GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり・第3話
井戸の中からエフル娘を救出。取り敢えず途中で親交を結んだ村まで運んだが、炎を吐くドラゴンが出現して森の中の村を焼き払いこの子だけ助けだしたと言う話をしたら、村長らしき人間がその話どおりなら自分達もこの村を捨てて逃げなくてはならないと言う。炎龍が出現したとあってはここにこのままとどまれないから。
村人は家財を積んで逃避行へ。伊丹の部隊がそれを先導する。この中に魔導師の師匠と弟子も居た。荷物を積み過ぎて重くなった馬車を浮かせる魔法が使えるとか、この世界では魔法が有効なんだな。魔法使いを敵に回すと近代兵器でも難儀するとは思うが、避難民と一緒のこの二人はそうはなるまい。
この一帯の領主とかは先日の自衛隊との戦闘で全滅したらしい。だから村人は逃げられるだけ逃げようと言うのだが、領主を失ってさまよっているのは村人だけではなくて元兵士達もそうで、そちらは山賊化していた。村から村民が逃げ出したと言う情報を掴んで、そいつら襲うぜなどと言う悪巧みをしていたが、それって自衛隊に蹴散らされるのかなと思ったら、その前にゴスロリ少女登場。
山賊共を生贄とばかりに次々と倒して行く。ありゃ、これはこれでもし自衛隊の敵に回ったら手こずるどころじゃないね。
このゴスロリ少女が伊丹達の進む先に出現する。一帯どうやって最初のコンタクトを取るのかと思ったら、村人の中の子供達が神官様だと言って飛び出して行った。それに続く村人の反応を見たらどうやらこの子はこの地の信仰の対象の様だと思われる。
ロゥリィ、自衛隊の装備に興味を持って、伊丹の前に乗る。そこ、ヤバいw
ともかく敵にはならなかったのは良かったろう。村民がこの人達に助けられたと言うのを聞いて、好感は持った様だ。
なんだかこれで「エルフ娘」「魔法少女」「ゴスロリ少女」の三人が伊丹の一行に揃った。
さらに進むと今度はとうとうあの炎龍が出現。襲いかかる炎龍に自衛隊は戦闘を開始するがあれだけ巨大だと軽火器ではあまり効果が無さそうだ。それでも村人の馬車などに炎の攻撃をかけて来るのを気を逸らす攻撃にはなるだろう。実際、最初の炎龍の攻撃で村の馬車列は大損害を受けていた。
「怪獣と戦うのは自衛隊の伝統!」
ワロタw
そのうちに助けられたエルフ娘が正気を取り戻す。何かを訴えるが、伊丹はその仕草から目を狙えと言っているらしいと気が付く。たしかに炎龍の左目は既に矢が刺さっていてた。これってやっぱりあの狡猾な皇帝が焦土作戦の為に自衛隊側に炎龍をおびき出して目に矢をあてて暴れさせたって事なんだろうか。
目を狙うことで炎龍も怯みだす。この時点でロゥリィも参戦。炎龍の動きを鈍らせ、隙を狙って対戦車弾(ぐぐってみたけど、あれって110mm個人携帯対戦車弾ってヤツかな)を発射。流石に対戦車弾は炎龍にはそれなりにきいた様で、炎龍は逃げて行く。
犠牲になった村人を弔い、生き残った村人は動ける者は縁者を頼って自衛隊と分かれた。しかし彼らとていっぱいいっぱいで親を失った子供などは連れて行けなかった。
伊丹はこの子供や老人達を連れて基地へ戻る事にする。
村長は「あんたらには心から感謝しているよ」と言う言葉を残しているので、伊丹達の慰撫活動は伊丹本人の気持ちから出ている事だけどうまく行ってる様だ。エルフ娘も魔法少女もゴスロリ少女も彼の村民を護ると言う気持ちが伝わった様だし。
ところでこの作品のTLを見ていると原作ファンの中で随分とアニメに不満を持っている人が散見される。でもその不満がアニメしか見ていないこちらには全然ピンと来ない。少なくとも私はこの三話までは充分に楽しんでいる。