のんのんびより りぴーと・第6話
あと何日かで夏休みと言う時点でも夏海は蛍とは二人だけでの会話をほとんどした事がなかったんだね。と言う訳でアニメの話題でもふってみようとプリキュアプリティキュットの話を切り出すが、恐ろしい事に世代差が歴然となって見ていたシーズンがずれていた。おかげで熱っぽく語る蛍の話について行けない。だからアニメは大人になるまでずっと見ていると言ってるのに(をい
田舎暮らしに長けている夏海。私は世代的に第二次世界大戦後まもなくの世代だから都市化されていない暮らしを或程度体験しているんだけど、アグレッシブほたるんの話も含めてあの中で体験したのは井戸だけだったw 何しろ未だ水道が来ていない家もあって井戸が普通に活躍していた。飲料にも使う井戸の場合、水の吐き出し口にはフィルターの役目をする布を付けて汲み上がって来る井戸水に混じった異物を除去していたっけ。
一方蝉の幼虫が出て来る穴ってあんなにあからさまなのか。これは知らなかった。
勉強会でこの日のノルマを達成する原動力として蛍の家で花火をする約束がされたが、心配したとおり花火が入手出来ていなかった。でも、だったら集まる前に電話で蛍から「花火だめだったの」って連絡が入るんじゃないのかな。それも出来ない程に落胆・動揺したのだろうか。
唯一入手出来た花火もパラシュート花火で夜にやるもんじゃないし。仕方ないなあと一穂が連れて行った場所はまるで花火が咲いた様な蛍の乱舞する小川。ご時世なのか、蛍がそれだけデリケートなのか、こう言う田舎でも場所を選ばないと蛍はなかなか見られないのかね。子供達が誰も知らなかったと言う事は、蛍の飛ぶ場所が伝承されなかったのか。