えんどろ~!・第2話
これが伝説のかわいい女子によるパジャマパーティー。みんな好きな相手について赤裸々に語るが、「何か」の事なんだろうなと思ったら好きなモンスターの事だった。しかも食べるのが好きまで混じってる。ところでいつも言ってるが生きてるワカメは緑色じゃないから、茶色だから。でもモンスターだと死んでからのかもしれない。
授業中に居眠りをするユーシャ。マオが起こしに来るが、魔王のマオ的にはそのまま寝かせて落第させる方がいいんじゃないのか。セイラが昨晩はパジャマパーティーで夜更かししちゃったと弁解。メイは冒険者パーティだけにパジャマパーティー、どやっ!メイのどやっ!良いw
なんだそりゃと思っていたマオだったが、魔王を倒した後で魔王の処遇をどうするかとかも話したと聞いて聞き捨てならない内容になる。
そこで魔王は委員長をご指名。セイラのキャラが委員長キャラっぽいからと。セイラの説明ではこれまでに魔王が出現すると必ず勇者も出現し、魔王を倒すと言うのを何度も何度も繰り返され、ここに至るまで99代の勇者が存在したのだと言う。99期生迄居たのか。
次の時間は外で実践授業。すばしっこいドラクトルを相手にしろと言われて他の生徒はその早さに追いつけないが、ファイのとにかく多数の攻撃を仕掛ければ大丈夫作戦で全部倒してしまう。
次に低レベルのカルタードを使って効果的な魔法をと言う授業ではメイが何枚ものカルタードで協力な魔法を使う。そもそもメイはカルタードオタクでテンションあがりまくりっす。
宝箱は冒険者としてはおいしいアイテムだが、その一方でトラップもある。みんなはそのトラップにはまっているのに、ユーシャはそれをことごとく回避してお宝ゲット。異様に運が強い。
酒、いやオレンジジュースを飲みながらなぜ我はあの四人を教育してるのかと気がつくマオ。次こそは潰さねばと誓った。
次の課題はクエスト。そう言われてメイはカルタード関係をリクエストするっす、クエストだけに、どやっ!
クエストをするにはパーティをまとめあげるリーダーが必要。そう言われて自分がリーダーですとユーシャ達のパーティは四人が四人ともリーダーだと手を上げた。あれ?
この四人、この事態に陥ってもリーダーの座の奪い合いはしない。逆に遠慮しあってしまう。遠慮して誰かをと譲り合うので益々混迷するが、ユーシャがだったらこのさいチビはどうだろうかと。そう言われてセイラは流石に二足歩行じゃないとと言うと、チビが無理に二足歩行をしようとしてみせる。それに盛り上がった四人だった。盛り上がって寮母さんに怒られたけど。
と言う事で、四人で順番にリーダーやってみる。ユーシャがまずリーダーをやってアイテム探しに。でも勝手に他所の家にあがってお金だの危険な下着だの見つけるのでマオ先生に叱られる。
セイラは規律のある生活をと言って、寮母さんに頼らない自炊をやろうとしたのに、自分が包丁も使えなくてダメ。次は掃除だと言ってセイラの部屋にみんなで入ったら、セイラは意外にも部屋が究極に汚くて、もう女子力不足で失格。
次にファイ。リーダーは強くないとダメ。と言ってみんなにも大盛りカレーを強要して他の三人が倒れたのにまだおかわりを要求して失格。
メイは戦力増強を目指す。そのためにも明日入荷するお一人様限定の新作カルタードを揃えようと店の前で徹夜して、徹夜禁止を叱られて失格。
これで四人は気がついた。よーし、こいつら解散じゃなと期待したマオだったが、違う。ユーシャは勇者リーダー、セイラは麗しきリーダー、ファイは野生リーダー、メイは闇リーダー。なにそのミリオンアーサーの団長アーサーみたいなノリ。
これでマオが悟る。こいつらは自由すぎてこの事態になったのだった。隠し扉の中で詩集ぽいのまで発見されて。また歴史は繰り返すのだ。だったら自分が魔王をやめれば良い。こうして魔王の束縛から自由になったマオは冒険者学校の教師の道を選ぶのだった。
なるほど、魔王、散ったな。