クロムクロ・第21話
いよいよ動き始める双方。エフィドルグは揚陸城そのものが降下を始めた。地球側はゼルのジェットスクランダーの力を借りてクロムクロがムエッタの乗った機体と共に帰還する。洋海は由希奈が無事に帰って来たと聞いて思わず落涙。
ムエッタはエフィドルグの一味として国連に連行されるが、剣之介は相変わらず雪姫様として接するが、そこにゼルが登場。剣之介はこの鬼めがと斬りかかるが、ソフィーは既に事情を聞いているので剣之介を止めようと間に入った。まさかあそこでソフィーが剣之介の剣を受けて負傷するんじゃとも思ったが、それを素通りして剣之介とゼルとが剣を合わせ、剣之介の方がゼルにあしらわれて、ここでやっとゼルの説明をみんなが聞く事になった。
ゼルは自分がエフィドルグではなく、エフィドルグに滅ぼされた星の人間である事、今は同盟してエフィドルグと戦おうと言う事を話す。そして剣之介が雪姫だと言うムエッタはエフィドルグによって作られたクローンであると言い、先兵は現地調達するのだ。コピーだと言われて一度は否定するムエッタだったが、そう言う記憶を植え付けられているだけだとゼルに言われると大人しくなった。きっとレフィルに言われていた事が矛盾しているの気が付いていたからそれ以上言えなくなったのだろう。
そんな所へエフィドルグの全面侵攻が始まる。周辺住民には退避命令が出されて避難が始まる。国連事務総長は全面協力するから死守しろと言うが、こんなに力を持った事務総長なんていないだろう。地球の危機だったから米国とかが全面協力を申し出てるのか。
黒部の研究施設はGAUS1、2、3を出して迎え撃つが、エフィドルグは本隊だけで未だレフィルもミラーサもヨルバもイムサも居るからなあ。それに加えて無数のヘッドレスが降下して来てるので勝ち目無いと思う。せめてヘッドレスに通常兵器が効けばね。
そんな訳でGAUSに搭乗したトムも劉もセバスチャンも善戦するのだが、ヘッドレスを倒しながらヨルバやイムサ達と戦うのはかなりきつい。数の不利を、国連研究施設が戦いの場と言う事で地下倉庫から次々と武器を取り出せると言う戦い方で補うのは良かったな。
しかしGAUSは損耗して最早ここまで。洋海は総員退避を決めた。しかしその退避の途中でもヘッドレスから出されたコントロール装置で研究所の人間が操られる事態に。
エフィドルグに安寧をって
行きがけの駄賃とムエッタとソフィーが乗ったバスを襲うとしたミラーサをセバスチャンが身体を張って阻止。画面的には相討ちみたいに見えたが、この作品なら生き延びられるんじゃないかな。
劉はGAUSがやられたものの脱出装置で本人は何とか避難し、トムが一人残って奮戦するが、退避命令が出たと言われてクロムクロに抱えられて離脱した。
と言う事で、とうとうエフィドルグに研究所を奪われて枢石がエフィドルグの手に落ちてしまう。揚陸城は無数の柱の様な物を排出して地上に突き立てるし。しかもその一つがP.A.WORKSの社屋を貫いてしまうしw
まさか会社が壊れたので次回は総集編と言う伏線(ry