前回ラムが不穏な顔で登場して終わったが、スバルはそのラムを見ていなかったらしい。それと知らずに奇妙な状況におかれる。植物の蔓の様な物に襲われるが、パトラッシュは全く反応していない。と言う事はこれはきっと幻覚だと幻覚からの離脱を図るスバルに何かが反応して幻覚は消えた。そしてそこにはユリウスがやはり幻覚から逃れて立っていた。ユリウスはスバルを守る為に準精霊をひとつつけていたのだ。
ユリウスは自分の持つ準精霊を使って未だ幻覚から逃げられない人達の目を覚まそうと発動。スバルはその影響を強く受けるが、このタイミングでラムが登場してスバルを連れて離脱しようとした所にヴィルヘルムさんが出現して阻止。ホント凄いよヴィルヘルム。
ラムは非常に不機嫌そうな顔をしてスバルがロズワールを裏切って敵陣営の人間をメイザース領に引き入れたと言う。飼い犬に手を噛まれるとはこの事ですと、大事な事なので二回言いました。でもこんな事があるんじゃないかとクルシュからは親書が出ていた筈。だがラムによるとそれは白紙の親書で、お前とは交渉の余地なしと言う意味に取られていた。おかしいですな、行き違いの一言で済ますにはもっと何か背景がありそうな。ともかく、何とかラムの誤解は解けたので村人の避難作戦を継続する。
急に集められた村人はどうされるのか不安な顔をしている。しかもそこに居るのはスバルとラムは別にしてクルシュやアナスタシア陣営の兵士達なのだから。そこでスバルが説明を開始した。魔獣が出現したので一時的に避難して欲しいと。だが何故か魔女教が襲撃して来る気配があるらしいと言う話が噂になっていて、スバルの言葉は嘘だと見なされる。そして魔女教が来るのはハーフエルフなんかが居るからだと。
またもエミリアがハーフエルフである事の偏見に襲われたスバルが、ここでもかと声のトーンが上がりかける。このままだとまたクルシュの前で曝した醜態と同じ事になってしまいそうだったが、ここでフェリスが支えてくれた。自分が間違っていないと信じているのなら下を向いちゃダメだと。
これで持ち直したスバルは魔女教の襲撃の話を始めて、避難して欲しいと村人にお願いする。このスバルの言葉をラムが支持してくれた。ロズワールの使用人のスバルが言うのは本当だし、そしてそれはロズワールの命令でもあると。
こうして何とか避難の準備が始まった。話を聞いてみたら、スバル達が到着する前にエミリアが避難の呼びかけをしたのだそうだ。だがハーフエルフの言葉に誰も従わない。ただ、魔女教が来るらしいと言うのは知られた様だ。だからさっき魔獣じゃなくて本当は魔女教なんだろうと疑われたのだ。自分の言葉を受け入れて貰えなかったエミリアはせめてもの対策として結界を張っていく。
避難準備中に、フェリスが商人から荷物を言い値で買うと約束したのだから中身のチェックしようと馬車に引っ張り込まれる。何故今こんな時にと思ったスバル。それを見て商人の一人が何イチャついてるんだおまえらと入って来たのをフェリスが捕まえた。実はこいつから魔女教の臭いがしていたのだ。それに気が付いて油断させる為の芝居だったが、何を目論んでいるのかを吐かせ様としたところでこの男は自爆の道を選ぶ。それに気が付いたフェリスは咄嗟に準精霊にスバルを守るのを命令。
爆発に巻き込まれてスバルが目を覚ました時には辺りは一変していた。あの男だけではなく、荷物の中に魔女教の連中が隠れていて村の中で交戦状態となっていたのだ。既に犠牲者が出ている。これは今回のルートは失敗かと思ったよ。最悪、またスバルが死に戻りしないとならないのかと。
またも出現するペテルギウスの見えざる手。それに対してヴィルヘルムは今度は巻き上がる砂埃によって見えざる手を視認してそれをぶった切る。そして本体を捕らえたと思ったものの、そちらに気を取られてまたも自爆する魔女教徒の攻撃に巻き込まれた。ヴィルヘルムを失うとこれは痛い。
ヴィルヘルムが動けなくなったのに対してまたもペテルギウスは別の教徒に出現して攻撃して来る。相変わらず村では他の教徒と交戦中で、スバルはユリウスにそちらを託してペテルギウスを誘き出す役を取った。お前の福音書はここにあるぞと。
誘き出した先は森の中。そこでスバルはエミリアの張った結界の一つを剥がす。すると何が起きるか。魔獣だらけの森で結界が外れるとそこに魔獣が集まって来るのだ。こうしてこのペテルギウスはやられる。
村に戻ったスバルだが、なおもペテルギウスは出現。ここにとうとうエミリアが登場した。長い空白期間だったな。本気のエミリアはペテルギウスの動きを封じて氷結の中に。パックも居たので万が一の場合は何とかなりそうではあった。
これでペテルギウスの10の手は全て封じて始末した。これにて完全勝利?
いやサブタイが「悪辣なる怠惰」なんだよね。
スバルから準精霊がはじき飛ばされる。ユリウスは異変を察知したが、スバルはここから一刻も早く逃げなくてはと走り去る。ユリウスとフェリスが追いついたが、そこに居たスバルはスバルではなくてペテルギウス。ペテルギウスは憑依先を次々と変える事が出来た様だ。だから何度も何度も出現した。そしてそれは今回よりにもよってスバルに。
ユリウスは目を覚ませとスバルに叫ぶと、無理無理と言うペテルギウスの合間に少しばかりスバルが顔を出す事が出来た。そしてそのスバルがユリウスとフェリスに頼む。自分を殺せと。ああ、これで死に戻りか。村がかなり犠牲になったところでそれはありかもしれないと思ったが、ここで死に戻りになるか。だが、ユリウスもフェリスも勿論そんな事は知らない。ユリウスには出来ないがフェリスはスバルの頼みを聞いた。そしてユリウスはスバルがこれ以上苦しまない様にトドメを。
何とも言えない展開で死に戻りになってしまった。今回のセーブポイントはどこだろう。ラムと再開する場面かな。