citrus・第1話
citrusと見ると「キトルゥス」と読んでそのまま"Citrus unshiu"(ウンシュウミカン)をすぐさま連想する私です。何故このタイトルなのかは知らないが、少なくともGenus CitrusにはCitrus junos(ユズ)が含まれるので、柚子が主人公なら違和感が無い。
主人公藍原柚子はギャルの風貌をしてそんな感じの言動をするのに実は経験の無い子。母親の再婚を機に中村橋近辺の高校から市ヶ谷付近の高校に転校する事になった。それでいて家は湾岸のタワーマンション。再婚相手すげー甲斐性あるな、と思った。しかも柚子の部屋がデカイのだ。棚とかスカスカですよ。
ところが柚子の転校した学校藍原学院女子高等学校は完璧なお嬢様学校だった。完全に周囲から浮いている柚子は生徒会から注意を受ける。何から何まで校則違反。今日転校して来たばかりだから何も知らないって、いや、生徒手帳は事前に貰うんじゃないの。当日貰うのかな。
揉めている所に生徒会長様の藍原芽衣がやって来て(この時点では名前は分からない)、身体を探った挙句に携帯を没収してしまった。
こんな学校に来てどうするんだと思った柚子だが、担任が若いイケメン先生なので、先生の為ならと気を取り直して教室へ。しかしあの自己紹介も少し考えたらおかしいとは思わんのか。
教室で早速友達を作ろうとしてもお嬢様ばかりの学校であれはみんなから引かれる。そこに助け舟を出したのが谷口はるみ。この学校はほとんどがエスカレーターで来ている箱入り娘達だが、はるみは高校からの入学組なのでステルスギャルなのだそうだ。だから柚子とは気が合いそうだと言う。仲間が居て良かったなw さっそくアドレス交換しようと言うが、柚子は携帯を没収されたので、それを引き取りに「峰子の部屋」行き。
峰子の部屋ワロタw
そしてはるみが携帯を胸の谷間に隠しているのを真似て自分も入れてみたらそのままストンと携帯が落ちるのにもワロタw
その時にみかけた雨宮先生。後をついて行った先ではあの生徒会長と濃厚なちゅーをしている。驚いた柚子、そして会長もどうやらそれには気がついたらしい。慌てて逃げ帰るしかなかった。
どっと疲れてタワマンに帰宅した柚子。母と一緒に買物に行って帰宅するが、そこで初めて再婚相手は海外にまた行ってしまい、その一方でその娘と同居すると聞かされる。言ってなかったっけと言うのはお約束です。そしてお約束はその娘と言うのがあの生徒会長。
部屋まで同部屋。あの有り余っていた棚の半分が「妹」の芽衣の物で埋められた。
あんなデカいマンションで何故同部屋。
雨宮先生とのちゅーの場面とか色々戸惑う柚子だが、ここは誕生日の差の姉として何とか主導権を握りたいとちゅーの話を持ちかけたら、逆に押し倒されてちゅーされてしまうと言う急展開。ああ、そうなのか、OPでもそんな場面あったが、これの連載は「コミック百合姫」なんだ。
あれですね、竹達彩奈さん、Kiss x sisからまたもキスアニメに参戦ですか。
それはさておき、母の再婚相手はあの学院の理事長の息子、そしてその娘の芽衣は将来学院を継ぐ身としてエリート教師との婚姻も決っているとの事で、どうやらそれはあの雨宮みたいなのだが、その雨宮があの場面から見て結構碌でもないヤツに見えて、そんな悩みを持った子かなあと言う予想。
そう言う話の大筋も面白いが、諸処にはめ込まれるギャグも面白い。