刀使ノ巫女・第1話
東京に異形の化け物・荒魂が出現し、例によって通常兵器では敵わないので霊刀たる御刀を持った女の子達が戦う。何故それを使えるのが少女ばかりなのかと言うと、神様が選んだからだ。古今東西、神様と言う連中は純潔な乙女が好きな奴らだ。神様が選ぶのなら仕方ない。
そう言う選ばれた乙女達が国家から御刀を任されて日々鍛錬をする。それは学校毎の競技ともなっている。
美濃関学院では衛藤可奈美(茶髪ショート、胸もショート)と柳瀬舞衣(紺髪ロング、胸もビッグ)が競い合って可奈美が優勝。二人は鎌倉で行われる競技会に行く事になった。二人は以前からの友人の様だが舞衣の方は少し何か色々気になるものがある様だ。
ともかくしっかり者の舞衣が可奈美を世話して新幹線のグリーン車で上京。鎌倉駅に着くとあちらこちらの学校の制服の刀使が居る。
その中の平城学館の十条姫和は折神家の屋敷の前で可奈美とすれ違った時に刀が鳴いた。一瞬立ち止まって刀に手をやる二人だったが、それ以上は何も起きなかったので、そのまま別れる。
いよいよ競技会が始まる。ちゃんと「写し」が出来るだろうかなどと心配していた舞衣はやる気の無い相手に恵まれて準決勝へ。居合抜きの構えを見せた舞衣だったが、やはり可奈美が優った。
そして決勝。あの刀が鳴いた相手の姫和と可奈美の対戦。ところが姫和は試合開始の合図とともに可奈美には向かわずに、折神家の当主折神紫に斬ってかかった。だがその一撃は紫によってなんなく防がれ、周囲の護衛の獅童真希に貫かれて写しが解除。真希がそこへさらに振り下ろそうとしたところを可奈美が助ける。そして二人で脱出するのだ。
設定は分かった。しかし話はどうするのだろう。荒魂退治の方はおまけで人間同士の戦いになるのだろうか。姫和は何故紫に斬ってかかったのか。ED(本来はOP?)で流れた絵は姫和と可奈美の陣営と紫の陣営の戦いの様にも見える。