NEW GAME!・第3話
遅刻遅刻ー!
母親の居ない日に限って目覚ましを止めて値落ちした青葉。アラームは別の種類の物を複数しかけておくものだ。焦って総武緩行線三鷹行きに乗っていたら背後からゆんに声をかけられる。駅から走ったら間に合うんじゃないかと青葉は言うが、ゆんは自分の足だと1分足りないと言う。経験済みなのか。でも青葉もとても足が遅くて学校では常にビリだったと言うと、表情が変わる。走り方がおかしいから遅いのだが、それを見られたくなかったらしい。
と言う事で一緒に走る事になったが、青葉遅いぞ。ゆんより圧倒的に遅いぞ。それでも頑張って走るととうとうこける。周りに荷物をばら撒いて。
その頃会社ではコウが今日はみんな遅いな。きっちり叱ってやらねばと決意していたところ。そこに三人が遅れて装着したので、どうして遅刻なんてしたのか、特に青葉、入社して一ヶ月でこれではたるんでると。
するとひふみが会社の手前までは間に合いそうだったが青葉が転んで荷物をぶちまけたのをみんなで拾って遅れたと言うと、怒ったのが勇み足だったと後悔する。いずれにしても甘いな。でもそもそも遅刻でそんなに怒る会社なのか。厳しいな。転んだと言うので遅刻は無かった事にするけど遅刻届は出せと言われてみんな正直に理由を書いてしまう。それじゃチャラにできんだろ。
青葉は指示されたキャラのモデリングをコウに見せるが、陰影が足りないなどでリテイクを食らう。修正して再提出してもまたもリテイク。
こうして入社して僅か一ヶ月そこらで帰りの遅くなる日々。やはりブラック企業だったなw
コウからはあと1日あげると言われて青葉は修正にかかる。でもあっと言う間に22時50分。りんからはもう帰りなさいと言われてその日は帰る事にした。この時にりんに聞いてみたら普通ならもうOKなんだけど、きっとコウは青葉がもっと出来ると思ってるから期待しているからリテイクしてるんじゃないかと。
そして帰り道にねねからかかって来た電話で思いつく事があった。モブだってキャラに性格があるんだ。それが姿や表情に見えないと。
翌朝は早朝から出勤して最後の仕上げ。ちなみに早朝でも東京の私鉄ホームはあんなに空いてないからね。私の通勤時間だから。
コウが例によってぱんつで泊まりをしていて、起きてみたら青葉が最後の仕上げを終えた所だった。これなら良しとコウのOKが出る。今回は一週間かかったけど、次からは三日で一人を上げて欲しいと。最終的には一日一人。
やはりブラック企業だ。