ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-・第12話・最終回
米朝の核ミサイル戦争イバリ村とカッテ村の争いは巨大スパイラル同士の戦いとなる。ハル達はカッテ村がスパイラルを飼い慣らして世情を騒がせていたと言う認識だったのでイバリ村まで巨大スパイラルを持っていたとあっては話が違う。結局両方の村長同士でこっちのスパイラルが上だとか言い出してどっちもどっち状態に。
そしてとうとうカッテ村から定番の口撃「無慈悲な鉄槌」。ところがこれが口先だけではなかった。もっともそれはカッテ村の村長が意図したものとは違って、カッテ村の巨大スパイラルの中から別の物が出現。これがカッテ村のスパイラルのみならずイバリ村のスパイラルも飲み込んでいよいよ巨大化。
こうなってはもう手が付けられない。ハザマ村の村長は村民はみんな避難したからハル達も逃げろと誘導する。ところがここで何故かちょこが奪われた。あれって異次元を通して手が伸びてちょこを捕まえたよね。そしてちょこを身体に取り込む。この取込方はよく見るぞ。
あれは一体何なのか。聞こえて来る怨念はキカザルにまで聞こえる直接語りかけていますと言う形でガチャが外れた人達の恨み辛みの声だった。あの怪物はガチャに外れた人達の怨念で出来ているのだ。
自分のところの巨大スパイラルがやられてしまったのを見たイバリ村の村長は叫ぶ。これはフェイクだ!と。イバリ村、愈々貿易戦争になって自国にも負の影響が出だしたのをフェイクと言うのか。
それにしても口走る用語がゲーム用語なので何言ってるのか分からない。
「100万課金してもピックアップが出なかったユーザー」って、そもそもピックアップが分からないので調べた。ピックアップガチャって、決まった数に決まった内容があって、だから全部引いたら本当は全部が出る筈のガチャらしい。あれですな、一番クジ売ってる店に一番で行って全部クジ買ったら必ずどれも当たるってみたいな。
ハルが一人突っ込んで行くのを見てみんなが応戦する。ハルを行かせようと。エーリカも到着してスパイラルを消して行く。しかし相手は無数のスパイラルを生み出して来る。ルルナを救い出して貰ったイオナは一緒にコールをしようと。ルルナにはあの負のエネルギーの結晶があったが、今はもうないけど、今ならちゃんとしたコールが出来そうだと。
こうして呼び出されたのが☆5のみなさん。凄まじい威力でハルが怪物へ辿り着く道筋を作ってくれた。そしてガジェルとリーザがジャンプ台を作ってハルが突入。氷のジャンプ台じゃ滑るだろうと思ったけど、その先も重力を無視して登れたので踏めさえすれば登れるのか。
ちょこを助けたものの、もう遅いと離陸しようとする怪物。あのまま飛び去ってしまっては別の場所で破壊を繰り返す。でも飛び立ってしまっては手が出せない。これを引っ張って止めたのが最初にコールされて登場したモンク達だった。
こうして怪物は倒され、今回の事態を招いた村長達が引きずり出されるが、イバリ村の村長もカッテ村の村長も反省してない上に未だ争おうとしている。それを仲介したのが意外にもガジェル。サファイアさんの本を取り出したら実はイバリ村の村長もカッテ村の村長もサファイアさんのファンで、ファン同士で仲良くなってしまった。まあ首脳同士の信頼関係が出来るとうまく行くって事はあるよね。
騒動が収まって、同時にカンパネルラの仕組んだ第8支部受難の件も明らかになった。本部の指令でエーリカ、ハル、リーザ、ガジェルを成長させる試練だったのだそうだ。酷い試練だったなw
そう言う訳で第8支部が復活。すると居なくなったピリオドが帰って来て、またハル達は下っ端になるらしいが、それはいいんだろうか。見捨てたくせに、そのピリオド達。
ワイズマンは寮に戻ったら更地になっていて跡形もない。クロパネルラの「事情があって解散、またどこかで会いましょう」と言う書き置きがあるばかり。でも寮にあった漫画も読み終わっていたし、以前の生活に戻るだけだとサバサバしている。あれ?以前は完璧な寮生活から以前の生活にはもう戻れないグルとか言ってなかったか?そんな訳でワイズマンにはもうちょっと報われて欲しかったけど、ルルナがワイズマンと一緒に居たいと言うのがご褒美だろうか。ルルナにはペンダントにつけるガラス玉が貰えたし。
と言う事でアニメ・ラストピリオドは最終回。
ちょこ「続きはゲームで」。
これまでスマホゲームがオリジナルのアニメは数多作られて、私から見たら成功しているのと失敗しているのとが両極端に見える。そしてこれまで私が見て良かったと思えたのはどれもこれもショートアニメにしたものだったが(例:はがねオーケストラ)、はじめて30分物で良かったと感じる作品に出会えた。
アニメ・ラストピリオドは、話もさる事ながらキャラ立てもとても良かったので、ちょこに言わせる台詞は「続きはゲームで、ゲームの中でハル達とまた会える」みたいな、ゲームをしたら会えるのかーと言う気持ちを掻き立てられたと思う。