推しが武道館いってくれたら死ぬ・第1話
この作品は以前からCMで盛んに絶叫する感じで宣伝されていたので、そう言う暑苦しい主人公の話なのかと思っていた。
しかし、始まってみたら初々しいアイドルからチラシを渡されて、その出会いがきっかけで美しいファンとアイドルの物語…
と思った瞬間が私にもありましたw
やっぱり暑苦しかった。主人公のえりぴよ、あれ以来すっかり舞菜のファンになってしまい、学生時代の赤ジャージ着たきりスズメで常に舞菜を推して推して推しまくる。
しかしどうもそれが強烈すぎるのか舞菜が逃げる様になってしまう。
これだけだと全く救われない話だが、えりぴよには良きアイドルヲタク仲間が居た。特に同じ様に古株のくまさと言う男性は色々わきまえている一方で情熱も持っていて、くまさがいればこそえりぴよが単なる暑苦しいヤツで疎外されて終わりと言う状況にはならずに済んでいた。
そしてある日、この日は限られた枚数の販売でしかチェキ券を確保出来ないと言う事で半日前からえりぴよとくまさがライブ会場の前で並ぶ。暑い暑い6月の日、やっと舞菜とチェキがと思ったえりぴよだったが、思えば半日のうちにすっかり汗臭くなってしまっていてこれではとても舞菜と一緒のチェキなど出来ないと離れた写真を、しかも二枚目でやっと撮れたのだ。
失敗した一枚目を見て舞菜は思う。今度こそえりぴよにちゃんと話そうと。
しかし、それは一体何を話すのか。
嫌な予感もしない訳ではない。
絵が綺麗だったなあ。
そしてえりぴよのCVのファイルーズあいさん、ダンベルのひびきとか、神田川のオレンジから見たら一段変わった感じがする。