舞台探訪・ヤマノススメ原作コミック第11巻七十九合目・榛名外輪山
Web上で七十九合目が公開された時はどうも雪が積もっているらしい状態だったので、だったら春以降にしよう、そうだ山桜の季節なんてどうだろうと思っていたら関八州見晴台に行っているうちにその季節が過ぎていました。
五週間ぶりの高崎です。なんか、前回荒船山の時と同じスジの新幹線に乗って来ました。
また来たよ、高崎。
榛名湖行きのバスは週末は8:30にあります。これで行くと登山開始が大体9:55頃になってこれまた前回の荒船山と同じ様な時間帯スタートとなります。
七十九合目の扉絵は終点榛名湖の一つ手前の天神峠にある石灯籠です。
事実上の登山スタート地点となります。
暫く登ると作中のこの地点があります。
榛名外輪山のコースはこう言う感じの木段が多いです。
ここな「もう山頂ですか…?」
はい、そうです。そうだったんです。全然山頂ぽくないので通り過ごしてしまいました。たまたまなんとなく撮った写真が残っていただけ。作中でわざわざ「Pick up☆」って書かれていたのに注意していませんでした。
榛名外輪山は左手に榛名富士をチラチラ見ながら縦走する感じになります。
この写真は作中の場所とは多分違う場所で撮ったものです。同じ様な場所を気をつけながら行ったのですが、作中と季節が違うせいか気が付きませんでした。
この写真だと山頂へ行くロープウェイがはっきり見えます。
ここなちゃんがメロディーラインを気にしている地点。
この日歩いてる時も「静かな湖畔」のメロディーが聞こえて来ました。
実はスルス峠で中学生の遠足とすれ違った時に「メロディーラインのあの曲は何ですか?」と聞かれたのですが、聞いて来た中学生がそれもさる事ながら私の帽子に描かれたあおいちゃんが気になった様ですw
この地点は全行程の半分程の場所でした。スルス峠より後です。
この写真でも分かる様に昨日(5/21)はヤマツツジが満開でそれはそれは綺麗でした。しろさんは季節的にヤマツツジには言及してませんがこのコースはこの季節が最高な感じです。
相馬山の登山口です。
なんだか作中の雰囲気だとあとひと上りすれば相馬山の山頂に出そうな感じでしたが、ここからが大変。
これ、実は降りて来た時に撮った写真ですが、あまりの急傾斜に下り渋滞になっていて、ちょっとの隙に左に避けて撮ったものなので構図を選んで撮れませんでした。
こう言う鉄ハシゴの場所が三箇所ほど、それ以外の場所も最後までずっと急登です。
「つきました!!」
山頂は本当にこれだけの広さしかありません。
そんな訳でお昼は山頂から少し戻った木陰で。他の登山者の人達もそちらの方でお弁当を選んで広げていました。
私はケーキとロイヤルミルクティーなんですけどね。
ここなちゃんの様に道具を一式背負って持って来る体力は無いので缶のロイヤルミルクティーです。
自宅ではロイヤルミルクティーを作らない事もないのです。私の場合はミルクパンに適量の水を入れてそこにもう茶葉を入れます。沸騰して来たらミルクを入れます。そしてまた沸騰したら茶漉しを通して出来上がりです。
紅茶の葉はアッサムCTCかUVAセイロン辺りがよいでしょう。アッサムの方がまったり感のあるミルクティになりセイロンの方がシャープな感じのミルクティになります。お好みの方で。
(飛び先は楽天ですがリンクにアフィリエイトは付いていません)
こう言う山頂のお社なので予想した通り絵馬授与所は無くて、持参した手作り絵馬に絵を描いてお参りと奉納をして来ました。ヤマツツジが満開なだけあって虫がブンブン飛んで全く落ち着いて絵が描けないのがもどかしい。
「あとは標高落ちて行くだけだからすぐだと思う」
ほのかちゃんの言葉どおり山頂から二時間ほどで露天風呂の地点に着きます。
確かに道が荒れてますが、そんなに歩きにくい訳でもないです。
「つきましたー!!」
伊香保温泉の最奥の露天風呂の地点に到着です。
さて原作ではここで二人は露天風呂に入るのですが、休日で大変混んでいそうだったので私はパスして階段街を降りて新宿行きのバス乗り場の方へ。でもバスの時間まで一時間以上あったのです。
バス乗り場の近くにローソンがあるのを事前に知っていたので、覗いてみたら流石に観光地のローソンだけあって未だごちうさクリアファイルが五人分残っていました。
と言う訳で、伊香保温泉のおみやげはこれです。
流石に伊香保温泉からどん兵衛10個は持って帰れないのでシャロちゃんだけ。
好天の上、ヤマツツジが満開でしかもルート上のあちこちに咲いていて春の榛名外輪山を満喫して来ました。
春暁に「処処聞啼鳥」とありますが「処処見躑躅」と言うイメージです。
詳細な山行記録はヤマレコを参照して下さい。