ヴァイオレット・エヴァーガーデン・第12話
和平反対派が蠢動。
南から北へ平和条約調印の為の特使が向かうが、それを狙った妨害工作が行われるのをライデンシャフトリヒ軍が察知した。陸軍は特殊部隊をもう解散してしまったので今回の特使護衛の為の部隊として海軍特殊部隊のディートフィリート・ブーゲンビリア大佐に白羽の矢を立てる。と言うか、ディートフィリートに言わせれば弟が居ないから兄に押し付けたのかと。陸軍首脳部らしき連中がこれに微妙な反応を示した。

一応途中までは川と運河を遡上して行くのでそれは海軍の部隊には合っている。がディスタリーから先は列車でガルダリク迄向かうので、海軍部隊の得意とするものではないが、陸軍としては現地の部隊を自由に使って良いと言うお墨付きを与える。
先のメナス基地近くの収容所から脱走したガルダリク帝国の部隊約1,041人が今回の特使襲撃をしようとしているメルクロフ准将と合流。メルクロフ准将はヴァイオレットがギルベルトと最後の戦いをしたインテンスの駐屯部隊の司令官の様だ。あそこで撤退する時の悔しそうな顔が思い出される。
特使がディートフィリート大佐の船に乗船。そして調印文書をうつ為のドールが同乗したが、それはカトレアでおつきとしてベネディクト。C.H郵便社のドールが乗っていると聞いてディートフィリートはカトレアに今日はあいつ(クラウディア)は来ていないのかと言って来た。そして同社にはあのヴァイオレットが居る。そのヴァイオレットに対しては口を極めて罵る。カトレアがむかっとしたが、ベネディクトがヴァイオレットは確かに出来損ないかもしれないが、それでも一生懸命手紙を書いている。そしてカトレアも彼女の書いた手紙は人の心に染みこむとディートフィリートに反論した。ホントにね、人に対して悪意を込めて悪態をつく人間って最低だと思う。
特使が船に乗っているうちは順調に進む。しかしディスタリーで列車に乗り換えてからが問題だった。沿線で火災が起きていると言うので列車は足止めをくらっていたが、そこをたまたまメナスから帰社するヴァイオレットを乗せた例の飛行機が飛ぶ。まずヴァイオレットは沿線の黒煙が単なる火災ではなく爆破されたものだと視認した。これはただごとではない。そしてその路線を走ろうとしていた列車の中にカトレアを見つけたので無理にでもここで降ろしてくれと頼んだ。あの郵便飛行機のパイロットここでもヴァイオレットの無理を聞いてくれたよ。
すぐさまヴァイオレットは列車の中に入ってカトレアに会い、同行すると言うがカトレアはそれはダメだと言う。だが、ディートフィリートがヴァイオレットを見かけてなぜこんな所に居るんだと連れて行ったので、そこでヴァイオレットはディートフィリートに沿線の火災は攻撃によるものだと知らせた。これは有益な情報だったので、そこは真剣に聞いたがヴァイオレットが「大佐、ご命令を」と言うと、お前はまた命令を待っているのかと。
しかし結局ヴァイオレットは列車には乗った。そして敵軍の破壊工作は開始される。ディスタリーで潜入した工作員によって機関車の乗務員は倒される。そして前方車両に特使が乗っていて兵士は後ろの車両だと言うのを確認したところで後ろの車両を切り離す。いや、あんなに綺麗にポイントで別れないと思いますけどね。前の車両は襲撃部隊が乗っているので無事通過させるとして、その後ポイント転換してもおそらく間に合わずに脱線すると思う。
ディートフィリートはすぐさま異常に気が付くが、兵士は後ろに乗っていたから完全に丸腰。ここは仕方なくヴァイオレットの力を借りるしかない。ヴァイオレットが客車で応戦する一方でディートフィリートは機関車の方へ。ディートフィリートは首尾良く敵兵を殺したが、ヴァイオレットは違う。
「もう、誰も死なせたくない」
それは敵兵に対してもそう思う様になっていた。むこうにだって帰りを待っている誰かがいる、だからヴァイオレットは戦闘で敵兵を殺さずに倒していくが、それは再度起き上がった兵がヴァイオレットを襲う事になる。メナス基地での戦闘でヴァイオレットを知っていて戦わずに撤退した兵がまたもここで遭遇。そして何よりもメルクロフ准将もヴァイオレットを見た事がある。こいつのせいで一敗地に塗れた。
ヴァイオレットの胸から飛んだ少佐のブローチを拾い上げて自分達が戦後どんな境遇におかれたのかを話し出す。敗戦によって現場の兵士達は単なる厄介者にされた。それがどんな気持ちか分かるか。再び戦争を起こして思い知らせてやると言う。

ヴァイオレットが押さえられてまさに撃たれようとした時にディートフィリートが機関車から戻って来て助けた。助けはしたが、自分すら守れなくて不殺とはおこがましいと叱責する。
しかしここで例のヴァイオレットが殺さなかった兵士イシドルが爆弾かなにかを投げた?

次回、いよいよ最終回。

