異世界かるてっと2・第11話
諸君、学園祭を楽しんでおるか?
ヴィーシャ、楽しみすぎ、と言うか食べすぎ。
その楽しそうな場所にあの二人がやって来た。来ちゃったよ慎重勇者組が。しかし例によってどんな罠があるか分からんと聖哉は立ち去る。リスタルテだけでも見に来ていいんやでー。
アクアは射的に夢中で、カズマがプークスクスと笑うので意地になって標的にあてようとして離れなかった。エミリアがアクアにつきあってあげると言うので、カズマはめぐみんとそこを離れるのだが、カズマはエミリアたんマジ天使だなあと。
既に演劇は始まっていたのだが、ゆんゆんが一人芝居をしている!w3組、やはりゆんゆん一人しか居なのではないか。だが見事な一人芝居でプレアデスのユリからは恐ろしい子と評価された。にしても涙なしには見られぬマッチ売りの少女(別の意味で)。
勿論1組や2組も演劇の準備中で、アインズ様とてあの馬の頭を被っていた。偉そうな事を言っても馬の頭が邪魔する。が、フィーロはかわいいと言ってくれた。尚文もみにくいアヒルの子の被り物をしてこれは無理だと言っていたが、やはりフィーロにかわいいと言われて許容せざるを得ない。
しかし、前回アーチや飼育小屋を破壊したデストロイヤーが居なくなった訳ではない。活動を継続していて、それをアルベドが発見。直ちにアインズに報告。
あのデストロイヤーが出たとあっては全力で倒しに行かねばなるまいと思ったアインズ達だったが、ロズワール先生はそれはならぬと言う。君たちは無事に演劇を遂行しなくてはならない。その先に我々にとっても良い未来が待っている筈なのだから。
前回のデストロイヤー出現は先生達の仕込みだったので今回もなのかと言う問いには、ロズワール先生は今回のは違う。我々が思っているよりもこの世界は複雑な様だと。思っていたよりも複雑と言うのは、先生方は約束されたシナリオをこなせば元の世界に戻れると言う前提で学校運営をしていたのだろう。
こうなっては仕方ない。現地のアルベド達に任せるしかあるまい。アルベドも、エミリアも、ヴィーシャもいっぱしの戦闘力を持っている。任せられるメンバーだ。但し、アクアが下手なことをしなければ。ここで一気に不安が押し寄せる面々。
そうか、アルベド、エミリア、ヴィーシャ、アクアって四作品のヒロイン達か。一応w
ラフタリアとフィーロも加勢に向かう。我々は演劇の準備にとりかかろうと言うラインハルトや尚文やアインズの会話がアヒルと馬の会話になっていて笑える。
でもアルベド、エミリア、ヴィーシャは良いとして、アクアは演劇に出演する事になっていた。ロズワール先生による演劇はつつがなく遂行せねばならないと言う話ならアクアの代役を誰か立てねばならない。と言う事で脚本を書いためぐみんに白羽の矢が立つ。だがめぐみんは今から代役なんて無理で嫌と断る。そこをターニャとアインズがうまく誘導。簡単に乗せられためぐみんがアクアの代役の大魔法使いをやる事になった。
と言う事で、次回最終回はヒロインズ対デストロイヤーの戦い。