Re:ゼロから始める異世界生活・第3話
ロム爺の店の扉を叩いた者はエミリア。スバルは驚く。そうだったのか自分にかかずらわないとこんなにも早くロム爺の店に到着するのかと。なるほど前回はラインハルトから聞いてやって来るのかと思ったのだが、自力で到達するんだね。でも胸にある花は途中で子供を助けた証。スバルが居る居ない関係なくそう言う事をする子なのだ。
やって来たエミリアは自分の徽章を返せと迫る。そして見せるのはハーフエルフの魔法。ロム爺も流石にこれには適わないと言う程のものらしい。
ここで微妙な立場に立たされるのがスバル。フェルトからは最初からつるんでやがったなと言われるがエミリアはこの世界線ではスバルとはこれが初対面で何を言われているのか全く分からない。二人の対立の中でなんとかまとめようとしたスバルなんだが、だったらフェルトに「その徽章は返してやれ。その代わり約束通りに俺のミーティアはあげるから」と言えば双方納まったんじゃないかね。
そんなごたごたをやっている所へエルザがやって来てしまった。やはり予定より早い。途中ですれ違ったスバルの様子がおかしいのでどうやら早めに来てしまったらしい。スバルが居る居ないで到着時間が各々変わるな。
エルザはこんな事態になってしまってはここの全員のはらわたを掻っ捌いて皆殺しにするつもりだが、エルザのやる事を知っているスバルは直ちにエミリアのパックに警告を発する。直ちに反応してエルザの初撃を弾き返すパック。よくやったと言うスバルなんだが、初対面の筈のスバルがパックの事を知っているのをエミリアが不思議がる様な描写は無かったな。
エミリアとパックが油断せずに本気を出すと充分エルザに対抗出来る。ただ、パックはもっと本気を出すべきだった。たとえ脚を氷つけられようと、足の裏を割いても脱出する戦闘慣れした相手なのだから。時間が経ってしまってパックは夜の眠りについてしまい、ここからはエミリア単独でのエルザとの戦い。
エミリアの奥の手はその場に居る人間を自分を除いて全部倒すと言うのがあるらしいが、このエミリアじゃスバル達を巻き込む様な奥の手は使えなさそうだ。エミリアが交戦しているうちにフェルトに逃げろと言うスバル。この中で一番若くて生き延びられそうなのがお前だと。嫌がるフェルトだが、スバルに無理に追い出されて泣きながら村の方へ。
ざまーみろ一人逃がしたぞと言うスバルにエルザがちょっと腹を立てた。フェルトは走りながら助けを求めたが村人達はみんな扉を閉ざして関わり合いにならない。
ロム爺の店の中ではいよいよエミリアやスバルが危うくなったがここで屋根を突き破って登場したのがあのラインハルト。待っていたよラインハルト。しかしなんでまた屋根を破って・・・と思ったら原作者さんが解説していた。フェルトが村を駆け回って助けを求めていたからラインハルトが辿り着いた。そしてあろうことかそのフェルトと会った場所から「ひっとっ飛びで」ロム爺の店に来たのだそうだ。そりゃ屋根をぶち抜くわw
相手が剣聖ラインハルトと知ってここからエルザは本気を出す。しかしエルザが本気を見せても流石の剣聖は微動だにせずにこれをかわす。こうなったらもうスバルもエミリアも傍観者にならざるをえないし、エミリアはエルザとの戦いで負傷したロム爺を助ける方に専念した。実はこのヒーリングの魔法のせいでラインハルトはその場の剣でエルザと戦っているだけで、ヒーリングが済んでもういいぞと言う段になったらあっと言う間にエルザをぶっ飛ばしてしまった。
エミリアを助けた形になったスバルはこれでエミリアに要求を出す。なにを言うのかな、まさか彼女になって下さいとか言うのかなwとか思ったがスバルの要求は名前を教えてくれと。ああそうか、そうだよ。
エミリアはフェルトとロム爺を拘束するのかとラインハルトに尋ねる。騎士としての仕事上はこの二人は見逃せないが今日は非番だから与り知らぬと粋な答えのラインハルト。なにもかもイケメンなやつ。
だがここで倒されたと思ったエルザが飛び出す。ラインハルトの動きは僅かに遅くこのままではエミリアやスバルが切り裂かれそうだったが、スバルはエルザの狙いははらわただ!とロム爺の棍棒で防いだ・・・防いでなかったんだけどね。
エルザは退散。ロム爺の棍棒で助かったと思ったスバルだったが、棍棒は真っ二つ。自ずとスバルの腹もまっぷたつ。ありゃーこれまた死に戻り?と思ったが今回はすぐにエミリアがヒーリングを施したので命は助かりそう。
フェルトは徽章をエミリアに返そうとしたが、その手を見てラインハルトの表情が変わる。そしてフェルトを放免にする事は出来ないと言い出した。なんだ、何を見たんだ、ラインハルト。そして肝心の徽章をエミリアに返した?