CONCEPTION・第10話
迷宮に13個目があるから巫女も13人目が居る筈だ、と言う因果律がほとんど分からない理由で13人目を探すイツキ。シャングリラ王までもマナの想像を受けてイツキに13人目の巫女を捜し出すのだと命令する。
前回の無駄な男達が巫女かも探しは全くの徒労で、一体13人目の巫女は誰だろう、ひょっとして身近で陰から支えてくれる人がそうなんじゃないかと呟くイツキ。いや、もう、それ答えを言ってるから。
それなのに街頭で13人目の巫女探し。巫女には印があるらしい。こんな設定以前からあったっけ?単なる巫女募集みたいな巫女探しは誰も相手にされずに終わる。いや、実はアーフィーが声をかけていた。でも声がしたかなと思ってもセイヤの周りに女の子が群がっているのばかりが目について発見出来ず。そしてイツキが立ち去ったあとによれよれになったアーフィーが取り残される。これどんな状況で叫んでいたんだ。と言うか、叫んでどうするつもりだったんだ。
部屋に戻ってからイツキに何とか気づいて貰おうと作戦を練るアーフィー。密林から取り寄せた本に書いてある方法を試す事にする。それにしてもアーフィーの部屋が生活感に溢れてるw このあとアーフィーがトレンディドラマに固執していると言うのが描かれるのであの壁にベタベタ貼られたポスターはトレンディドラマ関係なんだろうか。全然知らないけど。
本に書いてあるとおりに自分の髪の毛をリボン結びにしてイツキの背中に貼るが、マナからなんだこの呪詛の様なものはと捨てられ、イツキラヴを書いた消しゴムを使い切るまじないをしたのに、密林からの届け物のサインを消す時にタルアに使われるし、最後の手段でイツキラヴを書いた紙を食べるが流石に普通の紙は食べられずに吐いてしまった。
漸くアーフィーが13人目らしいと気が付いたマナとイツキだが、アーフィーから渡されたVHSビデオのトレンディドラマを見てアーフィーがあの様なおつきあいの進展を望んでいると解釈する。でもあの背景に見えたレインボーブリッジらしき橋だが、正確にはバブルの崩壊後に竣工していて、トレンディドラマの時代には開通が間に合っていない。
トレンディドラマ自体には辟易したイツキだったが、あれがお望みかと言う事でマナがお膳立てしたトレンディドラマコースをこなして行く。でも最後はホテルではなくて、訓練所に戻ってアーフィーの部屋に行くイツキ。外からはマナが見張っていたが、イツキの両親の話になった時にしんみりと去って行った・・・と思ったのにまた戻ってる。
そしてどうやらマナが作ってくれたらしいワンピースをアーフィーにイツキがプレゼントして盛り上がる二人。ここ迄の間のマナの動向がぶれていた。
こうして13人目の星の子誕生。