ガヴリールドロップアウト・第3話
ガヴが喫茶店でバイトを始めた。マスターはコーヒーに命を賭けて脱サラして店を始めた人。珈琲豆にこだわりがある。そんなマスターが今回のガヴの被害者なのか気の毒に。ガヴがバイトを始めたのは課金の為であって、当然そもそものやる気はない。
しかしマスターがひょっとして海外からの学生で日本に慣れていないんじゃないのかと忖度して良い方に解釈してくれる。でも「へい、らっしゃい」はそうなのか。そして当然注文は満足に取れない。カフェオレらしいと言うが、ホットかアイスか聞いてないのでもう一度聞いてと言ったら面倒だと言って結局マスターが聞く事になって、実際の注文はアイスキャラメルマキアートでカフェオレですらなかった。
客の少ない店なので何とか乗り切ったみたいだが、次のシフトを入れようとしたら週二回以上は無理!と言って断るガヴ。う、うん、まあ学生だし。
なんでも出来る子のラフィエルさん。ヴィーネがガヴに凄いねと聞いてみたらラフィエルは次席卒業なのだ。首席がガヴで次席がストーカーのラフィエル。天界にはクズしかおらんのかw と言うか、ガヴだって卒業の時は綺麗なガヴだったので、人間界は天使を堕落させる恐るべき世界なんじゃないのか。
考えてみればヴィーネはラフィエルの事をあまりよく知らないと言う事で、声を掛けて色々話してみる事にする。あの喫茶店に行ってやらないのかよ。
ラフィエルはヴィーネがつっこみが趣味なんでしょと色々ボケる。ボケてるのか、その映画の見方は本来のラフィエルの性格なのか。
やがて注文のシュークリームが出て来るのだが、三つのうち一つは激辛からしシューのシュークリームで、食べたらその日は眠れなくなる程。そしてもしそれに当たったら奢る事にしましょうと。そもそも何故そんなシュークリームが出せるのか。だからあのマスターのお店ではなく(あそこは良心的な感じだから)ここのファストフード店になったのか。
結局ヴィーネもラフィエルも当たらず、残ったのが当然激辛からしシューになる訳だが、ヴィーネが外を歩くサターニャを発見すると次の瞬間にはラフィエルは居なくなってサターニャを連れて来る。そして激辛からしシューを食べさせる訳だが、サターニャは前回味オンチと言うか、味覚に防御力があるのが明かされているので何ともなし。
サターニャが喫茶店と言うのに初めて入ろうとしていた。そこはあのマスターのお店。扉を開けてみたらそこにはガヴが。サターニャをみるなりガヴは腹バンで追い出すのだが、知り合いならとマスターが入れてくれる。
サターニャはガヴが自分にサービスをすると言うのでニタニタと笑ってブレンドコーヒーを注文するものの、ガヴが素直に接客する筈もない。折角マスターの淹れたコーヒーを持って来てもこぼそうとするし。そうやって時間が経つうちにすっかりコーヒーは冷めて二人の会話を聞いて心を痛めていたマスターにトドメを刺す。
若い女の子怖い。
そうトラウマになったマスターだったが、ここにヴィーネがやって来た。おそるおそる出したブレンドコーヒーにヴィーネは今迄こんなに美味しいコーヒーを飲んだ事がないと天使の笑顔。
悪魔によってひとりの人間が救われた瞬間であった。
ガヴが起きてみたらエアコンが動かない。ちょっと時間を置いて試してみても動かない。しかも暑さに誘われたのか蚊が舞い込んでガヴを刺す。エンジェルシールドも効かないし仕方ないので人間と同じ様に科学の力で戦おうとした所に来客。
サターニャが暇だからと来たのだが、ガヴがドアを蹴破った先に居たものだからそのまま倒れて取り残される。
エアコンの効いた所と言う事でヴィーネの部屋にやって来たガヴ。汗まみれだからシャワー浴びて来なさいと言われるとさっさと服を脱いでしまう。そうか、あの妨害光線は「聖なる光」と言うのかw
シャワーを浴びてさっぱりしてヴィーネの服まで借りておまけに夕食をごちそうになってさらには今晩は泊まっていくと。何か忘れている気がするが、それはガヴの部屋の外で倒れているサターニャ。
これでガヴの家とサターニャの家とヴィーネの家が描かれたが、今のところサターニャのマンションが一番良さそう。