響け!ユーフォニアム・第4話
滝先生の方針を巡って吹奏楽部のパーリー会議。パーリー言われると戦国BASARAの伊達政宗を思い出すんだけど。取り敢えず一週間は先生の言った通りにやって、それで先生がサンフェスに参加しないと言ったら抗議しようと言う結論になった。そんな内部的に揉めている状態を全く頓着せずと言うか相手にせず、滝先生は練習を開始する。時間が無駄だと言って。
と言う事で基礎練習らしきものが始まる。ここからは、私は吹奏楽に対して全くの素人なので「ほう、こう言う事やるんだ」としか言えない。そうだよね、これやるんだよね、とか、こんな事やるよりもあれをやれとか、ツイッターで色々意見が流れていてもどっちがどっちなのか分からない。素人目にはちゃんと息を出せる様に肺活の為の体力訓練をやってるんだろうなとしか思う事が出来ない。
そしてパート毎の指導。これも素人目には楽器の特性ごとにやり方を変えてるのかなとか、あるいはそのパートで苦手な部分を練習してるのかなとかしか想像出来ない。葉月に関しては初心者と言うのをちゃんと考慮してロングトーンを一杯やらせているらしい。一応練習はしたみたいだが、相変わらず中川はあまりやる気無し。
久美子と葉月がマウスピース洗いに外に出ていた時に他の部の男子がちらっと見ららしくて「フルート持ったまま泣いていたよな」と言う会話が聞こえてくる。当然気になる訳で、こそっと見に行ってみると、滝先生からちょっとキツイ指摘を受けていた。何年も練習してその程度なら時間が勿体無い、なんて気の弱い女の子が先生から言われたら泣くのも無理はない。ここで隣の子が楽しく吹奏楽やりたいと反論するが、これは一番最初に楽しくやるのか全国大会を目指すのかどっちだと言うのを自分達で決めたでしょうと封じられる。
これを見て練習教室に戻った葉月と久美子が頑張って練習する。
様子が変わった事に緑は何かあったのかなと。そこにやって来た滝先生。低音部はソルフェージュをやってみなさいと。そして同じ音を今度は楽器で。音がハモると聞こえる倍音。ちゃんと出来るとこうなるんですよと言う指導なんだけど、初心者葉月、分かったのか!私はあまりよく分からんぞw
フルートの場面での滝先生を見ていた久美子と葉月は胸を撫で下ろした。その話は後から聞かされてちょっと起こり気味の緑。ここにまた秀一。まあ帰りが同じ方向だから仕方ないか。それに他のパートで何が起きてるかとか、部で何が起きてるかとか、そう言う情報を流してくれる貴重なキャラだし。
秀一によるとトロンボーンはこってり絞られたらしいが、それよりも麗奈がやっぱり同じトランペットパートの先輩から目をつけられたと言う話を聞く。唯我独尊に近い感じの麗奈だとそうなるだろうなとは思ったが、バカ正直にここの吹奏楽部の練習量は中学時代の半分以下だ(生ぬるい練習でお話になりませんわ、とも聞こえるw)と言い放つ。高校に入ったばかりだからその辺の言葉を濁す機微が無いのは仕方ない。
ここで滝先生への愚痴をこぼす秀一に、背後から麗奈が滝先生は指導力がある、悪口は許さないと。秀一がどうしてそこまで麗奈に弱気なのか、そして麗奈はどうしてそこまで滝先生を信じているのか。麗奈は入ってはみたものの、全くもって生ぬるくて思う所があったこの北宇治高校吹奏楽部にカツを入れてくれた滝先生を一発で惚れたのかもしれない。
また麗奈を怒らせる様な事言っちゃったかなと思っていた久美子だが、翌日麗奈の方からやって来て、(OPでも登場する)裏庭らしき所へ呼び出し。でも心配していたのとは違って、麗奈は昨日は言い過ぎたと謝る。まあね、特に久美子は「そうなんだ」程度しか言ってなかったから。
でもこれで久美子はまた麗奈に言いたい事を御清聴して貰って気持ちが以前よりは通じる。これがどうやら中川への行動にも繋がったみたいで、中川にも合わせてみませんかと。中川、うざいなとかは思わなかったらしく素直に低音部の練習に戻った。
こうしてパート毎の練習は進む。一週間後に見てろよと言う滝先生への反発もある意味ではまとまって練習する力になった。
そして当日。
ああ、確かに前回よりずっと音が揃っているね。その辺りは吹奏楽部の演奏が聴こえて来た生徒たちの反応にも表れている。そして通しの演奏が終了。
マウスピース投げつける準備ワロタw
滝先生は良いでしょうと。ちゃんと合奏になりました。これならサンフェスに参加できる。サンフェスは強豪校も参加するイベントなのでこの機会に存在感を示してやりましょうと。
そしてサンフェスまでの練習スケジュールを渡す。日曜も練習。まあ部活によってはやるんじゃないの。私は帰宅部だから全然知らないけど。若さにかまけて貴重な時間をドブに捨てていたのを注ぎ込めば大丈夫だと。滝先生、いちいち癇に障る言い方するな。見てる分には良いけど、自分がされたら俺の怒りが有頂天だな。
ともあれ、どこまでみんな全国を意識したか分からないが、今までとは全く違って方向性を持って進みだした。
ただ、中川も気になるし、それより未だあまり納得していなさそうな葵がどう思っているのか。