ReLIFE・第8話
今回のサブタイが「亀裂」と言うので、誰と誰の間の亀裂かなと思いつつ見始める。
折角GW前のテストの再試が終わったと思ったら中間テストで赤点を7教科も喰らった海崎。
まあ前回は高校生活に戻っていきなりその日のテストみたいだったから、そりゃ無理もないと思ったけど、これは一体どうなんでしょう。院卒で27歳の設定なのに地理・歴史・公民で赤点になるか。だって今回は授業を受けたんだろうに。一度覚えたあとにもう一回やるんだから平均位は取れるんじゃないか。
実は海崎の他にも赤点が5教科以上の生徒が居て、それは玉来ほのか。元々彼女はスポーツ推薦でこの学校に入ったのでこの進学校のレベルについていくのは難しいのだと言う。そこで海崎が色々聞いてしまったところによると、友達の犬飼と朝地がこの学校に来ると言うので推薦先をここに決めたのだと言う。一応海崎が聞いたのはここまでの話。でも玉来の回想ではその中学時代に出来過ぎた才能から周囲から非難されていた思い出があったらしい。そしてそれはこの青葉高校に入ってからは一転して狩生のおかげで楽しく部活が出来た。本当に狩生のおかげだよと言う玉来。
そして玉来はいきなり海崎に聞いて来る。小野屋って大神の事が好きなんだろうかと。なぜこんな質問をして来たのかとこの時は思った。勿論、小野屋の素性を知っている海崎はこれを笑って否定しておく。
教室に戻ってみたら日代が未だ残っている。委員長だし。なんだか久しぶりに日代と海崎はまともに話した感じがする。何しろ日代は最近では狩生や玉来と一緒にお昼を食べる様になっていたし。
この日代がやはり小野屋が大神を好きなのか聞いて来た。これを聞いて海崎は何だよ狩生、玉来と日代に相手にされてもいないとか言いながらしっかり気にされているじゃないかと笑う。この時点でやっと玉来が小野屋と大神の事を聞いた意味が分かった。玉来も日代も狩生が大神を好きなのを知って、あの再試の勉強の頃にやけに小野屋と大神が近づいたのを気にして様子を海崎に聞いたんだ。
追試で大会に出られないなんて事にならない様にと玉来はいつもより練習を早めに切り上げて勉強しに帰る事にしたものの、外に出てみたら雨。部室に傘無かったかなと戻ってみたら中から後輩たちの声がする。それは玉来についての事で、以前の中学時代と同じ様な事を噂される。あれだけうまかったら練習なんてしなくてもいいんじゃないとか。
立ちすくむ玉来は他の誰かがやって来た事に気がついてロッカーの影に隠れると、それは狩生。狩生も中の話を聞いて、口さがない後輩たちに怒る。玉来がどれだけ練習してるか知ってるのか。そんな事を言ってる暇があったら自分たちも練習してみろと。これを聞いて玉来はまたも狩生に助けられたなと感じる。
玉来は犬飼に勉強を見て貰って再試に備え、あれ?海崎君は自力ですか?大神、もう助けてくれないの?まあ毎度毎度じゃね。しかしその影響か玉来は再試をパスしたものの海崎は再試の再試となる。
再試をクリアした事で晴れて玉来は部活に出られるものの、犬飼すみれ先生が顔色が悪いけど大丈夫かと止めるのが気になる。犬飼弟と朝地も同じ様に玉来が朝から顔色が悪かったと噂しているので体調が良くないのだろう。これが何かの事件を生むのだろうと思ったら、練習中にふらついて玉来は倒れてしまった。
しかし事件はそっちで起きるのではなく、玉来が倒れた事によってボールが散乱。それに狩生が足を取られて転んで捻挫をしてしまったのだ。ああ、亀裂はここで起きるのか。
捻挫の完治には二三週間かかるだろうとの見立ての犬飼姉。それはつまり狩生は高校最後の大会に出られないと言う事に繋がる。自分のせいでこうなってしまったと思う玉来が声をかけられずにいたが、なんとか狩生に二週間で治ったらなんとかなるよと言ったが、それは今の狩生への慰めにはならず、逆に反発を招いてしまった。
仮に二週間で治ったってその間練習しないまま試合になって出られない。玉来と同じにするな!と。ああ、言ってしまった。それは玉来が中学時代に言われたのと同じ台詞だ。
リライフ被験者の海崎君、ここにどう関われる?