食戟のソーマ 餐ノ皿・第12話
司と勝負する事になった創真、鹿肉料理に入れるものとして鞄をごそごそ探して取りだしたのは「甘栗むいちゃいました」。って、お菓子?
フレンチにお菓子を入れるなど奇を衒うつもりかと言う司に未だもうひとつ驚かせる事があると言う。それは炭火だった。魚を焼くのに炭火と言うのはあるが、フレンチでは苦味が入ってしまうのをどうするのかと言うえりな。
しかしそれを尻目に創真の料理は完成。さあ、おあがりよ!
あー、いけません、いけません。以前も書いた通り、先攻の敗北率は6割を越えてる。
とは言ってもお互いに料理を出しても勝負はどうつけるかと言う話になった。しかたねーなと創真は廊下に居るえりなと秘書子と恵におまえらが決着つけろよと言う。最初からバレてる。でも司は気づいてなかったと言って驚く。

あんな甘栗を使って炭火でやいた鹿肉が果たしてフレンチなのかと思って食べた三人だが、食べて感動、食べておはだけ。えりな様までもがおはだけ。流石むいちゃいました。

神の舌のえりな様、食べて何が入っているのかを次々と当てる。そして隠し味にコーヒーが使われているのまで当てた。創真、インスタントコーヒーを入れたのだそうだ。インスタントコーヒーと聞いて、あの市販の瓶を手にしている創真を見たら、てっきりこれが「普通に手に入る材料を使ってこれだけの事をするのが町の食堂だ!」と言う展開になるのかと思ったのだが、そうはならなかった。
そして後攻の司。こちらはやはり素晴らしい。二種類のソースを使って素材の味を存分に引き出している。こちらもえりな様の神の舌が何を使ったのかを次々と当てる。そして神の舌は言うのだ。これは明らかに司の勝ちだと。
秘書子達はどっちが優れているのか迷ったが、しかし誰もが、創真も認めたのはやはり司の料理の方が上だと言う事だった。しかし勝負に負けたら創真はセントラルに入ってしまう。それで良いのかと言う秘書子。
これには司がお断りですと言って来る。確かに創真は優れた料理人だが、あまりに勝手な事をするので、自分の右腕にしてしまっては自分が心労で倒れそうだと言うのだ。それにはえりなも納得。だから結局この勝負は勝ち負けは司の勝ちだったかもしれないが、創真がセントラルに入ると言う事にはならなかった。
それでも創真は負けをはっきり分かっている。負けた。でも司の居る高みは登って行ける場所だと言うのだ。あー、これ、登山始めた私の様な初級者だと「あんな高い場所」と思える場所が登り続けると到達出来るのと同じ感覚かも。

その後、残党狩りは他の研究会に及んだが、今や恵の郷土料理研究会やにくみの丼研がセントラルのあの当て馬たちに勝利する。創真が突破した道を彼女たちも突き進むのだ。
そして相変わらず極星寮では神の舌のえりな様に試食をして貰おうと言う行列が出来る。もうえりなも仕方ないわねと受け入れちゃってる。そこに来客があった。創真が確か前総帥もこうやって突然来たんだよなと扉を開けたらそこには現総帥。
何しに来たと言うみんなに薊はちょっと通りがかったので娘のえりなに会いに来ただけだと言う。こちらへおいでと言う薊にふらふらと呼び込まれそうになるえりなだが寮母が出て来て騒がしいねと割って入った。ここで薊の過去の素性が色々と明らかになる。一色も調べていた。嘗ては中村薊としてこの極星寮にいて、十傑の第三席になり、三年の頃には第一席になっていた。その後薙切家に婿養子に入って何もかも手に入れたものの、やがて仙左衛門に追放されたのだと言う。
それが帰って来て遠月の総帥となって、今の「改革」を始めた。今日のところは帰るかと言う薊に創真が訊ねる。以前は極星寮の寮生だったのに極星寮を潰すのに何の抵抗もないのかと。薊に言わせれば嘗ての全盛期の極星寮と今とは違う。あの時は才波城一郎と言う天才が居た。それを聞いて創真がそれって・・・と言いかけたところでえりなもやって来る。そしてここで創真が明かすのだ。それは俺の親父だと。
創真が才波城一郎の息子だと?とこの瞬間に知る薊とえりなの父娘。おもしろい、偶然なのか仕組まれたのか、その城一郎の息子が見ている前で才波先輩を駄目にした料理界への救済を見るが良いと言い捨てる。

創真が城一郎の息子と薊とえりなが知る事になったが、その一方で薊が「才波先輩を駄目にした」と言う謎の言葉を残して餐ノ皿前半クールはここまで。
続きの遠月列車編は4月から。
って、なんだその列車編ってのは。
まさか西武鉄道の「旅するレストラン 52席の至福」じゃないですよね?w

