Re:CREATORS・第4話
メテオラの創造主を求めてまりのツテでゲーム制作会社に行ったものの、あれ?その反応はもしかしてと思ったら、ゲームプロデューサーは事故で亡くなったのだそうだ。メテオラは一晩一人にさせて欲しいと言ってまりねと別れた。
創造主がもう亡くなっている事がそんなにショックなのだろうか。ついこの間まで創造主の存在を知らず、創造主の世界を知らず、自分達の世界が創造主の創りものの世界だと知らなかった(と言う記憶になっている)者がそう思うのだろうか。
その件はメテオラが戻って来て分かった。メテオラは自分の世界のゲームを一晩かけてコンプリートしていたのだ。メテオラはセレジアに打ち明けていなかった事がある。それは自分の世界の創造主に会ってみて、自分達の世界をどんな気持ちで作ったのかを確認したかったと言う事だ。いい加減な考えで作ったのなら、自分は自分の世界もそしてこの創造主の世界もそして壊れても構わないと判断しようとしていた。
ところがゲームをやって分かったのは、その創造主がいかに丹精込めて作ったのかと言う事だった。これなら自分の世界で勇者を助けて皆を護った様に、セレジアを助けてこの世界を、そして自分達の世界を護るつもりだと言う。セレジアはそう言う肝心な話を黙っていられたのには怒ったものの、それを今ちゃんと話してくれた事で許すと言う。
メテオラの言う世界の大崩壊だが、彼女の理論では創造された世界と創造主の世界が衝突して自分達がこの創造主の世界に出現したと言うこ事は、この世界が辻褄合わせをする力に無理をかけている。この世界で、この世界の物理法則を無視した力を使えばそれだけ辻褄合わせに負荷がかかる。この衝突現象はいつかその辻褄合わせの力の限界を越えてやがて世界の大崩壊になるだろうと言うのだ。そうだろうか、私ならそう言う異分子の排除の方に力がかかる様な気がするのだが。颯太や松原やまりねはあっさり納得しちゃったな。
さて、まみかを助けたアリステリアの方、まみかに荻窪を案内させてどうしたのかと思ったら、どうやらアリステリアの創造主を探し出したらしい。
しかし脅して自分の世界を救う改変をさせようとしたものの、恐らくセレジアの時と同じ様に何も起きなかったのだろう。アリステリアは創造主を引っ立てて軍服の姫君(いつからこの呼名が皆の共通呼称になったんだ)に文句を言う。
しかし軍服の姫君は落ち着いた、そしていつもの回りくどい口調で、それは自分の意図に逆らった連中の影響によるものだろうと言う。だから連中、つまりセレジアやメテオラを倒せば良いとも。
ここにはギャングっぽいおっさんも既に居て、今の段階ではまみかとアリステリアとそのブリッツ・トーカーは軍服の姫君の言い分に従っているらしい。
アリステリアの事をまともに呼べず、最後にはアリスちゃんと呼ぶまみかだが、そんなまみかの考え方にはアリステリアは心を許したらしい。何しろまみかカレーをあーんして食べてやる位なのだから。
松原の所に中乃鐘昌明から電話が入る。その雰囲気から松原はさては中乃鐘の所にも出現したなと言うと、中乃鐘はちゃんと自分の突拍子もない話を聞いてくれる相手がいたと喜んで、自分の所に出現したキャラの名を言う。それはロボットアニメの主人公鹿屋瑠偉、そしてその乗機ギガスマキナもだった。
ロボット連れて顕現しちゃったよw