亜人ちゃんは語りたい・第11話
本格的な夏になって来た。いかにも掃除して下さいと言わんばかりのプールが描かれていたので、今回は三人でプール掃除の回かなと思ったら違った。
暑くなるといよいよ雪とひかりが大変になるので、対策を考えようと。考えた結果を土曜日に話し合おうと言う事になった。高橋はマメにレポートとしてこれをまとめる。そのレポートを持って歩いていたら、佐竹が一緒にサッカーやろうぜと声をかけて来た。俺は雪達の暑さ対策を考えてるんだと高橋が答えると、佐竹はなんだまたひかり達の事かよと。
そこ迄は普通の他愛ない会話だったのだが、教頭が丁度そこに居たのが話を違えて来る。高橋は亜人にばかり関わりになっているのではないか。現に今もそうだ。そしてそれがひかり達が高橋にしか頼らないと言う結果を招いているのではないのか。高橋がもっとちゃんとした距離感を持ったらひかり達も他の人に頼る様になるのではないかと。
一方的に責められた感のある言葉に佐竹はそんな事はないと言いかけたが、教頭に睨まれて引っ込む。高橋は教頭の言い分にも充分理屈が通っていると思って茫然となってしまった。

自分は必要以上にひかり達に関わりすぎたのか。そのせいでひかり達は他の人に頼らなくなってしまったのか。そんな思いに囚われて、この後ひかり達に例の件の話をしようと言われても、今日はちょっとなと相手をしてくれない。
佐竹はこの件を木村達と話してみる。ひかり達も自分たちと同じなんだから相談相手になれないかと言う佐竹達に、井森は同じじゃないじゃないかと言う。つまりそれは亜人を特別視すると言う意味ではなく、亜人だろうと誰だろうとみんな違う部分を持っている、それをちゃんと踏まえて相手をしていなかったんじゃないか。それが出来たのが高橋だったんじゃないのかと。

そんな話をしているのをひかり達が聞きつける。高橋は真面目だから真面目をこじらせて悩んでいるんじゃないかと。そうして思いついたのが高橋へのビデオレターだった。何故か湘南海岸で佇んでいる高橋の所に重いビデオレターが届く。それは雪をはじめとして京子と早紀絵が次々に高橋がしてくれた事のお礼と今後もお願いしたいと言うものだ。
こんなビデオレターを貰ったらそりゃ教師冥利につきて泣いちゃうよね。そこにひかりがやって来る。高橋の姿が見えたからだと言うが、おい、高校のモデルは練馬工業高等学校じゃなかったのかよ!それがふらっと来た場所が江ノ島の見える湘南海岸なのかよ!w
ビデオレターでは何も言わなかったひかりだが、ひかりはここに来て直接高橋に聞こえる様に海に叫ぶのだ。いつもありがとー!と。これで泣かない教師はいない。

翌日、高橋は教頭に思い切って亜人との事を話そうとしたら教頭の方がもう気がついていた。高橋によって他の子達も亜人について知るようになった。先日の事は撤回すると。教頭も真面目に生徒の事を見ている人だったのだ。
と言う事で、いい話のエンドはこの第11話で済ませて、最終話はプール回ですかね。

