私に天使が舞い降りた!・第2話
お隣に引っ越して来た子に自分の魔法少女コスプレ姿を見られてしまったみやこ。
身もだえていたらひなたが帰って来る。第1話の時はあれだけだったからどうなのかと思ったが、みやこは大学生を名乗っていながら全然大学に行ってないじゃないか。
花も一緒にやって来た。花が来た事に喜ぶみやこだが、さらに一緒に入って来た子があの隣の子。これはヤバイ。バレる。
ところが紹介された転校生の姫坂乃愛、結構分かっている子で、バラさない。知られたくないんでしょと向こうから言ってくれるのだ。でもそこでうっかりみやこが何でもしてあげると言ったのを聞き逃さなかった。とは言ってもそれでも酷い要求はしないんだけどね。
みやこの趣味がかわいいコスチュームを作る事だと聞いて、乃愛は可愛いこの私が着て上げようと着てみせるとみやこは確かにかわいいと言ってくれるが、その時お菓子を美味しそうに食べていた花と交替したらみやこの反応が尋常でなくなる。
あれ?
と言う事で乃愛はみんなでコスプレ勝負を開催する事にした。みやこの作ったコスチュームから一つ選んで着てみやこが点数をつける。一番多い点の子が勝ち。
一番は乃愛で、アイドルっぽい服を着た。確かに可愛い。みやこの判定は98点。何故100点じゃないのかと聞いてみたら、一番で100点は出せないと。こう言うのをテレビみたいな気遣いって言うのか。
そして次は花のクソみたいな服にジャージのコス。みやこが「8」って出してるけど、すぐ分かったぞ、それは「∞」だw
ひなたが着たのはひげろーの着ぐるみ。何故そんなものがあるのか。しかし花はひげろーが好きなので喜ぶのだ。花が喜んだから100点って、つまるところ乃愛が最下位。
別の日。昼間で寝てしまったみやこ。だから大学行ってないだろ。またひなたが花と乃愛を連れて来る。鬼ごっこして遊ぼうと言うので、そう言うのは外でやりなさいと言うが、今まで寝ていたみやこは知らなかったのだ。今日は雨なのが。
結局家の中で出来そうな事と言うので、かくれんぼになった。ジャンケンで負けたのは乃愛。仕方ないなーと、スマホを取り出したのでタイマーでも動かすのかと思ったが、何故かスピーカーに乗せて、自分が歌を歌っているうちに隠れろと言うのだ。
と言う事でみやこは隠れる所を探す。あまり本気出してないので押し入れでいいかと入ったが、歌い終わった乃愛はアンコールに応えてもう一曲歌うのだ。なんだその小芝居。そんな訳で隠れる場所を探していた花も押し入れにやって来た。
アンコールも終わって早速探しに出たら早速ひなたが見つかる。乃愛がアンコールまで歌ったせいで壁をつたって隠れようとしたのに力尽きたのだ。次は花だなと、乃愛はスマホで電話をかけて音がした所を見つけようとするのだが、花は賢い。ちゃんと切ってしまう。と言うか、もう小学生がスマホを持つのが当たり前の時代か。色々言われるけどやはり日本は豊かになったよ。私が小学生だった昭和40年代前半以前って、小学生は高級品であるところの腕時計すらして学校に行っちゃいけなかったんだよ。
スマホがダメならケーキでと、ケーキの臭いで釣ろうとする乃愛。花はくいしんぼうさんなので押し入れの中からダイニングのケーキの臭いが分かっちゃう。慌てて止めるみやこだが、あれを作ったのがみやこなのでみやこにも臭いがついていた。だからみやこの臭いに釣られて花が迫るともうみやこは辛抱たまらん。
で、押し入れのふすまを破って飛び出した所には本物の鬼がおりました。
また別の日。今度は乃愛が誰が私を一番可愛く撮るかの勝負をすると言い出した。だってみやこが採点すると花が勝つに決まっているから。と言う事で花がまず撮る。結構いい場面を撮ったんじゃないかな。こんなので?って乃愛は言うけど。みやこも雰囲気の出るポーズを撮るが、乃愛はあの変態ぽい情熱が無いと文句を言う。ひなたはこれを着ろとみやこの芋ジャージを着せるから、自分はこんなものなのかと落ち込む乃愛。
落ち込んじゃった乃愛を持ち上げろと言われて文字通り持ち上げるひなたなのだが、それで何バカ言ってるのよと言う表情をする乃愛が一番可愛い。