私、能力は平均値でって言ったよね!・第1話
王都にやって来たマイル。お上りさん丸出しで、恐らくこれから一緒に過ごす事になりそうな相手と次々と行き当たる。ところでこの時点で人生やり直しとか言ってるので、何の人生かと思ったら、異世界転生の事情を視聴者に話してくれた。めずらしい導入だな。
それによると、前世はお約束の日本の若者で、学校では成績の良い栗原海里と言う子だった。ところが成績が良いせいで学校では友達が皆無。
うーむ、この右下の絵は非常に哀愁を誘う。
ある日子供を異世界転生名物暴走トラックから助けようとして自分が死んでしまう。そして謎の存在X(創造主)から異世界転生を告げられるが、その時に前世が成績が良かったせいで孤立していたのでやりなおし人生では「能力は平均値で」とお願いしたのだそうだ。
取り敢えず今日は宿を用意。そこの看板娘のレニーに魔法を見せたら凄い魔法ハンターになるですかと聞かれて、いや自分は普通を狙っていると言っていた。
ローマの様な観光名所のある街ではオネニーサンなメーヴィス・フォン・オースティンにぶつかる。子供扱いされたのは怒るマイル。スラムの方に歩いていたら子供が入る所じゃないと言ったのはレーナ。背の高さは大体同じなのに。そして弾力のある胸にぶつかったなと思ったらそれはおねーさんな雰囲気のポーリンだった。やがてこのメンバーでパーティ組みそう。
宿に帰ってみたらあのレニーが未だ帰って来ていないと両親が揉めていたので、マイルが探しに街に出る。一通り探してみても居ないから、やっぱりこう言うのはスラムだろうと一歩足を踏み入れるとさっそくヤクザな連中と遭遇。そこにメーヴィスが来てか弱い子供をどうするんだと戦ってくれるものの、メーヴィスは弱そうだなと思っていたが案の定弱い(クッコロさんbyマイル)。仕方ないのでマイルが睡眠魔法で眠らせた。二人に白状させて子供が掠われていると言う場所へ。
例によって倉庫かよ!と突っ込むマイル。そしてお約束の世紀末な悪党登場。登場時は巨大なのに近寄ったらそれなりの高さに収まる。メーヴィスじゃ敵わなそうだが、そこにやって来たのがレーナ。汚物は消毒w
中に入ってみたら、ポーリンが掠われてきた子供達の面倒を見ていた。子供の扱いに困っていたのを引き受けたみたいな。ポーリンの紹介の時に「表裏の無さそうな人」とマイルが言っていたのが気になる。
ポーリンに聞いてみたらレニーは見かけていないと言う。親玉の所かもと言われたが、都合良く向こうから登場。親分の手下はメーヴィスやレーナより強い。もうじきAランク入りするという連中だった。そのランクってハンターのランクじゃないのか。ハンターだとしてこんな悪行やっていて良いのか。
兎も角美少女幼女を掠っていたのはボスの趣味。それを語るのを恥ずかしそうにして聞いている手下達。
とは言ってもこのままではメーヴィスやレーナが敵う相手ではない。その危機を一撃で潰したのはマイルの強大な魔法。ボスから平らな胸と言われて逆上したのだ。ここでナノマシンのナノちゃんが明かすが、ご想像の通りに創造主に「能力は平均値で」とお願いしたら、最強のドラゴンと最弱のスライムの丁度真ん中の値の能力を授かってしまい、ドラゴンが強大すぎて平均値でも尋常な人間のそれの遙かに上になってしまったのだ。平均的な生活を望んでいたマイルの望みは潰えた。
それでも翌日からはハンター養成学校の寮に入る事になって、単に帰りが遅いだけだったレニーの宿から学校へ。どうせ昨日会った人達にはもう会わないだろうから能力を隠して平均的な生活をやり直そうと言うと、ナノちゃんが「今立ったね」と言うから「クララが?」と返して寮の中に入ってみれば、
フラグどおりに昨日の三人がそこに。
え?
これってアース・スターの連載作品なの?