CONCEPTION・第12話・最終回
アーフィーと愛好の儀をして13人目の星の子を授かった上にマナとも一晩を過ごしていよいよ13番目の幻影の封印に向かう事になるイツキ。それは大星樹(字はこれ?それとも聖樹?)の儀と言われ、イツキが星樹となって13番目の幻影を封印するのだ。即ちイツキも巻き添え。その儀式は12人の巫女が行う。それをイツキがでかけてから聞かされるマヒル達。
イツキの方には星の子達に加えてアーフィーとマナが付き添う。13番目の幻影にあたる前にイツキはやっぱり自分は生贄にはならない、それ以外の事をやってみると言い出した。まあここは当然ではあるまいか。おとなしくはい生贄になります、なりました、なんて事はあるまい。
でもイツキは星の子達を残してアーフィーと13番目の星の子を守る様に言う。アーフィーがこれってまるで夫の帰りを待ち望む団地妻?などと妄想を逞しゅうするが、星の子達はマナから浮気する団地妻のイメージを植え付けられていた。
しかし星の子すら連れて行かないイツキが「倒すことが出来ない」だから「封印するしかない」と言われている13番目の幻影に敵う訳が無い。攻撃が全く効かない。そのうちに王宮では渋々命令を受けたマヒル達12人の巫女による封印の儀が始まった。するとイツキを縛る光の紐が出現。もう戦いどころでは無い。
でもやっぱりマヒルは納得出来ず封印の儀は中断。他にやり方は無いのかと聞いたら「12人の巫女と心を通わせる」と言う曖昧な記述のやり方があるのだと言う。他にやり方あるんじゃないか、曖昧でも。
巫女達はイツキが戦っている所へ急行。しかしそこではアーフィーの目の前で13番目の幻影が出現してる場面だった。13番目の幻影が出て来たと言う事はイツキは?
巫女達が辿り着いた事で12人の星の子は4人づつが合体して騎士っぽい姿に。でもあまり強そうじゃないからダメかなとは思ったが、やっぱりダメ。そこにイツキが帰って来た。イツキも加わって戦うが、これは未だ12人の巫女と心を通わせるって戦いとはちょっと違うと思う。
そして13番目の幻影の攻撃を防ぎきれない時にアーフィーが盾となってイツキを守った。以前の星の子として生まれたアーフィーは星の子としての役割を果たして消えられると言い、アーフィーの望んだ事としてイツキが口づけをしてやるものの、そのまま消滅。あれ?マトリューシカにはならないのか。
アーフィーの犠牲を受けて漸くイツキと12人の巫女との心が強くつながり、今度はイツキが騎士ロボットと合身。あれ?これもあまり強そうじゃないですが。それでも13番目の幻影の外側を吹き飛ばす事には成功。
ここから13番目の幻影さんの心理攻撃開始。何故ケガレを排除しようとするのか、お前だって12人の巫女とあんな事をしてケガレさせたではないかと。一時は怯んだイツキだけど、確かに汚したかもしれないが(認めるのかよ。あれは汚したんじゃないとか否定しないのか。て言うか愛好の儀とかその類の行為は汚す行為って事になるんだな)、それによって生まれて来た星の子はお前を祓う希望として生まれた。それをアーフィーをはじめとしたみんなが教えてくれたんだーーーと、アーフィーから生まれた星の子が三叉戟になって13番目の幻影を落とす。そしてそこには13人の星の子達が封印となって13番目の幻影を封印した。
使命を終えてイツキとマヒルは元の世界へ帰る。イツキはちょっと心残りがあったものの、元の世界が帰るべき世界としてマヒルと一緒に帰る事にした。そこに11人の巫女達がやって来て見送るのだが、ルカがやっぱり別れるのは嫌なんだけどー!と叫んで突進したのに釣られて他の10人の巫女も転送装置に突入。
その結果、全員がこっちの世界に来たのみならず、アーフィーや星の子達まで「来ちゃいました」ってなんだそりゃ。マナまでもが人間の姿になって来ちゃった。どうするんだと崩れ落ちるイツキに対してマヒルがしょうがないからうちに来るかと。そんなにでかい家だったっけ?
居住空間もさることながら扶養はどうするのかと思ったが全員が一芸を持ってるので、まあ何とかなった様だ。でも星の子が全員来ちゃって封印はどうなったんだよ。
で、最後に全員(12人(マヒル含む)+アーフィー+マナ)の14人と結婚式ってお前は何を考えているんだ。いや、日本でそれ出来ないから。
この作品、プレステのゲーム『CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ!』のアニメ化なんだが、これを見てゲームしたいと思いましたか、みなさん。私はそもそもゲームをしないので全然その気にならなかったけど、宣伝効果あったのだろうか。
但しおそらく予算に限りはあったんだろうとは思うけど(それなりにお高そうな声優さんを動員してる(ゲームがそもそもそうなので))、よくもまあ作画が維持出来たと思う。そこだけは買いたい。