プラスティック・メモリーズ・第9話
遊園地デートの時にアイラに告白したものの、無理だからと言われてふられたツカサは真っ白になってしまった。ヤスタカがどんなに弄ろうと全くの無反応。ミチルはアイラの様子を見てアイラがどんな気持ちなのかを確認しようとした。
どうせあいつの事だから雰囲気も何も考えずに告白したんでしょとか聞いてみるが、アイラの話を聞いてみるとちゃんと雰囲気の中で気持ちが高まったところでの告白。ミチルの方が顔を赤くしてる。
アイラはやはりあの時はいきなりだったから頭が混乱して無理と答えたのだが、どっちかと言うとやっぱり付き合うのが無理とかではなくて、答を出すのが無理と言う意味に近かった。
それでも今の様な状態のままと言うのも問題なのでミチルは暫くの間二人が離れて生活したらどうだと提案する。でもどう離れて?
と言う事で、どうやらツカサはミチルの部屋に来てザックと暮らし、ミチルはアイラの部屋に行くつもりだったらしい。違うのかな、ミチルとザックの所にツカサを入れてザックとツカサを同じ場所で生活させようとしたのかな。アイラはエルの所へあずけられた。そのせいでアイラはエルによって良いようにおもちゃにされるのだが。
ミチルはいつもやっている様に夕食を作って自分とザック、そしてツカサと食べる。つまりツカサはミチルとザックの所に、って意味か。片付けをしながらミチルは自分がどうしてこの仕事についたのかなどをツカサに話してやる。あの父親回収事件の時のカヅキを見て、ターミナルサービスの仕事に就いたのだそうだ。だからこの仕事に誇りを持ってるし、ツカサが今のような状態で顧客の所へ回収に行くのは許さないと言う。
翌朝、部屋からアイラとエルが出ると丁度同じタイミングでミチルの部屋からツカサとミチルが出て来る。アイラから見たその状態は昨晩はお楽しみでしたねみたいな感じだったらしく(ミチルはアイラには説明してなかったんだな)ツカサをふった自分が何かいう立場じゃないし、気にしてないのでと逃げてしまった。
追いかけてなんとか誤解を説いたミチルとツカサ。その場でアイラはあの時に混乱して無理なのでとか答えたけど、もっとちゃんと考えて答えるからと言う。ツカサはそれを聞いて、どんな答でも一緒に仕事はするからと。
その後、ザックのメンテの時に、いくら向こうから何か気になる事でもあるのかと聞かれたからと言って、そのミキジロウに恋愛相談するのは如何なものか。相手は職人肌の技術者だぞ。普通はそう言う相手に恋愛相談しないだろ。
なんとかツカサとアイラは元の状態に戻った様に見えたミチルはアイラに実際のところツカサをどう思っているのかと聞いてみた。話を聞いているとどう考えてもそれは恋愛感情。だったらツカサもアイラもお互いが好きなんだから、うまく行くじゃないと、さっそくツカサの所へ行こうとしたら、アイラはツカサとは離れると言い出した。
何故そうなるのと問い質したミチルにアイラは自分の寿命はあと一ヶ月だからだと答える。あれ、ミチルってアイラの寿命知らなかったのか。何年かは同じ第一ターミナルサービス課にいたのに。
アイラがあと一ヶ月で寿命を迎えると聞き、そんな状態で自分は二人の間をくっつけようとしていたのかと悲しむミチル。ツカサは告白の前にアイラの寿命の事を知っていたと言い、それでも最後まで一緒に居たいのだと言う。ここでミチルが「あんたまさか同情で告白したんじゃないでしょうね」とか言うかと思ったが、ここは素直にツカサの気持ちを受け入れたな。
しかしツカサのそんな決意も叶わない。カヅキはツカサとアイラにコンビ解消を言い渡しに来た。え?課長は知ってるの?なんて思っても、あの課長ならカヅキに言われたら断れないだろうな。
なんだかんだ言って今回はミチル回だった。