ウマ娘 プリティーダービー・第12話
オープン特別でサイレンススズカが復帰して優勝。それをブロワイエが余裕の表情で観戦してその後のインタビューでは次のジャパンカップではもっと盛り上げて見せましょうと宣言する。
競馬系の新聞もブロワイエで持ちきり。ウォッカとダイワスカーレットはスペシャルウィークに勝って欲しいと言い、スピカのみんなは同じ気持ちだった。その時スペシャルウィークはもう食べられないと寝言言っていたけど。
トレーナーはこの日の為にスペシャルウィークの母を呼んでいた。東府中駅に降り立ったスペシャルウィークの母、娘と全く同じ反応を示す。駅員から競馬場なら隣の駅だよと言われて走って向かうのだ。
スペシャルウィークの控え室の外では同期のウマ娘達が心配して外から様子を伺っていた。まさに聞き耳を立てるとはこの事だ。
この時、耳がぺちょっとドアの方に向いたのがかわいい。
競馬に詳しくないから知らなかったけど、ジャパンカップって海外馬が参戦するレースで海外の強豪馬も参加するので海外勢との対決になるらしい。特にスペシャルウィークが出馬したこのジャパンカップはこのブロワイエ(本当はモンジュー)の他に英ハイライズ・独タイガーヒルとか(知らないけど)参戦したらしい。だから迎え撃つ日本勢の中でも一番の馬としてスペシャルウィークが「日本総大将」と呼ばれた。別の年でも同じ様な事があったが、海外馬・スペシャルウィークと言う組み合わせがこれまでの歴史で一番「日本総大将」に相応しい名前だったとか。そんな訳で、実は今日の今日まで海外馬はブロワイエだけかと思ったのが、スペシャルウィークが「調子に乗るな」と喧嘩売ったwのを見て初めて他にも海外勢が参加していたのを知った。
みんなが様子を伺っているところへハルウララが陽気にやって来る。例によってお土産持参で。大声だすなと言われるけど、マルゼンスキー(スペシャルウィークの祖父)も居る所へスペシャルウィークが出て来る。スペシャルウィークはエルコンドルパサーに「良いレースをしましょう」ってフランス語でどう言うのかと聞いたら、エルコンドルパサーが耳打ちして教えてくれる。この時何故耳打ちなのかなと思ったwみんなから応援されて馬場へ向かうが、最初やって来た時の様にこけた。スペシャルウィークらしいか。
今回もスペシャルウィーク勝利の為に念を送るスピカのみんな。そんなものがと思ってサイレンススズカの方を見たらサイレンススズカまで。前回は念を送られる方だったからね。
ところがここにサイレンススズカが居たと思ったのに、スペシャルウィークが通路を馬場に向かう時には既にサイレンススズカが無言の出迎え。てっきりこれはスペシャルウィークが見た幻影かと思った。
馬場でスペシャルウィークはブロワイエへ挨拶する。
ちょwエルコンドルパサー、こんなの教えたんだな。
で、これで済まない。スペシャルウィークはこの調子で他の海外馬に「調子に乗んな」って次々と喧嘩を売っていった。クソワロタ。でも上述の通り他の海外馬は英国やドイツなのでフランス語がどこまで通じたか。
おかげで海外馬からぶっ潰すと睨まれたスペシャルウィーク。でもこれって邪魔するとかそんなのではなくて後方から追うスペシャルウィークにそんなものかとせせら笑う程度の使われ方で良かった。スペシャルウィークをマークしていたブロワイエはスペシャルウィークが直線に出たところでスパートをかけるとそれを追いかける。しかし余裕の追走だった筈が距離が縮まらない。実況が絶叫する。スペシャルウィーク!スペシャルウィーク!スペシャルウィーク1着でゴールイン。
これで最初の母との約束の通りに日本一のウマ娘になったスペシャルウィーク、母は泣く。
インタビューでみんなに夢をと言って久々のウィニングライブ。あれ?一人で?
史実では二着がインディジェナス・三着がハイライズだったので出せなかったかな。
そして例のウィンタードリームトロフィー。
トレーナーの夢のとおりスピカの面々が揃っているけど、次回最終回、どう描くんだろう。