ビッグオーダー・第4話
壱与が子供が生まれると言うので驚き慌てるエイジ。近くの人達に病院はどこだと尋ねると、お腹の大きな女の子が苦しんでいるのを見てすぐさまお産だと気を回してくれて連れて言ってくれた。まさか道端にふらっと居る青年がお産の女性を連れていたら、そいつが世界の敵だなんて思わないよね。
壱与は核ミサイルの飛来を予言してエイジに逃げろと言う。しかしエイジは逃げない方法を必死で考えた。通信は妨害されているらしく誰とも連絡出来ない。
その頃鈴は平景清と対峙していた。景清は上からの情報を貰っていて、鈴に自分の側につけと説得を試みる。エイジを殺す同じ目的を持ってるのだろうと。景清の目的は鈴を利用してエイジが本当に山口のここに来ているのかを確認すると言う事だった。
景清は、エイジを殺す為にここに核ミサイルが飛んで来る事になっているが、エイジを先に殺してしまえばミサイルは発射されないと自分と組む事の意義を強調した。その気になりつつある鈴に対して、景清は情報通りこいつはバカで騙しやすいとほくそ笑むが、あと一歩のところで景清は虫が好かないと手を振り払う。
それにつけても鈴の不満そうな一因って「私より年下なのに紐パン」ってところかよ。
そこに通信が復活して鈴にエイジから連絡が入る。エイジはまんまと妨害電波を排除したつもりだったが、妨害電波の発信器を破壊して通信して来た事でここに居る事が分かってしまい、SLBMが発射された。これ、最初から妨害しないで通信傍受してたらどうなんだろうね。暗号化がきつかったかな。
ともかく景清は自分がもろともに核ミサイルにやられるのを厭わずにミサイルの飛来を待つ。しかしエイジは景清を支配する事で石人のコントロールを得た。空気抵抗でミサイルを減速させるが、防ぎきれないのを石人が受け止める。
いや、核ミサイルってもっと上空で爆発を起こすもんじゃなかったっけ。
この危機に太宰府から弁慶がやって来てミサイルに触れると核ミサイルは分子レベルに分解してしまった。まあ分解したら核爆発はしまい。
しかし一発目が失敗したからと言ってそれで終わりではない。二発目がやって来る。国連もバカだなあ。何故核飽和攻撃しないのか。一発目はあんな事になるなんて思わなかったのかもしれないが、二発目以降は防がせない為に飽和攻撃だろ。
石人は既に一発目でもろくなっていた。空気の盾と石人だけでは防ぎきれそうにない。それでもエイジはその場にいる敵の筈のみんなを救おうとしている。それを見た景清はこれでは一体どちらが悪者なのか分からないではないかと迷う。
誰でもいいから自分に力をと言う呼びかけに応えて鈴が送られて来る。国連のスパイと思われた寸断殺人は二重スパイだったのだ。鈴の再生の力で石人も復活して核ミサイルを止め、弁慶がまたも粉砕。そしてこの時点で太宰府側は「要人」を手に入れていた。
鈴が助けたその子は核を無力化する異能を持った子、足玉ヒカリだったのだ。
「要人」って「幼人」かよ!w