装神少女まとい・第9話
外に着ていく服が無い。
変身の度に服が消滅するので手持ちの服が無くなってしまったまとい。仕方ないので小学校時代の体操服を着ていくのだが、てっきりテコ入れサービスかと思うゆまちん。ゆまちんの方は服が足りなくならないのか。それよりもクラルスなんて毎回同じ服を着てるって事は、あれはヴァチカンが同じ制服を何着も供給してるって事なんだな。
最近出現が増えたナイツ。伸吾達警察が出動するともう退魔ガールズによって片付けられている。この間聞いた「あなたたちの手に負える相手ではありません」を思い出す。
ナイツ側にはフェゴル以来久しぶりに普通に会話をするのが出現した。これってひょっとして幹部かなと言う感じ。どうもまといの力を試しているのがここ最近のナイツの大量出現みたいだ。
服が無くなってしまったまといはフリーマーケットで良さそうな服を探して、これと言う感じのを見つけた。そこそこお安くしてくれたものの、この後も次々と消滅してしまう事を考えるともっと沢山買わないとならない。でもその予算ガーと悩んでいたら伸吾がその様子を見つけて買ってくれた。
と言う事で今日はこのあと伸吾とのお出かけになる訳だが、普段が普段だったから親子の会話が弾まない。
カリオテは最近のナイツの出現に関して話をしたいと美夏を呼び出した。しかし、そこってどうなのよと思ったら、こいつはここがどんな場所か分かっていなかったのかw 中で話そうとかクラルスも一緒だとか言われて驚く美夏。でもじゃあ美夏の方はここがどんな場所か知っていたんだな。同じ様に外国人なのに。
食事に入った京都タワーだったが、中に誰も居ませんよ。おかしいなと思った伸吾達の目の前にあいつが出現する。そしてタワーごと結界がはられて中は極低温へ。伸吾がふと気が付いたらまといが居なくてあの退魔少女が居る。まといは逃げたと言われて納得するが、それで良いのか。
八百万の神の力を集めて戦おうとしたまといだったが、あの結界のせいでそれが出来ない。高次元にも行けない。どんどん低音でどんどん衰弱する伸吾。しかもまといの方も纏創があやうくなって来た。こっちみないで!と伸吾に叫ぶまといだが、伸吾はそう言えば以前もこう言う事があったな、しおりもこっち見ないでと叫んだっけと。
異変に気づいたクラルスとゆまは、京都タワーに貼られた結界を破壊しようとするが、普通に攻撃してもびくともしない。そこでクラルスは戦法を考えた。ゆまに完全防御体制になってそこに座って欲しいと。あー、そう言う事かw
予想通りゆまを砲弾にして全力で敵の結界にぶち当てる。久しぶりにレイジングハートの声を聞いたぞ。
中のナイツも伸吾からしおりが託した物か結晶の様なのを投げつけられて結界が弱まった。初撃では敗れなかったが、この機にそのまま出力をこれが全力全開で上げて行って遂には結界に穴を開ける。これで外の世界から八百万の神の力がまといの所へ。
まといの力で結界は完全消滅。もうこの身体はダメだ(by大原さん)と、ナイツが別の憑依先を探す。探すって、当然そこには他は伸吾しか居ない。慌ててまといが止めようとしたが間に合わない。
あちゃー、これは伸吾が乗っ取られる悪いパターンかと思ったら、お守りがナイツの侵入を防ぎ、そしてまといの誰か助けて!との声に反応したかの様にしおりの影が出現してナイツを葬り去る。
今回の冒頭、それは前回の続きだった訳だが、伸吾からしおりが帰って来るのを信じて待とうと言うのがこう言う形で実現された訳だ。でもあれって、またいつかは来てくれると言う事で良いのだろうか。