干物妹!うまるちゃん・第2話
仕事から疲れて帰って来たタイヘイ。しかし家に帰ってもこのあとぐーたら妹の世話をしないとならないと思うとまた疲れが増して来る。しかし玄関を開けてみたらそこには美妹姿のうまるが。101号室の海老名が遊びに来ていたのだ。
そして部屋の中が綺麗になっている。脱ぎ散らかした服は無いし通販で溜まった段ボール箱も無い。あの場面ではタンスを開けたらそこにごっそりと思ったのだが、後で分かるのは全部浴室に押し込まれていた。
これはひょっとして海老名がしょっちゅう来てくれたらうまるが普通の女の子に立ち直れるのではないかとタイヘイは海老名にちょくちょく遊びに来てねとお願い。海老名、事情を知らないから焦る焦る。
しかし海老名が帰ってみればうまるがきちんと片付けたと思われたのは単に浴室に押し込んだだけで、さらにはタイヘイが買って来たたこやきスナックが自分の好きな味と違うと文句を言ううまるにタイヘイの怒りが炸裂。こんな騒ぎして何故下の階の海老名に気づかれないのか。このアパートの防音凄すぎる。
土曜の夜から徹夜でネトゲをしたうまる、未だ5時台だと言うのにタイヘイを起こしてしまった。当然また寝ようとするタイヘイだったが、そこで考えたうまるはうぶな兄は外用フェイスになったうまると一緒に眠れる訳が無いと布団の中に入って行った。しかし肝心のうまる自身が寝てしまって、すると力が抜けて内用フェイスになったせいで兄妹一緒に夕方過ぎまでそのまま寝続けてしまった。ニチアサどころじゃねー。
大事な用事があるから日曜日に付き合ってと言ったうまるに、休日出勤を断ってやって来たタイヘイだが、何をするのかと思ったらゲームショップでやるジャンケン大会に出て優勝賞品のネコロンブス超デカサイズぬいぐるみを手に入れようと言う魂胆だった。店の北口と南口でやるから二手に別れる為に兄を参加させようと。
ところがいい加減な気持ちの兄ほど強い。結晶では海老名を破って優勝して見事にネコロンブスを手に入れてしまった。でもタイヘイはあんなジャンケン大会に出てまでこのネコロンブスが欲しかったのかなと優勝賞品を海老名に譲る。この一部始終を見ていたうまるは後から兄に文句をつけて、結局は兄の費用でオークションで手に入れた。
兄の食料の買い出しについて来たうまる。ついでにゲームをねだろうと言う魂胆だった。外用フェイスと言うが、知人さえいなければ小型化して駄々をこねられるんだったな。しかし、その知人さえと言うのがお店で海老名と遭遇して破られる。これはラッキーとばかりにタイヘイは海老名もお昼に誘って三人でファミレスへ。
じれるうまるはオムライスに(実はその前の場面で海老名がパスタ、うまるがハンバーグライスなのにタイヘイはオムライスかよ!と思って見ていたが、こんな意味があったんだな)ケチャップで「はよゲーム」と催促。
しかし兄が海老名との会話で聞く耳を持たないからとうとう我慢できずに小型化。いいのか海老名の前で、と思ったら海老名は田舎では食べられないパスタに感動していてそれどころではなかった。
ファミレスで出た海老名の秋田弁だが、海老名は秋田から東京の高校に進学した。
えー、秋田って、この程度の灯油ストーブで冬を乗りきれるの?
平気平気と両親の前ではそう言っていた海老名だったが、いざ飛行機に乗ってみると周囲の人達がチラチラ海老名の方を見ている視線を感じる。それは飛行機を降りて駅でも同じだった。何かおかしいところがあるのか、でも誰もチラチラ見るだけで目を合わせてくれない、そうずっと不安に思っていた海老名に入居するアパートのタイヘイだけがしっかり目を見て優しい言葉をかけてくれた。ここから海老名のうまる兄萌えが始まったのか。
あれ、CMも面白いぞw