Dimension W・第7話
高校時代、まさに平和島静雄みたいだったマブチ・キョーマ。喧嘩相手をぶちのめし、みんなから恐れられていた存在だったが、そのキョーマがある日妙な子と出会う。ワゴン車と塀の間に挟まって動けなくなった子が助けを求めて来たのだ。助ける場面が省略されたが、きっとワゴン車を持ち上げて放り出したんだろうなw
これがキョーマと四阿屋雅との運命の出会い。キョーマを恐れずに助けて貰った彼に懐いた雅はやがてキョーマと恋仲になった。その雅の姉があの椿。雅は祖父の遺品だと言ってフィルムカメラをぶら下げていたが、ある時ふらついたはずみで落としてしまって壊してしまう。
あー、前回キョーマは四阿屋家の墓参してたよね。雅は身体の筋肉が次第に衰えて行く不治の病であと5年程の余命と診断される。そんなのを許せないとキョーマは全身義体で雅を救う方法を探すが、それが可能なのは恐らくあの百合崎士堂博士の妻の百合崎セイラだろうと言う情報を聞いた。
それを聞いたキョーマがセイラ博士の厳重な護衛をものともせずに突進して行って「俺の女を助けてくれ」と直訴に出た。その時に他の護衛を吹っ飛ばしたのに一人だけキョーマを押さえ込んだのがグレンデルのボスとなるコリン・キーズ。
キーズはキョーマの資質を見込んでグレンデルに入れと言う。その代わりセイラ博士への口利きをしてやると言うのだ。それを聞いてキョーマはグレンデルに入隊。ニューテスラの内紛で対立側が占拠したイースター島を奪還する為にグレンデルが出動する。
ところがこの奪還作戦の中で「何かが」起きてイースター島から生きて帰ったのはキョーマとアルベルト・シューマンのみ。アルベルトは海上から部隊援護に回っていたので島からの生還者は事実上キョーマのみだった。それ以来、イースター島はコイルの作動しない、異形の地となってしまった。
このイースター島にサルバ王子が人影を発見したと言う事で、今回の回収屋動員作戦となった。この件についてはセントラル60でサルバの査問会が開かれたが、結果的にはニューテスラの役になるだろうと言う事で許可が下りる。
サルバの招待状に応じたのはいかにもな連中の回収屋。その中には例のルーザーも参加していたが、キョーマの姿が見えないのを気にしていた。キョーマはニューテスラの別の機体で自動車ごと運搬して貰う為に別行動中。
サルバを筆頭に回収屋を乗せたニューテスラの飛行機はイースター島に接近する。コース通りに飛行しないと撃墜される防衛機構だの、意志を持って襲って来る球体だの、こんな状態でイースター島に不時着するしかなかった。でもそれじゃ今回の作戦の発端となったあの写真は一体どうやって撮られたんだ。
コイルが動作しないイースター島だと言うが、だったらミラはどうなっちゃうのか。