舞台探訪・ヤマノススメ原作百四十五合目・赤根ヶ峠を越えて飯能窯へ
春のコミックマーケットの原稿を作成している最中なのであまり遠出も出来ず、そうだヤマノススメ百四十五合目の赤根ヶ峠越えての飯能窯への道を歩いてみようと行って来ました。
とは言っても、これって平成30年山の日特別編と柏木山迄全く同じです。
おそらく背景の絵に使った素材も同じではないかと。
柏木山への道標は変わっていました。 ここは変わらず。
しかし驚いた事にあおいちゃんは山の日特別編の時は「川沿いを歩く」「木漏れ日がきもちいい」と言っていたのに、今回は「夏だから山道は暑い」「森の中だから風も吹かないし」とひーひー言って登っています。正直な話、今回の方が正しいです。ここは暑い季節は登れません。
ここから赤根ヶ峠へ下りますが、実は赤根ヶ峠へ行くのに柏木山に行く必要など全く無いのです。何故クソ暑い中を柏木山迄登ったのか。
もと来た道を戻ります。
途中で南に折れて、日建リース工業の工場の横を通ります。
ここ、街じゃないから。
さて、今回のあおいちゃんはこの地図で見る赤い線を通って入間川の流域から成木川流域へ山越えしたのですが(柏木山が余計な寄り道だとよく分かります)、山越えせずとも東側のトンネルと書いた黄色い道路から行けばいけますし、あおいちゃんは赤根ヶ峠の説明書きを見て「トンネル作りたくなるわ」と説明に納得しています。
しかし1970年の地図を見るとかなり様相が違うのが分かります。日建リース工業などの工業団地は未だ無く、逆にそれで赤根ヶ峠まで一直線に登る道があるのです。一旦登って下る必要無し。そりゃ峠ですからね。
そしてトンネルと書いた方も未だ美杉台の西を南北にぶち抜く道はなくて、うねうねと登った最後に小さいトンネルがあったのです。
赤根ヶ峠付近の地形や道路事情は工業団地の造成で完全に破壊されたのが分かります。
この日のヤマレコの山行記録。