魔装学園H×H・第4話
敵の大艦隊の襲来に迎撃に出たアマテラスの三人。だが愛音はユリシアやハユルとは様子が違う。焦っている。そしてその結果無理な戦いをしてどんどんハイブリッド・カウントを失って行った。
傷無は出撃命令が出て居らずこの状況を司令室で見ているだけ。怜悧が傷無を出撃させないからなのだが、これがおかしい。別に傷無の役割は戦闘する事ではなく、アマテラスの「隊長」として三人をサポートする事なんじゃないのか。そう言う役割を与えたのは怜悧の筈だ。何故司令室でぽかーんとしていなくてはならないのか。現に愛音のハイブリッド・カウントは使い方が悪いせいもあるがみるみる減っている。こう言う状況で背後に控えた傷無がいつでも接続改装する為にスタンバるものではないのか。
とうとう愛音のハイブリッド・カウントは5を切ってしまう。前回ゼロになったら死んでしまうと言うのを知らされて焦る傷無は怜悧の制止を振り切って飛び出す。まあ当たり前だよね。ここで制止する怜悧は何を考えてるのか。
敵の攻撃を縫って傷無が愛音を助けたらしく、愛音が気が付いたら見知った天井。ここから今度は愛音が奇妙な事を言い出すのだ。自分は那由多によって拾われてハイブリッド・ハート・ギアを埋め込まれた。自分の生きる道はこのギアを使って戦果を挙げる事しかない。だがユリシアやハユルの撃墜数よりも一桁少ない今のままでは存在価値が無いとか。
どうしてこの作品の登場人物はバカばかりなのか。愛音の人生観はそうだとして、だからハイブリッド・カウントを失って戦えなくなる(未だ「死ぬ」とは知らされていない)のがその人生観と合ってると思っているのだろうか。一旦ハイブリッド・カウントを補給して参戦する方がずっと敵を撃墜出来るだろうに。
そんな事をほざいておいて今度は愛音は以前の傷無との接続改装の味が忘れられないので傷無の気を引こうとしてサンドイッチを切っただけの手作り弁当を用意したとか言い出す。だったらさっさと接続改装する為に戦線から引けよ。
それから新規用語登場。愛音には背徳武装があって、リミットを超えたらそれが使えるのかもしれないと言う。
とりあえずこれでやっと本作の「存在価値」の接続改装開始。そして今回は単なる以前の満タン状態で飽きたらず愛音がもっとと傷無を押し倒して迫って来る。ここでいきなり京が割り込んで解説しよう「催淫効果に似た感情で性欲が高まる」だそうだ。と言う事で前回よりも一歩踏み込んで絶頂改装となって愛音の背徳武装が顕現した。
その頃戦線では敵の数の多さからユリシアも苦戦していたが、そこに背徳武装をした愛音が到着。もうあいつ一人でいいんじゃないか無双を繰り広げて敵艦隊を撃退した。
これで学園のみんなは戦勝パーティに酔いしれる。
今回一番のみどころはこのパスタちゅるちゅる場面ですw
ところが京が戦闘場面を解析してある事に気が付いた。敵の兵器が撃退される時に人影と、同じくギアを装着しているらしい様子が見られると言うのだ。あんな解像度でそれが分かるのか。
そしてそれに応える様に敵さんと思われる方が最後の場面に登場。
それはともかく、脚本と肝心の場面の作画・動画、もっと頑張れ。
こんなんじゃ「今回のプリズマ・イリヤの方が××る」と言う視聴者を納得させられないぞ。