後の一撃を耐えた(名無し)に剣士は突如倒れて素性を明かす。自分は嘗て闇の王位を争ったスキアーズ。それだけ以前の者だからもう命脈は尽きる所だったが、幸運にもお前の様な後継者に出会えた。その剣を持って自分の屋敷へ行けば、そこで後継者になれる。そして次の闇の王位を争う資格が持てる。この世界をなんとかしたいと思っていた名無し改め闇の王子にはそのとおりにする意味があった。

だが、闇の王都へ行ったところである男に呼び止められた。我が主の剣を持つお前は誰だと。これはスキアーズから譲り受けた物だと言うが、彼ヴァルアスは我が主がお前の様な者に倒される筈が無いと剣を向ける。しかしその後のやりとりでいきなり新たな主として認めてしまった。何なのこのスキアーズとヴァルアスは。

天上のアイリスは白と闇との均衡を維持しようと腐心していた。魔道士長のシーマがやって来た。シーマは嘗てアイリスと光の王の後継を争ってアイリスが光の王になったと言う。天上も地上も王の後継者選びの仕組みに問題あるんじゃ。

と言う事で、暴走する今の闇の王を、光の王アイリスと、闇の王の後継を狙う闇の王子とが一緒に現闇の王と戦う話だろうか。

全体の構図は分かったけど、話が重いなあ。
これはやはりゲームを楽しんでいる人達向けなのだろうか。

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社長、バトルの時間です!・第1話

頭の方でこの世界設定がよく分からなかった。人類は鉱脈を発見したおかげで文明が一段階進んだみたいだが、でもそれ以外の生活様式はよく言われるナーロッパ。それなのに主人公がブレザーみたいなのを着ていたから、学生服?と思ったのだが、それも違う。色々混乱したが、これはそう言えばスマホゲーム原作だったかと思いだして、そのゲームの勝手に作られた世界で、別に転生とか関係ないと理解してやっと飲み込めた。

これはゲームの話なのでそんな細かい事を考えてはいけない。はがねオーケストラみたいなものだと思えば良い。

その前提でミナトが幼馴染のユトリアに呼び出されて約束の場所へ。時間丁度に着いたのに5分前行動とか言われて段々タイトルの風味が出て来た。そして逃げられない様にと手を握って連れて行かれる。そこはキボウカンパニーのオフィスだった。いや、だったらそこで待ち合わせすればいいんじゃ。

ユトリアはミナトは社長に向いていると思うと言っていたが、このキボウカンパニーの社長になって欲しいと言うのだ。どうも先代の社長はミナトの父らしくて 大関門の向こうへ行ってしまった。社長不在でいまのままだとキボウカンパニーは潰れてしまう。だから社長に就任してくれと。キボウカンパニーはホワイトとは言い切れないが、限りなく白に近いグレーとか、いやそれ多分ブラック。

ともかくユトリアから社長になれと言われてミナトは社長になる為の 協会が作った教育ビデオを見せてくれた…おい、何故8ミリ。やはりこの世界の文明度はよく分からん。

そこでは堀江さんの声の講師が社長心得を解説してくれる。どうやら所謂冒険者ギルドみたいなのが会社経営になっているらしい。社長はそのギルドの経営をしなくてはならない。

そこにキボウカンパニーの社員が帰って来る。青緑でボリュームのある子は戦士のアカリ。リュックを背負っている子は僧侶のマコト。リュックの中のヤツが時折凄む。濃い青い髪の毛の子が社長教育ビデオにも出ていた事務員のガイドさん。

ユトリアからミナトが新しい社長だと紹介されるものの、みんな何となく頼りないなあと思った。それでも社長就任テストと言うのがあるので全員で出撃。それをクリアしないと株主で執行役員12名の承認が取れないと言うのだ。そんなに執行役員の多い会社で大丈夫か。
参考資料
全体的にエロマンガ先生みたいな作画だったなあ。

さっそくモンスターに出くわすが、社長らしく戦闘指示をと言われても具体的な指示が出来ない。それってまるでフォーク准将の「高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に」と同じじゃないか。ともかく、最初のスライムタイプのはアカリがあっさり切り捨てる。

先に進むと男の子が崖を見つめて困った様な顔をしていた。ミナトがどうしたの?と聞くと、姉にあの花をプレゼントしたいのだが、崖の上で取りに行けないと言うのだ。困った事があったらその依頼を何でも受けようとミナトが受ける。いつも採算度外視で何でも受けるのは先代と同じだなと言われつつ、アカリも手伝って山登り。アカリは以前弟が同じ様にプレゼントをくれたのを思い出して手伝ってくれたのだ。最後に転落しながらも無事に花は回収。

しかしそこに大きなモンスター登場。アカリが戦うものの、モンスターの動きが機敏で、しかも後ろから攻撃をかけてもまるで見えているかの様に防がれてしまう。モンスターの様子を見てるうちにミナトは気がついた。あの尻尾が探知装置なのではないか。だからさっき倒したスライムをあそこにぶつけてレーダーを効かなくさせようと。みんなでしっぽにスライムの塊を投げつけた事でモンスターの動きは鈍くなり、これでアカリも倒せた。

さっき花の依頼を受けて成し遂げた子が何かあるのを教えてくれる。それはミナトが社長に就任するのを承認したレターだった。こうしてミナトの冒険者ギルド社長のお仕事が始まる。

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グレイプニル・第1話

今期の新作の中で「なんでぬいぐるみになっちゃったんだろう」と言う話があったなと思ったが、これだったか。それにしても冒頭でノイズ入れるのやめて。昨日アンテナケーブルの影響でほぼ全局の画面がノイズだらけになったトラウマがあるから、また発生したのかと思った。

大学の推薦入学の話を蹴ってまで他のみんなと同じレベルに居たいと考える加賀谷修一。彼がそんな事までして他の連中と同じレベルに居たいのは一体何故なんだ。

それはひょっとして最近彼の身体の変化に由来するものだろうか。でもあの生き方は最近の様には見えない。ずっとそう言う普通と同じと言う生活をしていた様に見える。

彼の身体の変化とは、メガネをかけなくても良い程に急に目がよくなった点。そして嗅覚が異常に働く様になった点。それだけなら別にいいじゃんと思っていたが、もっと大変な変化が彼修一には起きていた。

遠くの方で火事を発見した修一は(近いな、って言ってるんですが、どう見ても遥か遠く)そこに駆けつける。廃工場みたいな場所だったので、仕方ないかと思ったが、彼の嗅覚がそこに人間が居るのを察知する。そして彼は人間を助けに入るのだ。ふざけた着ぐるみの格好で。これはどうもあるタイミングで勝手にそうなってしまうらしい。そしてその着ぐるみの姿になると動くのに不便な面もあるが怪力が出せる様にもなる。だから火災の起きている工場から女の子を救い出すのに壁をぶち抜くのも簡単だし、女の子を抱えるのも簡単だった。でも入って来た入口が崩れてなければそこから出ればいいんじゃない?

外に連れ出して、立ち去ろうとしたものの、女の子の匂いに誘われてパンツをずり下ろす。そこではたと正気に返って逃げるように立ち去るのだ。

だが、それでは済まなかった。あとからスマホが無い事に気がついた。どう考えてもあそこで落としたのだろう。しかしそうだとしたら警察に発見されて不味い事になりはしないか。そう心配している修一に昇降口で声をかけて来たのはあそこに居た女の子だった。これあんたのスマホでしょと。そう言われて修一はそれを取り返す為に屋上へ行かざるを得なかった。途中、プールの最中に女子更衣室に忍び込んで回収しようとしたけど。
参考資料

しらばっくれると、彼女はスマホを返してくれそうだったのでそれを取りにフェンスの向こうへ。何故そんな無防備な。私なら柵ごしに腕を伸ばすぞ。そんな無防備な事をするからその子に突き落とされる。そしてその危険回避で修一は着ぐるみに化けるが、それを写真に撮られてしまった。

話があるからと修一はその子、青木紅愛のマンションに連れ込まれた。いや、あんな化けた後の写真一枚だったらしらばっくれればいいじゃない。どこのだれも人間が着ぐるみに化けるなんて話は信じないから。たとえ動画だとしてもフェイク動画だろとみんな思ってくれるよ。

しかし修一はそこまで頭が働かない。紅愛が取り出したコインを見せられても、それが何なのか分からない。そもそも聞かれても何故着ぐるみになるのか自分でも分からない。

そこへ侵入者あり。彼女は紅愛からコインを奪おうとしたが、修一に手を掴まれて羽交い締めにされてしまった。だが、彼女は化けられたのだ、修一みたいに。

そしてこの化けられる人間は「収集者」なのだそうだ。
よく分からないけど。
深刻な事態+えっちぃ描写が「未来日記」を連想させた。

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ミュークルドリーミー・第1話

一年前のリルリルフェアリル以来の久しぶりのサンリオアニメ。日曜10:30と言うニチアサとしては遅い時間帯に入って来た。

そのせいか分からないが、絵や話が所謂単なる子供だましなつくりではなくて(ここで言う子供だましは否定的な意味ではなくて、小さい子供ならこんな感じがよかろうと言う物)、ちゃんとした人間のキャラの絵と、何だか途方も無い脚本演出で、こいつは大きなお友達にも期待出来る内容だと思う。

設定自体は天上にあるミラクルドリーミー王国(女王は井上喜久子さん)からあるぬいぐるみが地上に落下して、それを拾った日向ゆめがぬいぐるみのみゅーと共に人間のネガティブな気持ちに巣食う物を浄化すると言う話らしい。まあよくありそうな女児アニメですね。

だがヒロインの日向ゆめの絵はちゃんと深夜アニメでも通用するしっかりとしたキャラデザと作画で、抵抗感なく受け入れられるし、そして今回はゆめの母親がネガティブな気持ちに襲われたのをみゅーと一緒に退治する事で、最初は気持ち悪がっていたみゅーとたちまち一緒にやって行ける様になる過程のドタバタが普通に面白い。

と言うか、これが女児アニメなのか?w
参考資料

これ、おもちゃが子供達に受けて長く続くと良いなあ。

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イエスタデイをうたって・第1話

例によって予備知識無しで公式のキービジュアルだけ見て勝手に想像していたのは歌手になる話なんだろうかと言うものだった。

朝早くからコンビニでバイトを開始する魚住陸生。陸生は大学の時に就活をせずに結局コンビニのバイトをしていたのだ。何となくやりたい事を見つけられず、それを理由に今の状態を自己弁護していた陸生だが、バイト仲間の木ノ下はそう言う陸生に対して前を向いて進もうとしていないと指摘する。まさにそのとおりなのだが、色々理由があってそれが出来ない時もあり、その時は自分の心の痛みを和らげる為の方便も必要なのだ。

ある日、内緒で弁当の廃棄する分を店の裏手でカラスに与えていたら、女の子が寄ってきて自分にもくれと言う。そもそもカラスに与えるのがダメだと思うのだが、女の子にせがまれて仕方なく廃棄する分を分ける。その子はある一羽のカラスと仲良くしていた。

それ以来ちょくちょく来る様になった様で、木ノ下に言わせるとあの子が来ると活気があって良いと言う。

陸生がこう言う状況にあったのは大学時代に仲良くしていた森ノ目榀子と、最後に何となく告白前に封じられた感じで別れていたのだ。彼女は地元に就職するから遠く離れ離れになっていた。それが尾を引いていた陸生だが、ある時その榀子が突如このコンビニにやって来る。地元で非常勤講師だったのが、東京で教師になれたので戻って来たと言う。

バイト後にファミレスで積もる話をした陸生は榀子を家迄送ってやる。だが、相変わらず榀子とは単なる友達関係の様な状態だった。陸生自身はそれ以上を求めていたのに、それが言い出せない。

この時点で、榀子が教師であのカラスの子の野中晴が高校生らしいと言う事で、これは多分晴の先生が榀子なんじゃないかと思っていたら、二人の後を追ってやって来た晴が榀子の顔を見るなり逃げ腰になって逃げてしまった。やっぱりそうだったか。

榀子によると、晴は以前バーでバイトをしていたのを学校で咎められて学校に来なくなって自主退学になっていたのだ。榀子は晴がその時に追い詰められるのを守れなかったのを気にしていた。だからあの子を大事にしてあげてねと。おい、完全に勘違いされているぞ、陸生。

そして陸生はとうとうけじめをつける為に榀子にちゃんと告白する。だが榀子は普通の友達で居られないものなのか、ごめんと言った。お断りされちゃったよ、陸生君。

晴は晴で、実は陸生とは四年前に一度会っていたのだ。晴は嘘つきは嫌われないけど好きになってもらえない、周りに当たり障りの無い事を言って受け流すだけだと言う学生時代を送っていたみたいで、その時に会った陸生がずっと気になっていたのだ。

おお、この奇妙な三角関係、どう進んでいくのか。
誰だ、歌手の話かななんて想像していたヤツはw

それにしても時代が古い。プッシュホンにカセットテープそしてCRTモニタのデスクトップパソコン。20年以上前の時代設定だよね。Wikipediaを見たら連載開始が平成10年だそうで、それをそのままにしてアニメ化したんだなあ。
参考資料

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…・第1話

なろう系の転生物で長いタイトルと言う事で、よくある話かと思ったが、まず先入観で持っていた「主人公は前世は男」と言う地点から違っていた。

わがままいっぱいに育った貴族の娘カタリナ・クラエス。そこにソルシエ王国第三王子のジオルド・スティアートがやって来た。紹介されてすぐさまぞっこんとなったカタリナだったが、王子と遊んでいる時に正面から倒れておでこをしたたかにぶつける。

しかしこの衝撃でカタリナは思い出した。自分の前世を。嘗ての日本では木登りまでする様な女の子でそして乙女ゲームに嵌っていた女の子だったと言うことを。こちらのカタリナよりはずっと年上で、前世で死んでこちらに転生していたのだ。

気がついてからの物言いがその当時のある程度は分別のある女の子になったので、それまでのわがままなカタリナからは一変。周囲のメイド達を驚かせる。そして額に傷を負わせた事でジオルドは責任を取ってカタリナを嫁にすると言うのだ。そう言われた時はよく分からず生返事をして後から驚く。

元の自分はそれなりの年齢だから子供にプロポーズされてもなあと思ったカタリナ。おまえはショタ系じゃなかったのか。ショタ系だったら問題なかったのにw

しかし王子の名前を反芻して何かに気がつく。はて、ジオルド王子?そして自分がカタリナ?それって前世で自分がプレイしていた乙女ゲームの登場人物と同じではないか。そしてカタリナは一生懸命にそのゲームの内容を思い出す。思い出せば思い出すほどゲームと状況が全く同じ。ここはあのゲームの世界なのか。

そしてさらにカタリナは気がつく。あのゲームの中では主人公の女の子に対して、その敵役と言うか悪役令嬢のカタリナと言うのが居た。プレヤーはヒロインとなって様々なイケメンキャラを攻略するのだが、あのジオルド王子は見た目は優しそうなのに実のところは腹黒キャラ。それはともかくハッピーエンドルートではヒロインがジオルド王子と結婚しそうなのを邪魔したカタリナはその後国外追放されてしまう。一方バッドエンドルートでは嫉妬に狂ったカタリナが剣を振るってヒロインを殺そうとしたものの、返り討ちに遭って死んでしまう。どっちのルートだろうと国外追放か死亡しかない。これは不味い。

カタリナの脳内会議の結果、今はあんな結末にならない様に、魔法の鍛錬と剣術の腕をあげねばならない。魔法が使えれば国外追放になっても何とか食べて行けるだろう。剣術が強くなれば返り討ちはあるまい。

ともかく、幼い頃に土魔法でちょこっと土を盛り上げた程度のカタリナは、魔法の腕を磨く為に、土と会話すると言う方法を選んだ。でも土と会話って、農作業の事じゃないと思うけど。

そこにやって来たジオルド王子。カタリナが畑仕事をしているのを見て何か言いたげだったが、こらえた様だ。その様子を見てカタリナは、やべえ早速王子を怒らせてもう国外追放かと心配したものだった。

ある日、父が親族の男の子を家に連れて来る。キースと呼ばれるその男の子はゲーム内ではカタリナや義母からいじめられてひねくれてその反動で育ってからはチャラ男になってヒロインのターゲットになる。

それを知っているから、カタリナはキースを引きこもりにさせないで仲良くなろうと一生懸命に頑張る。最初は自分なぞがカタリナを姉と呼ぶのはもったいないと憚っていたキースだが、やがて段々とその頑なさはほぐれて行き、このまま順調に行けばキースのフラグは立たないで済みそうな勢いだったが。

だがある日、土人形を魔法で動かしている時、カタリナが面白がってもっと巨大な土人形を動かしてみてとせがまれて、巨大な土人形を動かす。そこにカタリナが無防備で近寄って行って土人形に押しつぶされそうになった。運良くカタリナの命に別状は無かったものの、以前魔法で他人を傷つけてしまったキースは魔法を使うのを禁じられていたのに、使ってしまってしかもカタリナを傷つけてしまったと引きこもりになってしまっていた。

どう説得しても部屋から出てこないキース。このままではゲームと同じになってしまう。同じになんてさせるものかとカタリナは兵士の斧を持ち出してキースの部屋を叩き割る。真っ暗な部屋で引きこもっていたキースに、ドアをぶち破って外の明るい光が差し込み、そこからカタリナが手を伸ばす。
参考資料

おお、キースの件は死亡フラグをへし折れそうではないか。
そして予想外にいい話の構成になっていた。

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アルテ・第1話

16世紀初頭と言われるとまず思い浮かべるのはルターの宗教改革なのだが、それよりもこの作品はルネサンス期であると言う方が重要らしい。

裕福ではない貴族の娘として生まれたアルテは、女性の嗜みの一つとして絵を描くのを習ったらそれに嵌ってしまった。ところが父親が亡くなってしまい、家の状況は以前よりも悪化。なんとかちゃんとした相手と結婚して将来を確実にして欲しいと願う母はアルテが絵ばかり描いているのを叱り、しかも今までにアルテが描いた絵を燃やしてしまった。

自分のやりたい事がこのままでは出来ないと考えたアルテは、今迄描き貯めた絵を持参して絵画工房へ弟子入り志願に回るものの「女だから」と言う理由で門前払い。それにしてもいくら大貴族ではないと言っても、貴族の娘をあそこまで邪険にして良いものなのか。

リストアップした最後の工房へ行ったもののやはり女だからと強く拒絶されて突き飛ばされてしまう。そんなに女だからダメなのか、だったらこうしてやるとアルテは長い髪の毛をバッサリと切断。しかも胸もあったらダメだとパテをふるい上げたところを、騒ぎを聞きつけたレオに制止される。
参考資料

工房の親方は、丁度いい、レオお前のところは未だ弟子が居ないんだろう、この娘を引き取れと厄介払いをする。

渋々自分の工房にアルテを連れて来たレオに、アルテは弟子にして欲しい、絵を見てほしいと頼む。そうかと言ってレオは絵を手にした。今迄散々見もせずに拒絶されて来たので、アルテにはこれだけでも嬉しい事だった。

レオは出かけて帰って来る迄に画板を全部綺麗に仕上げたら弟子にしてやっても良いと言って出かけた。レオとしてはそんな事は無理で、特に貴族の娘などに出来る訳がないと考えたのだ。

だがアルテは違った。どうしても絵を描きたい。その一心で徹夜で画板を仕上げていく。翌日レオが、どうせあの娘は閉口して帰ったろう、と帰ってみるとそこには床で寝ているアルテが。画板を全部仕上げ終わっていた。アルテを見て、嘗て物乞いから這い上がった自分の姿を重ね合わせるレオ。

最初は弟子にするつもりなんぞなかったと聞いて、あっさりと帰ろうとするアルテを引き止めて今は本気で弟子にすると告げる。

これ以降は普通の弟子なら単なる修行時代の始まりなのだろうが、女と言う事で当時は差別されていたアルテがどう頑張って行くか。

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波よ聞いてくれ・第1話

札幌が舞台らしいと言うのだけは知っていた。冒頭でいきなり羆と対峙するラジオパーソナリティの鼓田ミナレ。札幌岳?あそこってそんな軽装で登れる山なのか?羆と睨み合いながらもパーソナリティを続けるミナレ。何かおかしい。そのうちにスタジオが描かれて、そう言う設定でトークしてるのだと分かる。恐ろしい程の入れ込みで喋りまくり、仮想の羆を倒すミナレだが、チーフディレクターの麻藤兼嗣からは「お前は毎回アドリブ部分で自分の心をすりおろして客に出すな」と言われた。

話は遡ったらしい。バーでミナレは兼嗣に向かって男にフラれたグチをまくし立てていた。兼嗣は完全に閉口していた。しかし後で分かるがこの時に兼嗣はミナレの才能を見出していたのだ。

飲んだくれた翌朝、ミナレはカレー店ボイジャーの勤務に遅刻して店長の宝田嘉樹からこっぴどく叱られた。三回遅刻したらクビの約束のこれが二回目だそうだ。カレー店で働きながら、ミナレは客に余計な事を喋ると言う点でも店長に叱られた。内輪ネタを話すな、ここは夢を売る店なのだからと。ミナレは内輪ネタの方がウケると思っていたのに。それに夢を売る店ならBGMも選べ、なんだこのラジオ放送の垂れ流しはと考えながら聞いていたら、記憶にある内容。

何と昨晩ミナレがバーでクダ巻いていた語りが、録音されて勝手にラジオで流されているのだ、あの失恋話を。血相を変えてミナレは藻岩山ラジオ編成局へ車を飛ばす。建物に駆け込んでディレクターの麻藤兼嗣に会わせろと息巻く。

スタジオに飛び込んでお前がーと兼嗣を睨むが、兼嗣からは3秒間音が途切れたら放送事故、8秒も無音なら俺のクビが飛ぶ。俺のクビを飛ばす覚悟があるなら、お前があそこに座ってみろと収録室に放り込まれ、背中を叩いてキューを言い渡されて、こうしてミナレはラジオデビューした。
参考資料

札幌が舞台のTV局漫画に佐々木倫子さんの「チャンネルはそのまま!」と言うのがあるが(ドラマにもなった。アニメにして欲しいw)、広い意味でこれは「周波数はそのまま!」みたい。楽しい。ミナレはウザいけど。

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LISTENERS・第1話

キービジュアルとか番宣でプラグを持ってる女の子が居て、そこにどうもアンプからのコードみたいなのを挿す様に見て、タイトルが「LISTENERS」だったので音楽系の作品なのかと思った。ちょっと違ったw

何だか分からないが、ガラクタが山の様にある土地。そこでエコヲ・レックは金になりそうな廃品を拾っていた。同志諸君!と叫ぶ命令者がその廃品を回収し、ノルマに達しない者には罰が与えられる。どこのソビエト連邦か共産主義国家かと思ったが、ここの村長らしい。

ある日エコヲは珍しい真空管みたいなのを見つけてそれを取ろうとしたら廃品の山が崩れる。落ちた先には女の子が埋もれていた。

家に連れて帰ったらその子は自分の名前も素性も全然覚えていない。しかしエコヲはしっかり見ていたのだ。その子の腰にインプットジャックがあるのを。

実はこの世界はミミナシと言う物に襲われていて、それと戦えるのは唯一プレイヤーと呼ばれる人間だけだった。プレイヤーはロボットの様な物を駆使してミミナシと戦う。インプットジャックがあると言う事は、すなわちプレイヤーだと言う事だ。

プレイヤーに憧れ、そしてプレイヤーが使うAMP(アンプ)を廃品を使って作っていた。だからその子がインプットジャックがあるプレイヤーと知ると、非常に興味が湧く。だがあの村長がやって来て、エコヲがここにプレイヤーを連れ込んだと言ってその子を見るなり追放しようとする。村長に言わせるとここがこんな廃墟になったのはプレイヤーが戦って破壊したからで、プレイヤーも災厄の原因だと言う。

だがエコヲの母のスエルがうまく誤魔化してその場は切り抜ける。二階でエコヲはその子をに自分の作ったAMPを見せるが、エコヲはそれをその子にあげると言う。何で?一緒に戦うんじゃないの?とその子は聞き返すが、エコヲは自分はしがない廃品拾い。プレイヤーと同じ世界に居られないと決めつけている。さっきあんなに熱く憧れを語ったのにそれは何だとその子は怒って出ていってしまった。

しかしその翌日、久しく出現しなかったミミナシがこの町に出現。人々は為す術もない状態で、エコヲはあの子が一人で駅に居るとスエルに教えられて背中を押されてAMPを抱えて向かった。

その子にAMPを渡す寸前、エコヲはミミナシの崩した瓦礫の下に落ちてしまう。ここで死んでしまうのか。最初は仕方ないと思ったエコヲだったが、すぐにこれで死ぬなんて未練が残る。どうしても生きたい。その叫びがあの子とAMPに届き、あの子はエコヲのAMPを挿してロボットを出現。ものの見事に一体で出現したミミナシを片付けてしまった。
参考資料

だが、その結果としてモニュメントを倒して、村長からどやされる前に二人はこの町を脱出。エコヲは最後に拾って付けた真空管にμと書かれていた事からその子にミュウと名付ける。

なかなか面白い世界観。変なレールはあったけどw

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八男って、それはないでしょう!・第1話

Wikipediaをみたらなろう系の小説が原作だそうで、なろう系の転生作品。
もう散々やり尽くした感があるが、この作品は転生先でサラリーマンだった主人公が貴族の息子として生まれ変わると言う物。生まれ変わる方法に何の工夫も無く、寝て覚めたら異世界だったでござるの巻。

貴族の子息ならまあ良いかと思った主人公の一宮信吾(転生後はヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスター、愛称はヴェル)だったが、最初に見たのは長男のハレの結婚パーティーだからこその豪華な会場と食事で、普段は途方も無い貧乏暮らしだった。それでも三男なら(会場では長男ともうひとりの兄としか会わなかった)おこぼれがと思ったのに、実は八男だと発覚。しかも成人したら食い扶持を減らす為に家を出て行かねばならない。

これは人生詰んだと思ったヴェル。何かどうにかする方法は無いだろうかと思っていた所に、父の書斎(父の?字が読めないと言っていたから別の誰か?)で水晶玉の様な物を発見する。転生先の言語は都合よく日本語だったので添付の書類も読めて、読んでみたら魔力を持っているかどうかを判定する玉らしい。信用してなかったが、取り敢えず試してみたら玉が虹色に輝く。自分に魔法の素質がある?しかし説明書には魔力を持っている者はそれなりの練習をして魔法が使える様になる。完。と書かれていて、どうやったら練習出来るのかが分からない。書庫を全部漁ってみてもそれらしい本が無くて、これじゃ宝の持ち腐れ。

そう思った所で父が森に薪拾いに行けと言うので、森へ。するとそこにさっき魔力のテストをしたのを感知したと言ういかにも大魔法使いな感じの、アルフレッド・レインフォードが出現。この彼がヴェルに魔法の手ほどきをする。
参考資料

突進して来たイノシシの怪物に対して手をかざさせて少しの暴風を出させる事に成功。しかしその程度ではイノシシは倒せず、またも突進して来たのをアルフレッドはちょいと手を動かしただけで凄まじい風が生じてイノシシを吹き飛ばし、木を何本も薙ぎ払う程に投げ飛ばして片付けた。

これでヴェルに漸く将来の光明がさして来た。これならやがてヴェルも大魔法使いに…と思ったのに、アバンのヴェルは魔法は使える様になったけど、未だ一介の地方貴族みたいだね。魔法が使えるなら、本好きの下剋上のマインみたいに現代日本の知識で金儲けは思いのままなんじゃないの?

だって化学肥料も農薬も作れるでしょ。そうしたら農業生産を飛躍的に増大させる事が出来る。もうそれだけで他国を圧倒する国力ですよ。魔法が使える貴族なら。これ、逆にどうしてこんな程度でくすぶっているのかを知りたい。

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かくしごと・第1話

何度も流れる番宣でどんな内容でどんな雰囲気で、しかも絶望先生が主役wと言うのは何となく分かっていた。

いい意味で期待通りで、絶望先生な漫画家の後藤可久士が愛娘の姫に自分の仕事をひた隠す、その過程で様々な事件が起きる、と言う話。

可久士が何故愛娘の姫に自分の仕事を隠したのか。姫が生まれた時にカルテを見た医師が可久士の名前を見て「あなたは漫画家の後藤可久士さんじゃないですか!」と言い、看護師が「あのエッチなマンガの!」と言ったので、これは姫に知られてはならない、姫の父がシモネタ漫画家だと知られたらいじめられてひねくれた子に育ってしまう、とひた隠しにする事にした。
参考資料

だから目黒区の家を出る時はスーツで出かけるのに、区境の店でラフな格好に着替えて仕事部屋へ向かう。スーツでは漫画を描くノリが得られず、当初は全裸で描いていた位だったのだ。

Wikipediaを見たら冒頭の鎌倉の家は可久士が完成した原稿などを隠すために借りた家。18歳になった姫が何故かその家の鍵を手にして中に入ってみた…と言う事なので、姫が18歳になる迄は隠し通せたのではないか。そして姫が一人でそこに行ったと言う事は可久士はその頃どうしてるのか。さらには姫の母は今はどうしてるのか。家には居ないみたいだが、でも亡くなったみたいな描写は無かった。

ともかく、久米田アニメらしさがちゃんと出ている上に神谷浩史さんが主役とあっては、これは今期楽しく見られるに違いない。

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球詠・第1話

武田詠深と山崎珠姫は幼い頃にカラーボールで遊んでいて詠深が驚くべき変化球を投げた事で、大人になって硬球でこんな球が投げられたら一緒に野球しようと誓い合った。そして高校に入って二人は再会する。

前期にやった恋する小惑星と同じ様な構図だった。だが恋アスが再会してすぐに幼い頃の約束に邁進したのと違って、こちらはスポーツ物にありがちな「昔はやってたけど、もうやめたんだ」のパターンだった。

だが詠深が偶々隣の席の川口芳乃が週刊 を見ていたので声をかけたのがきっかけで野球マニアの芳乃が詠深の手を触ってこれはかなり使い込んだ投手の手だと迫って来る。そこにやって来た双子の姉の息吹も同じく野球マニア。この二人に引きずり出された廊下で詠深はあの珠姫と再開し、しかもマニアの芳乃が名前を聞いただけであの名捕手の珠姫さん!と言うから再開を機会に二人でキャッチボールをする事になった。

珠姫に何球か投げてみた詠深だが、珠姫からはいい球だけど普通と言われてしまった。変化球を投げても良いと言われて「投げていいの?」と聞き返した詠深が投げた球はバッターとして立っていた息吹の顔面をめがけて飛んだボール。すっぽぬけか?と思ったが、それが驚異の変化をしてちゃんとストライクゾーンに入り、それを珠姫が捕球する。流石、名捕手と言われただけの珠姫だった。

こんな魔球を持っていてどうして一回戦負けなのかと不思議に思った珠姫。実は詠深は懸命に練習してこの魔球を会得したが、同じチームの捕手が魔球過ぎて捕球出来ない。いつも捕逸して振り逃げされるので「あんな気持ち悪い球投げないで」と言われてしまった。詠深の入ったチームが悪かったのだ。それで「もうやめたんだ」なのだ。

でも珠姫は何度投げても捕球出来る。そして息吹が今度こそちゃんと球筋を見ると言って完全武装してバッターに立った時の魔球はこれまで以上にするどい物だが、珠姫はこれも捕球出来る。もうやらないと思っていた詠深だが、こんなに楽しいのならまた野球やりたいと呟く。
参考資料

廃部からのスタート、八月のシンデレラナインですね。

話は此処までだとありそうな話ではあるが、それ以上にどうなんだこれはと思ったのが作画。作画崩壊とかそう言うのとは違って、今世紀初頭の深夜アニメの絵を見ている感じだった。第1話なのに。どうなのよ、この絵はと思った所に、原作のキャプチャのツイートが流れて来て、原作の絵は凄いの。アニメーション制作、どうにかならなかったんですかね。

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神之塔 -Tower of God-・第1話

神之塔がある。そこに登れば何でも思い通りになる。神になれる。
だから金だの名誉だの求めて塔に登る人間はいるだろう。

だがラヘルは違った。後から出てきたが星と言うものがあると聞いたのでそれを見たくて登ったのだと。そしてラヘルが居ない世界なんて存在しないみたいな夜がラヘルを追って塔へ。選別者でもないくせに塔に来たのかと、先住民のお姫様みたいな人が言い、知らないのを良いことに随分と過酷な試練を与えるじゃないかと、いかにも胡散臭い声の大塚芳忠さんのヘドン=塔の管理者に文句をつけた。
参考資料

しかし夜は頭がいかれていると言うか、とにかくラヘルの居ない世界はありえないので聞く耳を持たずに蝶うなぎの居る中へ突入しようとする。仕方ないからと姫さんは一振りの刀、黒の三月を貸し与えた。

姫のお付きの奴は色々な事を知っていて、蝶うなぎに対抗するには恐怖心を捨てて飲み込まれるしかないのだそうだ。夜はそれをやってのけるが、中のボールが砕けない。そのうちに一度動けなくなった蝶うなぎが復活。僕をタスケテと言う願いに黒の三月が応えた。

夜はボールを砕いて次の階層へ進んだ。自分がいくら呼んでも応えなかった黒の三月は単なる男好きだったのかと嘆く姫さん。

そして次の階層では、今度は400人のプレヤーが居て、200人に減った段階で次の階層へ進めると言う。何だか素人っぽいナレーションだったけど、誰?

200人に減らすったら短絡的に殺し合いになって、戦闘慣れしていない夜に、今度は黒の三月は応えてくれなくて、はて、どーすんのか。

ちょっと好みの内容じゃなかったし、OPもEDも好きじゃなかったし、絵も好きじゃなかった。次は見ないと思う。

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令和2年春アニメ(視聴予定)のハッシュタグ一覧表

令和2年春アニメで第1話は少なくとも見る(かもしれない)アニメのハッシュタグの一覧表。なお、リンク先はデータサイトとしてしょぼいカレンダーの各番組ページとしている。
参考資料

作品名 ハッシュタグ
オリンピア・キュクロス
啄木鳥探偵處
白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE
プリンセスコネクト!Re:Dive
邪神ちゃんドロップキック’
フルーツバスケット 2nd season
放課後ていぼう日誌
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでられません 第2部
神之塔 -Tower of God-
BNA ビー・エヌ・エー
かくしごと
球詠
八男って、それはないでしょう!
富豪刑事 Balance:UNLIMITED
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
天晴爛漫!
新サクラ大戦 the Animation
食戟のソーマ 豪ノ皿
とある科学の超電磁砲レールガンT.
LISTENERS リスナーズ
波よ聞いてくれ
アルテ
かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~
イエスタデイをうたって
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
ミュークルドリーミー
りばあす
継つぐもも
グレイプニル
社長、バトルの時間です!

使い方のイメージは、アニメを見ていてふとスマホでそのアニメについてツイートしたくなったり情報を見たくなったりした時に、バラバラになっていないでここにさえ来ればそれが出来ると言うページ。

各作品のTwitter公式アカウントの推奨ハッシュタグを載せているが、公式アカがプロフィール欄で言及せずになんとなくツイート内で使ってたり、公式アカが使ってないけどRTした関連アカが使ってると言うのもある。出来ればちゃんと推奨して欲しい。以前からの繰り返しになるが、これは私の為ではなく、作品を見るみんなの為に。

 

※東京圏以外の人がネタバレ回避の為に放送日にハッシュタグでミュートしてる方々がいます。放送日に内容に関わるツイートをする時はなるべくハッシュタグを付けましょう。

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異世界かるてっと2・第12話・最終回

シンデレラ始まりました。
始まりましたが、どう見てもキャストミス。シンデレラが全然可愛そうでなくて姉が情けない。デミウルゴスだけ適役w
参考資料

シンデレラにバケツの水を浴びせられて喜ぶ姉を眺めながら、レムが外の状況を心配する。しかし母親役のシャルティアはアルベドなら大丈夫だと太鼓判を押す。何しろ怪力で大口ゴリラと言うのは嘘ではないと。

デストロイヤーとの戦いの方では確かにアルベドが全身してデストロイヤーを手で止めた。なんだかシャルティアに悪口を言われた気がすると言いながら。今回ここから舞台シンデレラとデストロイヤー戦がシンクロするんだな。

アルベドがデストロイヤーを素手で止めている間にヴィーシャ達が攻撃に入る。戦術指揮は戦争慣れしているヴィーシャ。アクアに大量の水を出してデストロイヤーに浴びせるのは大丈夫かと聞くと、アクアは水の女神なんだからそんなのお茶の子さいさいよと。同じ頃舞台の方では大魔法使いめぐみんがカボチャを馬車にするのなどお茶の子さいさいよと言っていた。今どきそんな事言うかと思ったカボチャの馬車になる面々。ここの脚本を書いたのはエミリアだと納得。

お茶の子さいさいでアクアがデストロイヤーに莫大な水を被せる。そしてエミリアが凍らせて足の動きを封じた。その時、エミリアは詠唱とかをしないとならないのかと思うが、パックがそんなもの今は忘れろと。同じ頃、舞台ではめぐみんが長い長い詠唱をして中のターニャ達が焦れていた。

動けないデストロイヤーをみんな(アクアを除く)で攻撃。それを見たラフタリアとフィーロが助けるべきかと思ってるところをヴィルヘルムが良いこと言おうとしたのを最初の言葉だけ聞いて参戦。

ちょむすけとデスナイトもその戦いを見て、これは参戦せねばと思ったが、荒くれ者がやめておけと。あれは女の戦いなのだと言う。でもちょむすけって雌らしい。えー「すけ」ってついてるのに?

一方舞台の方ではみすぼらしい馬車出現。誰がみすぼらしいだとターニャが文句を言うと、完全に驚いたかの様にラムが「馬車が喋った!」。そしてそのみすぼらしい馬車に乗ってラムは王城へ。へっへっとしか言わないシンデレラ。もう舞台の成功はデミウルゴスに祈るしか無いレルゲンさん。

動けなくなったデストロイヤーは自ら足を切断してその中からミサイル発射。ミサイルはアクアめがけてホーミングするので逃げ惑うアクアをアルベドが守ってやった。好きな方の為に戦うアルベド。これぞ愛。そして舞台の上でもシンデレラを見て愛をささげるレム王子。

沈黙したかと思ったデストロイヤーだったが、強大なエネルギーを発射。これをヴィーシャとアルベドが必死で防ぐが限界が近づいたところでラフタリアが剣で吸収して跳ね飛ばした。最後はアクアが渾身の一撃をデストロイヤーへ…と言う場面はシンデレラのクライマックスシーンで背景へ。
参考資料

こうして無事に学園祭が終わったのに、学校は何も変わらない。アインズ様が予言したとおり。でもロズワール先生によると積み重ねが未来を変えるとも。

その甲斐あって、続編制作決定w

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