亜人ちゃんは語りたい・第7話
【お知らせ】身体の具合が悪いので当面簡易な更新になります。
ひかりが不審者を見たと駆け込んできた。まるで熊の様な容貌。同じ頃早紀絵が廊下でうずくまっている子を発見する。これが不審者?いや、容貌が全く違う。金髪の子で生徒かなと思ったものの制服が違う。転校生?と聞いてみるとそうだと言うのだが、表情がまるきり嘘ですと言っていた。この子、嘘つけないw
そこに高橋がやって来て不審者の話をして早紀絵が怯えるとさっきの子クルツは早紀絵の為に不審者と言うのをやっつけないとと気負い、ぬっと現れた大男に掴みかかって見事に倒した。
倒したが、それは早紀絵の知ってる宇垣であり、そしてクルツの知ってる宇垣だった。
宇垣は警察の亜人課の刑事。亜人関係のトラブル対応を行っているが、近年は社会が亜人に対して適応して来たために仕事は減っているとの事だった。だが、サキュバスだけは別でサキュバスの催淫が意図したものか意図せざるものかは日頃のその亜人の様子を知っておく事で可能性を見ていく事にしていた。昔からの付き合いとそう言う関係で早紀絵とはずっと知り合いだったのだ。
今回、柴崎高校に4人も亜人が居ると言う事で見学にやって来た訳だが、ひかりや京子や雪の様子を見て何の問題もなく伸び伸びと暮らしているのを見て安心した。きっと良い教師が居るんだろうなと。そして高橋に一人ひとりの亜人をちゃんと見守ってやってくれと頼んだ。
ところでクルツって何歳なんだろうね。
早紀絵に催淫されなかったし。