昭和元禄落語心中 -助六再び篇-・第7話
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八雲は一応もう起きて歩く事も出来る程にはなっていた。だから小夏が見舞いに行った時も一人で聖路加国際病院の敷地に出ていた。だが八雲はもう落語はやらないと言う。もう高座で声を出せないと。
さて、樋口栄助が与太郎に嘗てあの温泉旅館でやった「菊比古」と「助六」の落語の8mmフィルムが見つかったと言うので一緒にあの亀屋旅館に行く事になった。当時からの松田も同行して。今回改めて駅名が阿波池田駅と表示された。温泉の風景が最初に登場した時は階段街の風景だったので伊香保温泉説が強かったが、この二期では飛行機に乗って徳島空港(この時代は未だあわおどり空港ではない)に飛び、そこから列車に乗って行った描写になったので設定上は徳島県に確定した。途中で池田ダムを渡ってるし(https://goo.gl/maps/gcsB8whWkCC2)。でも温泉街の風景は別なんじゃないかな。
亀屋旅館で始まった8mm上映会。菊比古が若いのに上手いのに感涙する与太郎。そして生き生きとした先代助六。
そしてその後の墓参の時に松田が真実を話した。あれ?一期で描写された助六とみよ吉の最期と違うぞ。なんてこったい、みよ吉が助六を刺してそれを小夏が突き飛ばしてそして二人は落ちたのか!そりゃ菊比古が小夏や二人の為に何もかも自分で背負うのも分かる。それが今の八雲の底にあるのか。
それを聞いた与太郎は帰ってから小夏を抱いて泣くしかなかった。
さて、この作品で落語に興味を持った皆様。
この作品では取り上げられていないですが、「二番煎」と言うのがこれが凄く味わいがあって面白いので是非とも御覧ください。
https://youtu.be/fORe2uwByns