幼女戦記・第10話
V1号による超音速侵攻によってターニャ達の選抜部隊は無事に目的地に到着。しかもあの切り離したV1号(加速装置)はそのままミサイルになって敵の目標施設を破壊したのだそうだ。したがって敵軍はそちらに気を取られていてその間隙を縫ってターニャ達の3部隊は三つの目標に迫る。
その頃帝都では帝国軍最高XXXXが開かれていた(これ、キャプションでは「帝国軍最高統市議会」って出てるが多分間違いじゃないか。では何が正解だったのだろう。「帝国軍」が冠されているので「帝国軍最高統帥会議」だろうか。単純なタイプミスの「統一議会」と言うのも何だかおかしいし)。

その場ではゼートゥーアが今回の戦線後退の説明を行っていた。戦線整理にしても何故そこまで後退するのか。それでは低地工業地帯のみならず西部工業地帯まで砲撃される距離に敵が迫るではないかと疑問が投げかけられる。それに対してゼートゥーアの言葉なのだが「宸襟を悩ます」のは畏れ多いとw
皇帝にも作戦内容を言ってないのか。まあアレな皇帝だと要らぬ口出しをして来るからな。
皇帝にすら言っていない作戦はこの場では軍機に関わる事だと言って全く語らないゼートゥーアに文官連中からはこの事態をどう考えているのか、西部工業地帯を失う様な行為は明らかに間違いではないのかと盛んに非難が浴びせられる。酷いのは詫びの一言もないのかと、いやいや国家の命運がかかっている時に詫びを言えとかそれよりも優先する事があるだろう。うーん、こんな連中が参加しているのでは「最高統帥会議」と言う名前も違うかな。
そろそろ時間切れと言う頃、第○二班の目標Bが「当たり」だった。敵通信司令部の撃滅に成功。これが直ちに会議の席上に伝えられる。
「世界に冠たる我らが祖国」

成功報告に喜ぶゼートゥーア。実に結構!諸君たった今我軍は敵司令部の破壊に成功したと。これより次の作戦に入り、共和国軍を撃滅してご覧に入れましょうと。

そうとは知らぬ共和国軍主力は帝国軍の後退に引き寄せられて低地地方に進軍する。一方ライン戦線の共和国軍右翼は膠着状態のまま戦争が決せられようとしていてのんびりとしたものだった。
だが、こちらにも帝国軍の手は伸びていた。帝国軍の塹壕から長いトンネルを掘って共和国軍の塹壕地帯の下まで行き、そこに大量の爆薬をしかけていた。ターニャ達の敵司令部破壊成功を以ってこちらも動く。爆薬が起爆されて共和国軍の最前線の塹壕は吹っ飛ぶ。そこに帝国の機動部隊が侵攻して来たのだ。ド・ルーゴから前線への差し入れの酒を運んでいたビアントはこの場面に遭遇。帝国軍の侵攻を中央に報告してありたけの戦力を投下しないと突破されてしまうと送信したかったものの、通信が出来ない。
引き返してみると司令部が跡形もなく破壊されていた。
「なんなのだ、これは」
ビアントの二度目の「なんなのだ、これは」頂きましたw
その頃ターニャの部隊は潜水艦で共和国の戦域から離脱途中だったが、そこに解錠作戦の成功の報告が入る。これで戦争に勝てる。共和国軍主力は帝国軍の猛攻を受け損害を大きくし、その一方で司令部との通信が出来なくて混乱状態に陥っていた。前線司令官はやむなく撤退を指示。だがその背後から解錠された戦線から回転扉の様に回ってきた帝国軍左翼軍が立ち塞がる。ここ、共和国軍兵士に「なぜ後方から帝国軍が来るんだ!」と叫ばせて欲しかったな。
帝国軍の第一次世界大戦相当とは思えない戦車の砲撃によって共和国軍は引くことも出来ずに犠牲を拡大させて行く。
その頃ターニャの部隊は帰還途中の遊撃任務についていた。もう戦争は決着しつつある。敵を見つけたら適当に撃破する筈だった。だがここに所属不明の魔導部隊が接近して来る。共和国が戦勝しそうなタイミングのドサクサに参戦して果実を得ようとした連合王国の派遣部隊の魔導大隊だった。彼らは恐らく未だ共和国軍が崩壊しつつあるのを知らない。そしてその部隊の中にはあのスーが居た。スーの銃撃にグランツがやられる。

グランツのあの晩やる事をやっておかなかったせいで悔いの残る戦死だなw
いや、ひょっとしたら未だ大丈夫かもしれないが。

