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デスマーチからはじまる異世界狂想曲・第1話

東中野から通勤して秋葉原のオンラインゲームソフトウェア開発会社に勤める鈴木一郎(29)。この世界らしくデスマに巻き込まれて会社泊まりの日々が続いていた。そんなある日、30時間ぶりに会社で寝ると、夢の中の様な場所で自分が開発したゲームの世界に入っていた。

自分が開発したゲームだから或程度の操作性は分かる。自分のレベルを見てみたらゲームを始めたばかりの感じで非常に低い。そこにずっとレベルが上のリザードマンの軍団が押し寄せて来た。まさかこっちを狙ってないよなと思ったのに、リザードマンは鈴木目がけて弓を撃って来る。

自らの危機に、ここは確かクライアントからの仕様変更要求に仕方なく応えた初心者向けのスキルの流星雨を使うしかないと一発発動してみる。が、手応え無し。このままではヤバイと二発目三発目を放ったら、やがて空から流星が落ちて来た。

これには流石のリザードマンも次々に倒されて行く。その度にどんどん鈴木のレベルは上がっていた。そして生き残ったリザードマンの隊長との一騎打ち。とても適わないと思われたのに、レベルが上がっていたおかげで一刀のもとに倒す事が出来た。しかもこれで鈴木(ゲーム内ではサトゥーなので以下サトゥー)は竜の谷の支配権まで手に入れてしまった。

アイテムチェックをすると先程の勝利のおかげかアイテムがごろごろあって、その中のコスチュームや靴を使って移動。その過程でうっかりドラゴンを邪魔だと追い払ったら、そのドラゴンがセーリュー伯爵軍の方へ向かってしまった。自分が追い立てたドラゴンが向かった事に負い目を感じたサトゥーは助ける事にする。

そして戦闘中にドラゴンによって吹き飛ばされた女性兵士を助けるのだ。
参考資料

Wikipediaを見てみたら「異世界はスマートフォンとともに。」程ではないにしてもそれ並みにサトゥーのチート能力があるらしい。

しかしそれ以上に何故鈴木が異世界に行ってサトゥーになったのかの説明が皆無なのが気持ちよくない。

そう言えば異世界物やタイムトラベル物で完全に無視している言語問題をこの作品は「ゲームのスキル」と言う形で初めて出会った人間達の言葉を解する事で解消していた。これは評価して良いと思う。

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