食戟のソーマ 餐ノ皿・第9話
残党狩りとは何が残党なのかと思ったらそっちか。
叡山に食戟で完勝して凱旋する創真。ただ、叡山は最初は八百長食戟のつもりだったので底力を出していないと言うのが竜胆の評価。どうでも良いが「やおちょう食戟」が今ひとつ聞き取れなくて「ようちょう食戟」に聞こえて「膺懲食戟」とは叡山め上から目線だなと思った。
創真の勝利に沸く極星寮の面々を見てここは今迄自分が居た世界とは大きく違う、そしてその中心には創真が居ると強く感じるえりなだった。おまけにアルディーニ兄弟までやって来るしね。一色がそこに帰って来るのだが、普通に制服を着てるとお前は誰だと言う感じになる。すぐに脱ぐけどw 緋沙子、そんなものをえりな様に見せるなと怒る。その緋沙子も創真ならやってくれる、そして薊に対抗出来ると思っている。そう期待する緋沙子かわいい。て言うか、三期の緋沙子可愛い。
一色が居なかったのは創真がやってくれる事を信じて、彼は彼でやっておくべき布石をうっていたのだ。それはゼミや研究会の解体に対する食戟のルールを新設してセントラルは解体にあたっては解体相手のゼミや研究会から食戟を申し込まれたら受けざるを得ない事、審査員は利害関係の無い者が行う事、だった。
但しその一色には薊から十傑解任に通達がある。薊の総帥就任に賛成しなかった四人(但しえりなは知らなかった)のうちえりなを除く三人が解任された。十傑の解任が総帥の一存で決まる(残りの十傑の承認もあったらしいが)んじゃ、意志決定が何故か総帥より上の十傑の存在意味が分からない。一色の他に解任されたのはあの中華研の久我と、未だチラと絵でしか見ていない女木島冬輔(ごっつい容姿)。
創真の極星寮を賭けた食戟を受けて他のゼミや研究会も一色ルールに則ってセントラルに食戟を挑む事になり、セントラルはそれを受けて立つのに忙しくなる。足りない人数は十傑予備軍が担うのだそうだ。
勿論十傑本人も食戟を受ける。数多くの食戟が開始される事になって極星寮のみんなは三つに分かれてそれを観戦しに行く事になった。創真とはタクミと恵が一緒に行く事になった。
これで茜ヶ久保ももが初めてまともに描かれる訳だが、分かったのは馴染まない相手とは目も合わせないし料理の時はぬいぐるみの手を引きちぎってミトンにする位。勿論相手にはあっさり勝ってしまった。
十傑予備軍も登場するが、これまた柄が悪いなあ。極星寮を襲撃した連中と言い、ここ最近登場する遠月学園の生徒は柄の悪い連中ばかりだ。でも一応強い。基本的に態度がでかくて強いキャラってのは噛ませ犬なんだが。
負けた相手におまえらは俺達の命令を聞くだけの存在だと言う楠連太郎に創真のみならずタクミまでもが聞き捨てならないと今にも挑みかかりそうになる。焦る恵。
だが、楠は熊井に連れ去られて創真達との食戟にはならず。
そこにアリスがやって来た。なぜまたアリスがと思ったら、以前調理室を賭けて最先端料理研究会と食戟をやって勝ったらそのまま研究会を引き継いでしまった事になっているのだと言う。そこで今回他の研究会と同じ様にセントラルから解体か食戟かの通知が来て、どうでも良いから解体にしようと思ったものの、調理室が無くなるのは困るし、黒木場が煽られて食戟をする事になったのだと言う。
と言う事で黒木場はあの柄の悪い楠連太郎と食戟をする事になる。
はて、どっちに転ぶか。噛ませ犬が噛ませ犬らしく黒木場に負けるか、予想外の強さを示す為に黒木場に楠が勝つのか。どっちもアリな展開だと思う。