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ガールズ&パンツァー劇場版を海藻警察の視点から見る

既にガルパン劇場版を北海道植生警察の視点からみると言う良記事が一ヶ月前に発表されています。

アニメは描き手が絵を自ら起こさないとならなくて、大抵は動物はそれなりにかかれても植物はおざなりになる事がままあります。割合最近見たアニメでは入学から間もないのに藤棚では藤が満開とか。でもそれは未だ良い方かもしれません。

一方で上記記事からガルパン劇場版は北海道の植生をちゃんと描いた描写になっている様です。この考察は凄いなと思っていました。

先日、某友人からKV-2が大洗ホテルの浜に上陸した時にコンブをぶらさげてるんですねと言う話を聞きました。うっかり気づいて無かったのですがコメンタリーを検索してみたら
『ガルパン』ミリタリー生コメンタリー上映会で判明したこととは? 笑いと驚きの連続だった2時間をレポート
海から出てきたKV-2。その砲塔に乗っている昆布は3Dによる描写。

確かに「昆布」って言ってますね。

普段から「生きてるコンブやワカメは緑じゃないってばさ」とアニメで登場する度に連呼している海藻警察の私としては見返さざるを得ません。

問題の場面です。
参考資料
参考資料

あー、これはマズイですね。大洗にコンブは生えてません。
陸上植物は基本的な場面の背景だから綿密に調べたのかもしれませんが、昆布は一場面に登場するだけなので調べなかったんでしょうね。て言うか普通の人は海藻の植生分布を気にしないから。

コンブは種類が沢山ありますが基本的に北海道周辺に生える海藻です。南限は太平洋側では宮城県付近です。従ってそれよりずっと南方の大洗には生えてません。私が実際に採集旅行した時に気が付いたのは、福島県小名浜の漁港に小さいコンブが生えていたのを見たのが最南端です。

コンブは普通に知られている大きな藻体(胞子体)と極めて小さい糸状体(配偶体)の間での異形世代交代をします(参考→https://www.kahaku.go.jp/research/researcher/my_research/botany/kitayama/index.html)。特に配偶体が低温でないと生きていけず、それが南限を決めます。おそらく小名浜漁港で見た小さいコンブは、漁船の船底に北の海で付着したコンブから漁港内で育ったものと思います。実際、神奈川県と長崎県は北海道から胞子体の苗を貰って養殖しているそうです(参考→http://syokubutu-saijiki.blogspot.jp/2015/05/429.html)。

だから描くのならワカメにすれば良かったのです。ワカメなら本州沿岸に広く分布していますので。因みにワカメとコンブでは藻体の形が全く違い、あのKV-2にぶら下がっているのはワカメではなくてコンブになります。
参考資料

さらにコンブだろうとワカメだろうと海に生えているのを掠って上陸した場合、藻体は緑色ではなく褐色でなくてはなりません。食卓に上がる時は緑色をしてるかもしれないし、陸上の植物は全て基本的に光合成色素が緑なので植物=緑の意識が強いかもしれませんが、光合成色素はクロロフィルa,bだけではありません。ワカメとコンブが属する褐藻綱は主な光合成色素がクロロフィルaとフコキサンチンで、フコキサンチンが茶色を呈します。従って海中では褐色ですが、陸上に上げられてフコキサンチンが分解すると残ったクロロフィルaの色の緑色になります。だから生えていたワカメやコンブなどを引きずって上陸した直後は褐色でないとおかしいのです。

だからガルパン劇場版のKV-2が緑色のコンブをひっさげて上陸した解釈はこれが良いかとw
http://blog.livedoor.jp/achtung0430/lite/archives/47451545/comments/8141740/?p=6
「プラウダ高校がわざわざ生の昆布を持ち込んだという線もあるがw」
「あれは偽装のために方針に結わえておいたんだよ!」(方針→砲身)
「昆布は大洗へのお土産ということですねw」

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ヤマノススメ(原作)で登った山と主要メンバの参加頻度

昨日ヤマノススメ八十四合目が公開されて、てっきり雲取山へ行くのかと思ったら武甲山で予行演習と言う展開でした。

さて、その八十四合目まででヤマノススメはどんな山に行って登場人物達はどの山に行ったのか、登場頻度はどれだけなのか、そして組み合わせはどんな感じなのかをまとめました。

まずは行き先と誰が行ったのかの表です。

行き先











天覧山(2)
高尾山(7-8)
三ツ峠(10-13)
富士山(19-22)
多峯主山(23)
霧ヶ峰(25)*1
谷川岳(30-32)
棒ノ嶺(34)*2
赤城山(35)
木曽駒(39-43)
筑波山(48)
飯能アルプス(50)
龍崖山(51)*3
瑞牆山・金峰山(52-53)
陣馬山(56-57)
関八州見晴台(58)
賤ヶ岳(59)*4
伊吹山(60)*5
荒船山(61)
日和田山(63)
赤城山(64)*6
高尾山(65)*7
天覧山(66)*8
唐松岳(67)
ウノタワ(69)
御岳山(70)
天覧山(73)*9
鎌倉アルプス(74)*10
鍋割山(77)
榛名外輪山(79)
妙義中間道(82)
武甲山(84)*11
合計312313810

その他の注釈
*1:あおい母、ひなた父
*2:ゆうか
*3:こはる
*4:あおい父
*5:あおい父母
*6:こはる
*7:クラスメイト
*8:ひかり
*9:クラスメイト
*10:ひなた父母
*11:あおい母
流石に主人公のあおいちゃんが圧倒的。続いて心の友のひなたちゃんがそれに続きます。ここなちゃん、かえでさん、ほのかちゃんはそこからさらに一段階少ないです。かえでさん、受験もあってか最近の登場が少ないですね。

次に主要5メンバの組み合わせ。カップリングじゃありませんw

組み合わせ回数
あおい×ひなた11
あおい×ここな1
あおい×かえで2
あおい×ほのか1
ひなた×ここな1
ここな×ほのか1
あおい×ひなた×ここな1
あおい×ひなた×ほのか2
あおい×ここな×ほのか1
あおい×かえで×ほのか1
あおい×ひなた×ここな×かえで3
あおい×ひなた×ここな×ほのか3
あおい×ひなた×ここな×かえで×ほのか1

やはりあおい×ひなたが圧倒的でした。主要5メンバが揃ったのは「思い出の山」谷川岳だけです。4人で行ったのは結構あります。

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美少女戦士セーラームーンCrystal(デス・バスターズ編)・第13話・最終回

デス・バスターズ編の話数は第1話と第2話が「無限1前編」と「無限2後編」だったので話数的には13話で完結。

12年前のセーラームーンSを見た身としてはCrystalは原作準拠なので仕方ないとは言え、教授が初期アニメ的に活躍しないで最後は化け物になって終わるのは残念。しかも原作では元に戻った教授が出るのにこっちでは登場しない。

初期アニメの時もそう思ったのだが、終盤になるとバトルばかりが続いてセーラームーンはどのシリーズも辛い。無印とかRの時は未だ最初の方の作品だったがこれがS以降でも繰り返されると何週にも続くバトル回はどうにかならんかなと思う様になっていた。それは1クールしかやらないこのシリーズでもやはり同じだった。

しかしリメイク版とも言えるこのCrystalのデス・バスターズ編は絵が綺麗だったのは良かった。このちびうさの表情も良かったが、タキシード仮面もイイナと思う位だったのでw
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サターンがサイレンス・グレイブを振り下ろすポーズは確かに原作で見たあのポーズで、漫画の絵では変化の表現が難しいムーンのセレニティ化とかは流石にアニメでよく表現されていたと思う。
参考資料

ムーン以外の他のセーラー戦士のコスチュームが変化したものの、その後にそれが意味を持っていないのは原作どおりだったっけ?あ、みんな高校生になって制服が変わったからコスチュームも変わったのですね(違

うさぎ&美奈子の赤点コンビが入学できた十番高校に全国レベルで天才少女と謳われる亜美が入るのが今更ながら不条理な気がしたw
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そう言えばそうだったなあと言うのが、赤ん坊に転生したほたるをはるかパパとみちるママとせつなバ(ryが育てる事になる展開。ああそうだったけ、それをネタにそこに教授も加えた一家のマンガを同人で描いたっけ。

最後に、このCrystalデス・バスターズ編のOPの「ニュームーンに恋して」の歌の「ニュームーン」の箇所がどうしてもハイスクールDxD BorNのOPの「BLESS YoUr NAME」の歌の「New→Born」に被ってしまって仕方なかった。

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Re:ゼロから始める異世界生活・第13話

ラインハルトがフェルトを王選候補者として紹介する。なんだかうってかわってしおらしくなった様に見えたフェルトだが、やっぱり本質は変わっていなかった。ラインハルトは足蹴りを華麗に受け止めるがスバルは脇腹で過酷に受け止める。

しかしフェルトの素性が貧民街で育っていたと言うのを聞いて、いくら竜の徽章が反応したからと言って候補として相応しくないと口を挟むリッケルト。エミリアはその事に反論したが、プリシラはそのエミリアも見下している。
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フェルトはこんな場所に連れ出されて王選だと言われても全然納得せず、そんなつもりは無いと言うので辞退と言う事になりそうだったが、このフェルトをどうやって説得するのかと思ったところ、ここに事件発生。

なんとロム爺が地下から大広間に潜入してフェルトを助けだそうとした。これが逆にフェルトの立場を変えてしまう。不法侵入の廉でやられてしまいそうになったロム爺をフェルトが助けようとするが、王選候補から降りた人間の命令は聞けないと言われるとフェルトは覚悟を決めて候補になってやろうじゃないかと。

こうして揃った王選候補5人の所信表明がなされるが、エミリア以外にあまりまともな事を言う候補が居ない。それからフェルトの言い草はこの場に立ち会う貴族と近衛騎士には受け入れがたい内容だが、賢人会はそれとは別の意志があるかもしれない。

近衛騎士と反対側に並んでいたのは貴族と言う事になるが、ちょっと同じ服装すぎる。まあ描くの大変なのは分かるけど、やはり銀河英雄伝説みたいに武官はそれに応じた服装としても文官貴族の方は色々あって欲しい。ただ、日本の朝廷みたいな印象だと文官の方もそう言う儀式の時は大体同じ服なのでまあそうかなとも考えてもいいか。
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ひとり浮いたのがフェルトの筈だったのが、エミリアが半魔だと言う方向に話が進んでここでスバルがぶち切れ。スバルらしいと言えばスバルらしいのだが、空気が読めなすぎで、この場はユークリウスの言葉が正しい。スバルの言動がエミリアをどう困らせるか考えてない。いつものパターンとは言え、今回はこの辺りからスバルちょっとおかしいんじゃない?と言う感じだった。

自称騎士を名乗るのは口が滑ったレベルだが、それを繕う為にその場の騎士を貶める様な言葉を吐いてはね。ユークリウスは或る意味で優しい。この後スバルを闘技場に連れて行ってスバルが言った事がどれだけ身の程知らずなのかを教えてくれる。これはスバルには物理的には過酷な仕打ちだが、逆にこれで貶められて憤る他の騎士達へのしめしになるし、スバルの事を知らないユークリウスはこれでスバルに自分が何を言ったのかを分からせるつもりでもあったのだろう。

当然ユークリウスとスバルでは剣を使った勝負では話になるまいと思った。ラインハルトは別格としてもユークリウスもそれに連なる騎士である以上はスバルより遙かに強いだろうと。だからユークリウスや他の騎士達を驚かせるなら木刀ではなくて真剣での勝負を挑むのかと思ったら、木刀での勝負。こうなるとスバルはぼこぼこにされるしかない。

それを王選の場に忠信に及ぶバカが居るw

エミリアは驚く。これは仕方ない。一方でプリシラはそんなくだらない事をいちいちこの場に持ち込むなと言う。でも弱い者が一方的に嬲られるのはお好みだそうだw

まったく良いところなしでやられたスバル。そのスバルをエミリアが介抱したのだが、エミリアはお怒りだ。自分との約束を反故にしてやって来て勝手な事を言って勝手な事をする。スバルは全部エミリアの為だと言うが、この死に戻りの話ではエミリアはスバルに大した事をしていないのだ。だからスバルの一方的なやり方は当然納得出来ない。エミリアの為を連呼するスバルに、エミリアはそれは自分の為でしょうと言い放つ。

ここから今回のスバルはさらに泥沼に嵌る。何故かと言う死に戻りの話をしたくてもそれはやはり出来なかった。そこからいきなり変わったスバル。今迄俺のおかげでうまくやって来られたじゃないかと。うーん、この場面、どうなんでしょうね。あまりにそれはゲス野郎の台詞。当然エミリアは悲しい顔をしてスバルから立ち去る。
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あまりと言えばあまりのスバルの言い方で、それがもし何か理由があって選んだ言葉だとしてもエミリアの信頼を「死に戻り」以外の方法で取り戻すのはどうするんだ。

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ハイスクール・フリート・第12話・最終回

明乃は校長の真雪に武蔵足止めの作戦遂行の許可を求める。クラス全員の総意と言うのを聞いて校長は許可を下した。但し攻撃は1回だけ、こちらも準備を進めていると。当初は反対していた真霜監督官もましろの言葉で作戦に同意した。

こうして始まる晴風の武蔵足止め作戦。武蔵が止まらずとも5分の猶予を稼げればと言う事で全弾を当てて武蔵の足を遅らせようとする。芽依渾身の一撃は全弾が武蔵に命中。確かに武蔵の速力は落ちたがそれでもそのまま進行して晴風に強烈な砲撃を加えて来た。晴風はそれだけで火災発生やら無線機が損傷したり。なおも続く武蔵の砲撃。

前代未聞の東京湾砲撃戦
参考資料

とうとう晴風は浸水が始まり、機関室にも水が入って来た。この時点で総員離艦が考えられたが、ここで援軍が現れた。アドミラル・シュペーかなと思ったが、シュペーもいるけど、古庄の乗った天神も。第1話で晴風を砲撃した古庄の艦が最終回で救援に間に合ったか。

シュペーや天神や比叡などの攻撃を受けても動じない武蔵。誘導装置や飛行機が使えない世界での武蔵の強大さは凄いな。援軍が来た事で乗艦作戦を継続する晴風だが、そんな武蔵の獅子奮迅の戦いで近寄れない。そこで幸子が見せたのが修理の時に積んだ噴進弾。

芽依と志摩が艦尾に向かい、晴風自身は武蔵の進行方向へ入る。武蔵をとらえたところで志摩が噴進弾を発射。
参考資料
武蔵を煙幕が覆ったところで晴風は大きく旋回して武蔵に横付けしようとしたが、この時点では既に操舵装置もやられていて思う様に曲がりきれない。明乃はパラシュートを右舷後方に投射して右側の抵抗を大きくして回頭。武蔵右舷に衝突。

武蔵に接舷して晴風からは突入部隊が乗り移る。そわそわしている明乃にましろは行って来いと。艦をほったらかして突入ばかりしていた明乃にここ一番でもえか救出に向かわせた。

武蔵艦橋に駆け上がって叫ぶ明乃の声にもえかが気がついて扉を開け、ここで第1話で離れ離れになった親友の二人が漸く再開した。
参考資料

作戦は完了して航行不能になった晴風は天神に曳航されて横須賀に帰港。入学直後に演習に出掛けて今日までずっと船の上にいた晴風のクラスのみんなはやっと陸に上がる事が出来た。

そうなんだけど、全員降りちゃうの?と思った場面で事は起きる。

大きな音と共に晴風が沈み始めた。麻侖が「沈むなよー!」と叫んでも、クラスのみんなが叫んでも、晴風は大きく傾き始めた。役割を終えた晴風は沈んじゃうのか。
参考資料

それを見上げて明乃や真雪・真霜・テアは敬礼。帽子を被ってる人達が敬礼するものなのかな。長い入学直後の晴風の演習航海はここに全てが終わった。
参考資料


はいふり改めハイスクール・フリート、良かった。脚本の辻褄の合わなさとかが無ければもっと良くなったとは思い、それが一番惜しいが全体的に良かったし、最終回が予想よりもずっと良かった。

晴風は沈んじゃったけど、港の中だから沈めたままには出来ないから引き上げるて次の航海もあり得るんじゃないかな。だから劇場版とか。私としては劇場版もさることながら、二期が欲しいところなんだけど。

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迷家‐マヨイガ‐・第12話・最終回

迷家は第1話を見た時はその設定から自分の中でもっと盛り上がると思っていたが、やはり登場人物が多すぎたと思う。せいぜい7人位か多くても10人で良かったんじゃなかろうか。

結局のところ「ナナキ」と言う現象が真咲や神山晴臣、神山こはるを呼び寄せ、そして晴臣があんな状態になったせいでこはるんが策略を起こしてこれだけの人数の人生やり直しツアーの参加者を巻き込む。

最後にはナナキを受け入れた者と未だ村に残る者とに分かれる結果に。
出て行く人達
参考資料
残る人達
参考資料
やっぱ多いよね。

前半でおかしな現象について参加者が喧々囂々の(侃々諤々ではない)議論を繰り広げるのだが、勝手な事ばかり言って議論があっちへ行ったりこっちへ来たりで整理する人間がおらずちょっとイラっとした。ここも人数がもう少し絞られて「だったら・・」と言う面から恐怖みたいなのが生まれる展開が良かったと思う。

そう言う意味ではそんな議論を全く無視して「処刑です!処刑!処刑!」と叫ぶらぶぽんがいっそ清々しい。でもこんなにメンヘラなのになぜかハブられずに有力メンバー扱いされるのは謎。

ナナキの現象などは一応受け入れるとして、納鳴村が「つい最近まで人が住んでいた様な状態」が維持される仕組みはついぞ言及されなかった。序盤では謎の一つだったのに。

ナナキ現象が勝手に維持してくれるのなら、結構住みやすい村なのかもw

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クロムクロ・第12話

さて一学期も終わり、夏休みに。その前に一学期の成績表。なんだか悲惨な状態の由希奈。戦国侍に英語で負けるとか一体どんな勉強してるんだ。これが「変性礫岩の不整合面」と言った子の成績なのか。
参考資料

これじゃ補習だねと美夏に言われるがそれはないと言う。何故ならこの夏休みは研究所で「自分の身は自分で守る」事が出来る様にと言う特訓があるのだそうだ。

と言う事でコーチはトムがやってGAUS搭乗員と由希奈と剣之介が召集される。由希奈以外はやる必要ないんじゃないか、特に剣之介は自分ではくだらんと言ってるが、それに関してはトムが首輪で強制的に参加をさせる。その中にパイロットになるんだと言う赤城も参加。

ランニングとか腕立て伏せとかはじまるが、これは由希奈には荷が重いだろうなあ。因みに私が高校生の頃もこんなの無理だねw 腕立て伏せなんて出来た事なかったよ。ヒィヒィ言いながら着いていこうとする由希奈と、クリア出来そうな赤城だったが、気の毒に赤城は最後に足を挫いて離脱。後で赤城父がトムに謝るが最初の時点で無理なのが分かってむしろ良かったんじゃないかと言われていた。

元々鍛えられていた連中はいいが、由希奈は夕食も食べられないほどにボロボロに。部屋に戻ってから劉が由希奈の身体をほぐすマッサージと言うサービス(誰にだ?w)。おかげで翌朝見知らぬ天井で目が覚めた由希奈の身体はすっかり軽くなっている。
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翌朝、由希奈と剣之介にはセバスチャンの補習が待っていた。セバスチャン、どの教科でも教えられるんだ。まあ由希奈の成績の高校生なら私も全教科を教えられそうだな。剣之介が頑張ってそうだったけど、単に気絶していただけかw

次は射撃練習。ソフィーは難なくクリア。フランスの対テロ部隊に体験入隊した時に覚えたのだそうだ。なにげなくこの作品中ではソフィーが完璧超人だ。そして由希奈の番。目を瞑って撃つものだからトムを筆頭に全員が物陰に隠れてる。そりゃ跳弾も怖いし。でもいきなり撃たせる方が悪いんじゃない?

剣之介にも射撃練習させるのかなと思ったら、剣之介はあの刀で充分だった。でも何かの為に撃つ練習はしておいた方がいいんじゃないかな。

次の特訓はヤマノススメ。またヤマノススメ来たかw
そう、何も考えず足元だけ見て(一歩一歩)歩け。剣之介、よく分かってるじゃないか。
参考資料

汗をかいちゃったと言う由希奈にはそのまま水に放り込む特訓。でも素人がいきなり服を着たまま荷物も背負ってってのは無理があるんじゃ。慌てて剣之介が助けに入る。剣之介、もう完全に由希奈の騎士だな。ところがおバカさんのトムが水に入ったままの剣之介に電撃を入れるものだから大変な事に。

と言う事で翌日はメニューが変わって由希奈達はお休みとなってトムのGAUSが重力制御テストに入る事になる。おや、地球人もとうとうエフィドルグみたいにジオフレームに重力制御をつける事が出来る様になったのか。

テストは順調に見えたものの、やはりまだ地球人には無理だった様でGAUS1号機は水没。辛うじてクレーンに支えられてるけど。

お休み中の三人だが、剣之介は首輪の外し方をスマホでぐぐるとか、ソフィーがネットに上がっている美夏のコスプレを画面に出したらすかさずけしからんと写メするとか、この現代社会への急速な馴染み方はなんだw
参考資料

こんな感じで特訓が続くうちに由希奈の基礎体力も向上。あいつらについて行ける様になるなんて相当なもんだ。山にも平気で登ってるし、まるでいつのまにかすっかりあおいちゃんに抜かれたのが今度は由希奈ちゃんにも抜かれてしまって寂しい気がする。

洋海はもう剣之介にはスタンチョーカーは不要だと言って外す決断を下す。由希奈が外しに来てくれるが、つけていた跡を確認する由希奈にどぎまぎするとか剣之介はすっかり由希奈に参ってしまった様だな。そして最後に剣之介の刀を渡す時だって「死ぬ為の刀じゃないんだから」なんて言われちゃね。

こうして由希奈達の夏休みが終わる頃、エフィドルグの次の侵攻が始まる。
えー、冒頭の会議から45自転周期も何やってたんですか?

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文豪ストレイドッグス・第12話・分割クール最終回

分割1クール目の最終回です。そう言う話はあったし最後の場面もあっさり「続く」だったのでこの認識で良いでしょう。

いつのまにか泉が中島のところに「お嫁さん」になって来ている。太宰の差し金と言うか、お遊びなんだが、それで二人は本当に良いのか、狭いアパートっぽいのにw
参考資料

そんなほのぼのとした武装探偵社の近くの高速道路にヘリが着陸した。あんな場所じゃ停止しないでヘリに突っ込む車がありそうとか、わざわざなんでこんな無茶をとか突っ込み処はあるが、組合(ギルド)のフィッツジェラルドの傲慢さの演出と言うところか。

前回大物面して登場したフィッツジェラルドは福澤の名前も間違えて、金をやるから黙って異能開業許可証をよこせと言い出す。うん、でも、私の意識では福澤さんはいくらでも自分の肖像画の紙片を刷れるのでお金じゃ釣れないと思うよw ナオミが安物のティーカップ出したのはイヤミだよイヤミ。

そう言うのとは別に福澤は異能開業許可証を金などで渡せるものではないと拒否。今、夏目先生って言いました?金で買えないものがあるとは貧乏人の定番の台詞だが、そんな事を言っても肝心の社員が誰も居なくなったらそうは言ってられまいと返す。ナオミがお帰りはこちらと宮沢に案内させて三人を送り出すのだが、エレベーターが1階に降りたら宮沢の姿が見えない。社員が居なくなったらと言うのはこう言う事を言うのか。

組合の見せしめは宮沢の消失のみならず、ポートマフィアの一部が入ったビルがまるごと消えると言う事で現れた。国木田は宮沢の捜査に中島と谷崎を出す。そして漏れなく谷崎妹のナオミも。

ナオミは異能を持ってる訳じゃないので危険だからと言ってる矢先にナオミ消失。谷崎と中島は必死で探す。その背後でうろちょろとエリスを探す白衣の男あり。どう見てもこいつは今回の危機に何か絡みそう。
参考資料

そしてそれどころかスクランブル交差点に居る全員がいきなり別空間に引き込まれた。そこに居たのはフィッツジェラルドと一緒にいたルーシー・モード・モンゴメリ。モンゴメリは中島と谷崎に対して以前捕まえたのは黒い扉の向こうに居て、向こうに見える白い扉を通れば元の世界に戻れるがここでの事は全部忘れる、さあどうするのかと言って来る。巻き添えを食った一般人は我先にと白い扉の外に逃げたが、宮沢を助ける為に中島と谷崎は残った。ついでにあの白衣の男も。

それじゃあと言う事でモンゴメリの操るアンとの追いかけっこになったが、アンの動きが速くてあっさり谷崎は黒い扉の向こうへ。一人残った中島が人虎の異能で逃げ回るが段々勝ち目が無いと感じ始めた。そして自分の心に負けた中島は一旦外に出て助けを求めようとする。

ここで動いたのが白衣の男。中島を捕らえてそれはこの場での最適解ではないと言う。だってここで外に出ては全てを忘れて元の木阿弥、それどころか単に谷崎を失う事になるのだから。

あの奥の扉の先に居る彼らは君が囚われた時に助けた人間じゃないのかと言う言葉で中島の目が覚める。ここは徹底的に戦わなくてはならない場面なのだと。

そしてアンとの戦いが再開されるが中島はアンに掴まって扉の向こうへ。片が付いたと思ったモンゴメリは次に白衣の男に向くが、何故か恐ろしさでふるえが止まらない。実は男に言わせればモンゴメリはもう負けているのだ。

ふりむくと扉が開いていて中島がそこに留まっていた。扉が閉まったと思ったのは谷崎による幻視。モンゴメリが油断した時に結びつけて置いた布で中島はモンゴメリを引きずり込む。ここから全員戻さないと諸共に永遠に扉の向こう側だと。モンゴメリはその恐怖に負けて扉の世界から全員を解放する。

戻ったスクランブル交差点で白衣の男は目的の子のエリスちゃんを発見。中島を心配した泉がそこに駆けつけたのだが男とエリスを見つけて恐怖の顔をする。エリスが白衣の男を「林太郎」と呼んでいたので、こいつが森鴎外か。
参考資料
林太郎って岡部倫太郎に似てるねw

そして森が向かった先でポートマフィアの面々が、フィッツジェラルドの連れてきた男をぶち殺していた。森鴎外がポートマフィアのボスだった模様。泉の恐怖の顔はそれか。中島に教えてやれよ。


と言う事で文豪ストレイドッグスの前半クールは終了。まあまあ楽しかったかな。絵の安定性が見ていて気持ちよい。

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ジョーカー・ゲーム・第12話・最終回

理不尽な上官の命令に反抗した罪で重営巣に入れられていた小田切を結城中佐がD機関の採用試験を受けてみないかと誘う。その小田切がドイツとソ連の二重スパイのカール・シュナイダーの調査を命令されたが、あろう事かその調査対象のシュナイダーが目の前で死んでしまうと言う大失態をしでかしてしまう。

本件を結城に報告する小田切だが、そこにはD機関の他のメンバーが揃っていてまるで晒し者。この場面に違和感を感じたのだが原作ではこのシュナイダーの調査は「卒業試験」なのだそうだ。なら他のメンバーが居るのもまあ分かる。
参考資料

起きてしまったこの事態に結城は他のメンバーにこれに関する様々な側面からの調査を命じた。そして一人残された小田切。自分はどうしたらと声を絞り出すと結城はシュナイダーの恋人の野上百合子を調べろと言う。しかし野上百合子には完璧なアリバイがある。何故今更野上百合子なのか、疑問を持ちながらも小田切は野上の身辺を洗い直した。

しかし野上は恋人のシュナイダーを失った悲しみのあまりに舞台上で言葉を詰まらせて崩れ落ちるほどで、流石にあれが演技とは思えないと小田切は感じる。

そう言う小田切の調査の途中途中で他のD機関のメンバーから調査報告が伝えられる。どの線も全部シロ。

野上の友人にして共演者の安原ミヨコは舞台上での評判が上々で楽屋裏にも次々と花が贈られていた。陰から小田切が様子を伺っていた時にもまた新しい花が届く。ただ、この時に小田切が事件解決のきっかけを掴んだ様だ。

そしてあの三好が小田切に調査の報告。三好、前回で死亡回だったけどここで改めて登場。なぜいちいちみんなは自分に報告するのだと言う小田切に三好は「これは貴様の事件だろうが」と。あの晒し上げの様な報告場面で結城から調査を命じられたメンバーは、それをちゃんと小田切が解決すべきものとして教えてくれていたのだ。

こうして集まった情報から小田切は事件の全貌を掴む。野上は犯人ではない。であるならば犯人は安原だ。安原は符牒としてあの自殺をほのめかすメッセージをシュナイダーにメモらせる。そして野上と一緒に到着する前にワインでも飲んで待っていてと、シアン化合物を仕込んだワインをシュナイダーに飲ませて殺す。ここ、ちょっと強引かなと思ったのだが原作と違う部分らしい。そして死亡したシュナイダーを見て野上が驚いて外に出た隙にメモの端に「XX」を書いて置いた。イギリス側にダブルスパイのメッセージとして。
参考資料

これを結城に報告すると、結城は小田切に何故目の前で殺されるのに気が付かなかったのかを改めて問う。それは野上が、嘗て小田切を育ててくれた西山千鶴と生き写しだったからだ。そちらに気を奪われた小田切は同時に見えていた筈の安原の憎悪の気持ちを見抜けなかった。

重ねて結城が問う。何故D機関に女が居ないのか。それは女は必要もないのに殺すからだとも。だがそれは同じ様に気持ちを対象に載せてしまった小田切はD機関の人間としてはこの先やって行けないと言うのを自覚させる事でもあった。小田切は結城に辞表を出す。感情を載せずに任務を遂行する彼らの様な化け物にはなれないと。

結城は小田切を陸軍中尉に復帰させ、赴任地は満州だと言う。満州、それは恋人と友人を同時に失った野上が新宿での役者生活をやめて改めてやりなおそうと向かった地。「飛崎弘行中尉、死ぬなよ」と小田切を送り出す結城に小田切が礼をすると、

「バカか貴様、背広姿で敬礼するやつがあるか」
参考資料
おおお、第1話に繋がって終わるのか!

Wikipediaを見ると「XX ダブル・クロス」は原作から内容を相当変えているらしい。だが、この変え方はアニメ全体のエピソードをしめる改変として素晴らしい出来映えだと思う。シリーズ構成・脚本を担当した岸本卓さん(僕街も担当)の功績だろうか。素材が良いのを話数が限られるアニメでうまく作り上げるのは大したものだ。

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ばくおん!!・第12話・最終回

「わたしこけた事ないよ」
と言う羽音の言葉に驚く恩紗や千雨。いや、バイク知らない素人だとその驚きの方が驚きだ。バイクってそんなに簡単にこけるの?そんな危険な乗り物だったのか!走っててこけたらただじゃ済まないだろうに。

と言うこの話は原作ではコミックス第6巻の第39話の「たちごけ!!」が元ネタ。但し、アニメでは元の話を凄く短くまとめている。多分後半の「もしものせかい!!」で終わらせる為に尺をそちらに譲った為だろう。

こけた事ないよと言った羽音だったが、ある朝バイクのカバーを外そうとふとん挟みを外す時に失敗してバイクを倒してしまった。これが「こける」らしい。これで愛車のタンクに傷がついてしまう。原作ではオイルが漏れる大惨事なんだけど。

慌ててニコイチの恩紗の所に持って行く。恩紗はこの程度なら自分達でも直せるからとタンクだけ外してタイヤの上に載せようとするた、中を入れたままだったから二人で持っても重くてうまくタイヤに載せられず転がしてしまった。これでタンクはでこぼこに。もう自分達でなんとか出来るレベルではない。

恩紗は父に何とかしてと頼むと、ちょうど教習車から廃車になった物のタンクが来てるからそれと換装しろと言う。羽音がもうそっちを見つけていたが、これがなんとあの「バイ太」のタンクだった。見てすぐに気が付く羽音。ここもカットされたのでいきなりな感じが若干するが、原作ではバイ太の話題はその前に出ていた。このバイ太が羽音から目を逸らす(向きを逸らすw)。
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こんな姿を見られたくなかったと。そんな拗ねた感じのバイ太に言うなと言われた「走りたかったんだね」と囁いてあげる羽音。

ただ、この場面を恩紗がやばいもん見ちまったと。そりゃまあそうかもしれないが、バイクと語るのはパフォーマンスだと言う恩紗に父はかっこわるいなと言うのだ。

こうして見事にまたピンクのタンクを積んだ羽音の愛車。しかもそれはバイ太なんだよね。それなのに早速こけそうになったのをみんなで支える。
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最終回の〆はコミックス第6巻の第44話「もしものせかい!!」。
スーパーカブの集団だと羽音が思ったのは全部違う車種。全然分からないよーと言う羽音だけどこっちは二輪が全部分からないw

スーパーカブの話からホンダ創業者のスーパーカブの逸話になって「女子高生が本田宗一郎のものまねをする日がこようとは」と感慨に耽る早川。でも羽音はそう言う話題はついぞ知らない。みんなバイクについて詳しいんだなーと。

本屋に行ってバイク雑誌を探していると青森に行く時に会ったあのジーザスな人が雑誌を買おうとしていた。しかし遠慮の無い羽音がジーザスさんから雑誌を奪い取った挙げ句に中身まで曝してお毛毛がとか大声で言うものだからジーザスさんが羽音をはたく。はたいた結果羽音の記憶がふっとんでしまった。
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別れ際、ジーザスさんは羽音にバイクの無い世界はどう考えるかと言い残して行った。

翌朝、羽音が目を覚ますとヘルメットが無い。由女に聞くと洗っておいたと言うのだが、それは自転車のヘルメット。もっと丸くてと言ったら騎士の被りそうな兜を出して来た。

おかしいなと思いつつ、ヘルメットが無いからと徒歩で通学した羽音に恩紗が追いついた。おや?自転車ですね?鈴も自転車で登校。但し鈴のスズキへの愛は変わっておらずスズキスカイヤングに乗ってるのだ。古い時代の自転車と言う事で父親譲りと言う設定。因みに私が最後に自分の自転車として買って貰ったのはそれよりさらに前の世代の「フラッシャー時代」の自転車だった。当然鈴の父より年寄り世代なのでw もう記憶が曖昧だがナショナルのエレクトロボーイのシリーズのどれかだったんじゃないかな。スピードメーターが印象的で。http://www.nanamiya-aidma.jp/newZ.htm

千雨は競技用。父親はそっちの方の中野選手。って言っても、そっちの方の中野選手を知らないんだけど。そして驚きは来夢先輩がこの世界では居ないと言う事だった。驚きつつもすんなり受け入れてしまう柔軟性の高いと言うか暢気な羽音。

羽音は思う。この世界ならバイクの知識は誰よりも持っている。そりゃオートバイの概念が無い世界だから。そこで自転車に車のエンジンを積んだらどう?と言ってみるが、あんなでかい物を二輪車に積める訳が無い。そして道路は自転車と車で分離して安全な社会が出来たのに今更そんな中途半端な物が許される訳がない、自転車と言うのは優れた人間の乗り物なんだ、もっと賢くなれと一笑に付された。

第1話でバイク乗りはバカなんだと恩紗が言ったのと裏返しだ。みんな賢くなっちゃったんだ。と、寂しい思いの羽音はバイクに乗る仕草をして学校へ。
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しかしまた次の朝、窓の外からバイクのエンジン音らしき物が聞こえる。しかしヘルメットは無い?いや、それは由女が本当に洗っていたのだ。バイク部+鈴のみんなとツーリングに出る羽音。

良い絵で終わったね。
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バイクの事を全く分からない私だったが、この作品は充分楽しめた。
原作が溜まったら二期をやって欲しいな。

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Re:ゼロから始める異世界生活・第12話

クールの切れ目なので何か箸休めみたいな回が入るかと思ったが、原作付きだけあってどんどん話は進む。でも新しいエピソードに入ったのでそれなりに緊迫感は一休みしたと思う。

村でのヴィクトリーム体操を終えてロズワールの屋敷に戻ってみると馬車(牽いてるのは竜か)が駐まっている。エミリアはここから先は大事な話だからと言ってスバルを置いて中へ。大事な話には参加させて貰えません。この時にふらっと姿を見せた猫耳で堀江さん声の人はフェリックス・アーガイルで、スバルの治癒の時に力を貸してくれたのだそうだ。二人は中に入ってしまって取り残されるスバル。

しかしそこで折れるスバルではなくて、御者のヴィルヘルム・ヴァン・アストレアに外でただ待ってるのもなんでしょうとお茶を出す。ヴィルヘルム、一口飲んでかなりの茶葉を使ってると見抜き、スバルは某ラムの秘蔵の茶葉を使ったのを明かすが、紅茶を一口飲んで茶葉の良さを分かる場面が良くあるけど、これは多分本当でもあり本当でも無し。普段安物のティーバッグとか缶紅茶しか飲んでないと茶葉の良さなど分からないが、但し飲んでこれまでに飲んだ事のないうまさと言うのは分かるかも知れない。ただ、ダージリンのファーストフラッシュだったりすると「なにこの水」みたいな初見になるかもしれないが、良い葉だと口に近づけた時の臭いが違うので。
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そこまでの事をしたと言う事は自分から何かを聞きたいのだろうと言うヴィルヘルムにスバルはなんでもいいからエミリアにどんな用件があったのか聞きたいのだと言う。でもヴィルヘルムの言う事はもっともな事で、この屋敷でスバルがどんなポジションなのかも知らずにうかうかと話す訳には行かないと言う。もっともスバルとエミリアとの間を見たらそれなりの関係がありそうだとも。

帰りの竜車の中で「剣鬼」と呼ばれたヴィルヘルムはスバルが幾度か死地を見ているのを見抜いていた。そりゃ本当に死地に入ったからね。
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エミリアは王都へ行く事になる。スバルはどうしても付いて行きたいと言うがエミリアは許さない。でもここでロズワールがいいんじゃないのと助け船を出した事で、口実付きでスバルは王都へ行ける事になった。それは以前王都でお世話になった人達へのお礼と、フェリスによる治療を継続すると言う理由で。

王都では以前の約束どおりにあの果物屋に行って今度はお金が出来たからとリンガを購入。このリンガがちゃんとこの後の話を繋ぐアイテムになるんだな。

エミリアの手に挨拶の口づけをする優男ありけり。これを見てスバルは反射的に敵愾心を抱く。スバルと相性の悪そうな相手はユリウス・ユークリウス。しかしカレーうどんの皮肉はこの世界の人間には通じないぞ。それに同じ事がエミリアの服とかにも言えるじゃないか。

そのユリウス・ユークリウスとエミリアが中に入ってしまった為に外においてけぼりになったスバルだが、ふと見ると女の子が路地裏に連れ込まれる場面を見てしまった。こう言うのをほうっておけないスバルは後を追って定番のお迎えの救出法を試みるものの、連れ込まれた田村ゆかりさん声のプリシラ・バーリエルは全然それに乗らない。相手をふと見るとお懐かしの三人組。今のスバルならこの三人には勝てるんじゃないかとも思われたが、ここは楽に済ませる為か秘技虎の威を借る狐で、俺のバックにはラインハルト様がいるんだぞとすごむ。でも背後に現れたのはロム爺。そのロム爺でもゆうに三人を追い払う事は出来たが。

ロム爺はあの事件で気絶してるうちにラインハルトにフェルトを連れ去られたのを探していたのだ。スバルはプリシラを助ける目的も達してリンガを一つ渡して別れた。でもプリシラってリンガは常に剥いた状態でしか食べてないので赤いと驚いていた。それだけでも普通のお嬢様じゃない事が分かるね。
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さて、エミリアはいよいよ王城へ。そこにも付いて行きたいスバルだが、社会的にそれは無理だろう。これじゃストーカー。でもスバルの気持ちは分からないでもない。どこに行ってもエミリアは命を狙われている。

レムは反対するが、そのレムを説得して見て見ぬふりをさせるスバル。あれ依頼すっかりスバルが好きになったレムなんだろけど、エミリアの為に頑張るのはちょっと酷かも。

とは言ってもどうやって中に入るのか。取り敢えずこう言う時はヒッチハイクだと手を挙げたら竜車が停まった。これ、あのプリシラの竜車だった。自分が面白ければそれで良しとするプリシラがスバルを載せて連れて行ったら面白いだろうと載せたのだ。それとリンガの件もあって。そのリンガ係として中に同伴させる。

中でスバルを見たエミリアは驚愕するし、その上プリシラと一緒なのはさらにびっくり。でもここはロズワールがうまい事フォローしてスバルを参列者の中に加わらせる。

王候補の4人が並べられ、賢人会のお歴々が入場。改めて王選挙の話をし出すと関西弁のアナスタシア・ホーシンがいちいちそんな事で時間を潰すなと横槍を入れる。それに応じて軍服姿のクルシュ・カルステンが同意するのだが、フェリスが安直に言った話をそのまま鵜呑みにするうっかり屋さん。ここのかけあいで一気に王候補の4人の性格が開陳される訳だ。しかし予言された碑文によると王候補は5人。ここには4人。
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ここでラインハルトが進み出る。5人目の王候補を見つけ出したと。しかもラインハルトはこの5人目の王候補を推す騎士となるのだそうだ。

そう、その5人目とはあの時に竜の印をみせたフェリスだった。
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おやおや、スバル君、王候補のうちの過半数の3人と既に昵懇の仲ですかいw
それからロズワールがそうだったけど、各竜の巫女にはそれぞれ後見人が付いてるんだね。ラインハルトがフェリスの後見人か。

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ハイスクール・フリート・第11話

武蔵が捕捉されるが、それは当初大型艦が目撃されたと言うフィリピン方面ではなく、本州南岸で、伊豆半島沖を通過して浦賀水道へと向かっている様に見えた。いや、この時点で行き先が東京湾(もう湾じゃないんじゃ)とは分からないとは思うがともかく帝都方面に向かっているのだけは確か。

フィリピン方面での目撃情報で主力艦の大多数がそちらに向かってしまった為、武蔵が浦賀水道付近に達する前に追いつけるのは福内の艦隊と晴風だけ。
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晴風に対する学校からの指示はブルマーの艦隊が追いつく迄安全を確保しつつ武蔵を捕捉し続ける様にとの事。晴風の乗員は武蔵の乗員を比叡の時の様に助けられるんじゃないかと考えたが、武蔵の装甲と火力が桁外れの為にそれはおそらく難しい。だから明乃の顔は浮かない。単艦で到底太刀打ち出来る相手ではないから。

それにしても「晴風は凡そ二時間後に追いつく」と言った次の瞬間の場面が晴風が武蔵を捕捉する場面で、この表現はどうかなあ。何か挟めなかったものか。

目視と電探で武蔵を確認するや、武蔵はすぐに晴風めがけて主砲を撃って来た。回避運動をする晴風の中で明乃はうずくまる。
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なんだよ、その弱気は。
前回からの繋ぎをもうちょっと何とか出来なかったものか。

幸いにもすぐにブルマーも合流して武蔵めがけて攻撃を開始したから取り敢えずは晴風は助かるが、明乃が使い物にならなくなって、それを隠す様にましろが艦橋から連れ出すから艦橋では幸子が後を任されて困惑。

ブルマーの福内艦隊は武蔵に攻撃を次々と当てる。副砲の破壊にも成功。でも武蔵の足は止まらない。そうなんだよ、福内艦隊が何よりもすべき事は武蔵の足を止める事だったんだよ。噴進魚雷の誘導が未だ出来た時に何故それをしなかったのか。第二波攻撃の時には誘導システムがエラーとなって噴進魚雷があらぬ方向へ逸れてしまう。

ましろが明乃を連れ出した部屋は、しかし伝声管で声が筒抜けだった。明乃の迷いを艦内の乗員が聞くがそれを聞いてまっさきに飛び出したのが麻侖。
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その間にもブルマーと武蔵の戦いは続く。無誘導魚雷を撃ったものの、武蔵は止まらない。それどころかブルマー四番艦が攻撃を受けて航行不能に。無人機を発進させて武蔵に目隠しをしたものの、それは速射砲であっさり撃墜。次の攻撃では二番艦と三番艦も航行不能に陥った。武蔵の艦橋ではこの有様をもえか以下の僅かに正気を保った四名が見守るしかなかった。

一番艦だけになって福内は晴風に退避命令を出す。晴風艦内ではこのまま何も出来ずに終わるしかないのかと思われたが乗組員はみな艦長の明乃が決断さえすれば動けるのを訴えた。ましろがおずおずと明乃に決断を促そうとするが、じれってえな!と麻侖が飛び込んで来る。カツオとマヨネーズと言う、何を言ってるのか分からない話を始めるが、そこは伝声管を通じて洋美が翻訳。機関科も麻侖と洋美で全く違う性質の二人だがそれが揃ってやって行ってる。祭の太鼓の事も洋美が翻訳w

その言葉に励まされて先に艦橋に戻った明乃の後を追うましろ。自分はマヨネーズになる!と。いやあ流石の幸子も意味が分からないが、麻侖とは違ってましろははっきりと明乃の支えになりたいと。
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そこに武蔵からの発光信号。晴風はそのまま退避せよと。でもこれでもえかが無事と知った明乃は逆に救助に燃える。やっと艦長らしさを取り戻し、艦長帽も拾ってくれた五十六から受取り、明乃は武蔵救出戦の開始を命令した。そして武蔵に発光信号。
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「ワレ貴艦ノ救出ニ向カフ」

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ビッグオーダー・第10話・最終回

瀬奈に刺されるエイジ。何もかも思い出した瀬奈は10年前の大破壊を起こしたのはエイジではなくて、自分だと知った。精神が物を生む世界とのゲートを開く能力を与えられた瀬奈は、父源内に何でも望みを言ってごらんと言われて「父も母も兄ともずっと一緒に暮らせる世界」を望んだのだ。だが源内はてっきり瀬奈が自分の病気を治す願いを言うのだろうと思っていた。おそらく源内は瀬奈の自分自信の範囲内に収まる願いなら制御可能だと考えたらしい。

だが瀬奈が望んだのは新しい世界そのもの。それはあまりに大きな願いであって、瀬奈の制御の範囲内ではなく、暴走した力は世界に大破壊をもたらす。世界を作り変え様として失敗したのだから当然だろう。

だが瀬奈がそんな望みをしたのは源内お前のせいだと知ってたか?離婚する事にしたせいで家族がバラバラになり、何より愛する兄と別れる事になるのを何とかしようとした故の望みだ。しかしその結果が世界の大破壊。

絶望に囚われた瀬奈を救おうとしたエイジが全てを自分がした事に塗り替える。瀬奈の記憶もそして自分の記憶さえも。

あれ?どうして源内さんは記憶の改竄が行われなかったの?

そして今、エイジの記憶の封印も解かれる。って事はあの小さいロボットみたいなのはエイジが生み出したのか。この辺りね、どっちの言い分が本当に10年前に起きた事なのか今ひとつ決めて見られなかったが、後の話を見ると源内の説明の方が本当で、エイジが自分の記憶を塗り替えたんだなと思う。

そして自分の罪を一身に背負ったエイジを瀬奈は自分なりに助けようとしたのが、邪魔をするエイジを刺してゲートを開いて改めてエイジが幸せになる世界を生み出そうと言う行動。これもまた極端で、何もエイジを刺す必要なかったろうに。

瀬奈に思いも腕も断ち切られたエイジは落下。
参考資料

でもまあ鈴が助けるんじゃないのとは思っていたが「何もかも聞いていたわよ」はどうかな。あの場面でちょっとは介入しろよ。

自分に黙って死のうとしたエイジを鈴は責める。でももうその文句は口だけで、事情を知った鈴はエイジを憎んで殺す理由なんてないのだから。それどころか今迄虚構に基いてエイジを殺そうとしていた自分は何だったのか。自分が許せない鈴は源内の支配下にある右目を潰してエイジにもう一度立ち上がる様にと泣いて懇願する。瀬奈に拒否されたからと言って終わりなのか?愛してるならそんなの関係ないじゃないかと。これはエイジを説得するダメ押しになったらしい。

ゲートの前では源内と柊が対峙。柊さん、源内に愛の告白。何故自分じゃなかったのかと。それはともかく源内の目論見は阻止すると言って何もかも破壊する能力の根原、そして久能が襲いかかるが、それはフランの時間停止能力で固められた。

柊はそれを嘘にしようとするが、時間が止まった対象にはそれが効かないんだそうだ。向こうは十兵衛も出て来るし。そしてとうとうゲートが開き、向こうからシキが出て来る。意思を物に変えるシキに逆に物が消される。弁慶が参上しても同じ事。唯一平景清の石人だけが意思によって成り立つ物であるが故に消えはしないが、かろうじて時間伸ばしをしているにすぎない。

そこに鈴によって復活したエイジがやって来た。十兵衛に切られてもまたあの支配の力で動いて接近してぶん殴る。そうしてエイジと源内の直接対決。どっちが言い勝って瀬奈の支持を得られるかだが、流石に兄妹でセックルしちゃったエイジの方が説得力あったか。
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柊が殺人を使って銃弾を目の前に飛ばし、フランの三つ目の能力を使わせ様としたのだが、フランがそれを避けずに死ぬ道を選び、それによって止まっていた瀬奈を狙っていた弾丸が動き始める。しかしそれを源内は自分能力見を盾にして受けた。

源内だって自分の方法で瀬奈を愛していたんだよ。

しかしゲートから出始めたシキは止まらない。その時にエイジは自分の力が一万分の一にされているのを思い出した。デイジーにそれを解除しろ、制御して見せると言うと、シキの出現によって役割を終えて消えかけていたデイジーはよかろうお前に託すと。

エイジは願う。瀬奈が幸せになれる世界を。それはシキを押し返してゲートを閉じた。

デイジーが消え、シキは押し戻され、ゲートが閉じた世界はもう異能を使えなくなった普通の世界。エイジがやったとされる世界の大破壊は星宮研究所がやった事とされてエイジへの誤解はとけ、元気になった瀬奈との世界が始まる。
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うーん、同じえすのサカエの未来日記から見たら仕掛けがずっと安易だったと思う。ただ、そこかしこに「ひょっとして原作はもっと色々描いているんじゃないか?」と言う端折られ感もあったので、アニメ化での掘り下げがもっと上手ければ違った気がする。

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クロムクロ・第11話

フスナーニが逃げ出して由希奈を掠い、ロングアームを呼び出す。ロングアームが勝手に動いたと言う事はフスナーニが逃げたなと即座に判断したグラハム少佐の判断は的確だが、そもそも捕虜に発信器を付けておいて予定の場所から離脱したら警報が鳴ると言うシステムは用意出来なかったのか。今の技術なら楽勝だよね。

ロングアームの接近で警報が発令されてGAUSとクロムクロの出動命令が下る。自ずと剣之介は尋問から離れるがキャリー・ダノムは尋問は未だ終わった訳じゃないと。信用していないのだ。まあ、ふらっとやって来て剣之介の状態を見たらそれも無理じゃない。でも洋海は違う。根拠は無いが彼を信用している。彼は侍だからと。
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そのクロムクロの方に向かった剣之介だが、そこで由希奈がフスナーニに掠われたのを知る。これは一大事でござる。

フスナーニは整備室から奪った刀を手に由希奈を人質として先導させて何かを求めて研究所エリアを降りて行く。怯えながら歩く由希奈の表情を見てそれが良いとか変態的な、もうこいつ殺しても構わないねとか言うキャラを滲み出すフスナーニ。しかも途中で出くわした警備員を殺して銃を奪いそれでさらに殺しまくるので後腐れ無く死んでも構わないキャラになって行く。

外では迫って来たロングアームに対してGAUSが交戦に入った。確かにロングアームの戦闘能力は高いがそれにしても自動運転であれだけ戦えるのは凄いな。これがクロムクロから450公転周期経った技術力か。

発掘現場まで降りてクルル石を発見したフスナーニはほくそ笑む。見つけたぞと。そして作業員の方へ銃を向けたが既に弾切れ。命拾いしたなカルロス父のエンリケ。
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次にフスナーニはクロムクロの方へ。これは我々の物だから返して貰おうと。今のロングアームなどは一人で動かせるけど、クロムクロは二人揃わないと動かない。由希奈は人質の意味もあったろうがクロムクロ奪還の為のパーツの意味もあった。クロムクロの操縦権を奪おうとしたその時にとうとう剣之介が到着。由希奈奪還の為の戦闘が始まる。

剣戟が本業のお侍さんの剣之介とフスナーニは五分に渡り合う。まあ確かに脱出する時に高い身体能力を見せたのだが、どうなんだろう、戦闘装置が高度化してもやはり人間対人間の戦闘に備えて鍛えてあるのだろうか。この辺はどのロボットアニメでも課題だな。

それに剣之介はフスナーニの言葉に随分心を乱されていたし。だから最初に剣を叩き落とされる。それでも由希奈を襲おうとフスナーニが背を向けたのは大失敗。後ろから剣之介にぶっすりとやられてしまい、もはやここまでと自ら転落死を選んだ。フスナーニは相手が未開人と侮ったかもっと慎重に行動すべきだった。お前の目的は生きてクルル石を持ち帰る事であって、それ以外の事はその次だ。

由希奈は警備室での惨劇を見て怯えた上に、まさに目の前でぶっすりやられるのを見てさぞかし衝撃だったろうと思ったのだが、剣之介の方が手が震えてるんだよね。ここはちょっと不思議。ひょっとして剣之介は斬り合いは始めて?しかしそのおかげと言うか、それで由希奈が逆に剣之介を落ち着かせる方になった。
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フスナーニが死ぬとロングアームの動きは停止。これ、チルソナイトの電子頭脳からの電波を遮断されて停止するガラモンの様に見えた。ダムの近くだしw

フスナーニ騒動が起きていた頃、赤城達の方は平和にゲーセンへ。いや、あまり平和じゃなかった。何しろ最高点を叩き出してどうよ俺ってやっぱりパイロットの才能あるだろうと思っていた赤城だったのにその直後にソフィーがその数倍の得点を出していたのだから。おまけに茅原はその時のソフィーとセバスチャンのメッセージを撮っておいたのを赤城に見せるのだから赤城は連コインで挑むものの、心が乱れて最高得点どころじゃない。

でも赤城は家に戻って父に宣言するのだ。俺はパイロットになると。父はため息混じりで何者かになってみろと言うが、でもさ、以前の赤城よりは目標を持っただけマシだと思わないか?

一方、剣之介は今回の件ですっかり意気消沈していた。小春はカレーを一杯しか食べない剣之介を心配し、薬師は座り地蔵の昔話でしっかりしろと励ます。由希奈は剣之介をある場所に誘った。小春はでえとですかと聞くと由希奈は懸命に否定するが、それはリゼロのスバル的にはでえとだぞ。

一緒に行ったのは由希奈が父親らしき相手と遭遇した場所。もっとも、由希奈は自分で探し出せなくて同じ場所をうろうろしたりする。剣之介の方がスマホのGPS機能を使いこなしていて、剣之介の学習能力は凄いな。そしてまた今回も由希奈は滑落して(だから滑落は危ないって)あの場所に。しかしそこは大きくえぐられたクレーターになっていた。明らかに昭和家電秘密基地は逃げたな。しかし由希奈ほどの世代になるとブラウン管テレビ知らないの?

そこからどれだけ歩いたのか分からないが由希奈と剣之介は森林限界を超えた高山でお昼のお弁当。
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これはヤマノススメ巡礼者への挑戦状ですね!
「行けるものなら行って見ろ、但し、女の子と二人で」
と言う。

今回の事件で由希奈は俺が守る!と宣言した剣之介との距離がすっかり縮まったらしい。

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文豪ストレイドッグス・第11話

芥川との戦いから生還した中島。泉も一緒になって帰って来たのだが、中島はその泉をどうしようか悩んでいた。何しろこの半年はポートマフィアに命令を受けて人を殺しまくっていたのだから。

などと言う心配は杞憂で普通に探偵社に馴染んでいた。特に乱歩。ただ、生活はどうするかと言うのは解決していない。泉は福澤社長に自分を使って欲しいと頼んだ。国木田はやめておけと言うが、それは泉が以前した事でどうのこうのと言うのではなく、この武装探偵社でそう簡単にやっていけるものではないと言う観点から。でも泉はここで自分の存在価値を証明したいと願っている。国木田の言い分にちょっと傾いていた中島も、泉のこの言葉で一緒に福澤にお願いをする。

福澤は一喝。自分が預かる!
参考資料
お囲いさんですか?w

先の芥川と中島の戦いで芥川の方も重傷を負っていた。ポートマフィアのボス森鴎外(代替文字使用)は芥川は頑張ったからいいよと言うが、一方で弱った芥川を狙ってカルマトランジットの残党が仕掛けて来るのは面倒だ、庇ってやれんなとも言う。樋口は芥川が今迄やって来た功績を訴えると、森は芥川は確かに頑張ったものの樋口はどうなのだ、君は今の仕事に向いていると思った事があるかと問い詰める。

確かに樋口さん、この仕事に向いて無さそう。
その自覚もある樋口に実働隊黒蜥蜴が迫る。おいおい女子トイレだぞと思ったのだが、原作を知ってる人のツイートからこのマスクの人物は女性で、Wikipediaを見てみたら「銀」は女性とあった。と言う事で、銀は女子トイレに入ってるが広津と立原はちゃんと女子トイレの外で控えていると言う、一線は越えてない黒蜥蜴。

三人は確かに黒蜥蜴の指揮権は芥川や樋口にあるが、それは組織上従っている訳ではなくて芥川の実力を認めているからであって、樋口はそうじゃないとも言う。

そんな時に芥川がカルマトランジット残党が雇った傭兵に掠われる。いやあポートマフィア、警備がザルすぎない?

樋口は単身芥川を奪還に向かおうとするが、広津達は相手は人数も揃っているので一人で行くのは無謀だ、ボスが命令を下すまで待てと止めるが、樋口はボスはこれを私闘扱いで動く筈がないと振り切って一人で敵陣へ。
参考資料
おお、またこの3クレーンの場面か。

特筆する能力の無い樋口が単身で乗り込んで、善戦はしても流石に無理がある。でもね、きっと来ると思っていたよ。絶体絶命のピンチの時に黒蜥蜴参上。上司が危機の時に動かない訳には行かないと。たとえ一人でも芥川を助けようと動いた樋口を黒蜥蜴が認めたか。

芥川、そんな樋口にこの時ばかりは「助けなど要らぬ」ではなかった。
「すまんな」
樋口さん、一体どれだけ芥川を慕っているのか。


武装探偵社に警察から依頼事項。最初は乱歩を舐めていたが実力を認めたあの警部からだ。

国木田はこの件はお前に任せると中島に告げる。パートナーと一緒に解決しろと言うものだが、このパートナーに宮沢賢治がなってしまった。電気も電話も無い、貨幣経済すら無い(いつの時代だよ)イーハトーヴォ村出身の若者。

現場に行ってみたら車が爆弾でふっとんでビルに突き刺さっている。中はぐちゃぐちゃで身元の確認は不可能。仕方ないから聞き込みしましょうと宮沢は商店街にくりだした。行く先々で声をかけられる宮沢は既に商店街の有名人で、やくざっぽい男も宮沢は顔なじみだった。その男に宮沢は車の爆破事件をストレートに聞いてみると宮沢のニコニコ顔を見た男がまるで観念したかの様に組での噂話を教えてくれる。

心を込めて聞けば答えてくれると言う宮沢に、中島はそう言うものなんだーと。
ホントに最強最悪コンビだなw
参考資料

次は噂となった組織にそのまま乗り込んで噂は本当かと聞く宮沢。相手は当然そんなの知ったこっちゃないと言うと、それをすんなり飲み込んで引き下がる。モロに嘘だろと言う中島だが、でも違うと言うのだから違うんだと言う宮沢。

これが逆に相手に疑心暗鬼を生じさせて、二人を囲んであっさり引き下がったのは何か決定的な証拠を掴んだからだろうと迫って来た。でもこれも向こうから進んで白状してくれたと解釈した宮沢。その宮沢を鉄パイプで一撃したギャングだが、これが効いてないんだ。

言う事を聞かない牛には力づくでと車を持ち上げてぶん投げる。
お前は平和島静雄かよ!

バカ正直中島くんも流石に宮沢は見習えないと気が付いた。
但し、宮沢の異能は空腹の時にしか発動しないそうだ。

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夏のアニメ新番組

7月期の番組改編に合わせた録画計画メモ

曜日時刻番組名開始
24:00東京MXモブサイコ1007/11
24:30BS11ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編7/11
25:05東京MX甘々と稲妻7/4
25:35テレ東D.Gray-man HALLOW7/4
26:05テレ東タブー・タトゥー7/4
23:00東京MXチア男子!!7/5
24:30東京MXNEW GAME!7/5
25:35テレ東スカーレッドライダーゼクス7/5
22:00東京MXSERVAMP -サーヴァンプ-7/6
24:00東京MXOZMAFIA!!7/6
24:05東京MX魔法少女?なりあ☆がーるず7/6
25:05東京MXFate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 3rei!!7/6
25:35東京MX魔装学園H×H7/6
22:00東京MXクロムクロ継続
22:30東京MXレガリア The Three Sacred Stars7/7
24:30BS11ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 絶望編7/14
25:00テレ玉腐男子高校生活7/7
24:25フジバッテリー7/14
25:58TBSはんだくん7/7
26:28TBSこの美術部には問題がある!7/7
24:00BS11ReLIFE7/1
24:30BS11ももくり7/1
25:05東京MXねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン7/8
25:55TBS91Days7/8
26:25TBSベルセルク7/8
09:30テレ東リルリルフェアリル~妖精のドア~継続
21:00東京MX一人之下7/9
22:00東京MX食戟のソーマ 弍ノ皿7/2
23:00BS11ラブライブ!サンシャイン!!7/2
24:00BS11クオリディア・コード7/9
25:00東京MX初恋モンスター7/2
25:30東京MXアンジュ・ヴィエルジュ7/9
08:30テレ朝魔法つかいプリキュア!継続
22:00東京MX不機嫌なモノノケ庵7/3
22:30東京MXマクロスΔ継続
24:30BS11orange7/3
24:30BS日テレアクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd7/10
24:30東京MXあまんちゅ!7/10
25:00BS11DAYS7/3
25:05テレ東Re:ゼロから始める異世界生活継続

テレ玉ショートアニメ枠で新規作品が復活なんだけど、腐男子高校生活ってどうなんだろう。腐向けみたいなタイトルで何とも。

これ以外にも今期は「D.Gray-man」「SERVAMP」「OZMAFIA!!」「バッテリー」「91DAYS」「ベルセルク」「一人之下」「DAYS」が公式サイト一見の印象でどうかなーと言う作品でこれらは第一話を見るかどうかも悩んでいる。

現時点でウルトラースーパーアニメタイムの後継情報が得られて無くて、ひょっとして枠消滅なのかな?

枠不明と言えば「Rewrite」「マジェスティックアワー」も現時点で不明。マジェスティックアワーって旧作と一緒に新作やるとか言う話だがどうなるんだ。

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ジョーカー・ゲーム・第11話

アバンではドイツ軍に捕まった男が連れて来た兵士の手榴弾を奪って相手に投げつけて脱出した場面。あの手榴弾なあ、物騒な物ぶらさげたまま近づいたなおまえ、って見てた。

その時に右目を失ったのがヘルマン・ヴォルフ大佐。
いや、当時は大佐ではないが。

時を経てドイツで起こった鉄道事件をテロかもしれないと国防軍が捜索にあたっていた。容疑者らしき男達が拘束されたが、ヴォルフ大佐はその中の3番の男を指してマッチを念入りに調査しろと告げた。
参考資料

その結果、その男が持っていたマッチはキニーネが仕込まれていてこれで何かを書くと後から文字が分かると言う代物だった。普通の人間がこんなものを持っている訳がない。そもそも男の指にはヤニの痕跡がなく、煙草を吸わないのに普段からマッチを持っているのはおかしい。それから出て来たのは風体に合わない高級な財布。

男は車内で東洋人の男からマッチと財布をすったのを白状した。ヴォルフ大佐らが追及すると確か頭文字がMで、Ma・・・だったかもしれないと言う。被害者名簿からそれはMaki ,Katsuhikoではないかと指摘されるとそうだったかもと。しかしその真木は死亡が確認されている。

ヴォルフ大佐は部下のヨハン・バウアー中尉に収容先の病院へ行って死亡をその目で確認して来いと命令する。また、その真木の周辺を徹底的に洗えとも。非常線も張る。真木の死亡は伏せて収容されたベルリン病院は真木に接触しようとする人間を監視もした。

しかし、いくら真木の家を捜索しても何も証拠になる物は出て来ない。それでもヴォルフ大佐の見立ては違う。床に落ちていたアスピリンの錠剤は誰かが部屋に入った時に踏みつけて割れるのを検知する罠、引き出しのほこりもそうだ。これだけの仕掛けをする男が普通の人間な筈はない、もっと徹底的に調べろと。

ヴォルフ大佐の頭には欧州大戦当時の日本のスパイの事が刻み込まれていた。あのアバンで描かれた場面。お前は味方から売られたのだと追い詰めたのに、手榴弾を奪われて逃げられてしまった。その男が逃げた後で欧州大戦のドイツ帝国の敗戦を決定づけたキール軍港の事件が起きる。ヴォルフ大佐はあの時の男が日本でD機関を設立した「結城中佐」と考えている。そして今回の男はその機関の人間ではないかと。
参考資料

しかしいくら探しても何も出て来ない。真木に接触しようと病院に来る人間も居ない。おかしい。何かを見落としているのではないか。流石にバウアー中尉はヴォルフ大佐が過去に目を奪われてしまっているのではないかと諫言するが、ふとヴォルフ大佐は真木が衝突した列車のどちらに乗っていたのかを聞いてみた。するとベルリン行きの列車に乗っていたと言う。

そうか、真木は情報を渡して帰るところだったのだ。ヴォルフ大佐自ら真木の遺体が収容されているベルリン病院へ向かった。見張りは今のところこの病室に来た人間は居ないと答えるが、中に入って遺体を見分してすぐに気が付いた。最初に見た写真と違うではないか!

見張りはこの部屋に移されてから誰も来ていないと言うが、では移される前はどうだったのか。ナースを問い詰めると202号室に置かれて居た時に同室の人間に会いに来た人が居たと言う。帽子を目深に被り杖を突いた人間が。

それがヤツだ。既に接触していたのだ。そして協力者リストは真木の襟から抜き取られ、今はもうその痕跡を消してしまっているだろう。またもしてやられた。

参考資料

スパイが安全ではないのは分かっていたが、とうとうD機関の人間に死亡者が出てしまったのか。流石に鉄道事故からは逃れられない。しかし死してもその秘密は守られる。そしてスパイは死んでも彼が得た情報は生き続ける。

今回真木=三好が死んだのだが、公式が明らかにした時間軸によると「魔都」はこの話よりも後の事なのであの時にはもう三好が死亡していたんだね。

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ばくおん!!・第11話

15万円の自転車に乗る男と12万円の自転車に乗る男。原作ではここで1万円の中国製自転車に乗っている子供を嘲笑してその子が自転車に乗りたくなくなると言う場面があるのだが、ともかくその値段を誇って公道を走る。

ところがそんな彼らの後ろから100万円の自転車に乗る男が迫って来た。格が違う。自転車15万と自転車12万は吹っ飛ばされてしまった。

でも所詮は人力で走る自転車。恩紗と羽音がバイクで軽々と追い越す。二人のバイクの排気ガスを被った自転車100万は信号待ちで止まっている二人の前に無理に入り込む。そして青信号をフライングしてダッシュした。

恩紗が追いついて抜こうとしたら追い越し側に進路を変える自転車100万。公道では自転車の方がバイクよりも弱者扱いなので接触したらバイクの負けだはっはっはと勝ち誇って走り去る。

マジか、自転車乗り最低だな。

しかし調子に乗って走った先には乗用車が駐まっていた。いくらこっちからぶつかったと言ってもこんな所に駐めているお前が悪い、100万円弁償しろ!と怒鳴ったらコインパーキングエリア。パーキングエリアに駐めている車に衝突したらそりゃいくら何でも自転車側の過失だよね。しかも聖の所の高級車だから損害賠償金が「とりあえず」100万。
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実は聖の車にぶつかる前に原作ではヤバイ相手にぶつかりそうになる場面があったのだが、そこはカットされていた。


E231(この色なら何故E531にしなかったし)なのに常磐線中電色に塗られた不思議な路線で通う恩紗と鈴。
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しかし二人は居眠りを始めてしまった。鈴、よくもまあ立ったままでと思ったが、うつらうつらとした程度だったか、それでも口からよだれが垂れて恩紗の手に。恩紗がそれを自分のよだれと勘違いして舐めてしまう。

しかしこれが悲劇の始まりw

恩紗は突如異様な顔色となってそのまま学校に来られなくなってしまった。先生によると原因不明の病気で感染したら危険なので見舞いにも行くなと言われる。が、鈴のよだれが原因なら鈴がどうこうなる事もないし、そもそも自分は元気だと鈴は恩紗の所へ行ってみる事にした。

恩紗の部屋のドアを開けてみたらそこにはスズキのバイクを舐める恩紗が。
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驚くべき事に恩紗はスズキが好きで好きで好きでたまらない急性スズキ愛好症になってしまっていたのだ。ここ、実は原作の方がもっと分かりやすくてバイクを舐めるばかりか恩紗の部屋がいたるところスズキのバイクのポスターになっていると言うのがよく分かる。それだからこそ一目で鈴が「私のせいだった!」と納得するのだ。

医師によると謎の細菌感染によるもので、この細菌に感染すると細胞核がスズキのマークの様になってしまい、スズキ愛好症を発する。ま、まあ、これはネタ作品だからいいんだけどね、生物学的にどうこうなんて。

この細菌は発見者の医師の名前に因んでホンダ菌と名付けられた。スズキ愛好症なのにホンダ菌。学名はHondaspira suzukiphilica Honda.とかかな。らせん菌みたいな姿なので属名の後ろを-spira、スズキ愛好症を発症するので種小名に-philica(××を好む)を付けてみました。

自分の意志に反して身体がスズキを欲してしまう。せめて人間の心があるうちに私を殺してくれと、まるでゾンビに噛まれたみたいな泣きを入れる恩紗を鈴はやさしく抱くのだが、そんなちょっと良い場面に恩紗の二人の弟がやって来る。そのバクテリアを殺す方法が見つかったと。スズキをけなすと逆に増殖したのでその反対にスズキを褒めればいいんだと。褒め殺し。

こうして始まったヤマ坊ハー坊のスズキ褒め大合唱。すると驚くべき事に恩紗からスズキ愛好症が消えたのだ。喜ぶ恩紗達。

鈴は不愉快だけどねw


千雨は免許を取得した事だし、公道で乗るバイクを買いたいと言う。これは聞き捨てならないと立ち上がるバイク部の面々。みんな自分の乗ってる会社のバイクを無条件に押し付けて来る。

羽音など何が良いのか全然分からないけど取り敢えずホンダ。恩紗のお勧めはエンブレムをいくらでも交換出来るヤマハのSR400。ノートン先生にしてどーすんだよ。鈴は勿論スズキだよね。

こうなったら勝負で決めようと、何の勝負をするのかと思ったら相撲だった。何故相撲。ちなみにはいふりが先に相撲の放送したけど、ばくおんの原作も相撲なので。多分アレだな、作者がアレな作品を描いて来たから(バイクを洗う回で真骨頂)女の子がアレな絵になる相撲にしたんだろう(アレだらけかよ)。
参考資料

予想外にも聖と羽音が勝ち残って羽音の勝ちとなったのだがその時にはもう千雨は居なくなっていた。そりゃ自分のバイクが女相撲で決められちゃな。原作で書かれていたのだが、そう言えば聖は免許を取るのにGPライダー養成ギプスをしたばかりだから現時点で力があったのかもしれない。

家で悩む千雨に父は王家の血筋の証の黒子を渡す。全然血筋じゃない。でもそれで決まった千雨の乗る二輪はホンダPCXと言うスクーターだった。千雨曰く、バイクは公道を走るものではない、一方スクーターはバイクではないので公道を走ってよし。

しかしその車種では二輪素人の私にはバイクとスクーターの違いが全く分からないのであった。
タイヤが2個で同じ形じゃん。
参考資料
大雑把な違いはあるけど例外もあるらしい
http://newstriviajpn.com/archives/2572.html


あー、ばくおん!!、もう次回が最終回か・・・

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Re:ゼロから始める異世界生活・第11話

鬼の村でラムとレムは忌むべき双子として生まれ、村長によって処分され様としたが異変に感応したレムが泣き出すとそれを助けるかの様にラムが力を発言する。そのラムの力は非常に教大で一本角でこれだけの力をと村長達を驚愕させた。

これで本来なら処分された双子がラムと言う類い希なる逸材を惜しんで生き延びる事になった。ラムは強大な能力ばかりかなにもかもが優秀で、それに対して一本角相応の力しかないレムは角の力ではラムに到底適わないから日常生活で役に立つ方へと生き方を変える。
参考資料
ラムとレム、今とは全く違う状態だったんだなあ。

そこでレムは今日の夕食は自分が用意すると言って山に出かけて材料集めをする。ところがその採集中に天候が俄に悪化。落雷によって倒れて来た木がレムを押し潰しそうな場面でラムが助けに来る。

その日の料理は台無しになってしまったが、ふかし芋だけは作る事が出来た。スバルが食べたあのふかし芋のルーツはレムだったんだ。両親がラムに心配かけるなよと言うが、ただ、あの両親とてレムを悪く言うつもりはなかったんだろうな。ついつい出来た姉と比べてしまうのだろう。でもそれがレムには重しなんだけど。

これでレムは決心した。もうラムと競うなんてしない。ただひたすら姉の後についてまわればいいんだと。現在のラムがなんでもレム任せに見えているのとは全く逆だね。

だがそんな日々は長くは続かない。ある日の晩、村を襲った集団(だよね?ここ、よく分からなかったけど)とラムが戦い、その時にラムがレムを庇って角を折られてしまう。この時にレムは思ってしまった。ああ、やっとあの角が折れたと。
参考資料

そしてこの時にラム達を救ったのがロズワール。

この時から二人はロズワールのところで働く様になり、そしてレムは自分の為に角を失ってしまった姉、そしてそれで安堵してしまった自分、その贖罪の為に生きる様になった。

それが今のレムだ。姉の為に、そして今度は自分を助ける為に呪いの餌食になったスバルの為に、自分だけで全てを片付けようとしてウルガルムの群れの中に飛び込みボスガルムを潰そうとしていた。それなのにラムとスバルがここに来てしまっては台無しだと言うのだ。

でもスバルはそんな事を思ってない。ひとりで抱えるなよ。三人寄れば文殊の知恵ってことわざが自分の世界にはあるんだと。ついでに三本の矢は折れにくい。

とは言ってもこの窮地をどうするか。スバルは口では二人を放置して自分だけ逃げる作戦とか言うが、それは自分の臭いでウルガルムをおびき寄せてラムとレムを逃がそうと言うものねとラムにあっさり見破られる。

でも作戦の根本はそれで行く事になる。それはスバルには一応の勝算があるから。スバルはボスガルムの方へ突っ込み、ラムはスバルの言葉を信じてレムを背負って逃げる方へ。スバルの勝算ってやはり前回村の子供がくれた品物の一つだった様だ。よく分からなかったがボッコの実と言う物だと原作を知ってるツイートから判明。あれでボスガルムの動きを凍結して剣で貫く。

でもこれだけで倒せる程にはボスガルムは甘くなかった。また自分を助ける人がやれれてしまうとレムが手を伸ばそうとしたその時に真打ち登場。
参考資料
ロズワール様、さすがだな。
エミリアにボッコの実の発動を見逃さない様にととっくり言われていたらしい。

助かったスバルに思わずレムが抱きつく。でももうボロボロになっちゃてるからここでスバルは意識を失い、次に目が覚めた時は見知った天井。レムがずっと手を握ってくれたベッドの上。

レムは未だ姉が出来た筈の事を追い求めていたがスバルはラムはラム、レムはレムだと。ラムにはないものがレムにはある、それは胸がラムより大きいなどと茶化しながらもレムを諭してやる。

すっかりでれでれのレムりん。原作ではスバルとくっつくと言う話もあるらしいのも宜なるかな。

なのにその後でスバルはエミリアたんマジフェアリーだものなあ。
ちょっとこれはレムが浮かばれない展開だった気がする。

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ハイスクール・フリート・第10話

てーへんだてーへんだ、晴風は赤道を超えてるじゃないか。赤道祭だ!
赤道祭と言うのは文字面で見たことがある。「せきどうまつり」だと思っていたけど。

赤道祭はましろの説明のとおり帆船時代に発祥があるらしい。かと言って何をやるのかは具体的に見た事がなかった。今回は祭+麻侖と言う事で神田の祭の様なイメージでの開催となった。丁度修理や補給などを受けていて停泊している事もあり。
補給艦のおふたり。
参考資料

あれ?でもみんなあまり乗り気じゃないね。
そんな中で幸子が異様に盛り上がっていて、しかもましろに懐いている。
参考資料
うーん、ひょっとしてミーナがいなくなった寂しさのせいかな。

洋美は真面目で提灯の飾り付けとかしてるのに他の子はだらっと休憩中。水着になって水鉄砲で遊んでる子もいるし。同じ機関科(だけど応急長)の和住媛萌(わずみひめ)は廃材を貰って内緒で何かやっていて麻侖に教えてくれない。

そんな訳で麻侖は面白く無い。なんだよ盛り上がってるのは自分だけなのかよと。幸子を見せてやりたいけどねw

とうとう麻侖は拗ねてしまった。

困った洋美が艦橋に相談に来たところに媛萌がやって来る。「個人的に」作ったもので麻侖の機嫌を直せるんじゃないかと。

洋美が麻侖を呼んで媛萌が作っていたのを見せるが、それは神輿だった。神棚の下で何かやってるなとは思ったが、廃材が小さい感じだったのでここまでの大きさとは思わなかったなあ。媛萌は神田の生まれ(両親が。えー・・・水没したのって何年前なの?いや、はいふりは細かい設定を気にしちゃいかん)だそうで祭と聞いたら神輿は外せないと言うのだ。おまけに明乃はこんな格好で踊ってるし。
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それに釣られて他の乗組員もやっとその気になって来た。

航海の無事を祈ってお祓い。
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八木鶫(やぎつぐみ)と鈴の実家は神社だそうだ。特に鶫の実家は横須賀中央駅近くの諏訪神社(ましろ達が行った諏訪大神社とは別)だそうで。

これに露店が加わると本格的なお祭り。やっぱり食べ物屋とか出ると違うな。そして7時からは教室で演し物。司会は機関科の広田空と若狭麗緒。砲雷科のモノマネが全然分からん。ああ言うのは分かる人間にしか分からないのだろう。ばくおんの鈴や恩紗ならバイクの音のモノマネで分かるのかもしれない。私がわかるとしたらVVVFインバータ車のモーター音かなw

航海科の後悔ロックは酷い。ふられましたは気の毒過ぎるw

砲術長と水雷長による漫才って艦橋の志摩と芽依(はいふりカメラでお馴染みの)なんだが、すべるんじゃないかと思ったら51音マンボが面白かった。EDで協力に「『五十一音マンボ』作・だるま食堂」とあったのでひょっとして元ネタがあるのかと探したらあった。
https://www.youtube.com/watch?v=-AQU4cblnEs
まんまだ。

そして幸子とましろ企画の艦橋要員の演劇だが、割合普通だね。でもそれを演ってる間に麻侖が洋美に迎えに来てくれてありがとうと。幼なじみの二人だが麻侖は晴風に乗ってから洋美がましろの事ばかりだったからこうして来てくれたのが嬉しいと。

そうして洋美の為に企画したのが相撲大会。なにしろ洋美は地元の女相撲大会の優勝者だそうだ。多彩な技で次々と相手をぶん投げる。そして決勝は明乃と。麻侖、明乃が勝ち進む様に弱い相手をあてがったそうだ。三人とも給養員じゃないか。

決勝戦はいくら明乃が強運だと言っても実力で洋美の勝ち。普段のましろ×明乃の鬱憤を晴らしたかな。

でもこれで終わりじゃ無い。確かに美波はメインキャラなのに何もしてなかった。美波の希望はみんなで「我は海の子」を歌う事。それにしても美波が「12歳。」って誰も知らなかったのか。いや、確かに視聴側は設定で知ってたけど。
参考資料
それにしても自分の子供に聞かせてた?と言うのはちょっとw

こうして楽しかった日常回が終わる。一旦楽しんだ後の終盤は厳しい試練が待ってるぞ。

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ビッグオーダー・第9話

東京政府の発表によってエイジが大阪城の破壊を引き起こした事にされる。これでますますエイジに対する民衆の憎悪が集まった。しかし例の逆五芒星のポイントとなる元伊勢の巫女は弁慶が保護、伊吹山の巫女は平景清が保護する。これでベコンコイルは機能しない。

拠点を抑えておいて柊は源内の拠点となっている奈良第2エネルギー研究都市に侵攻を開始した。殺人が次々と軍を運んで攻めこむ。マリも単身研究所内に入った。しかしそのマリの前に人間の知覚を操る能力者本間Qが出現。歩くことさえままならなくなったマリは身動きが取れなくなって本間は動けなくなったマリを物理的に倒そうとする。

そこに突入して来たのがエイジ。重力制御で大阪からここまで飛んで来たのだ。突入して来たエイジのぶちぬいたコンクリートの下敷きになって本間はバタンQ。本間Qだけに(をい
参考資料
これが今回のギャグか。

そんな時研究所の中では源内が瀬奈に過去を思い出せていた。あの大破壊のきっかけとなるゲート開放は実は瀬奈によって起こされたのだ。ゲート理論は源内が打ち立てたものだが、精神が物体を生み出す世界への扉が再び閉じてしまったのでそれをリレーするものとしてDAISYを生み出したのだ。今回はまた瀬奈を使ってゲートを開放し、願えば叶う世界を作りたい閉じて言う。

遅れてやって来たエイジ、源内がやりたいのは誰もが願えば叶う世界だと言うが、エイジはそんなもの無理だと言う。そりゃそうだろう。二人の人間が逆の事を願ったらどちらかの願いが叶わないのだから。

だが源内はそれにあっさり答えを出す。そんなもの、願った数だけ世界が複製されれば良いのだと。そしてそれはどれもが本物だと言う。うーん、なんかおかしくない?複製された世界でまた願いの対立があったら無限に複製が出来るのか。

それだったらそれこそ人間の知覚を操作して頭の中にだけ願いがかなっている世界を作ればいいんじゃなかろうか。

エイジはそんなものは偽物だと瀬奈を救い出そうとするものの、瀬奈は源内の言う通りにゲートを開けるとエイジを刺し貫いた。
参考資料
折角保護した元伊勢と伊吹山の巫女はほんのちょっとだけ喋っただけで弁慶と平景清で殺されちゃうしベコンコイル発動待ったなし。

エイジ、壱与の子作りを振り払って瀬奈の所に来た結果がこれだよw
まあエイジは瀬奈じゃないと役に立たなかったらしいけど。

もう一人のヒロイン鈴が腕を壊して脱出して来るの待ちだな。
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クロムクロ・第10話

先の敵ジオフレームとの戦いではヒドゥの時と異なりパイロットのフスナーニが投降した。日本語を話す人間の姿をした様子が公にされると小春のクラスメイトもその共通項から剣之介も彼らと同類じゃないのかと感じたらしい。それは何も子供だけの感性ではなく、誰もが思った事だった。小春は信じてるけどね。

ハウゼンの調査では基本的に地球人と全く同じ。見た目も同じなんだが、染色体(性染色体含む)まで同じなら普通に考えたら同じ生物。首にインターフェイスがあると言うが、それは後天的に付けたのだろう。解剖するまでもないと思うが、インターフェイスをどう付けているのかは興味あるだろうから解剖したがるのも無理はないw
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ここに国連から本職の地球外生物折衝官キャリー・ダノムとヒース・キングスレーがやって来た。以後のフスナーニに対する尋問はこの二人が行う。

早速尋問開始だが、キャリーの質問がまた直球ばかりだなあ。それに異文明との初コンタクトだとしたらこう言う扱いが相手の文化に抵触しないのか聞かないのかな。人類(地球人)はこれまでの歴史の中で(地球内の)異文明に接触した時に相手の文化を無視して自分達の文化で応対してその後に禍根を残したと言うのはもう今では世界の共通認識だよね。

直球すぎてあまり有益な情報は得られない。我々はすべからくエフィドルグだって、須くの使い方が微妙な気もするがそれは宇宙人だから仕方ない。この尋問見ていてもっとソーシャルな尋問出来ないものかなと思った。相手の兵器の内容なんて直接聞いても答える筈が無いので、相手の文明を聞く所から行けば良いのに。例えば劣等種族は優秀なエフィドルグに指導されるべきみたいな部分は、歴史的にどうしてそう言う考えに至ったのかを話をしてるうちにジオフレームがどう開発されたのかも分かるかもしれない。

それにしても450公転周期も経ってるのに、彼らが言う黒いグロングルを圧倒出来ないジオフレームで乗り込んでくるとかどうなのよ。技術進化止まってるんじゃないの?

フスナーニの尋問が行われている頃、学校では剣之介や由希奈が悩んでいた。剣之介はフスナーニの顔に見覚えがあるらしいみたいな事を言ってる。もしそれが当たりだとしたらエフィドルグ達も450公転周期の間は凍結していたのかもしれない。それだとクロムクロより圧倒的に進歩した武器を持っていないと言う理由はつく。

しかしそんな剣之介の悩みを相変わらず恋の悩みの様に勘違いしてしまう宇波先生。あんた頭の中はそれしかないんかいw

赤城がやっと出した進路志望に第一も第二も第三もパイロットと書いて武隈先生に出して由希奈に続いて頭の痛い武隈先生。それでも一応真面目に進路を考えてくれる。GAUSのパイロットになるとしたら、いずれ自衛隊にも配備されるだろうから防衛大学に進学するのが良いだろうと。まあルート的にはそうなのかもしれないが大学と聞いて驚く様な赤城にそれはいいんだろうか。但し赤城父は立派な整備班班長なので素質が無い訳でも無さそうだが。

由希奈と剣之介がジオエクスプレスで研究所に向かっている頃に事件は起きていた。ジオエクスプレスって、今回の最後に紹介があるんだが一応最新型なんだな。でも二人が座っていた車内のアコモデーションがすんごい古くさいんだけど。今時椅子の部分が片持ち式じゃないとか20年以上遅れてるだろう。
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フスナーニは尋問が休憩に入ったところで部屋に戻されるのだが、手枷をこの玩具に何の意味があるとか、黙って抜け出せばよいものをわざわざ自分の能力を誇示して警戒の兵士を片付けて逃走を開始。ロングアームもリモートで呼び寄せる。ロングアームがリモートで動き始めたらしいと言う報告を受けてグラハムはフスナーニが逃走したなと判断。これは正しい。

この頃に到着した由希奈と剣之介だったが、剣之介の尋問をしたいとか言い出したせいで由希奈が一人になっちゃった。こう言う時、ヒロイン様は敵と遭遇する確率が高まって案の定掠われそう。
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これ、嘗ての雪姫に続いて由希奈も奪われるとあっては次回の剣之介の慌てぶりが目に見える。

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文豪ストレイドッグス・第10話

中島救出の為に国木田が会社の高速船で追いかける。単身で行くんだ。何人かで乗り込むのかと思ってた。芥川と戦う事になったら国木田単身より複数で乗り込む方が成功しやすいだろうに。

同じ頃太宰は中原と対峙していたが、ここまでに痛めつけられていたせいか太宰の攻撃がイマイチらしい。こんな程度かと太宰を追い詰める中原なのだが、太宰は余裕。そして中原にいいことを教えてやろう、明日五大幹部会があると言う。そんな事聞いてないぞと動揺する中原に、だって自分が手紙を出しておいたのだからと。

その上で君は私を殺せない。それどころか最後は内股歩きのお嬢様口調で立ち去る事になるだろう、そんな未来が分かると言う。

そのカラクリは太宰が幹部会に送った手紙の中に自分が死んだらポートマフィアのあーんな事やこーんな事が明るみになるぞと言うもので、だからその対処の為に五大幹部会が開催されるし、中原は太宰を殺す訳には行かなくなると言うのだ。

だったら何故太宰はこんなわざと捕まる様な真似をしたのかと言えば(でも捕まった時はヤバイって言っていたのでその瞬間はそんなつもりなかったんだろうな)、誰が中島にあれだけの懸賞金をかけたのかを知りたかったから。

中原は太宰を殺せなくなったばかりか、太宰の手枷の鎖を破壊して逃げる幇助をしたのが幹部にバレる事になり、ちゃんと言う事を聞いたら武装探偵社の仲間が来て自分を助けた事にしてやるのになーと言う太宰の言いなりにならざるを得なくなる。

そんな訳で中原は中島に懸賞金をかけた相手の手がかりを喋った上に、帰る時には内股になって「二度目はなくってよ」などと言う羽目に。しかもそれを笑って貰えないしw
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コンテナ船の上では泉が芥川に銃を向けて中島を助けようとしたが、まあ芥川の方が役者が上であっさりと防がれる。泉が吊し上げられているのに気が付いた中島が助けようとするもののこっちも踏みつけられたまま。このあたり、未だ弱い中島のままだ。そんな中島に芥川が異様な憎悪を向ける。

だが、クレープ美味しかったと言う泉が自爆装置を発動すると、それによって中島は芥川の近くからはじき出され、迎えに来た国木田の高速船の方へ。当然国木田は飛び降りて来い、泉は助けられぬ、自分だってこれまで何度も失敗して来たんだと、中島に単身逃げるのを促す。
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でも中島君、ここで泉を見殺しにする人間(人虎)じゃないよね。太宰と探偵社は自分を見捨てなかったと。そして踵を返して炎の中へ。

向こうでは泉にとどめを刺そうとしていた芥川。それを中島は阻止する。なぜ泉を使って人殺しをさせていたのかと問う中島に、芥川は人殺ししか出来ぬ泉に生きる価値を与えただけだと。でも中島はそんなものお前が決める事ではないと迫る。芥川の泉に対する扱いに怒る中島、一方で芥川が中島に憎悪を向けるのはあの太宰の一言だった。

嘗て太宰がポートマフィアに居た頃に芥川は太宰に育てられたが、ポートマフィアを棄てた太宰が芥川に向けて「私の新しい部下は君なんかよりよっぽど優秀だよ」などと言う。なんだ芥川の中島への憎悪って嫉妬由来だったのかよw

いつの間にか虎化を制御できる様になっていた中島、芥川の絶対防御空間断絶をも破壊して芥川をぶっ飛ばす。中島はここで倒れるものの泉がそれを背負い、そしてコンテナ船から飛ばされたのを国木田が奇蹟のキャッチ。キャッチするタイミングもそうだが、固い甲板に単に受け止めたら大けがしちゃわないか。
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さて、首尾良く中島に懸賞金をかけたのが誰なのか探り当てた太宰ではあったが、どうやらその相手が悪いらしい。
フィッツジェラルドさんってそんなに大物?

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ジョーカー・ゲーム・第10話

アバンで陸軍幼年学校の生徒達の喧嘩場面。一番強いヤツがナイフを使わずに勝って「殺すのは最悪の選択だ。もちらん、自分が死ぬのもね」と言ったので、ああ、結城中佐の過去についての話かと思った。もちろんこれはD機関全員の信念ではあるが、それをわざわざここで出すとなれば結城の青年時代なのだろう。

カフェで情報を貰う男アーロン・プライス。彼はD機関の頭である結城中佐の正体を探っていた。しかし得られた情報はそう言う男は存在しないと言うもので、仕方なく今度は陸軍幼年学校の名簿を依頼する。

その名簿の中にも結城の名前は無い。だが、怪しい名前はある。有崎晃と言う生徒は一番の成績で入学したのに何故か途中で退学している。有崎は「ゆうき」と読めるのではないか?そう考えてプライスは有崎晃の素性を探る事にした。

後から考えればそんな「有崎=ゆうき=結城」なんて単純な隠蔽をあの結城がするかと気付とも思うが、そこは日本人じゃないからね。漢字文化に元々居なかったプライスにはこれだけでもすごいトリックに見えたかもしれない。

そうやって結城を探るアーロンには優しい妻エレンがいる。近所からのスイカの「(お)すそわけ」を持って来て暑さを凌ぎましょうと言う可愛い妻が。エレンのCVが小清水さんとは気づかなかったなあ。指輪を落とした時に最後に妻と指輪で何かあるとは思ったけど。ただ、この作品ならエレンを可哀想な事にはしないだろうとも思った。
参考資料

プライスは有崎晃の素性を探るべく、嘗て有崎子爵家に仕えていた使用人里村の所を訪ね、有崎子爵を偲ぶ人達の為の調査と称して色々尋ねる。話を聞いていくと晃と言う少年をある日連れて来て、英才教育を施したと言うのが分かった。プライスの目的はこの晃にこそあったので興味を持った風でどんどん尋ねる。目覚ましい成長を遂げた晃はやがて陸軍幼年学校に一番の成績で入学する。使用人達もゆくゆくは晃が立派な軍人になると思っていた。が、あのアバンでの事件が起きた。幼年学校の校長は晃だけを放校とした。何故なら晃は目つぶしに金的攻撃と言う陸軍軍人の精神に悖る喧嘩をしたからだと言う。こんな卑怯な男が立派な軍人になれる筈が無いと。

どうなんでしょうね。ナイフを持ちだしたのは相手なのだが、ナイフ自体は多分お互いそれで戦えば卑怯な武器じゃないと言う認識なのかもしれない。ただ、一人に対して三人がかりと言うのはどうなんだ。

陸軍幼年学校を退学になった晃は英国に留学し、そのままずっと滞英した。そして有崎子爵が亡くなった時に1回だけ帰国し、財産を処分してそれらを全部使用人に分配したと言う。里村が晃の生活を心配して援助を申し出たら晃は向こうで成功して公爵とも呼ばれているから心配する事はないと答えた。

公爵=Duke、すなわちD機関。さらには晃と一緒に写っている英国での後見人はスパイマスターとも言われた男。これでもう完全に素性がはっきりした。有崎晃こそ結城中佐なのだと。あとは英国に打電して向こうでの生活などを探らせ様とする。「正体がばれたスパイなど犬ほどにも役に立たない」そう日頃唱える結城の過去を暴いたぞとほくそ笑みながら。

だが好事魔多し。その場面に憲兵が踏み込んで来る。スパイ容疑の現行犯逮捕でプライスをしょっぴく。プライスは驚いた。どうしてこうなった。正体がバレたスパイは自分ではないか。
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恐らくラテン語を使った暗号文と思われる打電をしてる場面をそのまま見られたのだから抗弁のしようがない。手荒い尋問を受けてもうどうしようもないと覚悟したプライスだったが、最期にせめて最愛のエレンと会っておきたかったと思い浮かべる。そして最期の一服を所望して何もかも話すと告げた。ここで自害しちゃうのかなと思ったが、そこはD機関が仕掛けた逮捕劇だった。

そのタイミングで突然の釈放。プライスには何が何だかさっぱり分からない。もう一度有崎子爵家の元使用人里村の所を訪ねると、なんと今の有崎晃に会わせてくれる。そこに居たのは寝たきりになった有崎晃。欧州大戦の時に義勇兵として参戦したが、ドイツ軍の毒ガスにやられてこの状態になり、帰国したものの軍人ではないと言う理由で軍の病院には入れて貰えず、晃を連れて来たやはり一緒に戦って脚を怪我したと言う「杖をついた男」の援助で入院しているのだと言う。その男は里村に晃の「新しい過去」を何度も何度も話して誰かに問われたらこう答えろと言ったので、里村にはそれがすっかりしみついて今やどこまでが本当の晃の過去でどこからが作られた過去なのかも区別出来ないと言う。
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してやられた。「結城中佐」は「有崎晃」と言う仕掛けを用意しておいてそれを探る者が居たら直ちにスパイとして捕まえる罠を仕込んでいたのだ。だからあんなにあっさり捕まった。そして気が付く。エレンとの結婚指輪が無い。あの釈放で気が緩んだ時に奪われたのだ。あの中にはマイクロドットでこれまで10年間スパイとして培った協力者の名簿があったのを奪われた。自分の10年間の成果が。そう、落胆した所にエレンがやって来る。杖をついた男にアーロンがここに居るだろうと教えられたと言って。
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「迷った時に伴侶の顔が浮かぶようなら引退どきなのがスパイ」

D機関の実に見事な手際の話だった。情報は手に入れる。誰も殺さない。相手のスパイが家族を慮った時点でもうスパイではないと解き放ち妻の所へ帰す。アーロン・プライス、相手が結城で良かったな。エレンも何も知らないで今後も幸せに暮らせそうなのがまたよろしい。

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ばくおん!!・第10話

由女達と一緒にプリクラをしたら鼻の穴が目と認識されてしまって大型化して写った写真となってしまった千雨。この子はどうも不運がつきまとう子らしい。幸福クラスに入った方がよいぞ。

このゲーセンにはSAGAのRIDE ONと言うバイクゲームがあった。千雨がライダーなんだよと言うのから由女達は乗って乗ってとせがむ。押されて乗ってしまう千雨。この子はどうも押しに弱い子らしい。

元々レースでは1位を取りまくっていたので普通に乗れば問題ないのだが、ゲーセンのバイクゲームなんて実際を忠実に反映してないんじゃないかと思ったら案の定車体が傾かなくて事故る。その時の千雨の悲鳴で羽音達がやって来た。ただ、ここは原作だとこの筐体がたまたま故障していて足で傾けてやらないとダメと描かれている。

羽音が挑戦してみたが3面クリアでGAME OVER。私にやらせなさいよと登場したのが鈴だった。えー、ゲーセンのバイク乗るのにそのスーツかよ。そして激しく揺さぶる訳だが、これを見た「友人(青髪)」はバイク乗りはかっこいいと言ったけどあれ訂正するとまで言われる。しかしふと考えてみれば、鈴がライダースーツ着てるのは登下校でバイクに乗るのに制服の上に着てる訳で、だったら下校途中に立ち寄ったゲーセンにその格好で来るのも無理無いか。かなりアレだが。
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実は原作ではここで来夢先輩に期待が集まるのだが、来夢はテーブルタイプのインベーダーゲームで高得点を更新中で参加出来ない、と言うのが省略されてアニメではなんとなくインベーダーゲームやってる姿で描かれている。因みに私が始めてお金を入れて遊ぶ「テレビゲーム」をやったのは逗子マリーナだったかのモノクロのホッケーゲーム。昭和が40年代後半になった頃だったか。今から見たら極めて単純なんだけど、当時は滅茶苦茶高くてほんの1~2ゲームしか出来なかった。

鈴が激しく左右に揺らしておかしな音を残したバイクゲームに、千雨がコツは分かったと満を持して乗り込むが、やはりあのおかしな音は機体が損傷した音で、ぶっ倒れてしまう。不運な子。

これだけじゃバイクに乗り足りないんじゃないと羽音は千雨をタンデムに誘う。羽音にとっても初めての二人乗りなんだけどね。初めての公道でのバイクに千雨は恐怖から羽音の胸をふにゅり。ここも原作では千雨の運転と羽音の運転が違うせいもあって、恐怖を感じると言うのが描かれている。これって別にバイクじゃなくても自動車の運転もそうだよね。他の人の運転する車に乗るとブレーキタイミングが違ったりして助手席に座ってるくせに思わず右足を踏ん張る時があったりして。

さて、このバイク部には問題がある!
一年生の新入部員が入って来なかったのだ。しかし有力候補は居る。千雨だ。まるで鴨が葱と鍋とガスコンロを背負ってるみたいな。
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その千雨は父から新しいバイクを薦められていた。父親の近眼が酷いのかタブレット近づけすぎだろと思ったが、後の場面を見ると顔を見せないキャラなんだな。そのせいでタブレットで隠してるのか。因みに原作だとこの場面は新聞なのであんなに近づけてない。千雨は取り敢えず保留にした。母親(こっちは顔出しあり。酷い男女差別だ、この作品はw)はあれ?って表情をした。

千雨をバイク部に入れようと部室に誘ってみる。その時に恩紗は千雨の苗字が元GPライダーの中野欽矢と同じなのを発見してその話題をふるが、それって実は千雨の父だったんだよね。ここ、原作ではもっと墓穴を掘ってるので恩紗があれだけ顔を恥じらっているのが分かる。
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居並ぶバイク部のバイクにさあ乗ってみなよと言われても足のつかかない千雨は乗って倒したら大変な事になると何とか逃げる方法を考えた。ところで聖の(早川の)ドゥカティならサイドカー付きだから倒れないんじゃないの?

羽音のアレな誘い文句に抵抗していたら、鈴がそうやすやすと他人を跨らせる物じゃないとますますアレな事を言うが、但しこれが助け船になると千雨は思った。鈴の言う通りだと。ただ、ここでスズキの刀を褒めてしまったのが運の尽き。鈴が前言を翻して乗って良いわよと言い出し、しかもなんだったら二人で「ないしょのツインテール」組んでも良いわよとか、これ聞いた時には知らなかったのだが、この単語ってヤバかったんだね。

進退窮まった千雨はどうせ私は足が届かないから乗れないんだ、笑いたければ笑えと叫ぶ。みんな笑っちゃうのだが、それは千雨を嗤った訳ではなく、そんな事気にしなくていいんだよと。乗ってみたら羽音のバイクはシートを低くしてあるし、恩紗のバイクはサスペンションがへたっていて沈む。だから足が付くのだ。その程度でつくんだ。まあ確かに女の子がバイクに乗るには体格から或程度低くしなくちゃならないかもね。メーカーに縛られて乗れないなんて考えちゃダメだと。

公道でもバイクに乗ると決めた千雨は、そうなった以上は免許を取らなくてはならない。と言う事で教習所へ行くのだが、ここで恩紗達が持ち上げたのが良くなかった。一発検定でOKだろうとか言うが、免許は乗り方だけじゃないからね。聖の時もそうだったが「交通ほーき」とかレースと無関係の事も覚えなくちゃならない。

と言う事で一発OKとは行かず(あのミラーチェックってNGなの?)普通に教習を受ける事になる。行ってみたら聖も通い始めたところ。聖は補助輪を着けないとバイクに乗れない状態だったのでそれよりは上だと思ったが千雨だが、これは間違い。このあと千雨が中野欽矢の娘でしかもレースで1位を取りまくったのを知っている教官達が勝手にやってもいいよねと次々と検定印を押しちゃうから結局何一つ覚えられない。そんな事をしているうちに補助輪無しでは走れなっかった聖がスラロームもこなす様になっていた。すっかり追い抜かれてしまったのだ。

千雨は泣いて聖に告白する。自分は何も出来ないバイク乗りだと。教えて欲しいと。そんな千雨に聖は自分の特訓の秘密も明かすのであった。あのGPライダー養成ギプスをして練習したのを。
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何だか雑誌を見てる時に唐突に出て来たGPライダー養成ギプスだが、ここでオチに使われたか。

上の方で色々「原作では」と書いたけど、書かなかった部分も沢山あるので、アニメ派でも原作は買って読んで損は無いと思う。原作は原作で、アニメはアニメで膨らませている部分があるので。

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Re:ゼロから始める異世界生活・第10話

ウルガルムにガブガブ噛まれたスバルは、レムが救い出してエミリアやベアトリスが治癒したおかげで死なずに済んだ。見知らぬ天井は本当に見知らぬ天井で、身体には咬み傷だらけ。その場面でレムが何とかならないんですかと叫んでいたのは、その時は治癒の話かと思ったが、あとからそれは呪いの方の話だったんだな。

村に出てみると今回のスバルとレムの子供達救出作戦が成功していて、呪いが解かれた子供達は元気にしている。あの呪い、今迄のと何が違うんだろう。以前の発動したらもう解けないと言っていたのに。

ともかく村が守られた事でロズワール様の面目が保たれて少なからずラムもご機嫌でバルス君にふかし芋をくれたりする。結界は修復され村に居る限りは魔獣が入ってくる事もない。

しかしスバルの前にベアトリスが立っていた。基本的に屋敷から出る事のないベアトリスが以前の死に戻りの時にスバルを守る為にレムと戦った時以外は外に出ていないが、そんなレムとの戦いの様な緊急事態でもなさそうなのに村に迄来ている。
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でもやはり緊急事態ではあった。おまえはあと半日で死ぬのよと、スバルに余命宣告。と言うのもあまりにウルガルムにガブガブやられてしまった為に呪いが幾重にも絡み合ってベアトリスにもほどけないと言うのだ。しかしスバルは信じていた。ベアトリスが単に余命宣告する為に屋敷を出てスバルに会いに来た訳ではない事を。おまえに自分の何が分かるのかと言うベアトリスの言葉にスバルがベアトリスが思っているより何倍もと答えていた。と言う事はやっぱりベアトリスはスバルが何度か繰り返しているのに気づいてないと言う設定なのか。

絡みすぎて解呪は出来ない。その場合、呪いを解くには呪いを掛けた主を殺す事だ。どうやら魔獣ボスガルムはマナを吸い取る為にウルガルムを使って呪いをかけて相手からマナを吸い取っていたらしい。だからボスガルムを倒せば良い。

まてよ。今ここに居ないレムは何をしている?あの何とかしてスバルを助けられないかと聞いていたレムはこの事を知って単身鬼化してボスガルムを倒しに森に行ってるんじゃないのか。この話はラムが立ち聞きしてしまう。
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レムがそんな事にと助け出しに行こうとするのを、自分も行くと言う。インターネット上等運命様上等!村人から一応剣を受け取るスバル。子供達が心配するのだが、大人は流石で、これはお礼の剣だとはぐらかすと子供達もじゃあ自分達もお礼をと勝手にポケットに色々放り込んだ。これ、ひょっとして後から役に立つかな?

森の中に入ってレムがどこにいるのかラムは千里眼を使う。しかしレムを発見する前に自分達を狙う視線を発見。ウルガルムがスバル目がけて襲って来るのをレムが風の力で切り裂くが、なぜスバルばかりが狙われるのか腑に落ちない模様。視聴者は例の嫉妬の魔女の臭いに寄りついて来てるのだろうなと思うのだが、ラムには分からないんだ。

見つからないレムやボスガルムを呼び寄せる為にスバルが取った手段は死に戻りの話をラムに話しかけてあれを発動する事で魔女臭を一帯にまき散らす事だった。予想通りウルガルムは大挙してスバルに襲いかかって来るが、この作戦はかなり無謀だったな。ラムの能力だけだと防ぎきれないだろう。ラム、すっかり力を使い果たしてスバルにお姫様だっこされる羽目に。あの状態でスバルがよくもまあウルガルムから走って逃げられるなと思ったのだが、原作者のツイートによるとウルガルム達はスバルをなぶりものにする為にわざと追いついてないのだそうだ。

そのうちにレムがやって来た。やって来たのは良いのだが、鬼化してしまいスバル達の認識が出来ていない。あのレムを落ち着かせる為にはレムの角に一撃をくわえるしかないと言うが、とても近寄れる雰囲気ではない。そこでスバルは一計を講じる。ラムにロズっちに誓ってこれからやる事に怒らないか?と念を押して、それを確認したらラムを放り投げた。よく飛ぶなw
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それに気を取られたレム目がけて駆け寄ったスバルだが、一瞬怯んだせいで一撃に失敗。その後のウルガルムの出現振動で空中に放り投げられるが、ここを逃せばもう先はないと覚悟を決める。

あ、ここで終わり?
うまいところで次回持ち越しにされちゃった。

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舞台探訪・ヤマノススメ原作八十二合目「今しか見れない景色」・妙義山中間道

Web上で八十二合目の前編が公開された時、天狗の評定のコマを見て「あ!無理!」と思った妙義山です。もっとも、一応中間道は稜線コースとは違うらしいのですが、私の技量では不可能だなあと思いました。

しかし@habusanさんが「一緒に行きませんか?」とお誘いをしてくれたので行ってみる事にしました。他に@athnoさんと@HHP_tanさんが合流して計4名での登山となりました。

榛名外輪山以来二週間ぶりの高崎です。今回も8時頃の集合。レンタカーで道の駅みょうぎに向かって妙義神社の中間道入口から出発します。後から気が付いたのですが、あおいちゃんとほのかちゃんが出発したのは妙義神社の中間道入口ではなくて、そこから少し行った先にある中間道入口です。と言う事でこの写真は最後に戻って来た時のものです。
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一時間ほど歩くと第二見晴に到着します。この手前に第一見晴があって、そこからの景色も似ていますが山容からこの第二見晴の方が作中の場面と思われます。
この第二見晴には登山道からほんのちょっとそれて鎖場を登る事になります。
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第一見晴も第二見晴も、その場はかなり狭いので他の登山者の方が来たらなるべく早く場所を譲ったほうが良いでしょう。

次のこのポイント、先ほどの第二見晴からは結構歩きます。行けども行けどもそれらしい景色が無く、地点的にそろそろ大砲岩の近くになるので見落としたのかと思ったのですが、大砲岩分岐の少し手前で登場しました。
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作品タイトルが「今しか見れない景色」と言うとおり、6月ともなれば葉が生い茂って原作とは違い向こう側の柵が見えません。

ここはあおいちゃんが「頭当たる」と言ってる様にとても低いです。
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次にほのかちゃんが「マップによればそろそろハイライトだよ」と言う地点ですが、それらしい場所が分かりませんでした。しかし遠景に大砲岩らしきものが見えるので多分大砲岩分岐をほんの少し進んで鎖場を下りる手前かと思います。やはり葉が生い茂って見えなくなったのでしょう。

その次のコマがあおいちゃんが「なにこれ!?」と叫ぶシーンなのですが、いやいや、その手前の鎖場も既に「なにこれ」な場面です。
まず大砲岩分岐からいきなり鎖場の下りです。この時点で鎖場をいくつか経験した事の無い初級者はもうやめておいた方が良いです。今回私は初級者ながら他の3人の方がそれなりに経験を積んだ人達だったのでその後を追う様にして見てもらいながら下りたり登ったりしました。

鎖場を下り、鎖場を横につたい、垂直なんじゃないかと言う鎖場を登って漸くこの地点に到着します。
「なにこれ!?」
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見えている鎖に辿り着くには画面右側から用心して一旦下りて(左側は落ちたら即死ですね、多分)、その後細い岩場を進んでとりつきます。とりついたら鎖場自体はそう長くはないです。

ここに至る前の鎖場をクリアしたあおいちゃんなら天狗の評定の鎖場はクリア出来ます。
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「着いた!!」
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ここから大砲岩の方を見ると、六十一合目で登場した荒船山の航空母艦の様なまっ平らな山容が見えます。
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このあとほのかちゃんが「休憩所あるから一度休もう」と指差しますが天狗の評定からは見えません。これを見るには大砲岩に行かないとなりません。
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「道細っ!!」と指してるのは胎内くぐりです。
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「道じゃなくて岩じゃん」と言うのが大砲岩です。
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さて、天狗の評定エリアを離れて第四石門の前にある石門広場です。
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ちょっと同じ構図は無理かな。

第二石門、これがまた難所
第二石門・第一石門の方へ向かうと「え?これ登るの?」と言う鎖場があり、その後にこの第二石門の鎖場があります。
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フレームに入りきらない第一石門
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石門群の登山口に下りて来ました。
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ここから舗装道路を道の駅みょうぎまで歩く事になります。途中でショートカットする所もあります。ほのかちゃんは石門の写真には満足しなかったのですが、一面の桜並木を見上げるあおいちゃんを写真に収めます。

でもそれっぽい桜のありそうな場所はちょっと分かりませんでした。季節が違いますし。石門群登山口から下に下れば桜の広場があるのでそっちかなと思ったのですが、八十二合目の冒頭で道の駅みょうぎをスタート&ゴールにしてるので何とも言えませんね。

妙義神社に戻って来てヤマノススメ三期祈願の絵馬を奉納して来ました。
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今日(6/5)は気象庁が関東地方が梅雨に入ったとみられると発表しましたが、その直前の晴れの日に行けたのは良かったです。3人の方に支えられて鎖場もクリアでき、あそこは私単独では多分行けなかったでしょう。

繰り返しますが、鎖場の練習をしていない初級者や初心者は付き添い無しでの天狗の評定や第二石門はやめておくべきだと思います。

詳細な山行記録はヤマレコを参照して下さい。

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ハイスクール・フリート・第9話

比叡をブルマーに引き渡し、複数の大型艦目撃情報に基いて晴風は南方200マイルのアドミラルティ諸島へ向かう。その後の追加情報で目標艦がアドミラル・シュペーと判明。ミーナの乗艦していた艦だ。

シュペーは強敵だ。でも比叡に勝った自分たちならやれるんじゃないかと言う晴風の乗組員。そう言う奢りは足下を掬う事になるのだが、でも今回はそれだけではなくてミーナの仲間を助けようと言う意気込みがある。
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ミーナの情報で甲板上に露出している蒸気パイプを狙えば足止めが可能だとの事。しかしシュペーは駆逐艦並の大きさで小回りが効く上に分厚い装甲と強力な主砲を備えていて、主砲が当たったら晴風は一撃で撃沈されてしまう。作戦を考えて対応しないとならない。

やがて晴風はシュペーを前方に捉える。シュペーの左後方から近寄って魚雷を発射、シュペーが回避運動を始めて速度が鈍ったところで例の甲板上の蒸気パイプを狙おうと言うものだった。ここが難しい。何しろ目的は撃沈ではなく足止めなのだから。シュペーは予想外にも魚雷に対して回避運動はせず、晴風めがけて主砲を撃ち放って来る。このままでは魚雷が命中してシュペーが沈没してしまうと判断した明乃が主砲を撃って魚雷を止める(と言う表現だよね?よく当たるものだw)。

魚雷の第二波を発射するが、シュペーはやはりそれに構わず晴風を砲撃。晴風は三番砲塔を損傷してしまう。魚雷はシュペーの艦底を通り越す。芽依は「照準はばっちりだったのに」って呟くが、あれ?芽依は当てる気まんまんだった?w

これではシュペーの弱点を狙えない。晴風本体で狙えないのならスキッパーならと言う事で、今回も明乃が突入班を組織してシュペーに向かうことになった。最初の頃は明乃が出て行っちゃうのは性格だからと説明できたろうが、今度はなんだろうね。明乃が類まれなるスキッパーの操縦者と言う設定をはっきりさせておいたら良かったんじゃなかろうか。今回はましろも明乃の覚悟を受け入れて送り出す。ましろも覚悟を決めて髪の毛を解いて艦長帽を。

二隻のスキッパーは都合よくあった岩礁に隠れてシュペーに接近。晴風は反対側からシュペーに対して砲撃をしてシュペーの注意を引き受ける。注意をひきつけると言うのは即ち砲撃を背負うと言う事で、シュペーの副砲弾が晴風の艦橋付近に命中した。射撃指揮所辺りに命中と言う事で安否を問うが、遅れて小笠原・武田・日置の三人の返事が来た。エアバッグで助かったのか?
タカタのエアバッグだったら死んでいた(をい
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突入班の方は無事にシュペーにとりついて乗艦。目を赤くしてゾンビみたいな乗組員が襲って来るが、ああそうか、以前確か海水で無力化出来るとか都合の良い設定言ってたな。おかげで動かなくなったシュペーの乗組員に美波がワクチンを次々に打っていける訳だが。

シュペー艦内のネズミは一緒に行った五十六が退治して行く。凄い役に立つ猫だ。こんな事をしている間もシュペーからは砲撃されるし、晴風は全力で逃げなくてはならない。機関室がサウナの様になって洋美が文句を言うが、艦橋から返って来たのはましろの声。途端に態度が変わってもう一息だがんばるぞーと。なんだかんだ言って洋美もそれなりにイイヤツとして描かれてる。

そしてとうとうシュペーの艦長テア・クロイツェル。
やっと会えたと「Mein Kapitän」と叫ぶミーナ(アーウムラウトの発音が・・)。
ミーナはテアと戦うのではなく抱きしめる。
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ここがゾンビと違う点だな。まあワクチンもあるし。確か、後から突入班は自分たちにも打っていた。ともかく抱きしめる点がテアを大切におもっているミーナの気持ちを表現している。ワクチンが数秒で効くとか余計なこと考えちゃだめだよ。

こうしてアドミラル・シュペーは助かるのだが、シュペーは補給などで帰還しなくてはならない。それは即ちミーナが副長としてシュペーと共に離れると言うことだ。それを聞いてはっと思う幸子。
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ああ、ミーナと幸子はずっと仲良くしていたからなあ。みんな、覚えてる?

以降幸子は姿を見せない。シュペーが晴風から離れる時も。ミーナは甲板に幸子が居ないのを気にするが、艦は離れ始めた。そこに意を決して見送りに来た幸子。二人はここでお別れんだけど、きっとまた会えるさ。
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ビッグオーダー・第8話

源内側の半蔵に捕まったとは言っても、フランと鈴を納得づくで従わせた瀬奈。大阪に連れて行かれて源内との階段を行う事になった。

太宰府側は源内の動きを見ていると、出雲・元伊勢・伊吹山・富士を結ぶ線、元伊勢・伊吹山・伊勢・淡路・熊野を結ぶ線の上のいくつかで巫女がやられているのに気が付いた。柊はこの形はベコンコイルを作ろうとしているのだろうとの予測を示した。出雲と元伊勢と伊吹山と富士って一直線になるのか?
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柊は山口の平景清に他の巫女の救出に向かわせる。この辺り、何だか端折ってる気がするのだが、どうなのだろう。

大阪のホテルに迎えられた瀬奈は、源内との会談がどうせ編集されて都合の良い内容に変えられてしまうだろうから、何とかそれを防ぐ手段は無いかとホテルを調べる。しかし電話は通じないし、渡されたスマホもSIMを抜かれていた。ただ、鈴がこれでゲームが出来ると喜んだのを見て、瀬奈は何かを掴んだ様だ。

それにしてもGoogle Playに繋げないのにゲームが出来るのか。と言う事は既にゲームが入っている端末なんだ。

二人は先ずは食事に行った。瀬奈が温野菜を食べてみるとこれが美味しい。斎藤シェフの出す料理はどれもこれも「うまいぞー」
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ひととおり食事を楽しんで、瀬奈はスマホの録音アプリを使って鈴を相手にディベートの練習を始めた。

そうしておいて会談の場所に向かう。しかしそこに行ってみるとマスコミが殺到していた。会談の内容を編集されない為に瀬奈が呼び込んだものだった。ライブ中継ならば編集はされない。

どうやってマスコミを呼んだかと言うと、鈴とのディベートの練習で録音したスマホをホテルのフロントから宅配便で送ったのだ。それが出来るなら手紙じゃダメだったのか?まあマスコミが動くには肉声の方が良かったかもね。

この事態に源内は慌てない。瀬奈に近寄って親子の再開と称して瀬奈を抱きしめる。あーこれ、やばい。つまり半蔵は源内の傀儡で、源内の代わりにあちこちに行って支配する能力を使って居たと言う訳だ。

などと言う設定、アニメだけ見てる人に伝わった?私は(Wikipedia)見たから分かった。

その結果、ライブ放送で確かに星宮機関は能力を生み出す研究をしたが、でもそれを使って世界に大破壊をもたらすものはエイジだと言う風に瀬奈は命令に縛られる。

しかしこんなライブ放送を流されてエイジが黙っている訳がない。十兵衛を退けながら大阪城に辿り着き瀬奈を手中にした。

源内に迫ろうとしたその瞬間に、大阪城ごとエイジは手足を切断されてしまった。それでもなお支配の力で無理矢理それをくっつけて源内に近づこうとする。敵ながらあっぱれと十兵衛にエイジと戦う許可が源内から出た。

でも決めてがよく分からなかったな。十兵衛がぶっ飛ばされるのだが、でもそこまで。結局瀬奈は葉月は源内に連れ去られる。

手足切断のエイジは柊によって切断を無かったものとして治るのだが、看病していた壱与が子作りと言いながら迫って来たよw
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クロムクロ・第9話

とんがり頭に追いかけられて滑落して危機に陥った由希奈だったが、そこに別のメカメカしたのが現れてとんがり頭を撃破したらしい、と言う所までが前回。

なんだか随分レトロな家電のある場所で目が覚めた由希奈はそこに父が書いたと思われるノートを発見する。そしてそのノートに書かれていたのは鬼を発見出来そうで、これで由希奈も嘘つき呼ばわりされなくなるだろうと言うものだ。父が自分の事をこんなに気にしていたと知って涙が溢れる由希奈。

しかしそこに出現した声の主は由希奈が父岳人と期待したのを遮って白羽岳人はもう居ないと言う。ありゃ、まさか宇宙人が岳人にぶつかって宇宙人が岳人に成り代わったか?w
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由希奈が居なくなった事態は各々に波紋をもたらしている。剣之介は既に馬で探しに来ていたし。しかしあんな明瞭な足跡残るか?

黒部の国連研究所では飛来したロングアームの様子見をしていた。何しろ由希奈が居なくてクロムクロが動けない。GAUSだけでは到底あの重力制御の盾に刃向かえない。だから研究所に手出しして来ない限りは待機だったが、もし来てしまってしかもその時点でも由希奈が見つからなかったらその時は覚悟を決めてくれとグラハムはトムやソフィーに言う。
自衛隊が通常兵器で攻撃を仕掛けても重力盾で防がれる。そんなのもう分かってるんだから、以前の襲来の時に「飽和攻撃」で何とかしたと言う話から、今度も飽和攻撃するしかないんじゃないのか。

赤城は茅原を乗せて山中に由希奈を探しにあのバス停の場所に到着した。馬も繋がれているので当然なんだこりゃと言う確認をするが、ふと見ると廃墟と化した待合室に由希奈が寝かされているではないか。一番に由希奈を発見した事に赤城は喜ぶが、由希奈の方はぴんと来ていない。だって昔は赤城は由希奈の事を宇宙人とか揶揄したらしいから。まあ仕方ないね、お年頃の男子だものね。

ここで由希奈の好感度を上げる前に剣之介が来てしまう。剣之介も由希奈を探していた、と言うのが由希奈は分かったろう。でも文句を言って飛び出した以上はそう簡単には許せない。そんな時に剣之介のスマホにロングアーム出現の連絡が入る。

だが、剣之介は由希奈が嫌がって飛び出したのだからもう由希奈に無理強いは出来まいと自分だけで出撃する腹を決めた。今迄世話になったなと。由希奈は剣之介が一人で死地に赴くのかと思ったかもしれないが、いや、由希奈が居なかったらクロムクロは動かないんじゃないのか。まあ素手にあの刀だけって戦い方はあるけど。

何勝手にひとりで死にに行く様な事を言うのか、剣之介は今の命は嘗て姫に助けられたものだと言うが、残される方の気持ちを考えないのかと。そして乗って欲しいのなら乗って下さいとお願いしろと言う。言い方なのかと言う剣之介だが、そこはそれ、振り上げた拳を納める形ってのがあってだな。

でもこのやりとりを迎えに来た国連の兵士が見守ってるんだよねw
痴話喧嘩、しかたねーなー、って感じでw
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こうして二人は国連研究所へ。馬どーすんだよ。
残された赤城は剣之介に鳶に油揚げをさらわれる形になって自分もパイロットになると言うが、エヴァの鈴原トウジみたいになるだろうからやめておけ。

研究所に戻った二人は漸く準備されたパイロットスーツを着る。ハウゼン愈々マッドサイエンティストな風合いが出て来たな。だったらもうちょっとスーツのデザインをだな(ry

カタパルトからの射出の合い言葉が「クロムクロ、ローンチなう」って、そんなの必要なのか。代わりに由希奈が叫んでるぞ。

大空に放り出されてクロムクロはロングアームの目の前に着地。すぐさま交戦に突入するが、例によって敵の機体の方が多いのでなかなか苦戦する。と言うのもあのカタパルトがクロムクロを射出した後に調子が悪くなって再調整が必要になってしまったから。本来なら三機で迎撃する予定だった。

苦戦中に、以前からもそうだったが、由希奈がクロムクロの状態が言葉で理解出来るらしい。痛がってるとか。苦戦中にとうとう敵小型機に囲まれて抱きかかえられてしまい、動きを封じられたところで敵揚陸城からのトラクタービームに捕らえられてしまう。このままでは連れ去られると言う事で、洋海の仮説でトラクタービームの重力制御がかかっている時は敵機の重力盾が無力化されているんじゃないかと敵機めがけて自衛隊の対韓ミサイルを撃ち込む事になった。一発じゃなくて何発も撃ったのは正解で、ロングアームが飛んできたミサイルを打ち払おうとしたが、他のミサイルが命中して全機体が落下。

そこに漸くGAUSが間に合って戦闘に参加したのでクロムクロはロングアームとの交戦に集中出来る様になった。それでも上を取ったロングアームに苦戦する剣之介に由希奈は周囲の状況を確認した結果礫岩の層を発見してロングアームをそちらに誘導する様に指示を出した。あそこにロングアームが乗ればきっと崩れる。

狙い通りロングアームがそちらに軸足を移したら足下が崩れて落下。そこをクロムクロの刀が貫いた。

とどめを刺そうとした剣之介。由希奈はこれも中に宇宙人が乗っている筈だからごめんなさいと手を合わせるが、今回もコックピットが開いて中からエフィドルグ人フスナーニが出て来た。

「これでいいのか?降伏の意思表示は」
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エフィドルグ、地球の文化を学ぶのは熱心だなあ。
いや、戦う相手の特性を知るのは重要な事なので。

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文豪ストレイドッグス・第9話

営団7000系車内爆弾事件で泉鏡花を拾って来た中島。国木田は目を覚ました泉に対して容赦なく黒幕は誰なんだと問い質す。泉は既に半年で35人殺した。

こんな泉を国木田はもう手遅れだと言う。裏切ったポートマフィアはもう受け入れてくれない、社会のどこに居場所を求めるのか、軍警に引き渡すしかなかろうと。しかしこれだけ殺した以上は死罪は免れないだろうとも。

国木田の問いに泉は橘堂の湯豆腐が食べたいと言った。つまり食べさせたら話すと言う意味なんだが、これを中島が安請け合い。でも国木田は知っていたのだ。橘堂の値段がどれだけ高いのか。

もぎゅもぎゅともくもくと湯豆腐を食べて泉は自分に指図を送った相手をあかす。行くあてのない泉をポートマフィアが拾い、そこの芥川の命令で殺して来た事を。

そこを裏切ったのだからもう泉に行くあてはない。そうなると当然中島の頭には自分がと言うのがよぎるだろうが、国木田はここに釘を刺す。お前のボートは一人乗りだ。そこにもう一人乗せたら一緒に沈むだけだと。

でも太宰は自分を拾ってくれた。まあね、太宰と今の中島でボートの大きさが違うって事だよ。

とりあえず橘堂を出てどこに行くの?と問う泉にすぐに行き先を示せない中島は君の行きたい所だよと言った挙げ句、デートスポットの提案をした。デートと聞いてちょっと顔を赤らめる泉だが、それを見た中島はもっと顔を赤くして慌てる。でも泉はそう言う中島の手を引っ張って横浜の定番のデートスポットへ。
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横浜スタジアムってデートスポットなのか?おかでで第9話は聖地巡礼コースに困らない内容になった。まるで「神様はじめました◎」の第6話の様に。

湯豆腐でお腹いっぱいになっていた筈なのにクレープは別腹とねだってクレーンゲールでお望みのぬいぐるみも確保。これで地球は救われたね。ひととおり全て終わったら泉はじゃあ最後はあそこへと派出所を示す。

中島は驚くが、でも今の中島はそれに代わる答えを出せない。ただ、この窮地を逆に救ってくれたのが芥川だ。いきなり中島を串刺しにし、泉を確保して、トラックで姿をくらます。芥川、これより前に太宰を捕らえて少しいい気になっていたのを逆に言い返されたものだからその鬱憤も晴らしたかな。

武装探偵社にはこの情報が入るが、乱歩の助ける必要無いんじゃない?だって中島が墓穴を掘ったからでしょと言う言葉にそもそも論の議論に陥るが、これを苛立って聞いていたのが谷崎ナオミ。

揉めてる様ですからこの方をお連れしました、と社長を連れてきた。
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福澤は一喝して仲間が拐かされた、それを救出する、小役人の依頼など後回し、以上、と言い放つ。
国木田はその命令を受けて直ちに捜索に入る。目撃されたトラックを頼りに運送会社を割り出すが、その運送会社に言ってみると社員が口封じで皆殺しになっている。

拉致された場所探しなら本当なら乱歩の超推理で一発だと思うのだが、国木田とかは何故か遠慮してそれを求めない。だが福澤は乱歩に場所を探せと。推理したら褒めてやると言うのだ。報償にめもくれない乱歩がこれで動いたよ。どんだけ嬉しいんだ。

その結果、中島は今はもう横浜港を出港したところ。海外にたかとびされては手が出せない。福澤はここでも手を回して探偵社の高速船があるからこれを使えと。

一方、太宰の方はそろそろ潮時かなと思っていたところへ中原中也がやって来た。嘗ての相棒だそうだ。中原は太宰の拘束を解くが、そもそも太宰は自力で抜け出せた訳で、だったらここで勝負をつけようかと言う事に。それにしても太宰は何故捕まったふりしてたのかね。
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ジョーカー・ゲーム・第9話

グラハムと白幡をスパイ容疑で捕まえる準備万端の風機関は料亭で出かける準備をしていた。前回、てっきり蒲生がD機関から風機関に送り込まれた人間かと思ったら根っからの軍人だった。特に今回森島(D機関の実井)と並んだ時のガタイの違いが(でも実力は実井が上)歴然だった。考えてみれば風機関は天保銭組の生え抜きを集めたのだろうから、余程経歴をうまく偽らない限り風機関にD機関の人間は潜入出来ないなあ。

あのうっかり部屋を間違えた場面は間違えたふりをして別の部屋の様子を見に行ったのかと思ったら違ったのかな。或いは隣の様子を伺ったのか。

その風機関の面々が集まっている部屋に訪問者が来た。名前を言わずに会えば分かると通されたその人間はひょろりとした書生。でも声を聞くと福山さんなので視聴者には素性がモロバレw
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彼は白幡の所の書生で、書生になるにあたって徴兵逃れをしていたのを風機関に嗅ぎ取られてその弱味を握られて白幡内部でスパイをしていた。あの「既に白幡の所には協力者を用意した」と言うのはこの森島の事だった。

森島から白幡が統帥要項をメモした物がどこにあるのかを聞き出し、それを聞くと君はよくやってくれたと徴兵逃れの件を見なかった事にして労いの杯を出す。しかしそれには案の定薬が仕込まれていた。ここ、下戸だから酒は飲めませんなどと言う相手だったとしても、じゃあ送って行ってやろうと言う帰り道に殺したんだろうな。逆にこの場で杯を空けたので風機関の風戸や蒲生は安心してしまう。

時間になったので風戸は部下を引き連れて白幡邸へ。屋敷の外に部下を待たせて3時までここで待機、中から出て来る者があれば拘束、抵抗した場合は殺しても構わんと言って侵入する。

しかし屋敷の中がおかしい。誰も居ない。屋敷に入った時は結城は未だ情報を掴んでも居なかったかなどと勝ち誇っていた風戸だったが、予想と違う事態に焦りながら書斎の戸を開けてみたらそこには結城が居た。
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結城は気が付いていないどころかとっくの昔に白幡には実井を送り込んでいたのだ。それは風機関の様な統帥要項が白幡に漏れたから親英派の白幡もろともグラハムも捕まえると言う様な目的ではなく、日本の将来を見据えて数少ない英国とのチャンネルの白幡をそのまま泳がせていたのだ。結城から見たら統帥要項などと言う「こうしたい、こうなったらイイナ」程度の物は国家機密でも何でもないのだ。

出し抜かれた感を抱いた風戸だったが、しかし自分達は実力行使で白幡とグラハムを潰せると言うが、二人を捕まえる証拠など無いと言う結城。それは白幡が風戸達の動きを察知して処分したからだ。結城が握りつぶした訳ではない。料亭でこのご時世にガタイの良い男達が7~8名も集まれば普通の商社などの会合でない事は料亭の仲居達にすぐに気づかれる。つまり天保銭組が集まればそう見られると言う事だ。

おまけに森島が仲居に目撃された事で、仲居が勝手に(誘導されたんだけど)白幡の書生の件で白幡に連絡を入れてしまう。だから気が付いた白幡が資料を処分して逃げてしまったのだ。仲居をうまく誘導したのは変装していた結城。
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風戸が結城に銃を向けるものの、その時にはもう蒲生を落とした実井が来ていて風戸の銃を撃ち落とす。統帥要項を使った白幡とグラハムの捕縛などと言う藪をつついて蛇を出す行為に、所詮お前達のやっていた事はスパイごっこに興じる裸の王様だったと蔑まされる。

残された風戸は任務の失敗と自分の恥に耐えられずに天保銭(陸軍大学校卒業徽章)を破り捨てて自害。陸軍大学校卒業徽章の件は原作読了組のツイートによると服の裏側に縫いつけてあっても仲居達には見られていた、それも彼らが普通の人間ではないと気づかれた一因だとあるらしい。

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