GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり・第7話
アルヌスに戻る途中でピニャの騎士団と遭遇し、そのまま拉致された伊丹。あの帝国の風習なのでどうやら怪しい捕虜は手酷い扱いを受けたらしい。栗林などは死んじゃったかもと言うが、あれでも伊丹はレンジャー持ち。丈夫なんだそうだ。
当然ながらギタギタにされて連れて来られた伊丹を見てピニャがボーゼスとパナシュに怒りをぶつける。
お前たちが何をしたのか分からんのか!って、そりゃ分からんよねw
怪我を負った伊丹はフォルマル伯爵家が丁重に介護。メイド長のカイネなどは報復としてこの町を滅ぼすのならお手伝いする代わりにミュイ様だけは助けて欲しいなどと言う。勿論伊丹にそんな気は無いので、フォルマル伯爵家メイド隊がお世話する事に。
「地球の未来にご奉仕するにゃん」
そこへ伊丹救出にやって来た栗林達が入って来てあっけにとられ、でも倉田を筆頭にメイド隊とすぐに慣れてしまった。
そんな事とはつゆ知らず。ピニャはこの事件を無かった事にしなくてはならないとボーゼスに身体を使って伊丹を籠絡しろと命令。おいおい、お前はグレイから「殿下自ら謝罪を」とか言われてなかったか。部下を差し出して良しとするのかよ。
ところが覚悟を決めて夜伽に行ったボーゼスだったのに、行ってみらた自分を無視してのお楽しみ会。頭に来たボーゼスはまたも伊丹をひっぱたく。
重ね重ねの無礼に事をなんとか穏便に済まそうと伊丹と話をしようとしたピニャだったが、何しろ伊丹は国会での報告で呼び出されていたのでその時間がない。しかしそれをレレイの通訳で「元老院で報告する」と聞いたものだから、このままでは自衛隊との開戦になってしまうと慌てて自分もアルヌスへ行くと言い出した。
アルヌス駐屯地に到着したピニャとボーゼスは自衛隊の近代兵器を見て驚愕。こんな化け物相手に自分達が敵う筈がない。何故自衛隊は帝国に攻め込んで来たのだとこの事態を恨む。この口ぶりだと先に帝国が日本に侵攻したのをピニャは知らされていないみたいだ。
狭間陸将と柳田ニ尉に面会したものの、自分達の失態に帰す言葉も無いピニャ。
ただ、昨日の昨日まで捕虜にした相手に「人道的な処置」をするなどと言う発想が無かったので、本当ならここまで恥じ入る行動にはならないと思う。特にボーゼスは全く理解出来ないだろう。
事ここに至って、ピニャはボーゼスと共に伊丹と一緒に日本に行く事にした。
いやあ、自衛隊の装備にあれだけ驚いてくれたピニャなので、現代日本に「お忍びで」来日したらもっと沢山驚いてくれるかと思うと、来週が楽しみだw