« 五等分の花嫁・第12話・最終回 | Start | えんどろ~!・第12話・最終回 »

ドメスティックな彼女・第12話・最終回

学年主任と柳瀬に見せられた写真は、卒業アルバムの為に撮っていた物。それを整理していたらこれが見つかった。相手は藤井夏生。あんなのでどうやって夏生と分かるのか不思議だが(前回書いた様に部屋は陽菜の部屋と特定出来るのだから、夏生の方の顔が見える方向なら話はとおる)、とにかくそう断定されてしまって陽菜はすぐさま覚悟した。

この件はどこまで?私と柳瀬先生だけですと聞いて陽菜は土下座してお願いする。どうか私はどうなっても夏生の経歴に傷をつけないで欲しいと。学年主任は土下座を止める程の温厚な人物だったので、陽菜の方だけで事を納める。

二学期の終業式の日にそれは突如告げられる。冬休みの事で頭が一杯だった夏生達に、陽菜の急な転任が告げられた。一身上の都合によりと言うのが不穏当だが、新任教師として赴任して来て、今迄やらせて貰ってありがとうと。生徒から惜しむ声、そして事情を察知した桐谷の顔。

離任の前に屋上で陽菜は桐谷から実は柊が以前教え子を好きになって悩んでいたと言うのを聞かされる。それを聞いた陽菜は自分も桐谷に相談すれば良かったか、いや、たとえ相談したとしても気持ちは変わらなかったろうと言う。
参考資料

夏生と瑠衣は慌てふためく。昨日迄そんな様子はなかったのに。電話をしても通じない。夏生は陽菜の部屋に行ったが、そこはもぬけの殻だった。そして一通の手紙が置かれていた。本当はちゃんと話すべきだったが、話せずにこんな事になってごめんなさい。でも話したらあなたは何もかも捨てて追いかけて来てしまう。だから話さずに来たのだと。自分の事は忘れて生きて欲しい。

慟哭の夏生。陽菜の部屋でうずくまっていたのを瑠衣が見つけて家に連れて帰り、それ以来一週間寝たきりだった。

その話をラマンで瑠衣はマスターと文哉に話す。文哉は知っているとしてマスターもこれで事情を知るのか。

文哉は早速夏生の所へ行った。そのまま沈没している訳には行かないだろ、さっさと起きろと。それに無反応だった夏生を文哉はふとんから引きずり出す。目が見えたから本気だな。ふざけるな、お前がそんな状態でどうするんだ、何もかも背負って去って行った陽菜の事を考えるんだと。夏生も分かっていた。でも気持ちをどうにも出来なかったのだ。ただ、この文哉の一喝は効いた。いや、本当に良い親友を持ったよ。今回の話の中でこの文哉の所が一番ジンと来た。
参考資料

これで夏生は歩みだした。桐谷の所を訪ね、今迄週一で短編を書いて来たのは当分やめさせて欲しい。今は今の気持ちで長編を書きたいのだと。

そこから夏生の執筆が始まる。まだロクに食事にも手をつけないが。それを聞いたラマンのマスターはそれは第一歩だと思った。そして今度はマスターが夏生を呼び出した。男と男(?)の裸の付き合い。マスターにも色々あった。無かった事になって出来ない、全部背負って生きていくしかないのよと夏生に教える。

こうして夏生は瑠衣の作ったおにぎりをうまいと言って食べる程になる。その頃には母の依頼した調査会社から陽菜の今居る場所の連絡があり、取り敢えず元気にやってるみたいだと安心する。そして瑠衣も夏生はもう大丈夫だろうと告げる。つまり父と母にも夏生と陽菜の事は話したんだな。まあこれは黙ってはいられまい。

そして元旦の朝、瑠衣が起きたらもう既に夏生が起きていた。原稿が出来上がったのだ。父と母も夏生が部屋から出て来たのを見て涙ぐむ。

夏生と瑠衣は初詣に行ったが、そこには連絡を受けたももや美雨やアレックスも居た。文芸部のみんなにも夏生の事を話したの?どこ迄?単に失恋したと言う程度かな。そしてその勢いで桐谷のマンションへ。なんで正月からおしかけて来るんだと言うが、皆が帰った後で夏生の小説を読んだ桐谷は、芸術は悲しみと苦しみから生まれる。まさかここまで化けるとはねと感心する。

ある日夏生は桐谷から呼び出しを受けた。そこには出版社の人間が居る。そして連れて行かれた先は新虹社文芸大賞の授賞式の会場。桐谷が夏生に言わずに応募して、夏生はアマチュア部門で入賞したのだ。いきなりのスピーチで夏生は何を話してよいか分からぬまま、この作品はみんなに支えられて出来たもので、今後この様な物が書けるか分からないが、今後は小説家をめざしてがんばりますと挨拶する。しかし桐谷に言わさえればこれはもう本物だと言う。

夏生が受賞を胸に家に帰ったらそこには陽菜の様な後ろ姿の人間が居て、思わず抱きしめるが、それはやはり瑠衣だった。いきなり抱きついたのを夏生は謝ったが、瑠衣はあの抱きしめる力の強さが夏生の陽菜への気持ちなんだなと言う。でも陽菜にも言ったが、もう自分は陽菜に遠慮しないぞと夏生に迫る。
参考資料

取り敢えずアニメとして一区切りだ。でも夏生を巡るドメスティックな関係は続くのじゃないかな。好きだったのにそれが家族になっちゃう恋愛物語。なかなか面白かった。地上波アニメですっ飛ばしたアレな場面はコミックス特装版の袋とじバージョンを買うとWebでほんの少しだけどその場面が見られるらしい。

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

|

« 五等分の花嫁・第12話・最終回 | Start | えんどろ~!・第12話・最終回 »