メイドインアビス・第12話
いきなり地上の話だ。キユイが発熱してこのままでは危ないのではと言う状態に陥った。ジルオに言わされば誕生日に死ぬ子が増えていると言う。キユイも今日が誕生日。ミオがここでは何も出来ないのでキャラバン船に乗せてそこで治療をと言う。ところがオースを出てキャラバン船に乗船したらキユイはケロッと治ってしまった。この奇病は何なのだと言うが、ひょっとしてアビスの呪いがあの大穴からオースにまで溢れ出ているのではないか。
ミーティがリコに覆いかぶさって来た。これはヤバイ?レグが帰って来てこの様子を見てリコから離れろー!と、てっきりミーティをぶっ飛ばすのかと思ったら、すぐにナナチがやって来てそいつは大丈夫だからと。でも普通は人を警戒するのに何故かリコには懐いたなと言う。やはりリコもアビスの呪いを受けているからだろうか。
実は前回見た時は上述の通りミーティはヤバイのではと思った。でもその後ツイッターでナナチとミーティが仲良くしている絵を見て、あれ?ミーティって悪い生き物じゃないの?とは思っていたが、こうだとは。しかもナナチによるとミーティは呪いを浄化する力があって、前回「友達から作った薬」と言うのはミーティの血から作ったと言う意味だったのだ。
そうこうするうちにナナチが料理を作ってくれた。奈落シチュー。
げw、レグにあんなに一生懸命材料を取りに行かせてこれかよ。でも自分でも食べるみたいなので見た目がダメでも味はそうじゃないのかもと思ったら味もレグが吐く程。それを見てナナチがなんだよ、だって料理の仕方しらないんだとか言って顔を赤くするのがかわいい。合間合間でナナチがかわいい仕草をするんだよね。さすが糞漫画卿が覇権を取る為に拉致するだけの事はあるw
レグは自分達がどうしてここまで下りて来たのかをナナチに話した。その上で、ナナチにアビスの呪いを防ぐ方法を知っているんじゃないかと聞いてみる。何かを知っていそうなナナチに自分が出来る事ならなんでもやるからと迫ってナナチは教える事にした。
外に出て透明な薄い膜を広げるナナチ。「見えていない」と言うレグにどんなものかを分からせる為に広げた膜だった。アビスの呪いはこの膜の様に見えない感じないでも動きに合わせてまとわりついて来る。これに触れる事でアビスの呪いにかかるのかと聞けばそうじゃない。これを押し破って上に出ようとしてその時に影響を受けるのだ。しかし上から下へは楽に突き抜けられる。だから上昇の時だけ上昇負荷がかかる。
これは力場で穴の中心でそれが強く、周りで薄い。しかもそれがほとんど無い場所もある。このナナチのアジトやシーカーキャンプもそうだ。シーカーキャンプでは篭で上に登る時にリコが影響を受けたけどね。
しかもこの力場はそこに居る生き物を感じて動く。しかも意識までも把握して動く。であるならば、ある生き物があっちへ行こうと考えたらこの力場もそれに反応する訳で、それをタマウガチは見ていた。だからレグより先にその方向へ動けたのだ。
こんなのが見える生き物相手に探窟家達はどうしてるのかと思うレグだが、ナナチも分からない。でもひとつ言える事はそんなんじゃ潜りたいと言う憧れは止めれられないと言う。
ナナチはレグの兜にスピーカーの様な遺物を着けて自分の言う通りの行動をしてみろと連れ出す。その間、リコの上には相変わらずミーティが乗っているのだが、どうもリコが見ている夢の様な物にミーティが出てきているみたいだ。その相手はとても悲しそうな目をしている。
ダイカズラの上を歩かされるレグの耳に笛の音が聞こえた。そこに駆け寄ったら黒笛の探窟家がタマウガチに狙われていた。ナナチは自分の言う通りに動けと言って先ずは思い切り上を見ろと指示する。こんな状態で上を?反論は許さないと言われてレグが上を向いたら何かが起きた。あれってなんだったんだろうね。動揺した様なタマウガチ、そしてそのまま右に飛べと言われてレグが右に跳んだらタマウガチの頭を掴めた。
あの頭の様な部分が力場を感じ取る器官だそうで、そこを掴んだままタマウガチを絡め取る。この時にタマウガチが毒針を刺して来るので、このやり方はレグにしか出来ないよね。このままぶちのめせと言われたからレグは火葬砲を放った。仕留めこそ出来なかったもののタマウガチはほとんどの針を失って逃げてしまう。もうこの辺では狩りはしないだろうと。レグは黒笛の探窟家に近寄ってベルチェロ孤児院のジルオに自分達は今もアビスの底を目指していると伝えて欲しいと告げる。
レグの火葬砲の威力に関心したナナチだったが、ここまでやった代償をレグに伝える。
「ミーティを殺してくれ」
えええ!
一緒に過ごした、仲間だった、そして今も仲良くしているミーティをか!
ナナチ、なんて事を言うんだ。
そして、なんて展開になってしまうんだ。
次回は一時間SPの最終回だぞ。