citrus・第3話
柚子に怒った祖父理事長がお前は退学だと宣言した上にさらに芽衣を自分の家に引き取ってしまった。母は泣くし自分もこれが恋だと知る柚子。うーん、恋なんでしょうか。
はるみに色々話してはるみもよく話してくれたと言ってくれて、頭がすっきりした柚子は行動する事にした。とにかく祖父理事長と話をしようと。一度屋敷に行ったけれどもどうやら今は学園だと言われたらしく学園に侵入。そして理事長室に殴り込んだら、あれ、祖父理事長苦しんで倒れている。
すぐに病院に運ばれて(この後御茶ノ水駅が出て来たから東京医科歯科大学病院かと思ったら、さらにその後で登場した交差点名で順天堂大学病院の方だった。
芽衣が駆けつけると祖父は無事だった様で寝ている。看護師が連れて来たのがあなたと同じ位の年齢の子で、明るい髪の毛の子で、その子が手際よくやってくれて助かったと話す。
おそらくそのフロアのロビー(ああ言う病院はフロア毎のロビーもそれなりの大きさだから。入院経験あると分かる)で仮眠していた柚子が病室に戻って芽衣と顔合わせ。倒れているのを見たから連れて来たし、それに何より家族なんだからと言う柚子。
翌日柚子が病室に行くと理事長はもう起き上がっていた。そして柚子の退学を取り消して芽衣には当面自分の考えで生活しなさいと言うのだ。まあ助けて貰ったからと言うのもあるだろうが理事長、豹変しすぎなのでは。柚子のモノローグによると芽衣が理事長に話をちゃんとしてくれたからと言う事らしい。
芽衣は豊洲のマンションに戻って来る事になった。芽衣に言わせればあそこは今は居ないけど父のマンションでもあるのだからと。
部屋に戻って来た芽衣の鞄についていたクマのヌイグルミを見て、首のところがほつれていたので直してやった柚子だが、芽衣の反応は薄い。しかも自分から名前を覚えていないのかとか言って柚子に芽衣と呼ばせたくせに自分は柚子の事を名前で呼ばない。
姉としてどうしたらと思った柚子が「ももいろ姉妹」と言うコミックスを読んで姉はどう接したら良いのかと考えたみたいだが、それってそう言う本でもなかろう。挙句の果てにそれをみていたはるみが女同士でやる時はなんて事試されてみたり。
そのネカフェから家に戻ると、芽衣が大きなゴミをかかえていて学校の帰りに寄り道は校則違反だと出迎える。母も同じゴミを持っていて、組み立てるのが大変だったんだからと言うから、これは二段ベッドでも買ったかと思ったら予想の斜め上を行った。
何故ダブルベッドw
これが恋なのかなどと思ってしまった柚子が相手の芽衣と一緒のベッドなんてと寝るまでドギマギした挙句眠れない。ちょっと手を差し伸べてみたが、芽衣が起きあがってあなたの体温が高いせいか暑いと言ってまたあのマットレスを取り出して一人で寝てしまった。その時に芽衣は柚子を突き放す。あなたなんて興味ないからと。あれだけの事しておいて興味ないですか。
翌日は寄り道の罰当番で柚子とはるみがトイレ掃除。その間に生徒会として教室の見回りをしていた芽衣と姫子だが、姫子が柚子の手荷物を発見してこんなものを持ち込んでと怒る。いきり立つ姫子に芽衣は自分から言っておくと二人を帰らせようとした。
理事長室に来なさいと言うメモを見た柚子は喜んで理事長室に向かうのだが、あの命令口調のメモでどうしてそうなるのか。行ってみたら芽衣はあの「ももいろ姉妹」の本を差し出してこんなものを買って持ち込むなと柚子を責める。ここで柚子、とうとう我慢出来なくなったか今度は柚子が芽衣を押し倒してキスをした。そして泣くのだ。これには芽衣も驚いた様子。
ありゃー、柚子が走っている姿を見かけた姫子が近くにいるんじゃないかと思ったら、どうやら案の定見ていたみたいだ。大体ドアを閉めないでおくとか。
退学問題が片付いたかと思ったら、今度は三角関係ですかね。