パパラチアが動き出した。どれくらい眠っていたかとルチルに聞くと「231年11ヶ月11日」と即座に答える。お前はスポックか。さらに施術は30万30回とも。まあそれだけルチルはパパラチアの再起動に頑張っていたのだ。
フォスフォフィライトの方を見てお前は誰だと言うが、でもパパラチアはすぐに気がついた。いつも先生にひっついていた一番下のチビかと。

かわいいフォスを返してw
フォスフォフィライトがパパラチアに聞きたい事があると言うので、外に出てもいいかとルチルの方を向いたらルチル、寝込んでる。精根尽き果てたか。
フォスフォフィライトは金剛先生に対して浮かんだ疑問を月人と話して正しい答えを導き出したいと言う。でもパパラチアはそんなフォスフォフィライトを諭した。例えば自分はルチルにもう自分を再起動するパズルを諦めろと言いたい。あんなになって倒れるルチルに楽をさせてやりたいから。でもそれを聞いたルチルはどう思うだろうか。清く正しい正解が周り一面を傷つけるかもしれない。だから事を進めるのには慎重になれとパパラチアは言う。
そこまで言ってパパラチアは倒れた。

え?!
さっき起動したのにもう眠っちゃったの?
そこにルチルがやって来る。聞きたい事は聞けたのかと。でもフォスフォフィライトはさっき慎重になと言われていた。天気の話しか出来なかったよと答える。それを聞いてルチルはパパラチアを回収する。
この場面、かっこいい。

フォスフォフィライトが提案した事によってボルツの次のペアはジルコンとなった。しかしジルコン、ビビりすぎ。ジルコンは相手に気を使いすぎる子。
だから見回りが終わった後でジルコンはフォスフォフィライトに相談する。ボルツと組んだのにボルツは一言も話してくれなかったと。フォスフォフィライトはボルツとのペアの時の経験からアドバイスしてやった。ボルツは合理的だから問題があったらその点だけを話すと。そのアドバイスどおり、翌日ボルツはジルコンにお前の弱点はイエローダイヤモンドだと言う。つまりイエローダイヤモンドを大事にするあまり自分の力を出せていない。自分(ボルツ)ならその心配は無用(一番頑丈だからね)だから気にせずに存分に動け、話はそれからだと。
そのイエローダイヤモンド、パパラチアが起きたと聞いて昔話をしたいとやって来たのにもう寝ちゃった。そう言うイエローダイヤモンドをルチルが耄碌扱いしてからかう。イエローダイヤモンドは寝ているパパラチアにひとり語りでジルコンとボルツの組み合わせはすごく良いと思うと。自分の様にパートナーを失うヘマをボルツならしないだろうと。
フォスフォフィライトはアレキサンドライトに月人について知りたいと頼む。今忙しい、筈だったアレキサンドライトは月人と聞いて教科書の原稿を放り出して教えてやろうと答えた。でもそのせいでみんなで放り出された原稿集め。集めている途中でフォスフォフィライトは自分が教えられた事をまるっきり忘れている事に気がつく。
原稿を集めてアレキサンドライトの所へ行ってみたらやる気満々のアレキサンドライトは先生同様の袈裟姿で迎える。いきなりクイズを出してくるが、まずは普通に覚える事からとフォスフォフィライトが言うので大量の資料をフォスフォフィライトへ。やがてそれを読破したフォスフォフィライトが逆にアレキサンドライトにクイズを出す程になる。あんなに出来ない子だったのにスラスラと入って来る様になったのだと言う。合金のおかげか?

フォスフォフィライトはアレキサンドライトに月人と話が出来るかと聞いてみるが、それは分からないと。何しろ接触時間が非常に短いので言語がどの様なものなのか分からない。続けてアレキサンドライトは月人が好きなのかと問うと、アレキサンドライトがこれだけ月人について調べているのは自分のパートナーだったクリソベリルを奪って行った憎しみを忘れない為なのだと言う。
憎しみを忘れない為に・・その言葉を噛み締めながら外を歩いていたら月人が出現した。直ちに戦闘・・・と思ったフォスフォフィライトだったが、刀を忘れて来ている。月人の攻撃を合金でかわしながらその一体を捕まえて話をしてみろと締め上げる。
やがて瞳が降りて来た月人が

「ふ・・・」
そう聞こえた時に外ではシンシャの攻撃。
フォスフォフィライトは月人を捕らえたまま放り出されるが、シンシャはその月人も消し飛ばす。
ここで一度分かれたフォスフォフィライトとシンシャだったが、夜になってまたフォスフォフィライトがシンシャの所を訪ねてくる。フォスフォフィライトを見てシンシャは逃げ出す。なんだか悪い予感がするからと。
でもシンシャを追い詰めたフォスフォフィライトが仕事を見つけた、君としか出来ない仕事を見つけたと言う。フォスフォフィライトは以前シンシャとした約束を覚えている。そして勿論シンシャも覚えている。楽しい仕事と言った楽しいはどうしたと問い返すが、フォスフォフィライトは、いや、楽しい仕事ではない・・・自分と一緒に先生と月人の関係を暴く仕事をして欲しいと言う。楽しくなさすぎるだろw
シンシャには自分の側にいて、自分を見失いそうな時に審判を下してほしいと言う。知ってどうすると言うシンシャの問いに答えられなかったので、また説得に来るよと帰るフォスフォフィライト。
しかし帰りかけのフォスフォフィライトにシンシャは言う。
「組むだけなら、別に・・・」

フォスフォフィライトが先生と月人の関係を慎重に調べると決めてから、学校ではまた宝石達の日常が始まる。そしてフォスフォフィライトは先生に呼び出された。
「フォスフォフィライト」

え?!
これで終わっちゃう?
いや、もっとやって下さいよ。
消化不良ですよ!
え?!
二期の発表無し?
いや、二期やって下さいよ。
おねがい。
そんな訳で、今期土曜深夜、寝る直前に全ての集中力を奪い去って行く宝石の国が終わってしまった。私としては今期最高の作品であり、今年の最高峰の一つだった。
マジで二期やって下さい。