ヤマノススメ サードシーズン・第9話
あおいはほのかと伊香保温泉へ、ひなたはここなと赤城山へ。
ひなたとここなの地蔵岳への登山は中間地点で一休み。確かに距離が短いし全体的に見たらそんなに酷い傾斜でもないものの、あの藪が大変だったぁ感をもたらす。例によってひなたのエネルギーチャージは羊羹。
あおいとほのかは365段を上りきって伊香保神社に到着。さらにその先へ進んで露天風呂に向かう。伊香保温泉に来たのだからお風呂に入ろうと突き進むほのか。あおいって確か誰かとお風呂に入るのが恥ずかしかった(三ツ峠の回だったか)子で、タオル持って来てないと言うものの、ほのかはしっかりあおいの分のタオルも用意していて有無を言わせない。タオルがぐんまちゃんのタオルで、ここなへのお土産にとあおいは買っておく。
ひなたとここな、後半の登りを登り切って地蔵岳の山頂に到着。あれ?原作であった雨だけどレインウェアがしっかりしていると大丈夫だって描写が無い。ひなたの憂鬱の原因が雨からあおいとのすれ違いになっちゃってるので雨の描写が無いのだ。でもここで雨の描写が無いと(次の次のとかのシーズンのアニメ化するか分からないけど)、雲取山縦走がどしゃぶりの雨の中なのにレインウェアがしっかりしていると大丈夫なんだよと言うひなたからあおいへのアドバイスも無くなってしまう。
頂上ではここなが用意して来たティータイムセット。ここなが焼いたクッキーも用意されて感心するひなた。そんなにおだてないでと言うここななのだが、ひなたの本心なので。それにしても関八州見晴台のコーヒーの時もそうだが、山頂でコーヒー紅茶を淹れると濡れたゴミが出るよね。みんなそれを覚悟で山コーヒー山紅茶するんだな。
到着した時は雲で何も見えなかったのに日が射して来た。天使の梯子が出現して綺麗な物が見えたと写真に撮るひなた。てっきりここで「あおいに送ってやろう」って言うかと思ったんだけど、送らない。送らないから後で会った時に見せてやろうとして見せられないと言う事になる。でもこの流れであおいに送らないのは理解出来ない。見返したら原作ではちゃんとメールで送っていて、それであおいも外を見て天使の梯子を見られた。あおいはこの話ではそれを知らずに天使の梯子を撮影。
それはともかくここなは山頂で撮影していたぐんまちゃんに出会えてご満悦。と言うか、あれって駆け寄って実際でも抱きついたんだろうか。
あおいとほのかの方は「ほのかのお兄ちゃん」の車で榛名神社へ。えええ!?何故そこまで移動したんだ。実は榛名と伊香保を結ぶ登山回の七十九合目「ふたりの時間」と言うのがずっと後にある。車での移動だが、その逆コースを行ってしまった。
あおいはここで「みんなで富士山に無事登れますように」とお願い。
帰りの列車。八高線の気動車にあおいが乗り込んだらひなたとここなが居た。帰りはめでたく合流。原作ではここであおいとひなたが無事に合流してよかったねで終わるのだが、こちらでは天使の梯子をひなたが見せようとしたのに先にあおいがスマホを取りだして見せそこなう。メールで送っていないのでこれが起きる。ひっそりとスマホをしまったひなたは依然としてあおいとすれ違いの思いを抱いたままとなってしまった。