アニマエール!・第2話
こはねのチア部がもう出来ていて大会に出てるとか、どう見ても夢。やっぱり夢。
と言う夢を見て宇希のチア姿がかわいかったと言われた時の宇希の反応が良い。
第1話でも言っていたが、他人の為と言うのばかり優先するこはねに自分で何かしたい事を見つけて欲しいと思っていた宇希。そしてこはねはとうとうそれを見つけた。チア部と言うのを。中学の時も子供の風船を取ってあげようとして川に落ちた上に擦り傷まで作っていたのがこれで少しは落ち着く・・・事はない。
こはねに呼ばれて屋上に行ってみたらチアの衣装を買ったよと言って着ているが、やけに露出が多い。通販で買ったと言うのでどこで買ったのかと見てみたら夜の応援通販だった。こんなのひづめに見られたらダメだと言う宇希に、そうだよねと言ったこはねだったが、ひづめはやっぱりパープルじゃなくて青だからと。
そのひづめさん、本気を出してこはねとチア部をやる事にしたので先ずはこはねの基礎体力をつけないといけない。その為にこはねがどこまで出来るのかチェックしてみたが、集中力ゼロ
と言う事で他の能力も測定する。50mを走らせても10秒を超える。ああ、私もそうだったよ、10秒以上かかった。50mですら後半で力尽きて遅くなるの。スロウスタートの第2話でも花名ちゃんがそんな感じで走ってたね。他人に見えなかった。
しかしこはねは私は長距離の女と前向きだ。長距離では力尽きたけど。そこで私はジャンプの女と言ってみるが、飛べない。私って女?とまで言っちゃうこはね。流石にひづめがフォローする。
でもチアへの熱意で笑顔は二重丸。心にそっと刻んでおくひづめ。
もっとチアっぽい事をしたいと言うこはねに、ひづめは思い出した。ひづめが中学校時代に使っていたチアのトレーニングの服があるからとこはねにくれた。これでまたテンションが上がるこはね。
基礎トレーニングばかりで疲れて来た来たこはね。みかねて宇希がひづめにもうちょっとお手柔らかにと言うと、ひづめはそんな事甘え・・・と思いかけて思い出す。こはねが離脱したらまた一人とトラウマスイッチが入ってしまったひづめは 今日はポンポンを作りましょうと、少しチアっぽい事を教えるひづめ。テープをまずはぐるぐる巻きにするのだが、その間にもトレーニングが入っている。真ん中を結んで端を切断して開くとポンポンの出来上がり。でもこはねは先に開いちゃったからちょっと出来の悪いポンポンに。じゃあ私のと交換しましょうとひづめが言うと、いや、こはねのポンポンは私がーと三人で交換してこはねのを宇希は手にする。宇希、こはねラヴラブだ。そしてそれを家に持って帰って思わずチアのポーズを取ってしまう。
もう一押しな感じでこはねが宇希にチアの魅力とか、やりたいとか訴えるものの、うんとは言わない。どうしようと訴えるこはねに先ずはチアの楽しさを見せるのが肝要だと考えたひづめは宇希を屋上へ誘う。
果たし状で。
嫌な予感がしつつも屋上へ行った宇希だが、扉を開けてみたらそこにはチアリーディング姿のひづめが居て、そっと閉じ。でももう始まっちゃったよとこはねが背中を押してくれて屋上へ出たら、ひづめがチアリーディングを始めていた。
その姿はこはねが嘗て河川敷で見たのと同じ感動を宇希に与える。
うん、いいよね、あの笑顔。この作品は笑顔が最高だと思う。私にとっては笑顔の良いアニメは良いアニメなんだよ。
ね、チアってかわいいけどかっこいいんだよと主張するこはねに納得してしまった宇希。ひづめも一緒にこはねを背負いましょうと。宇希は、ああ、精神的な話だなと納得して、チア部に入る事にした。