地縛少年花子くん・第1話
学校の怪談の七番目の話がトイレの花子さん。花子さんが何でも望みをかなえてくれる代わりに大事なものを何か奪われる。
それを聞いて八尋寧々は旧校舎のトイレに行って花子さんを呼び出してみた。すると出て来たのは花子くん。寧々は先輩と両想いになりたいと言うのが望みだったが、それは本当に望みだったのか。一ヶ月前に告白した相手から気持ち悪いとかタイプじゃないと言われて、それを見返す為だけじゃないのか。
あまり気乗りして無さそうな花子くんの指導に従って先輩へ愛を伝えようとするが、失敗。それ失敗の原因は花子くんよりも寧々本人にありそうな気もするが。
ところがある時に花子くんの持ち物の中に縁を結ぶ物があるのを見つけた。それは人魚の鱗。二人がこれを食べると永遠の縁が出来ると言うが、半分まで聞いて寧々は飲み込んでしまう。
すると寧々の身体は魚に。お互いが食べたらそのお互いがこのようなこの世ならざる者になるので縁が結ばれると言う代物で、それを寧々だけが食べたせいでその呪いが全部寧々に出てしまった。鱗を食べた以上は我のしもべだと出現した人魚の化物に連れて行かれそうになったのを花子くんが撃退。
元に戻りたいと言う寧々の為に花子くんがもう片方の鱗を食べて呪いを分散して寧々は一応人間の身体に戻る。その代わり、この代償として寧々は今後花子くんの下働きをする事になったのだ。寧々、このまま固定して花子くんのパートナーになるのか。