亜人ちゃんは語りたい・第3話
佐藤早紀絵先生の朝が早い。4時起きで始発電車に乗る。そして帰りは終電近く。理由は通勤時間の混んでいる電車に乗るとサキュバスの能力が発動してマズい事になるから。しかし江ノ電の極楽寺から乗って描写される例の鎌倉高校前の踏切は鎌倉方向へ向かう電車が描かれる。極楽寺の駅って鎌倉高校前より鎌倉に近いんだけど。そんな訳で、江ノ電の風景は出たもののあまり細かい事は気にするなと言う背景らしい。ただ、江ノ電はどうだか知らないが東京の私鉄って終電近いと混雑するから人を避ける事にならない。それならいっそ自転車で通勤とか出来ないのだろうか。駅の設定がいい加減だから距離感が掴めないけど。
高橋の様な生物準備室と言う専用空間を持っていたら学校に出てから朝食をとればいいんだよね。そりゃ炒め物とか難しいが、お湯を沸かす事くらいは出来るだろうから。
そうやって他人を催淫させない様に日々早紀絵は人里離れた一軒家に帰ると開放感に溢れる。どうして若い独身の女教師ってどいつもこいつも自宅ではビールをプハーッってするんですか。
そう言うちょっと深酒した翌日、眠気でふらついたのを高橋が手をとって転ばない様にと助ける。これ、手を直接触ったので普通なら大変な事になるのだが、高橋はこの後平然と別れた。亜人研究して特異体質になったのかと思ったら、そんな事はなくて必至に耐えた様だ。しかしその事が早紀絵をドキっとさせる事になろうとは「天然タラシ」発揮である。
あのひかりも暑い所を避けて生物準備室に足繁く通う事でじわじわとタラシこまれている感じもある。それを気にせずにバンパイアの血を吸う行為がどんな程度性的な印象があるのか聞いてみたりする高橋。
早紀絵が京子に言いつけられた図書室の本の整理を手伝っている時に、京子から恋愛相談を持ちかけられた。と言うのも早紀絵が京子から見て大人の女性と言う雰囲気だからだ。そうやって話をしているうちに京子が高橋が好きだと言うのを明かす。なんてこったい、早紀絵だって高橋がイイナと思ったばかりなのだ。
そして京子が髪を伸ばせないけど、ある時に高橋が自分の髪型と一緒だなと言ってくれたと言うのを話すと早紀絵はイイなーと悔しがる。そもそも今の自分はうっかり男性に近づく事が出来ないのだから、そんな会話だって出来ない。
さて、この学校に居る4人の亜人の三人までは紹介済み。残ったのは雪女の日下部雪なのだが、この雪もなんだか人を避けている。でもそれを別の女子生徒からなーにお高くしてるんだろうねと陰口を叩かれて校舎の隅で冷気を放出している所を高橋に発見された。
また天然タラシ発動かよ!w