ウマ娘 プリティーダービー・第11話
サイレンススズカがオープン特別でレースに復帰する。
前回、勘違いしてました。スペシャルウィークのレースの前日にオープン特別があると言うのでてっきり前回の秋の天皇賞の前にやったのかと思ったけど「スペシャルウィークのレースの前日」と言うのは「スペシャルウィークのジャパンカップの前日」と言う意味で、前回の秋の天皇賞よりは今回は後の話。
と言うアバンで始まった今回の話。
ジャパンカップに出馬する為にフランスからブロワイエが来日した。どこかの王族の様に。
みんながサイレンススズカの復帰に期待している。メジロライアン、ウィニングチケット、ナイスネイチャがサイレンススズカを応援するよと。でもその背後で誰かが臍をかんでいた。誰?
嘗て一世を風靡したサイレンススズカと言えども怪我をして一年ぶりの復帰戦でどういう結果が出るのかトレーナーにも分からない。オープン特別(意味づけが分からないのでWikipediaで見てみたら「中央競馬のオープン特別競走とは中央競馬の特別競走のなかで、出走条件に獲得賞金に関連する上限に関する条件(「収得賞金1600万円以下」などの条件のこと)がない競走である」との事)と言っても最近伸びているウマ娘も出馬する。そう言ってピックアップされたのがさっき登場したサンバイザー。サンバイザーってモロにサンバイザーしてるからサンバイザーか。
ツイッターを見てたらどうもこのオープン特別は史実上でのキャピタルステークスではないかと書かれていた。ジャパンカップが行われる週に行われるオープン競争だと言うので。そしてこのスペシャルウィークがジャパンカップに出馬した年のキャピタルステークスにはサンフレアと言う馬が出ていて2番人気で1着を取っていた。名前の類似性からこれかな。
ブロワイエの日本の馬場での練習公開。体つきの凄さもそうだが、トレーナーと東条が見ている前で走った記録はシンボリルドルフのレコードを上回る。こいつやはり早いぞ。
そのブロワイエが戦ったエルコンドルパサーがスペシャルウィークを呼び出す。ちょっと顔貸しな。エルコンドルパサーだから言い方間違ってるよねw
エルコンドルパサーは例の木の切り株の所へスペシャルウィークを連れて行ってノートを差し出す。ブロワイエの攻略メモのノートだった。必勝を必敗って間違えているあたりがエルコンドルパサーらしい。だから顔貸せとか言うのだ。このノートはあの悔しい敗北の後からいつか雪辱を期する時の為に作った物。
でもスペシャルウィークはありがとうと言いながら、でもこれはエルコンドルパサーがブロワイエと戦う時に使って、自分は自分の力で勝ちたいと言う。
そしてサイレンススズカには愈々オープン特別がやって来る。トレーナーは最後に嘘を言っていたとサイレンススズカに明かす。実は医者からは復帰は無理だろうと言われていた。でもそれをスペシャルウィークをはじめみんなには言えなかった。だがこうしてお前は自分の力で復活出来たのだと「私勝ちます」と言うサイレンススズカの背中を文字通り押す。
馬場へ進むサイレンススズカ。左足の紐がほどけていたが、今回のサイレンススズカの顔は違う。それを祓い除ける様な決意のある顔だった。馬場ではサンバイザーがサイレンススズカに挑戦状を叩き付けた。
オープン特別なのに観客席には異例の大観衆。そりゃあの史実のサイレンススズカを見てたらそのサイレンススズカの復帰レースなんてのがもしあったらみんな駆けつけるよ。観客は走る姿を見られるだけでもいい、順位は無理だろうなんて言うのも居たが、そう思うのも無理はない。ダイワスカーレットがそれを聞いて激昂したけど。そこは抑えて全員でサイレンススズカに「念」を送る。
ゲートが開かれて一斉にスタート。でもサイレンススズカは出遅れた。途中まではずっと最後方。実況はサンバイザーとサイレンススズカの事しか追って無くて、それでいいのかと思ったが、サイレンススズカが本来の走りをしたらスタートした瞬間に勝負が決まっちゃうからなあ。レース途中は前が詰まって走りづらそうだったのが最後の直線に入ったところで一気に抜き去る。まるで歩いてるウマ娘を抜くかのごとく。先頭のサンバイザーを抜き去り、このままではとサンバイザーが思ったもののそこからさらに加速して全く寄せ付けずに1着を取った。泣き出す実況。あのサイレンススズカが帰って来た。
場外から歓声を聞いておかえりなさいスズカさんと呟くスペシャルウィーク。
そのスペシャルウィーク、いよいよジャパンカップで王者ブロワイエとの勝負。
次回第12話がジャパンカップか。
最終回第13話がスピカの夢でスペシャルウィークとサイレンススズカの競争の場面で終わるのかもしれない。