監獄学園 プリズンスクール・第12話・最終回
キヨシ・ガクト・シンゴ・ジョー・アンドレ達の退学をかけた最後の工作が進行中。
前回その場での精神的優位を獲得出来なかった花は、するのかけるのの駆け引きから逃げて「ざあまあ見ろおまえの初チューを奪ってやった!」と言う方向での優位性を獲得しようとチューに出て来た。
流石にこれにはキヨシも驚いたが、花の様子に違和感を覚え、こんなチューは自分の(映像で)知っているチューとは違う、あれは舌を絡ませていたぞ、花も実は知らないんじゃないかと舌を使ったベローチューで反撃に出る。
これぞガクトが好き放題言っていた毛利の戦法。
でもここを千代に見られたら大変な事になる。千代はもうそこまで来ていて看守室に入ろうとしていた。慌ててまだだ!とどっちにも取れる雄叫びを上げるキヨシ。しかしもう花は陥落していた。二人が出て行った後に花が入る。
キヨシを連れて戻って来た花。もう寝ろと言うが、ここで全員がトイレタイムを要求。これもまた後から見たら作戦の一部だったんだな。
芽衣子からの報告を聞いてもしかして男子どもが何か画策してるのではないかと監獄まで見に行った万里だったが、5人とももう就寝していた。5人とも。
こうして運命の日。理事長の前に引き出されたその5人。退学願にサインするのか聞かれるが、キヨシはここで反論に出た。勝ったのはあなた達裏生徒会ではなく、我々だと。何を今更足掻いているのかと言った万里だったが、芽衣子が5人に対する違和感に気が付いた。ガクトの背がおかしい。掴んでみたガクトは実はジョー。だったらジョーは誰なのかと見てみたらこれが千代。
そう、ガクトがここに居ない。ガクトはあのトイレタイムの時に入れ替わっていたのだ。ジョーがガクトになる為にあの流血事件があった。頭にぐるぐるの包帯を巻いてジョーである事を分からなくしたのだ。そしてフリーになったガクトが看守室のPCからDTOの証拠を復元して入手する。
そのデータはどこにあるのかと問う理事長にガクトはパンツの中からUSBメモリを取り出した。またそこかよwひょっとしたら理事長は受取を拒否するんじゃないかと心配した。だが、理事長はしっかり手で受け取り、中身を見て、キヨシの主張が正しい事を確認した。
千代が中には入れたのは自分の注意がそれた隙にキヨシが鍵を開けたのか、つまりあれ(チュー)はそれだけの為の方便だったのか、そう知って激高する花。
キヨシを蹴り飛ばし、殴り倒そうとしたのを万里が自分の身体で止めた。
もういい、もういいんだと。
こうして男子5人は監獄暮らしから開放されて普通の生徒として復帰。最初の風呂の覗き見は別としてそれ以外は裏生徒会が仕組んだものだと他の生徒達に知れ渡ってジョーを除いて女子と良い学生生活に入れる雰囲気が出ていた。
一方、裏生徒会は表生徒会が理事長に迫って今回の不始末の責任を取らせて監獄の中へ。
いやあ、「監獄学園 プリズンスクール」面白かったよ!
最初に見た時はどうなんだろうな、一応独特の展開はありそうだなと思ったのだが、くだらない事に真剣に立ち向かうストーリーが面白い。前回のキヨシと花の対決は笑いをこらえるのに大変だった。何しろウノタワからの帰りのバスの中でタブレットで見ていたからw
ガクトの軍師っぷりも凄かった。この策略もまた見どころだった。
これは是非とも表生徒会の活躍も見たいね!